不思議なつがいの蝶々

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“不思議なこと” って、たまにありますよね。

偶然と言ってしまえばそれまでですが、

神様がイタズラでもしない限り起こらないような、

また、確率で計算してもありえないことが、

続けて起こることがあります

そして、それが、なんとも心温まることだと、

なんだか、自分が神様か宇宙の何かに守られているような、

ほんわかした気分になるものです。

 

ここから先は、ほんのちょっとスピリチュアルなお話なので、

お嫌いな方はスルーしてくださいね。

 

私の母は彼女が50才の時に、突然、亡くなったことを以前記事に書いたことがあるので

ご存知の方も多いと思います。

     ↓ (ちょっと気になる方は、こちらをクリックしてくださいね。)

            今、苦しみのどん底にいる方へ・・・<<命の大切さを知った経験より>>

 

愛妻家だった父の、その時の悲しみは、筆舌に尽くしがたいものがあったようで、

母の四十九日法要の時に、久しぶりに故郷の北海道で会った父は、

(本人がちょっと困るほど髪の毛が多い人でしたが)頭髪がびっくりするほど抜けて、

頭頂部が完全に薄く禿げてしまっていました。

それほど妻の突然の死がショックだったのでしょう。

愛する人を失う悲しみは、壮絶なものがあるのを目の当たりにしました。

 

そして、その後、

ずっと亡き妻を思いながら

一人でがんばって生きてきた父も

4年ほど前に天に召され、

父と母は、なんと、約28年ぶり

天国で感動の再会をした・・・と思います。

その瞬間に思いを馳せるだけでも、なんともジ~~~ンとします。

本当に仲のいい両親でしたから。

 

さて、父の亡くなった数日後の話です。

亡き母の妹にあたる叔母が、公園でゲートボールをしていたとき、

ふと大きな木の方に目をやると、

北海道の秋だというのに

季節外れのつがいの黄色い蝶々

ひらひらと出てきたそうです。

 

普通はそんな時期に蝶を見ることがないので、叔母はすぐに、

(あ、姉と義兄だ・・・・・。)と感じ取ったそうです。

2匹の蝶々は、仲良さげに絡み合いながら、

楽しく遊ぶようにひらひら舞い、

上へ上へと上って行き、

間もなく木の枝の中に消えて見えなくなりました。

 

ああ、ついに義兄は、先に逝った私の姉と天国で再会したんだわ。

二人で仲良く楽しくやっているよ、って知らせに来てくれたのね。)

 

季節外れの微笑ましい出来事に、

そう思って叔母はなんとも幸せで穏やかな気持ちになったそうです。

 

話は翌年の秋に飛びます。

父の一周忌法要を執り行うため、

私は次男と共に、飛行機で故郷の北海道へ向かいました。

5泊6日、レンタカーで、お世話になった方々や

親戚の家なども訪問しながらの旅だったのですが、

秋だというのに、私と次男は、北海道にいる6日間、

毎日一度ずつ

季節外れのつがいの黄色い蝶々紋黄蝶を見たのです。

 

 

 

それは、いつも、走っている車のフロントガラスの前に現れ、

遊ぶようにヒラヒラその周りをたわむれ、

間もなく消える、黄色い2匹の蝶々。

私にもそれら2匹が、28年ぶりに天国で再会し、

楽しく暮らしている両親のメッセージのように思えました。

 

 

 

もちろん、一日目は、「あ!!!つがいの黄色い蝶々だ!!!」

と、驚きました。

(おばちゃんが去年見たのと、同じ現象だわ!!!)

と、まさかの登場にウキウキしました。

都会の街の喧騒の中を運転中の出来事でしたし、

すでに寒い北海道の秋の話ですから、結構な驚きではありました。

 

 

 

二日目、

「あ、またつがいの黄色い蝶々だ!!!!」

と、かなりびっくりでした。

それもまた、自然のない、都会の真ん中で、

運転中に見かけたのです。

 

 

三日目、

「あ、あ、あ~~~~??? 

またまた、つがいの黄色い蝶々・・・・!!!」

もう、その辺りから、

黄色い蝶を見るたびに私は完全にニヤけていました

何度も言いますが、そもそも、私の故郷も親戚も、

住んでいるのは地方の大都市。

虫や動物はそうそう見ることすらありません。

しかも、寒い秋の、紋黄蝶。

 

(天国の両親のお知らせだ・・・!)

・・・そう思うと、うれしくてたまりませんでした。

 

4日目も、

5日目も、

6日目も、

・・・・もう会える事を

確信していました。

 

そして実際に6日間とも、

運転中のフロントガラスの周りに

毎日1回、

季節外れのつがいの黄色い蝶々を見たのです

そのうち一度などは、なんと、高速道路を走っている時でした。

スピードを出している時なのに、

つがいの蝶々はたわむれるようにフロントガラスの前で遊んでから

ひらひらと消えて行ったのです。

 

次男と共に、一周忌の式典を取り仕切り、

親戚や父の友人などにご挨拶に回り、

そしてまた、29年ぶりに札幌にいる母の姉である叔母と

いとこ達に会いに行く旅でした。

 

「ありがとう。ありがとう。

私達の大切な人達に会いに行ってくれてありがとう!」

 

毎日、遊ぶように空を舞いながら現れ、

間もなく消えていくつがいの蝶に、

そんな言葉をかけられた気がしました。

 

ちなみに、私の生まれ育ったところは、大都会です。

都会の喧騒の中に蝶を見ること自体、

滅多にある事ではありません。

 

あまりに偶然に6日間も起きた同じ現象でしたので、

念のため、故郷のいとこ達に確かめてみました。

「今年は黄色い蝶が季節はずれに大発生した、なんてこと、あった?」

と聞きましたが、そんな話はなかったとのこと。

 

ましてや秋の大都会のど真ん中。

いらしたことのない方々には、

北海道は牧場と牛(笑)のイメージらしいですが、

大自然を見られるのは一部の方々だけで、

多くのみなさんは都会に集中して住んでいます。

蝶を見ること自体珍しいのですから、

不思議な6日間の奇跡でした。

 

(いろんなことがあったけど、

こうして全てを乗り越えて、

やりとげたことをほめてくれているんだね。

そして、

親戚や友人や周りの人々を大切にしてきた

両親の思いを引き継いでいることを、

きっと喜んでくれてるんだね。)

・・・・そう思うと、気持ちがほっこりしました。

 

生きているといろんなことが起きますが、

目の前に出てきたことを

ひたすら淡々と

明るく一生懸命にやっていくと、

宇宙(神様)?は、時々こんな不思議な奇跡を見せてくれるんだなぁ・・・・。

そう思った、なんとも幸せを感じる出来事でした。

 

 

**もし、どなたか、蝶々にまつわる、ステキな不思議・奇跡の話をご存知でしたら、

是非、コメント欄でおしえてくださいね。

 

 

#奇跡 #蝶々 #季節外れ #つがい #紋黄蝶 #黄色 #フロントガラス #6日間

不思議なつがいの蝶々」への2件のフィードバック

  1. もう10年以上も前ですが、犬を散歩をしてた暑い夏、歩道橋に角が折れたカブト虫が、ヒックリ返っていて、角が折れたカブト虫は助からないと聞いたことあって、このまま、灼熱の太陽にさらされて、死ぬの辛いだろうな、、、っ思い手に乗せて近くの神社の木の陰にそっとおいて、成仏を祈りました。すると、な、なんと翌年20つがい以上のカブト虫が庭の木に現れそれが、2年続き驚きました。私はきっとカブト虫達が恩返しに来てくれたんだな~とホッコリしたのを、覚えています。

    • 典子さん、とってもステキなお話ですね♫それに、本当に典子さんって優しい!
      虫も、動物も、植物も、鉱物も、全て心が入っているのではないかな~、と思っています。物もほめると長持ちすると言いますしね。
      ホントに典子さんの優しさで、カブトムシが恩返ししてくれたのでしょうね。全ての心と命を大切にしたいものですね。
      とってもほっこりしました。ありがとうございました!

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