アーカイブ | 2017年7月2日

ステロイド副作用は、あります!

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だいぶ前に、「XX細胞は、あります!」

というセリフが日本中で流行りましたが(笑)、

私も日本中に断言したい言葉があります。

 

「ステロイド副作用は、

あります!!!

 

50数年もアトピー性皮膚炎にステロイドを使い続けた

患者である私の伝えられる真実の主張です。

 

ステロイドの副作用は、説明書に書いてあるだけの甘いものではありません。

恐ろしい、身も心も蝕まれるような経験をします。

しかし、現在も日本では、ステロイドが皮膚科学会によって標準治療と指定され、

治ると言うエビデンス(証拠)がないまま、

アトピーといえば、ステロイド、

皮膚炎と言えば、ステロイド、

と、まさに皮膚科の標準の薬として使われています。

「医師の指示通りに使えば、安全でとてもいい薬です。」

という常套句(じょうとうく)のもと、

危険で恐ろしい薬が皮膚炎の手軽な治療薬として日本中にはびこっています。

ドラッグストアでですら、簡単に手に入ります

だからこそ、恐ろしい副作用があることを、一人でも多くの方々にお伝えしたいのです。

 

実際、医師の指示通りに何十年も使って、

治らない患者が巷(ちまた)で溢れています

私の重症アトピーも、50年以上使ったステロイドではついに治りませんでした。

ステロイドで治るものなら、

真面目に、医師の指示通りに使い続けた私が治っていたはずです。

何も塗っていない現在の方が、はるかに好調です

 

ステロイドは全国的に

「よくないらしいよ。」

というのは知れ渡っているにもかかわらず、

副作用については、確固たる証明をするのが困難な上(アトピーが悪化したという診断をされてしまうのです)、

副作用の危険性に気付いて、患者を救おうと奔走する医師たちは学会に叩かれ

ステロイド副作用被害者も表立って出てくることもないので、

皮膚炎治療からステロイドはなくなりません。

また、一時的に炎症を閉じ込める作用に関しては抜群の即効性があるので、

スピードを求める現代ゆえに、ステロイドを好んで使う患者も後を絶ちません。

 

しかし、

ステロイドでアトピーは治りません。

 

患者だからこそ、患者の立場からこそ、伝えたいのです。

 

「私は治ったけど?」

という反論が必ず出てくるでしょう。

しかし、それはステロイドの効力により、一時的に炎症が抑えられ、

その間に人間の自己治癒能力が働いたにすぎません。

治るなら、50年以上使い続けた私が治っていたはずですし、

ステロイドの生産が右肩上がりで増え続け

企業の売れ筋商品 として君臨している事実からも、

治す薬でないことは、

火を見るよりも明らかです

 

しかし、この事実を認めたくない人々

認めることで、大変に不利な状態に陥る莫大な数の人々がいるのです。

 

   👇 (クリックしてね。)

   なぜ、ステロイドはなくならないのか?

 

 

そもそも、ステロイドを使うことによって、

使わなければ自然に治っていた皮膚炎が

難治化してしまうということをご存じでしょうか?

 

特に、小さいお子さんのアトピーが悪化すると

なんとか早く治してあげたいと思う親御さんの心理は当然の事ですし、

多くの皮膚科や小児科で、

即効で炎症を閉じ込める(治してはいません)ステロイドが

普通に一番よく効く薬として処方されるのですから、

捨てる神あれば拾う神あり(ToT)o と、救われた思いで使ってしまいます。

 

しかし、そこでステロイドを使ってしまうと、

難治化して、

私のように、生涯ステロイドを購入し続ける

製薬会社にとっての素晴らしい顧客が出来上がるのです。

実は、子供のアトピーは、そこでぐっとこらえて何も塗らないことで、

完治してしまう病気だと言うデータがあるにもかかわらず、

その素晴らしい研究成果はなかなか日の目を見ません。

なぜなら、前述した理由(***上記サイト参照)があるからです。

 

ステロイドは、臓器移植の手術しか手段のない人々の命を救うため

他人の臓器が体内に入って来ても、拒絶反応を起こさないように作られた免疫抑制剤です。

命に関わる病気の時は使ってください。いや、使いましょう。

すばらしい効力を発揮します。

 

しかし、それ以外に使って、

恐ろしい副作用に耐える対価があるとは思えません。

 

アトピーは免疫抑制剤を使うほどの難病ではないのです。

それなのに、最近ではプロアクティブ治療なるものすら出てきて、

生後3か月から6か月の赤ちゃんに、1か月に50本にも及ぶステロイド塗布を勧める治療もあるそうです。

その勢いでは、私以上のひどい副作用を、しかも幼いうちに経験するという、恐ろしい未来があるやもしれません。

小さな子が苦しみまくる・・・そんな地獄は到底受け入れられません。

 

肘や膝の内側が赤くただれて、アトピーと診断され、

「ハイ、ステロイドを塗りましょう。安全な薬ですよ。よくなります。」

と処方されて使ってみると、

不思議や不思議、翌日にはサッとただれがひいています。

まさに、魔法の薬です。

(なんて、いいお医者さん!診断が的確だわ!)

医師は賞讃され、患者も大満足です。

しかし、抑えただけですので、

また、そのうち同じ症状があらわれます。

でも、魔法の薬があるから大丈夫!またステロイドを塗りましょう♪

あらあら不思議。

また、翌日には普通のお肌になっています。

しかし、これを繰り返しているうちに、人間の持って生まれた自己治癒能力で(←薬の力ではありません。)、

たまたま治ってしまう患者と、

ひたすら繰り返す患者とに分かれます。

魔法はとけるのです

治らない方の患者は、

ステロイドを塗らずにしばし辛抱していれば消えた可能性もある皮膚炎が、

ステロイドを使ったことで難治化し、

その先、時々、恐ろしいほどぐちゃぐちゃの、

ステロイドを塗らなければ

日常生活が不可能なくらいの皮膚炎を経験していきます。

かくして、

“ステロイドなしでは生きていけない人間”

が出来上がります

 

多くの医師は、それも、ステロイド使用による難治化ではなく、

“アトピー”の悪化と診断します。

ちゃんと薬を塗らなかったからだ、と判断されます。

そう、確かに、ステロイドと言う薬を購入し続けなければ、

見るも無残なぐちゃぐちゃになってしまう体質になってしまっているのですから、

塗らなかったから悪化したというのは一理あります。(笑)

 

しかし、明言させていただきます。

塗らなかったことで “アトピーが悪化した”のではありません。

ステロイドは人間の体を、

使い始めたなら、使い続けなければ生活できないものにしてしまうのです。

つまり、ある程度の(短い)期間だけでも、ステロイドを使わないと

元々のアトピーよりひどい皮膚炎を

色々な刺激から誘発してしまう体になってしまう、ということです。

言い方を変えると、塗ってきたことで、新たな皮膚炎を発症しやすい体になるのです。

 

ステロイドは依存性がある薬です。

麻薬やタバコに “依存性” という言葉は使われますが、

ステロイドも同じです。

もっと噛み砕いて言うと、

ステロイドを使ってしまうこと(使ってきたこと)で、

皮膚はちょっとした刺激に負けやすくなり、

何らかの刺激(要因)で、新たな皮膚症を起こしやすくなってしまうのです。

それがステロイド誘発性皮膚症です。

こういった状況では、体がより強いステロイドを必要とし、

悪化しては薬で抑える、また悪化しては薬で抑える、という依存の関係が成り立ちます。

少し調子がよくなって使わないでいると、何かの刺激(要因)で、またひどい皮膚炎になり、

そのひどい症状をステロイドで抑える・・・・この繰り返しの人生を送ることになるのです。

これはもはやアトピーではありません

これが第一の恐ろしい副作用です。

 

ちなみに、たまたまアメリカ人の小児科医師夫妻と

幼児の皮膚炎とステロイドについて雑談中に、

私の人間の指と思えないほどぐちゃぐちゃになった指を見たその小児科医師は、

まったく躊躇せずに、

「あ、それは、ステロイドの副作用だね。」

と、言ったことがありました。

あまりに当たり前のように言われたので、

「え?そう思います?」

と、さらに聞き返す私に、

「そう、それはステロイドの副作用だよ。」

と、はっきりとおっしゃいました。

日本人の私としては、

(言っちゃっていいんですか~~~~~?)(笑)

と、思いましたが、

さすが、医療での先進国と言われるアメリカ。

日本の皮膚科では、ほとんどがアトピーの悪化と診断される症状です。

・・・日本ではあり得ないやりとりに、内心度肝を抜かれたのを鮮明に記憶しています。

国によって、医療の制度によって、かなり違う見方がある一例です。

 

ステロイドの恐ろしい副作用の体験なくして、あるいは見たこともない方々は

いろいろな意見をおっしゃるでしょう。

それでも、厳然たる事実として、発表されている以外の副作用は、あります

患者たちを代表して、

これ以上辛い副作用に苦しむ患者をなくするために、

私は、どうしてもこの事実を

たくさんのみなさんに伝えたいのです

 

ステロイドに誘発された皮膚炎が、どれほどひどいのか、

写真でお見せするのは簡単なことですが、

皮膚炎の写真は、載せると、目も当てられないほどの部分もありますので、

広めるべき記事が広まらない・・・・という欠点があります。

ご存知ない方々に広めたいのですから、それでは本末転倒になってしまいます。

私のブログでも、見るに忍びない皮膚炎の写真は

特別に伝えたいことがある時以外、最小限に公開を控えています

(見たくない方々が多いのもわかりますので、このブログでは症状の写真を載せる時には

言葉と矢印 ↓ などで予告してから、一番下だけに載せていますので、安心してくださいね。)

ですから、今回もあえて、ペンの力のみ(笑)で説明させてください。

 

     *************************

 

アトピー性皮膚炎などで、ステロイド外用剤(軟膏・クリームなど)を使い続けていると、

だんだん薬が効かなくなり、

次第に強い薬を処方され、

最強のものも効かなくなり、

ステロイドをやめる以外に道がなくなります。

(使用中にもすでに誘発性による悪化があるのは前述した通りです。)

 

やめるとどうなるのでしょうか?

 

恐ろしい副作用の症状、通称、“リバウンド” が起こることがあります。

体が、ちょっとした刺激に反応しやすくなるようで、

何に負けてしまったのか、何が起因なのかもわからないまま、

やたらとひどい皮膚炎を起こし、

よくなったり、悪くなったりを

何年間も繰り返します

学校も、仕事も、ほぼ、行けなくなるほど重篤な症状に陥ります。

どれほどひどいかは知らなくとも、

ステロイドをやめるとリバウンドが起こることに関しては、

最近ではわりと一般の方でもご存知の方が多く、

このリバウンドが起こることに関しては、どの皮膚科医も認めるところです。

 

一方、ステロイドを使用しながらの皮膚炎の悪化に関しては、

ステロイドの副作用ではなく、

患者がステロイドを指導したとおりに使っていないからだ、

もっとステロイドを塗ればよくなる、

などと主張する皮膚科医がおいでで、実はそれが多数派です。

しかし、24時間365日、自分の症状と付き合っている患者は、

その症状が、もはや元々の自分の持っていた皮膚炎ではないことを確信します。

 

どんなに医師が反論しても、

ただならぬ変貌を遂げる自分の体に、

そして、まるで毒を盛られたかのような恐ろしい症状に、

患者は自分がステロイドの副作用に侵されてしまったのを知ります。

 

また、リバウンドは、私のような、最強のものすら効かなくなった患者だけではありません。

皮膚炎の経験などなくても、

ぜんそくのためにステロイドを吸引せざるを得なかった患者さんや、

お子さんの背中に指でステロイドを塗ってあげていただけのお母さんや、

ほんの短期間だけのステロイド使用や、

あるいは、体のほんの一部だけにしか使ったことのない方々にも起こっています。

しかも、炎症は、かつて皮膚炎が出たことのない部位にも広がります

 

また、これは日本だけではありません

世界中で、この恐ろしい症状に、

精神まで病んで苦しみ続けている患者が溢れるほど存在するのです。

 

特に、使用中の患者は、塗り続けているのに悪化するという、

自分の身体に起きたただならぬ症状に、

もしやこれはステロイドの副作用ではないか、と疑います。

しかし、皮膚科医にアトピーの悪化だと診断され、

もっとちゃんとステロイドを塗るように指導されるので、

独自にステロイドの使用をやめざるを得ない状況に追い込まれます。

 

すると恐ろしいリバウンドによるさらなる悪化(依存性のある薬を止めたことによる悪化)を経験し、

限界を超えたひどい症状に耐えかねて、再度皮膚科に駆け込みます。

しかし、ステロイドを最高の薬だと妄信する医師達に、

もっとステロイドを塗らないといけないという指導を再度受けるのです・・・・。

ゆえに、リバウンド中の患者は、ステロイドの副作用を理解する医師を見つけることから苦難が始まり、

適切なアドバイスを受けられる医師に出会うことは、大変な困難を要します

 

せっかく、膨大な知識を持つ優秀な皮膚科医たちが世界中に溢れているのに、

その知識を共有させてもらい、

ステロイドを使用しない場合の対処法を指導して頂くことが、

とても難しいのです。

多数派がステロイド誘発性の皮膚症を認めませんので、

ある意味、適切なアドバイスをすることが不可能と言った方が正確かもしれません。

リバウンドの経緯を、最初から最後まで逐一診てきた皮膚科医師は

日本でもごくごく少数でしょうから

 

かくして、リバウンド中の患者たちは、

その筆舌に尽くしがたい不快な症状に苦しみながらも、

悶々と一人、自宅にて長い長い時間を過ごすのです。

「うちに入院するなら、ステロイドはバンバン塗りますよ。」

「うちは入院患者はステロイドで治療しますから。」

そう言う病院がほとんどですから、

ボロボロで動くことも困難になる体を横たえるだけで、

リバウンドを乗り切るノウハウも医師に教えてもらえず、

出口も見えない日々を送ります。

対処法もわからないので、

ただただ時が過ぎるのを待ち、耐えるしかないのです

ネットでリバウンド経験者の情報を得ながら、

ひたすら自宅療養を余儀なくされているのが患者たちの現状です。

そうしているうちに、心まで病に侵される患者も後を絶ちません。

 

もちろん、ステロイドを使用しても、全くそういった副作用を経験しない方たちもいます。

 

この副作用に関しては、起こる、起こらないは人それぞれ。

どのくらいの強さのステロイドを、どのくらいの量、どのくらいの期間使ったら、

どのくらいの期間の副作用で、どんな経緯か、など

地球上にはなんのデータもありません。(データの取りにくい病気でもあります。)

少なくとも、長く、強い薬を使った患者ほどひどいリバウンドを経験するのは自明の理でしょう。

私がそうであったように。

 

ステロイドは即効性があって、

とりあえず見た目が見事に綺麗になるので、

恐ろしい副作用を知らないまま、

あるいは、副作用が怖いらしいと聞いたことはあっても、

(ちょっとくらいは、いいでしょ。問題ないはず。)

と、ことの重大さを知らず、

治癒へのスピードを求めるばかり

多くの人々が、アトピーにステロイドを、

あまり疑問に持たずに処方されるままに使ってきました。

 

リバウンドと呼ばれるその地獄の副作用による悪化に、

何か月、何年と、

人生の一部を完全に奪われ

全身の恐ろしい皮膚症状だけでなく、心まで蝕まれ、

苦しみから這い上がれない方々が増えているのにも関わらず、

日本では標準治療として指定されたままです。

 

次の章では、詳しくご存知のない方の為に、簡単に副作用の症状のいくつかをご説明します。

 

     *************************

 

まず、体や顔に、赤い斑点が次々出来始め、それが次第に繋がり合って、

顔中、体中、真っ赤っかになります。(その広がり具合は個人差があります。)

火の中でもくぐってきたのか?(笑)とふざけたくなるくらい、

真っ赤に焼けただれたように見えます

ひどい痒みを伴い、掻こうが掻くまいが、体のあちこちから血のにじむ速さで浸出液が出て、

全身、ドロドロになります。

見た目は全身ずる剥けの、生の皮膚が外に出ているかのような状態です。

当然痛みも伴います。

 

骨まで痒い感覚があるので、血が出て、

掻いたことによる痛みで悶絶するまで掻いてしまいます。

 

しかも、かなり腫れます。

私の場合はパンパンに腫れすぎて、別人の顔になり、

目も口も、腫れで押さえつけられて、指で開けないと開かない時期がありました。

見た目の変貌は本人のみならず、

周りの家族すらも愕然とさせるような姿になります。

 

その生のような皮膚が乾くと、今度は体中うろこの様に白い皮で覆われます

医学的には痂疲と呼ばれるようですが、

一般人の言うカサブタではなく、とにかく毛羽立った皮がぎっしりの見た目になります。

体全体から、その白い粉(皮膚)がバラバラバラバラと、

動くたびに信じられないほど大量に落ちます。

ダイソンも、ダスキンモップも追いつきません。(笑)

ガムテープを使えば、あっという間に一巻きは使い切ります。

コロコロ(ローラー式のガムテープの掃除器具)は、

1コロごとに交換になるので、用をなしません。(笑)

 

症状がよくなっていくと、その粉の粒が小さくなっていきますが、

私などは、着替えるだけで、両手に山盛りの皮膚の粉(薄皮のような感じ)が落ちました。

大げさには言っていません。

経験のない方には信じられない量でしょう。

 

お風呂に入ろうものなら、全部そのウロコが剥がれますから、浴槽はすぐに真っ白、

上がった時には、また元の全身ずる剥け火傷人間です。

(注**こういう症状の時は、入浴するべきでなかったことも、自宅療養時は知りませんでした。)

 

しかし、人間の体はすごいもので、

何度でも、自らその濡れた皮膚を回復しようと、痂疲が、全身にウロコが覆うかの様に出来ます。

それだけ皮が作られるわけですから、皮膚の再生に相当量のタンパク質が使われますし、

ダラダラ流れる全身の浸出液にもたんぱく質が含まれていますので、

体内に必要なたんぱく質が欠乏し、

低アルブミン血症などを併発することもあります

それによる疲労感は想像を絶するものです。

 

そして、その乾燥した皮膚はまた、ひどい痒みを伴います

内臓まで掻いてしまおうか、というくらい、人間にとって我慢不能なレベルの痒さです。

掻いてまた血だらけ

そして、それがまた固まるためにタンパク質が大量に消費されます。

また、乾く段階で皮膚に生じる亀裂なども、出来た場所によっては大変な痛みです。

関節などに亀裂があると、動くことにも困難が生じます。

 

髪の毛も常に浸出液でビショビショな上、フケのように粉だらけになりますので、

それはもうひどい見た目です。

患者によっては髪の毛もほとんど失います

髪の毛を作る力が体に残っていないのでしょう、毛根のない髪の毛が

バラバラと頭皮から落ち続けます。

私は4回のリバウンドのうち、2回、髪の毛をほとんど失いました。

 

感染症にもなりやすくなり、感染するとさらに厄介です。

 

私の場合は蜂窩織炎(ほうかしきえん)を数回併発し、

両脚はちょうど2倍に腫れあがりました。そうなると、もはや脚ではありません。

元々の脚も太いので(笑)家族から、「電柱か。」と、ツッコミも戴きました。(笑)

毛穴や傷口から細菌が侵入し、皮膚の深い組織が炎症を起こす病気です。

ちょっとでも動かすと、脚の全ての血管が引きちぎられるかのような激痛で、

歩行どころではありませんでした。

(この病気は、医療の管理の下、きちんとした治療を受けないと、

多くはありませんが、重症は切断、死亡などもあり得る病気です。)

 

痒みによる不眠

皮膚のジトジト

ガビガビになって固まる皮膚表面、

まるで溶けたかのようにぐちゃぐちゃになる症状、

痛みなどの不快感

体内のバランスが全て崩れることによる異常な寒気・・・

 

それ以外の不快な症状も、あげ出したら枚挙に暇がありません。

見た目の醜さも、患者の心を折れさせてしまいます

1度この副作用を経験すれば、誰もが2度と経験したくないと思いますし、

他のみなさんにも絶対経験してほしくない!

患者は皆、そう思います。

しかし、これを何度も繰り返すのです。

 

ステロイドとうまく付き合っている、

治療が順調で、普通の肌を維持出来ている、

そう思う患者さんもたくさんおいでです。

しかし、そもそも、最初のアトピーが何十年も治らずに、

現在も薬を使っているのであれば、

そのこと自体、ステロイドによって難治化しているという副作用の実態なのです。

 

私の幼い頃は、アトピー性皮膚炎(ほとんどの方が知らない病名でした)や湿疹と呼ばれる病気は

子供のうちに治る、大きくなったら治る、とさんざん聞いていましたし、

実際に大人の患者はとても少ない時代でした。

しかし、現在はどうでしょう?

発症する子供の割合は昔も今も変わらないのに、

大人になっても治らない患者が爆発的に増えているのです。

これは、ステロイドでは治らないと言う明らかな証明です。

しかも、使ってきた患者たちから、ステロイドは恐ろしい副作用を招く(可能性がある)と、

世界中のあちこちで声があがっているのです・・・・。

 

どうか、知ってください。

そして

伝えてください。

 

薬の副作用による病気は、人間の作り出した病気です

知ることで、防ぐことが出来るのです。

 

一人でも多くの方に知ってほしい

そして、これ以上、恐ろしい副作用に苦しむ方々にいてほしくない・・・・

私の切なる思いです。

 

P.S. どうか、お友達にこの情報を教えてあげてくださいね。

シェアしていただけたなら、大感謝です。

 

 

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