アーカイブ | 2017年7月23日

ひどいことを言われてしまったあなたへ

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人の気持ちなど、慮る(おもんぱかる)こともなく、

言いたいことを言いたい放題に言って他人を攻撃してしまう人々がいます。

どこにでもいるものですよね、そういう人って。

 

言った方は、すっきりしているのでしょうが、

言われた方はたまりません。

ましてや、争ったりすることが苦手なあなたは、

こちらからは攻撃していないのに、

あちらからは猛攻撃されたのですから、

やられっぱなしのサンドバッグ状態で、

やり場のない心もズタズタ。

それでも、優しいあなたは言い返すことも出来なかったのですから、

ただただ、言われたイヤな言葉が、頭の中に蘇っては

何度も何度も繰り返してしまう・・・・。

本当に、体に悪いくらい、イヤな経験ですよね。

 

特に、私のブログを続けて読んでくださっているみなさんは、

思いやりがあって、優しい派動を出している方々が多いと思いますので、

傷つくようなひどい言葉を一方的に受けたことは、何度となくあることでしょう。

(“派動” とは、その人の “雰囲気” として感じ取れるもの、とご理解戴くのがわかりやすいかもしれません。)

このブログも、私と同じような派動を出しているからこそ読んでくださっているのであって、

これが違う派動だと、そもそもしっくり来なくて、読んでいられないでしょうから、

優しさゆえにそういうった辛い経験をされているあなたのことは、よ~~~くわかる気がします。

 

「そんなひどいことを言うような性格の悪い人、

付き合わなきゃいいでしょ。」

とアドバイスされることもあるかもしれませんが、

キツイ性格の相手が職場の同僚だったり、

上司だったり、

あるいは家族だったり、

どう考えても離れられない関係にあると、

それはもうただただストレスで、

心さえ病んでしまいそうになるほど、恐ろしい記憶となります。

 

(もっと、なんとか言い返してやりたかった・・・!)

(私は攻撃してないのに、丸腰の人をどうしてあそこまで責められるの?)

(私がやり返さないのを知ってるから、

強気であんなひどいこと言うのね・・・。)

何度もその場面を思い出し、

繰り返しそのことを考え

どうにかしてあの人に、あれはひどすぎる言い方だった、と反省させたい。

もう、あんな攻撃は二度とされたくない。

私に、あんなひどい言葉を浴びせるのはお門違いだとわからせたい・・・。

そんな風に、何度も何度も思い悩んでしまっていることでしょう。

 

ただ、結論から言いますと、

相手は・・・・・変えられないのです。(ごめんなさい・・・。)

どういうことかと言うと、相手の行動は、相手の課題なのです。

あちらが、そういった、人を傷つける言動をし続けて、

周囲がどういう反応をするか、

そこから、あちらはあちらで学ぶのです

あなたにキツイことを平気で言えるような人は

他でもキツイことを言っています

そういうことが出来る人なのです。

そういう付き合い方しか出来ない人なのです。

 

キツイことを言われても平気な太い神経の方も一部にはいますが、

傷ついて、ただただ耐えている優しい皆さんのような方々もいるものです。

ですから、相手がたくさんの人を傷つけた行いは、形を変えて

必ず、本人になんらかの形で返ってきます

ちょうど、池に投げた石の波紋が広がってから、ゆっくり中央にもどってくるのに似ています。

投げかけたものが、投げかけた人に返って来るのです。

その時、人は学びます

ですから、そんな身勝手な人々の行動を変えようとするのは、

あなたの役割ではなく

その人本人の課題なのです。

どこまでも、他人は変えられません

説得して、なんとか変えようとしても、

本人が自ら納得して気付くまでは変わりません

変わったとしても、あなたが変えてあげたわけではないのです。

相手が勝手に変わったのです。

相手が変わることを期待すると、あなたが苦しくなるだけです

 

ですから、

あなたがやるべきことは、

淡々と、

そういう理不尽な、あるいは意地悪なことを言えるような人の言動を

そして、そんなことを言っちゃえるような無神経な人のことを

自分の思考の中から排除して

別な明るいことを考える、という努力だけです。

自分の脳をコントロールできるのは自分だけ。

何を考えるのかはあなたの自由

あなたにしか出来ない選択

つまり、いやな事を言ってきた人のことを考えない

という努力をして戴きたいのです。

 

(そう言っても、あれほどひどいことを言われたんだから、

何度も思い出してしまうものは仕方ないでしょう。

頭から離れないから、こうして傷ついて悩んでるのに・・・。)

と、思われるかもしれません。

しかし、実は、イヤな思いをしているのは、ひどいことを言った相手のせいではなく、

あなたの捉え方に原因がある・・・・ということを知れば、

繰り返し思い出すほどのことでないことに気付くかもしれません。

 

では、ひどい言葉も、あなたの捉え方次第で、全然違って聞こえてしまう実例をお話ししましょう。

つまり、ひどい言葉で傷ついたと思っていても、実はそれはあなたの心が「ひどい」と思っているだけで、

実は、ひどい言葉ではないのです。

(へ?ど~ゆこと~?)と思われますよね。

この事に関しては、私の尊敬する日本一の金持ちの 斎藤一人さんが、

とてもわかりやすいお話をされていました。

 

上司に、毎日、「このバカ野郎」などと怒鳴られている人がいるとします。

それはもう、プライドもずたずたで辛いですよね。

バカ、と聞くたびに、グサッ・・・。またバカと言われて、グサッ・・・。

 

しかし、もし、バカと1回言われるたびに、1万円もらえるとしたら・・・?

バカ、と言われて、(よっしゃ、1万円ゲット!)

そしてまたバカ、といわれて、さらに1万円!

次に言われたらまたまた1万円。

(おいおい、今日はもう3万円行ったぞ~~~♪

あと何回言ってくれるかな~♪)

と、わくわく・・・♪。

同じバカという言葉がワクワクでしかなくなるのです。

もし、ホントに1万円もらえるなら、

バカという言葉で(おっしゃ~~~っ!)というくらい、

うれしくなると思いませんか?

つまり・・・・

あなたは、バカという言葉に傷ついたのでなく、

あなたの捉え方で傷ついているのです

 

・・・・こういう考え方をすると、相手のひどい言葉も

あなたが別な捉え方をすれば、(つまり、言われた言葉をただの現象と捉えれば)

相手は相手の行動に見合った人生修行をするのだから、

こちらは、こちらで楽しく生きるだけ。

そうすれば、「イヤな経験を思い出さず、他の楽しいことだけを考えよう!」

という努力が、易しく出来ると思いませんか?

 

特に、「笑顔で、明るく、人に親切にして楽しく生きて行こう!」と心底決めた人々には、

不思議と、これ以上ないというくらい、理不尽なことを言われたり、

理屈で到底解決できない、ひどい目にあってしまうようなアクシデントに見舞われたりします。

多分、神さまが、あなたにさらなる成長をしてほしくて、与えて下さっている素敵な修業なのです。

 

どんなひどい状況でも、あなたが腹を立てることなく、

理不尽だったのだから、

くよくよ悩む必要は全くないのだ。

いい経験だったし、

あの人はあの人で、

あの態度と行動で、自身で学んでいくから、

私は私で機嫌よく、明るく生きて行こう・・・・。)

そう思えるかどうかを、神さまは上から見ている気がします。

 

また、そんな理不尽なひどいことを言われて、

自分の波動を落としてしまうと、あなた自身がその低い波動の未来を引き寄せます

行いは、形を変えて自分に返ってきますから。

そんなの、ばかばかしいですよね。

 

『復讐するは我にあり。』

という言葉があります。

ただの小説や映画のセリフではありません。

我、とは、神さまのこと。

『我これに報いん。』

と、言葉は続きます。

あなたはやり返したり、相手をやり込める為にあれこれやらなくても、

神さまはちゃんと、人を傷つける生き方をしている人達を見ていて、

その人達がそれに見合ったことを経験することになるのをご存知なのです。

いやなことを言われても、それをただの「言われた」という現象ととらえ、

成り行きを天に任せ、

あちらはあちらで勉強して、成長するから

こちらはこちらで明るく前向きなことを考えよう・・・と生きて行くだけでいいのです。

 

ひどいことを言って来た人に

「いい勉強をさせてもらった。」と、相手ではなく、自分にだけ焦点をあてる。

どこまでも、主役は自分です。

相手に振り回される人生にしてはいけないのです。

 

さらに、スピリチュアル的ではありますが、

あの人は、私の魂を成長させてくれる為に、わざわざ悪役を買って、

この世に生まれ出た、大切な役割を担ってくれたソウルメイトなんだ・・・・。)

と、相手の魂に感謝する・・・・。

そうすると、相手の守護霊さんですら、あなたの強い味方になってくれるようですよ。

そして、そこまでいけたら、完全に、相手はもう、イヤな人でなくなっているはずです。

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

 

P.S. 私は無宗教ですが、どこかに神さまはいて、私たちに平等に愛を注いでくださっている・・・と信じています。その方が、きっと幸せですから♪

 

 

 

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