失敗したから、いいんじゃない?

Facebook にシェア
reddit にシェア
LinkedIn にシェア
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

実は私、最近、家探しをしているんです。

現在の家は経年劣化がところどころ見え隠れする上に、そもそも、もう収納が追いつかない。

それに、もう少し都心に近い家の方がいいな・・・・

そんなこんなで、物件や土地情報を見ては、息子とあちこち出かけています。

 

家を見て歩きながら、ひょんなことからの小さなアクシデントで、

ふと、『失敗』について、私の考察を話してみたくなりました。

『家』と『失敗』って何の脈略もないようですが、

読んでみなさんの心が少しでも軽くなったらうれしいな・・・・そう思ってアップしてみます。

 

☝ こんな家なら、クラシックでも聴きながら、格調高く朝ごはんを楽しめそうですね(笑)。3LDKとか4LDKとかいう言葉自体がぶっとびそうなインテリア・・・。でも、夢だけは、見ましょう。

リビングは、こんな感じにしようかしら。オホオホ。(ウソで~す。)

 

さて、先日のこと。

ネット情報を見て行ってみたところは、駅に近いのに、閑静な住宅街で、とっても住環境がよさそうです。

しかし、東京は都心に近づけば近づくほど、住宅街の道幅がものすご~~~~く狭いところがたくさんあります。

そこも、物件とその周辺はとてもいいけれど、近隣の道が狭すぎて、(う~~~~ん・・・。)と思いながら

息子の運転で夜道を帰路に就こうとしました。

 

その時、車一台がギリギリで通れるところに対向車がやってきました。

車が一台通れば、人は通れない、そんな道幅です。

それでも息子はすぐにバックして道を譲ろうとしたのですが、

ボコッ!

なんと、細い道路ギリギリに、民家の塀からはみ出した木の枝に隠れて、電柱が立っていたのです。

電柱はびくともしていませんが、バンパーがへこんでしまいました。

実は、うちの家族はいつもとても車に関して運がよく、誰も擦ったりぶつけたりなどすることがないのです。

それだけに、息子は内心相当ショックで、

「うわ~・・・・。萎える~~~~。マジ、一気に気分が下がった。」

と、ザンネンな気分が隠せません。

「まあ、バンパーだけで済んで、よかったんじゃないの?それに、電柱だからよかったよ。

これが側溝だったら大変だったよ。」(笑)

と、私。

しかし、息子は、

「まじ、一気にこの辺に住む気がなくなった。ここは、やめよう。

自分みたいな車をぶつけない人ですらぶつけてしまうような道路なんだから、住むのはダメだよ。」

と。

 

まあ、普通はそうですよね。まさに、ありがち。

これから新たに新居を構えようという時に、いきなりトラブル・・・

(あらら、これ、前途多難ってこと?)

と、つい縁起が悪いようにとらえてしまいがちです。

 

しかし、失敗をした上に、それを材料に、

自分の選択肢を狭めるってのは、いかがなものでしょう。

失敗(マイナス)x 選択肢減少(マイナス)・・・・って、

計算したらなんとなくプラスになりそうでも、

マイナスでしかないのです。

損に損を重ねる、と言ったらいいでしょうか。(-_-;)

 

失敗を理由に、自分をマイナスの方向に持って行っては、もったいない!

・・・・私はそう考えます。

よく、何か失敗したり、イヤなことを経験すると、人は後悔します。

でも、私は後悔もしないことにしています

(これはこれで、いい経験だった、いい勉強になった。)

無理矢理そう考えます。

だって、マイナスのことが起こった上に、後悔までして時間を使っていたのでは、

二重に損をしているのですよ~。

失敗した時間が1時間だったとして、後悔している時間が9時間あったとすれば、

あなたは、あなたの大切な命を、

一度の失敗で、10時間もマイナスのことに使っていることになるのです

失敗だけで1時間も使ったのに、後悔する時間も費やしていたのでは、二重に損ではありませんか?

そんな損だらけ人生、やってられませんよ~。(笑)

 

やはり、

「バンパーだけでよかった。側溝でなくて、よかった。」

などと、よかった思考をここで発揮しなければ、無駄にイヤな気分で時間を費やしてしまいます。

よかった思考は、あなたの心を軽くしてくれますよ。

 

    ☟ 興味のある方は、クリックしてね 

    「よかった!」のすすめ 

 

悩んだって、後悔したって、車は結局修理しなければいけないのです。

どうしたって、しなければいけない出費なのだから、気持ちよくサクッと払ってしまった方が、

実はその後の収入も不思議と入ってきやすくなる気がします。

(税金だって、なんだって、出さなければいけない出費にイライラしたり、腹を立てたり・・・

ありがちですが、どうせ出さなければいけないのに、その時間と心の使い方、

もったいなくありませんか?)

必~ず出さなければいけないものですよ?怒り、悩む必要がないのではないでしょうか。

さっさと払って、次に行く方が、運命も好転するはずです。

失敗したことが失敗になるのではなく、

悩んだり、後悔したりすることこそ、本当の意味での『失敗』になるのです

 

そうは言っても、なかなか簡単にはサクッと次に行けないのが普通です。息子も、

「やっぱり、あんな狭い所を毎日通ることになるんじゃ、いくら家の周りが広く作られててもダメじゃない?」

と、マイナス点を見つけています。そんな彼に、私は、

「君、君ィ(笑)。ぶつけたのは、君の車ではなく、私の車だし、修理代を出すのも私なんですけどぉ~?

そっちが(気分を)下げちゃってどうするの~?

それに、今はこの通ってきた道しか知らないけど、反対側を通って少し遠回りすれば、意外や意外、

通りやすい道もあるかもよ?まだ、その辺もわからないしね。

失敗を理由に選択肢から外す・・・ってのはやめにしましょうぜ。」

 

そう、失敗は責めませんが、生かしてもらわなければ困ります。(^_^)b

都心にはこういうところもあるんだ、と、知っただけでもひとつ成長したことになります。

私:「ぶつけたのに、お金も使わなくていいなんて、オレ超ラッキー♪とでも思って、

あとは、勉強になったな~~~~、にしてくれないと、

わたくしも生きたお金の使い方にならないんですのよ~?(笑)

失敗した上に、だからこれは出来ない、とか、マイナスの方向に行動を狭められたんじゃ、

こっちがやってられませんがね~。(笑)」

 

私の家探しに、運転手として付き合ってくれているのだから、私はそれで十分ありがたいだけですし、

こういうケースでは息子には払わせません。

大のオトナに甘やかしすぎ、との声も聞えそうですが、手伝ってくれていた上でのたまたまのアクシデントですから、

それは私的には責める対象にならないのです。

 

人は、(失敗した時などに)目の前に起こった現象に、動揺したり、右往左往するものです。

でも、当たり前のことですが、

起こった現象は、起こってしまったのです

それが、自分が起こしたことではなく、周囲が起こした現象だったとしても、

とにかく、あなたの目の前に起こってしまったのです

時間は戻せません。

あなたのすべきことは、それをマイナスの方向に変えないこと

マイナスの判断をする材料にしてはいけないのです。

いい勉強になった、と、やはり、出来るだけ早い時期に立ち上がること。そして歩き始めること。

それだけなんです。日々、その繰り返しなだけなのです。

 

失敗したから、学ぶチャンスを得たんですよね。

後悔してないで、学べばいいのです。

「あの失敗があったから、今、これが出来るんだよね。

ホント、全てが見事にうまく組まれてるね~、自分の人生。ありがたいな~。」

・・・・全てをそういうふうに考えていければ、

きっと心が軽くなりますよ。

 

失敗について、別の話をもうひとつ。

職場などでも、ありがちなケースですが・・・

よく、ミスばかりする人がいて、

その同僚(部下)などの尻拭いで散々な目に合っている、

という方々がいらっしゃいます。

しかし、そういう不注意な相手に、確認しろ、ちゃんとやれ、

と、いくら教えても、なかなか相手は直りません

だって、性分なんです。

出来ないんです、その人。(笑)

相手を変えようとしても、実は、

相手が自ら学ぼうと目覚める日が来ない限り、相手は変わらないですし、

他人は変えられないのです。

 

ただ、そういうミスを繰り返すことで、周りに嫌われ、仲間からの信頼も失っているのであれば、

愛を持ってミスを指摘することは必要です。

ただし、指摘するだけ。

相手が向上することは一切期待してはいけないのです

期待があなたを苦しめますから。

ミスを繰り返す同僚が、他人に迷惑をかけていて、それに気づいていないなら、

ただ、教えてあげましょう。

知らせてあげるのが、愛です。

で、そこまで。

相手が変わるかどうかは相手にお任せします。

向上しようとしなければ、その人自身がどんどん嫌われてしまうだけなのですから、

知らせた後は、相手が変わろうと変わらなかろうと、それは相手の問題。

 

こちらはカバーばかりしてバカバカしい気もするかもしれませんが、

出来ない人と一緒に働いているのですから、

その起きている現象は粛々と受け止めましょう。

相手は、周囲に嫌われて、いつの日か気付くかもしれません。

でも、それは、相手のタイミングで起こる変化

あなたのすべきことは、淡々と、何が起ころうとも、

目の前に起きている現象を受け止めること

一つの現象を、

(いやだな・・・。)と思うのも、

(あいつ、またやっちまったな・・・。もう、面倒みきれないよ。)と思うのも、

(ああ~~~、こんなダメダメ君の尻拭いがあるから、いい修業になるな、このオフィス。)

と思うのも、全てあなた次第。

(このままで行くと、退職までには後輩から “仏” と呼ばれるくらいに

デキた人間になれそうだな。いや、“神” 、って呼んでもらえるかも?)

と思ってワクワクしていてください。

現象は一つなのに、あなたの受け止め方で、あなた自身の居心地が違ってきます。

 

生きていると、辛いこともあります。

苦しいこともあります。

失敗でズタズタになることもあります。

それでも、あなたの人生。

起こったことは起こるべくして起きたのです。

どうせ生きて行くのなら、その全てを、“よかった、よかった” の人生に、

自分の力で変えて行けた方が幸せですよね。

受け止め方次第で、失敗はあなたのプラスになりますよ。

せっかく失敗したなら、それを生かしちゃってください。生かさなきゃ損です。

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

#失敗 #家探し #バンパー #よかった思考 #選択肢

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください