アーカイブ | 2018年5月14日

眠れないあなたに贈る、役に立たないアドバイス


 

ステロイドの副作用で恐ろしいリバウンド症状を乗り越えているあなたへ。

痒くて、

痛くて、

眠れない・・・・!

そんなご相談をしょっちゅう受けます。

 

わかります。

ほんとに、眠気を上回る痒みですものね。

その痒みたるや、内臓までえぐり出したいほど

あるいは、骨まで掻きむしりたいほど・・・。

 

そんな激烈な痒み、

経験者にしかわかりません。

眠れないほどの痒さなんて、

経験者以外には想像すらできないことでしょう。

ご家族だって、助けてあげるすべもなく、

見ているだけでも切ないこととお察しします。

 

不思議なことに、痒みはちょうど

私たちが眠りたい時間に激しくなります。

夕方くらいから次の日の朝にかけて

激烈な痒さが襲ったりします

症状がギリギリなんとか仕事や学校に行ける状態でも、

前の晩にほとんど寝ていなければ、

そのあとに続く一日を耐え抜く体力にも、限界があります。

本当に、その辛さ、お察しします。

 

このブログの読者さんはもうご存知だと思いますが、

私は生まれて半年からのアトピーの為に50ウン年

ステロイドを使い続け

しかも、その時代、その時代の最強の物を使い続け

地球最強のステロイドも、

発売から30年間も使った・・・・💦

という卓越した経歴から(笑)、

ステロイドが(効かなくなって)止めた後のリバウンドは、

想像を絶する重症でした。

麻薬をやめた人々が苦しむように、常習性のあるステロイドをやめた私たちも、

形こそ違えど、多くの人が恐ろしい離脱症状を経験します。)

 

私の痒みの経験で、一番ひどかったのは、

原因はわかりませんが、

クリスマスツリーのライトの様な痒みが全身を襲ったこと

 

その、クリスマスツリー的痒み(笑)の時は、

もう、神経か何かがおかしくなっていたのでしょうか、

全身をめちゃくちゃ早いクリスマス・ライトのように痒みが駆け巡り、

その速さと、激烈な痒さの全身に渡る移動で、

狂わんばかりの痒さに、のたうち回るような状態でした。

 

重症の皮膚症状ですから、

動くのもままならないほどの痛みもあるのに、

ただごとではない、尋常ではない痒さで、

のたうち回りたい痒み・・・・

動けないのに、動き回りたい。

思い返すと、笑い話の様なジレンマです。(笑)

でも、痒みに関しては、対処の仕方もあまりないので、

その拷問の様な時間が過ぎるのを、ただただ耐えるしかありませんでした

そんなんで、眠れるわけないですよね。(笑)

 

自宅療養中、3日間ほど一睡もしなかったことも

数え切れないほどあります

無理、でした。眠るなんて。ウトウトすら出来ませんでした。

痒すぎて、痛すぎて、

全身ズルムケ火傷みたいな姿になっているのに、

そのぐちゃぐちゃの皮膚が引きちぎりたいほどの痒みで

さらにえぐるように掻くしか道はないのですから。

掻いた後は、当然、ボロボロになった皮膚は激痛になります。

経験者のみなさんは、わかりますよね?

 

そう、これほどの痒みは、コントロール不能なのです。

それだけに、皆さんの熟睡できない苦しみが手に取るようにわかり、

聞いていてとても切ないものがあります。

 

気休めに痒み止めは飲んだりしても、

気は休まったのかどうか (笑)、ほとんどわかりません。

(きっと、飲んでなきゃ、もっと痒いんだろうな。)

と、まあ、納得いかないながらも、無理矢理自分を納得させました。(笑)

経験者の皆さん、今、深くうなずいていますね?

 

入院中も、

全然眠れないんです。」

と、訴える同病の患者さんは多かったと思います。

確かに、眠りに落ちそうになる頃って、

ふわ~~~~っと体温が上がりますから、

その相乗効果 (笑) で、痒みが襲って目が覚めてしまうことも多々あります。

ただし、〝眠れない” と、訴えながらも、

(結構、寝てるな・・・・。)

と、思えるケースも確かに多々あったと思います。(笑)

お部屋で熟睡した寝息が(お互いに)聞こえてくること、結構ありますから。

 

不眠の訴えをしても、先生に、

「いや、あんたは、寝てる。」

と、しっかり言われている方も多々いらっしゃいました。(笑)

「え~~~~!眠れませんでした!!!ホントに!」

と反論されても、

本当に数日間眠らなければ、表情から違ってくるでしょうから、

先生は全てお見通しのようです。(笑)

こういうのは、微笑ましいやり取りですが。

 

さて、ここで、私がひとつ言わせてもらいたいことがあります。

眠れない、とお嘆き中のあなたへ。

 

今、闘病中のあなたは闘病中なのです

 

え?当たり前に聞こえましたか?(笑)

そうですね、超当たり前のことを言ってますよね。

 

そう、闘病中ということは、

あなたの症状は、最高によかった時の100%ではないのです。

きっと10%かもしれないし、20とか30%かもしれない。

でも、闘病中なんですから、100%を求めて、

嘆いてももしょうがないのです。

今日が100%でないことを憂えても、どうすることも出来ないのです。

 

痒みも、眠りも、

ある程度薬などでコントロール出来るのかもしれませんが、

闘病中の段階では

コントロール不能なこともたくさんあるのです

 

どうか、100%の状態だけをよしとしないでください

20%だって、2%の状態などよりは遥かにましで、ありがたいことなのです。

(これは、睡眠障害だけでなく、皮膚の症状についても同じですよ。)

にパーフェクトを求めると辛くなります

 

「痒くて、眠れないんです!!!(涙)」

って、最高に良かった頃の事

(100%の絶好調の頃の事)だけを考えて

嘆いてばかりいても仕方ないことなのです。

だって、今現在、病気と戦っているのですから、

どうしようもないこと100%の状態でないことを嘆くのは、

とってももったいない時間の使い方だと思うのです。

 

30分だって、気絶するように眠れたなら、ありがたいと思わなければいけません。

 

この病気の痒みは、

ハッキリ言って、コントロール不能です。

夢も希望もないように聞こえますが💦、

特に激烈な発作的な痒みが襲った時などは、100%保証します (笑)、

コントロールは出来ません

それほどの激しい痒みです。

眠りは浅くなります。

熟睡しても、目が覚めるほどの痒みに襲われます。

本当に辛いですよね。わかります。

でも、嘆いていても、自分の体にいいことはひとつもないのです。

(よくなってくれば、痒みは激減しますので、希望は捨てないでくださいね。)

 

眠れない”なら、‟眠らない

という道しかないのです。

だって、病気の真最中なんですから。

(もちろん、睡眠導入剤など処方してもらい、

苦痛を軽減することもできますよ。)

何日も眠らなければ、いやでも、

ある時気絶します。(笑)

その時に、また、痒みで目覚めたなら、

しっかり掻いてまた気絶してください

 

眠れないと愚痴を言うよりも、

「あ~~~、また、3日間、一睡もしてないわ~。

次の就職は、コンビニしかないね。私に、24時間お任せくださいっつの。

履歴書に書けるでしょ、この偉業。」

と、大口を開いて笑いながら、冗談のように愚痴ってください。

 

そして・・・・・眠れた1時間に感謝してください

 

調子はどう?と誰かに聞かれたら、

「おかげ様で、少しずつ

よくなっているんですよ。

先月は2時間くらいしか眠れなかったんですけどね、

今月は4時間も眠れるようになったんですよ。

本当に、おかげ様です。

恵まれた環境で治療に専念出来て、

本当にありがたいことです。」

 

・・・・なぁんて、強がりでも言ってみてください。

よくなっている部分の方に注目して下さい

だって、今のあなたの症状は、

すぐにはどうすることも出来ないのですから

 

感謝のこもった発言をしているのは、はた目にも素敵なことですが、

あなた自身も、そういう心の持ち方でいた方が、

間違いなく体にいい影響が出てきますよ。

私は、そういった心の持ちようは、大きく自律神経を左右すると思っています。

自律神経のバランスがとれると、病気は早く治るものです。

体が自力で正常な方向に戻ろうとするのです。

免疫学では、ガン細胞すら消してくれる、と言われていますよ。

 

ちょっとでも眠れないことを嘆くより、

ちょっとでも眠れたことに喜びと感謝を見つけた方が

あなた自身が楽なのです。

体調だって、その方が早くよくなります。

元気に、かかかっと笑っていた方が、

風邪も早く治るし、皮膚だって早く再生されるんです。

 

コントロール不能の痒みと、それに伴う不眠に、

なんの役にも立たないアドバイスではありますが、

コントロール不能なら

気持ちを変えるしかないのです

ほんの少しだけ自分の状況を理解する努力をし、

よい方に目を向ける習慣をつけると、

少しだけ早い治癒が期待できますよ。

これ、ホントにコツですから。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

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