浸出液が止まらない? — ステロイドの副作用に悩む皆さんへ

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今日は、脱ステ患者さんなら

誰もが気になる浸出液 ♪♫🎶(←まずは楽し気なつかみから?)(笑)

についてのお話ですよー。

追記:(一番下のコメント欄に、脱ステ・脱ステロイドの日本のリーダー、

阪南中央病院の佐藤健二先生が追加説明を入れて下さっています!

佐藤先生に支えられているこのブログも、読んで下さっている皆様も、

本当にラッキーですね!!!ありがたいことです!)

 

脱ステを始めて、離脱症状が起こり始めると

多くの方が、患部表面から滲み出てくる浸出液のことを訴えます。

ベタベタくっつくし、タンパク質ゆえ、臭うし、

痒かったりヒリヒリ痛かったり・・・

そもそも、皮膚表面から謎の水分が出て濡れたまま・・・なんて、本当に不快なものです。

しかし、色々な方の浸出液報告を聞くたびに、

大御所(?)の私は、

人差し指を左右に小さく動かしながら(イタリア人か?)

後ろに3歩ゆっくり歩いて、

ふりむきざまに、つぶやきます。

(・・・君たち・・・・・甘い・・・。)

(爆笑)

・・・いや、冗談ですよ。誰だって辛いです。

多かったって、少なかったって、皮膚から水・・・って、

不快以外のなんでもありませんから。

 

しかし、ステロイドの使用歴が地球規模でも最も長いグループに入り、

地球史上最強のステロイドですらも、発売直後から30年も使ってきた私ですから、

脱ステ後のリバウンドによる浸出液の量もウルトラ級でした。

最初の3回の悪化では、そらもう、人間水道です。

しかも、パッキンのかなり劣化したやつ・・・。(笑)

 

皮膚表面からボトボト流れ続けるので、

立っいてるだけでも床がびしょ濡れになることがありました。

マイケル・ジャクソンのダンスの練習の跡、みたいな感じでしょうか。(笑)

そのため、異常~~~~~に喉が渇きました

当時通っていた都内の病院では、脱水を防ぐために

どんどん水を飲むように指導されていたので、

欲するままに、水を飲んでいました。

後に、これは間違いだったと思い知ります。)

ガバガバ水を飲んでいるのに、飲んだ分、

頭のてっぺんから足までの全身の皮膚表面から

ジョロジョロ排出されるので、

お手洗いの回数が減るほどでした。

ジワ~~~ッとか、ダラダラ、とかのレベルを全然超えていました。

 

3度目の悪化の時も浸出液大放出でしたが、(笑)

この時、初めて入院阪南中央病院出来ることになり、

東京から大阪まで、重症の状態で飛行機で1時間移動しました。

あまりに浸出液が多かったので、

分厚いタオルを首から足首まで、3重巻きに巻いて行きました。

(胴体、両腕も含む、まさに全身トリプル巻きです。)

安全ピンをたくさん使ったり、ネット包帯で押さえたりして、

工夫はバッチリ♪(の、つもり。)

なんとかセキュリティーチェックはピンポ~ンと言わずに通れました。(笑)

しかし、大阪の空港で降機するときには、

浸出液は3重巻きのタオルを貫通して、

全身服の表面まで染み出てずぶ濡れでした。

 

その時にはいていたズボン

(パンツ、って言わないとダサいですかね・・・?)(笑)は、

濡れると色が濃くなるタイプの生地で、

色がすっかり変わっていました。

脚の直径が2倍に腫れていたので、

ぶっかぶかズボンはそれしかなかったのです・・・。)

太もも部分は、あっちこっち、

水をバシャッバシャッとひしゃくでかけられた感じに染み出

膝から下は、完全に服のまま川の中で膝まで浸かって水遊びをした人のような見た目。

厚い合成皮革のスニーカーは、

靴で川の水を汲んだように足首のところまで完全浸水。(笑)

歩くと、ぐっちゃん、ぐっちゃん、水の音がしました

スニーカーの外にまで、合成皮革を貫通して浸出液が染み出ていたので、

私の歩いた後には水の足跡が・・・・・。

 

飛行機のボーディング・ブリッジをヨロヨロ、ずぶ濡れの人が歩いている・・・

これは、随分目立ったでしょうし、

それより、何より、

(いったい、この人は、どうやって機内で下半身ずぶ濡れになったんだ?)

という都市伝説になっていたかもしれません。

通常なら、相当な高い技の要求される(?)姿です。(笑)

 

水を求めるほしがりの徳子

ゲートを出た後は、

激痛で歩くのもやっとの状態だったにもかかわらず、

もう、喉が渇いて死にそうだったため、

目は必死で自販機を探しました。

が、な・・・・・・ない。遠い・・・!

砂漠で水を求めて熱い砂の上に倒れる旅人のように、

文字通り、死ぬほどの喉の渇きを感じていたのです。

あまりに限界の状態で、必死でしたから、

その時の私の目は相当血走っていたでしょうね。(笑)

 

重い蜂窩織炎(ほうかしきえん)を併発していたので、

脚の全ての血管を地面から全力で引きちぎれるほど引っ張られているような痛みもありました。

目が飛び出しそうな痛みと言っても過言ではありません。

10数メートル先の売店まで、死ぬ気で歩いてたどり着きました。

痛みの点でも、死ぬ気で、というくらい脚は激痛だったのです。

2本のペットボトルを買い、

駆けつけ2本、飲み切りました。(腰に手。勝利の祝杯くらいの気分です。)

(ふうっ・・・・。生き返った・・・・。)

あんな機内サービスのみみっちい量(笑)の水分補給では、

到底、病院まで行きつけないほどの枯渇状態でした。

**注・ただし、上記の行為は、この状態では全てキケンでした。

 

その日、空港の外は風が強かった為、薄い生地のズボンの表面は風で乾いた色に戻ったので、

ぱっと見は普通になっていたかもしれませんが、中は全身ずぶ濡れ

病院に到着した時に、脱いだ服と、

全身に巻いていたタオルをビニール袋に入れると、

それはずっしり重くて、脱水前の洗濯物のようでした。(笑)

スニーカーは浸水したまま。

 

初めて先生にお会いした時には、

文字通り歯がガチガチ鳴るほど震えていました。

決して、先生の顔が怖かったわけではありません。(笑)

重い離脱症状の為に、体のバランスを崩していたことと、

全身びしょ濡れが続いていたことで、

快適なは室温のはずの院内で、異常な寒気を感じて震えていたのです。

 

浸出液落ちる皮膚落屑(らくせつ)は、

たくさんのタンパク質を含んでいます

異常な量の浸出液と、その乾いた部分から落ちる大量の落屑で、

私の体からは限界までタンパク質が無くなり、

低アルブミン血症を発症していることがわかりました。

ただでさえも、毎日毎日、皮膚は新しく再生しようと

タンパク質を使って全力稼働しているのに、

出来たばかりの薄皮のような痂疲をお風呂で全部流したり、

浸出液を洗い流したり、

水をガバガバ飲んで、皮膚表面から浸出液として

大切なタンパク質を排出していたわけですから、

とても危険なことだったのです。

 

以前、別な記事で詳しいお話をさせて戴きましたが、

浸出液は、皮膚の再生に絶対必要なものですから、

決してティッシュなどで拭いたりせずに、

そのまま乾かしますが、

余分な浸出液を減らすには

水分制限が絶大な威力を発揮します

私も、入院したその日から、厳しい水分制限が始まりました。

浸出液が垂れ流しレベルになっているだけに、

死ぬほど喉が渇いていましたが、許された水分は人並み以下。

しかも、利尿剤による強制的な排出が必要でした。(これは、私のケースのみの特別な処置です。)

 

浸出液が多すぎるので、ベッドにはお産で使う産褥シートが敷かれ、

脚全体は、見たこともないほどぶ厚い、特殊なガーゼが巻かれ、

身動きできないロボットのような姿で横たわっていました。

(そのガーゼは、数センチ厚さ?のボードと言った方が近いです。

まれなことのようで、病棟にそのガーゼがなかったほどで、

看護師さんが奔走して下さっていたようです。)

その分厚いガーゼの内側は、皮膚とガーゼの間に流れ出る浸出液で、

ぐちゃぐちゃドロドロの状態で、

この上ない不快感でしたが、よくなる為には、しばし耐えるしかありませんでした。

(これも、私だけの特別処置ですので、真似しないでくださいね。)

 

しかし。

その、異常な量の浸出液は、この処置で見事に止まりました

3日目には腫れが急激に引き、

しかも、莫大な量の余分な水分が排出されたので、

脚の直径は2分の1の元の太さに戻り

流れ出る浸出液は、ついにぴたりと止まりました。

ガーゼを外してもらえた時は、本当にさわやかで

むちゃくちゃうれしかったのを覚えています。

入院からちょうど7日で、体重減少は-12㎏!(イェーイ♪)

それほど、水分を溜めていたのです。

ここまでひどいのはまれなケースとしても、

浸出液も、流れ続けるほどになると、

タンパク質を失って、とても危険なだけに、

強制的にとにかくまず止めなければいけなかったようです。

私のようなことがないように、

浸出液は大事なたんぱく質だ、ということを肝に銘じてください。

皮膚が修復されるために、必要な成分なのです。

 

ただ、止まった後も、掻くと浸出液は出がちなので、

徹底的に水分制限を行いました。

入院患者は全員が厳しい水分制限を行い、

これが皆、見事に功を奏します。浸出液が止まるのです。

 

浸出液が出ると、誰もが先生に切なさを訴えます。

患者「先生~。浸出液が~~~、また出るんです~。ここ~。」

先生「浸出液が出る、ということは?」

患者「・・・・あ、はい!水分の取り過ぎです。」シャキーン!)

(そして先生は、”そうや。”  と言わんばかりに深くうなずかれます。)(笑)

そう、患者たちは入院生活で学んで知っているのです。

でも、つい、切なくて先生に浸出液を訴えてしまう。

それくらい、不快なものですからね。

でも、この水分制限は、本当に効果的なんです。

 

水分制限で浸出液が止まるという体験をするからこそ、

入院患者たちは皆、辛くても水分をギリギリまで抑えます

しかし、これは医療のサポートなしでは危険なことにもなりかねませんので、

必ず担当のお医者さんのサポートの下に行ってくださいね。

 

さてさて。

今日は最後に、コメント欄のシェアです。

脱ステ脱保湿をがんばっていらっしゃる読者さんから

治りかけに見えていたところで、また悪化してしまったというコメントを戴きました。

浸出液も流れ、ひどい痒み・・・・辛いしショックですよね。

 

同じように悩まれる方々、

この先を案じている方々からもたくさんのメッセージを戴いています。

そんな読者さんとのやりとりを今日はシェアさせてくださいね。

今日のポストと重複していることも多いですが、

一行でも、あなたの救いになることがありますように。

 

     ******************************

👇読者様のコメント👇

 

初めまして。毎日何度も読み返して、徳子さんのお人柄に勇気づけられています。

現在私は、脱ステ8ヶ月。脱保湿5ヶ月ほどです。

脱ステ6ヶ月ほど経過したあたりから2回目のリバウンドがやって来て、

また寝たきりになってしまいました。

治りかけている!と思っていたので、本当にショックでした…。

しかも、今回のリバウンドの方が酷い気がするのです。

足からは浸出液が垂れ流れ、何度かさぶたが出来ても搔き壊し、

その浸出液でふやけて中の皮膚が丸出しになっても痒くて手は止まらず…。

毎日その繰り返しです。腕と、胴体も同じような状態です。

二度目のリバウンドの方が酷くなることはありますか?

生活習慣は、改善したつもりでしたが、何か私に原因があったのでしょうか

 

     ******************************

 

○○○様

辛い日々ですね。心よりお見舞い申し上げます。

本当にお気持ちがわかりますよ。

このブログでほんの少しでもお力になれているなら、

こちらこそ感謝の気持ちがあふれてきます。ありがとうございます。

 

このステロイドの副作用は何度繰り返すのか

どのくらいかかるのか

どのくらい重いのかなど、

人それぞれらしく、地球上にデータもなければ、誰にも予測できないそうです

 

私の場合は一番最初が地獄の症状で(笑)、

なのに入院施設が見つからなかった(一番ひどい時はひどすぎて、写真はありませんが)

・・・その大変さを経験しているので、

自宅療養の方を少しでも助けたいと思って情報を発信しています。

傾向としてはだんだん軽くなる方が多いようですが、

この点についても人それぞれのようです。

 

浸出液が出てドロドロになっている生の皮膚もえぐるように掻いてしまう

・・・これも脱ステあるある で、私も散々経験しています。

でも、この痒さも防ぎようがない・・・これが切ないところですよね。

 

ただ、私の勧めている

佐藤健二先生(阪南中央病院・大阪)の脱保湿は、

痒いのが我慢できない病気だから、

掻いて、乾かして、掻いて、乾かして

・・・をひたすら繰り返す

そして、いつの日が皮膚が強くなっている・・・という理論です。

そして、本当にその通りになって行きます

また悪化しても、皮膚は強くなっているので少しずつ楽になります。

 

浸出液が多い時は水分摂取を減らしてみるのはいかがでしょう?

通常、浸出液が多いのは水分の摂りすぎのようです。

 

記事で読んで戴いていると思いますが、

私は入院する時に東京ー大阪の一時間のフライトで、

全身3重巻きにしていった分厚いタオルがすべてずぶ濡れで、服の表面まで濡れていました。

履いていたスニーカーも水の中を歩いたように外側まで染み出て水浸しでした。

入院して徹底的な水分制限をしたところ、

7日間で12kg痩せましたが(水が出たのです・・・)

浸出液もぴたりと止まり、

本当に楽になりました。

 

入院中も、引っ掻いてしまって浸出液が出る時は、

先生は、水分の摂りすぎだと教えてくださいましたし、

摂取を減らすと本当に見事に浸出液が止まりますよ。

水分はプリンとかヨーグルトとか果物も含みますが、

一日1000 ml から1500 ml くらい

症状によって違いますが、皆、指示通りにやっていました。

水分制限で便秘をされてしまう方には、緩下剤が処方されていました。

信頼出来る皮膚科の先生にご相談されながら、やってみるのをお勧めします。

自己流だけだと危険な症状に気付かないこともあるので、

それだけはプロに頼らなければいけないと思います。

 

また、浸出液は大切なたんぱく質であり、皮膚の治癒に必要なものです。

ティッシュなどで拭き取らずに出来るだけそのまま乾かしてください。

乾かすと痒くなりますが、掻いてください。

(ただし、最後のひと掻きだけは、優しく。そこだけは我慢です。)

掻いてもいいんです

それを繰り返しているうちに、本当に皮膚は強くなっていきますから。

爪は丁寧に頻繁に切ってやすりをかけてくださいね。

 

まず、浸出液を減らして、あとはとにかく乾かす・・・・。

しばらく悪化のように見えますが、よくなります。

他の記事もコメント欄も参考になさって、

一日も早く楽になってください。

応援していますよ。お大事に!

 

     ******************************   

 

水分制限の量脱保湿の説明をさらに詳しく知りたい方は、

下の記事も参考になさってくださいね。

 

👇 クリックしてね 👇

このままで、いいのでしょうか? ー 不安になってしまうあなたへ

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

浸出液が止まらない? — ステロイドの副作用に悩む皆さんへ」への10件のフィードバック

  1. 徳子さま

    このブログで教えていただいた佐藤先生のメソッドのお陰で、良くなってきました‼️お礼をお伝えしたく、コメントさせていただきます。

    20年ぶりにアトピー が爆発し、ステロイドを使ったのが4年前の夏。当時から脱ステロイドの言葉や症状は知っていましたので、ステロイドを使うことに恐怖があり、最初はステロイドを使わない治療をしていましたが、ちっとも良くならないどころかどんどん悪化していく症状に心が折れ、最後は医師の薦めに負けてステロイドを使用し、アトピー の症状をねじ伏せました。
    その後毎年、梅雨から夏にかけて、「目の周り」「首」「腕」「脚」にアトピー が出るようになり、悪化を怖れて期間中は常にステロイドで応戦していましたが、去年は冬にも症状が現れ、このままだと年中ステロイドを使うことになると怖くなり、今年からステロイドの使用を辞めました。
    辞めた後、症状はまずは顔から、全身に広がり、3月中旬まで症状はどんどん悪化しました。その間、皮膚科に行ってステロイドを薦められるのがイヤで、自宅でひたすら保湿を心がけていましたが、出口の見えないトンネルに居るような、不安な毎日でした。
    そんな時ヒットしたのが、徳子さんのこのブログです。全ての投稿を何度も拝読させていただいた後、この方法にチャレンジすることに決めました。全てを完璧に実践することはできなかったので、少し時間はかかりましたが、着実に回復しており、ついに!あとは4箇所の浸出液ポイントと、症状が治った箇所の色素沈着を残すのみとなっています。
    悪化中は何をする気持ちにもなれず、仕事とノルマの散歩以外はひたすら家に引きこもっていたぶん、今日は何をしようかとワクワク、現状の幸せをかみしめる毎日です。

    徳子さん、お忙しい中、このブログを立ち上げて下さって本当にありがとうございます。このブログがなければ、私が佐藤先生のメソッドに辿りつくことは無かったと思います。今後、同じ状況に苦しむ人が居たなら、是非このブログを紹介させていただきたいと思います。

    • Maki様

      本当に素晴らしいコメントをありがとうございます!なんて素敵な方なのでしょう!お人柄が目に浮かびます。

      わたしと同じような経験をされている方々を励ましたい、そして、そんな患者さんが未来にはいなくなるようにしたい・・・そんな思いでブログを綴っていますが、Makiさんのようなコメントを戴くと、こちらの方が元気を戴き、励まされます。本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

      そしてまた、Makiさんの、悪い箇所に注目せずに、あと残すのは~だけ、という、治る方向に注目している前向きな着眼点が、他の患者さんにも知って戴きたい素晴らしいお考えだと思います。私の大好きな考え方です。

      必ずや症状は楽になって行きますので、ゆくゆくは、どうぞご一緒に、静かな戦士としてこのステロイドの事実を広める活動を担って戴けたらうれしいです。

      機会がありましたら、他の読者さんを元気づけられるようなMakiさんのコメントをどこかでシェアさせてくださいね。きっと、みなさん励まされると思います。
      本当にありがとうございました。
      さらに、もっと、美しいお肌を手に入れてくださいね。
      お大事に。

  2. 徳子さん

    初めまして。
    4月から知人の紹介で脱ステロイドの皮膚科に通い順調と言う言葉を信じやってまいりましたが、6月末よりリバウンドが始まり、仕事も休み自宅療養していましたが、もうメンタルぼろぼろになり、こちらのサイトを見つけました。

    先週の木曜日思い切って佐藤先生のところへ受診しました!そして、診察が終わってから希望が、見えました☆本当にありがとうございます。
    今は入院待ちで自宅療養中です。

    さて、ここ数日治っていた滲出液が出始め、おそらく水分取りすぎなのはわかります。苦笑

    前からもあったのですが、寒気がすごいんです。今も震えるくらい。みんな暑いと言っているのに、クーラーも入れず台風の風に当たってるだけで十分です。
    入院されてる方同様家にいるときは出来るだけ半袖半ズボンでいようと思っているのですが寒すぎてガタガタ震えて布団に入ってしまいます(>_<)
    こう言った場合はどうしたら良いのでしょうか?よろしくお願いします。

    • れいこさん

      このブログから、また佐藤先生とのご縁が出来て、よくなっていく方が増えていくことをとてもうれしく思います。もう少しで入院出来るとのことで、よかったですね。世界中で、どれほど佐藤先生に診てもらいたい患者さんがいるかを(外国の読者さんの莫大なメッセージから)知っているので、本当にラッキーなことだと思います。

      佐藤先生の的確な診断を受けながら、学び、仲間と励まし合う入院生活は、本当に想像以上に楽しいですよ。行動力のあるれいこさんなら、きっと先生のメソッドを受け入れる力も高く、早く治ると思います。今は先生の本でも読まれながら、ゆったりした気持ちで予習でもされるといいかもしれません。

      リバウンドの始めのうちは、相当な寒気を感じる方も多いようです。私も、悪化のたびに震えていましたし、入院当初はずっと歯がガチガチ鳴るほど震えていました。何もかにもバランスが崩れていたのでしょうね。周りは半袖でしたが。
      私の後に入院されて来た脱ステ間もない仲間達の中にも、結構寒すぎてウィンドブレーカーを脱げない方たちもいました。

      布団にこもるのは保湿になるので、治りが遅くなるのをご存じの佐藤先生に何度かこもっていない方がいいとアドバイスをいただいていました(笑)し、布団も二重にしていたのでよくないのはわかっていたのですが、あまりに寒すぎてなかなか布団から出られませんでした。悲惨なほどの寒さですよね(笑)。
      でも、無理なときは無理なんです。布団にこもると保湿になるという知識があることが大事だと思います。
      あせらず、震えが止まった時にさっと布団から出て、少しでも皮膚を乾かすようにしたらいいと思います。知識があれば、それが出来るのです。

      100点満点でなくてもいいのですよ。満点を目指すとストレスになりますから、それもよくないと私は考えます。それでも、次第によくなりますよ。

      入院されたら、もう、あとはゆったりと構えて、必ずよくなるのを信じて、明るく日々を過ごしてください。そして、100%の完治を期待せずに、よくなったところにだけ注目して、明るい病人を演じてください。
      必ず、楽になりますよ。
      楽しい入院生活を送ってください。お大事に!

      • 徳子さん

        早速のご返信ありがとうございました!
        昨日8/3に入院が決まりました。
        思ったより早く入院できることになりすごく嬉しいです。

        滲出液。やはり水分量ですよね。
        ここ数日首、背中、脇から出ていて、もう臭くて倒れそうです笑

        入院してしっかり治します。

        ありがとうございます。

        • れいこさん
          本当によかったですね!
          入院中は、ありがたいことをたくさん見つけて、楽しく過ごしてくださいね。それが、一番早く治るコツです。
          佐藤先生にも、よろしくお伝えください。
          お大事に!

  3. 徳子さん、

    リョーコです。
    ちょうど帰国する1週間前に脱保湿を始めたので、飛行機乗る頃に悪化が始まり、痒い痛いのフライトで大変でしたが、阪南病院の佐藤先生に見てもらえて安心したのか、その後からメキメキ肌再生が始まりました。すごいっです、ホンマに!!!

    掻いて乾かしの繰り返しが皮膚を強くする、と何度も自分に言い聞かせ悪化状態を乗り切りました。そこ、信じきれるかどうかですよね。酷くなるから不安になると、治療法に疑問を抱く、そうなると途中でやめてしまうのでしょう。半端ない忍耐力を要します。私の症状は、徳子さんとは比べものにならない程、軽いですが、悪化時は、本当に辛く希望と確信を維持する為に、徳子さんのブログをずーっと読んでました。
    本当に助けられました。

    そして、佐藤先生素晴らしいです。クールですよね(笑)
    この暑い中、外に出るのは大変だから、ラジオ体操を1日3回くらいすれば、良い運動量になると教えてくれました。いいアイデアです。

    脱ステ脱保湿関連の英語の資料を探しています。徳子さん、ご存知でしょうか?

    • リョーコさん
      いつも素敵なコメントをありがとうございます!
      少し前に佐藤先生の診察を受ける決断をなさって、ヨーロッパから帰国されるとコメントをくださったので、どうされたかと思っていました。ご報告、うれしく拝見しました。
      佐藤先生の診断は、本当に的確です。安心すると言っていたのがわかりましたでしょう?淡々と(笑)、しかし、本当に一番ふさわしいアドバイスをバシッと決めてくれるので、患者は皆、先生のスキルの高さにノックアウトです。(笑) 
      ただでさえ大人気の先生ですのに、私のブログを見て遠方から阪南に行かれる方も、日本人だけでなく、外国人までどんどん増えてきたので、もう、ブログを見てヨーロッパから来たとか言っても、全然驚かれなかったでしょうね。(笑)でも、遠方から来てでも、価値のある診断とアドバイスをくださると思います。

      リョーコさんは、とても賢い方で、内容の飲み込みもとても早く、上記のような分析をしてくださったのも、おっしゃる通り、と、膝を打つ思いで読みましたよ。
      本当に(そう!信じ切ってほしい!私の伝えたいことがわかってくれたのね!そこが大事なの!そこを読み取ってほしかったの!)とうれしくなりました。

      あまりに長いこと、皮膚炎には何かを塗る・・・というのが地球規模の常識でしたから、なかなか信じ切っていただけないのが難しい所なのです。リバウンドを脱出された後に、みなさんやっと(本当だったんだ・・・。)と思う方が多いようです。そして、薬なしでよくなったことに、必ず感激されます。それまでは、半信半疑・・・。でも、やってみる価値がある!と思って覚悟を決めた方からよくなっていきます。
      リョーコさんの決断の速さは、必ずや間もなくいい結果となって表れると確信します。
      そして、拙ブログでも、お役にたてたことがあったのならとてもうれしいです。

      ヨーロッパに帰られたら、薬を使わずによくなったことをあちらの皮膚科医に伝えるとおっしゃっていたので、そのために文献が必要なのですね?
      本当に、リョーコさんのような方の行動が、必ず未来を救います。大げさに聞こえるかもしれませんが、尊い職業につかれたお医者さんが薬なしでよくなることを知らないのですから、その事実を伝えることは未来の患者さん達を救うことになります。ありがたい、未来を守る静かな戦士の行動に感謝します。

      ただ、残念なことに、英語の文献があまりないのです。
      佐藤先生の治療法は、誰もが最高だったとおっしゃるし、そちらを伝えたいのですが、先生も日々の診療や休みを押しての活動の為に時間がないようなのです。書籍の英語化も海外の患者さん達も望まれているのですが、あまりにお忙しすぎて、(希望されている方が多いのをご存知ですが)時間が作れないのが現状のようです。どなたかプロの訳者さんが、訳本でも進めて下さったら喜ばれるとは思いますが・・・。
      私のブログのPOSTS IN ENGLISHの中のトピックに、いくつか貼り付けてあるサイトはいかがでしょうか?お子さんの6カ月調査の論文などは、佐藤先生も参加されています。
      ITSANのビデオやホームページなどもありますが、佐藤先生の脱保湿とはちょっと違います。
      深谷元継先生は英語がお得意で、英語の発信もされていますが、ただ、佐藤先生の治療とは少し違うようですし、現在は皮膚科をされていないようです。

      私のブログの英語ポストの、How to get over topical steroid withdrawal asap を、直接海外の皮膚科の先生に見せて、「この治療がやりたいから、手伝ってほしい」と主張された外国人の読者さんはたくさんいらっしゃいます。拙ブログを紹介するのは手前味噌ではありますが、理解して下さる先生たちがいらっしゃるようですので、最悪の場合は使って戴けたらうれしいです。実際、それを外国人皮膚科医の協力のもとにやってみて、リバウンドをすごいスピードで脱出された方も次々出て来られています。
      (佐藤先生も無償の愛で、目の前にいるご自身の患者さん達のこと以外も寛大に救われる方なので、ご自分のメソッドを海外のお医者さん達が共有することを喜んでくださっています。本物のお医者さんなのです。私は、先生のその姿勢を思うと、涙が出ます。)

      よくなったら、次のアクションを・・・・素晴らしいことだと思います。
      そんなリョーコさんに、きっと追い風が吹きますよ。
      お大事に!

      P.S.リョーコさんの素敵なコメントも、いつか機会があったらこのブログで紹介させてくださいね。
      きっとたくさんの方々が救われると思います。

  4. 滲出液は、傷のある皮膚から出てきて固まり、痂皮となって下にある皮膚を保護するために出てきます。できるだけ掻かない方が傷はひどくならないのでより良いですが、書いて汁が出てきたら拭き取らないことが必要です。ガーゼを1枚巻いて固まらせればいいのですが、1枚では汁が止まらない場合は必要枚数を巻いて、固まった後で一番下の1枚だけを残してあとは取り去ります。この1枚は最長1週間(感染を起こしていない限り)残しておきます。シャワーも、ガーゼをつけたまま行い、あとで乾いたタオルなどで水を拭き取ります。この様にすればおおむね1週間で下の皮膚は乾きます。もし乾いていなかったら、同じようにガーゼを使用します。なお、使用するガーゼは買ったものを直接使用せず、一旦水道水で洗って、乾かしたものを使用します。刺激になる消毒薬を除くためです。
     少し追加をさせていただきました。

    • 佐藤先生
      素晴らしい、ナイス・サポートをありがとうございます!!!感動ものです!

      このブログは、とにかく不安な日々を送っていらっしゃる患者さん達が、毎日毎日、繰り返し読んで下さっている傾向があります。
      記事数はまださほど多くありませんのに、ページピューの数が記事数の数千倍ですし、現時点で毎日数千人の方が訪問して下さっていますので、どれほどみなさんが同じページを繰り返し開けて、なんとか先生の治療を真似てやってみよう、と自力でがんばっておいでなのか想像がつきます。
      それだけ、患者数も、脱ステ脱保湿に興味がある方も多いという時代の波を読み取ることが出来ます。

      そんな中で、当の先生から実際にアドバイスをいただけるというのは、本当に贅沢でありがたいことです。
      読者のみなさんが本当に安心して、信頼しながら情報を読んでくださることが出来ますので、どれだけ多くの方に感謝されているかわかりません。先生の御活動と無償の愛は称賛に値します。
      早速、記事の上部の方に先生が追加説明を入れて下さっていることを追記させていただきました。

      また、別の記事で、さらにこういった先生の説明して下さったことを、まとめてポストしてみたいと思います。
      たくさんの方々が救われると思うと、本当にうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

      今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
      本当にありがとうございました!

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