脱ステ・超お役立ち情報 ー その2 


 

前回大好評だった阪南中央病院皮膚科での

入院患者と佐藤健二先生とのミーティング・とまり木のシェア第2弾ですよ。

 

今回もまたメモ形式ですので、読みやすいように、

あるいは文字を読むのがあまり好きではない方々のために、(^◇^)

カラー文字でお届けしますね。

 

見逃した方、 第一弾はこちら

脱ステ・超お役立ち情報 ー その1

 

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佐藤先生より患者が間違いやすい症状(経過)についてのご講話

 

1.患者が間違いやすい症状経過について

 

脱ステ後、ゆっくり良くなる過程で、しばしば悪くなったりする時

間違いやすい他覚自覚症状の変化とは

 

他覚症状・・・まず見た目がどう変わるか

  • 最初、黄色い浸出液が出る
  • 浸出液が止まり赤い血が出る ⇒ (びっくりして悪いと感じる)
  • から黒い状態になる ⇒ (特に女性が気にする)
  • 白い粉が出るようになる

 

自覚症状・・・「より悪くなっている」と間違う変化

  • ずるずるの時 ⇒ (動かしても痛くない)
  • 乾いて突っ張る
  • 瘡蓋が切れて痛い ⇒ (痛みで悪くなったと思う)
  • 瘡蓋がくっつき、瘡蓋が取れる時痒くなる ⇒ (悪くなったと思う)
      * じくじくの時はかいても痛くない
      * かさかさの時はかいたら痛い   

*この経過を知っておかないと悪くなったと心配し脱ステを失敗してしまう

 

2.患者たちはどういう時に悪化したと感じるか
  また、経過についてどのように感じるか

 

患者:   浸出液がサラサラとドロドロの時があるが、サラサラの時の方が悪いと思う。

先生: 認識通り。例えば子供などは、最初の頃食事ができないと汁はサラサラ、

    次第に良くなってくるとドーム状になってくる。

    ドロドロの浸出液にはたんぱく質が多く含まれている。

    (血中アルブミン 正常値の最低3.5g、悪い場合2.5g以下

               ということもある)

 

患者:   赤黒い瘡蓋から黄色い汁に戻った。悪くなったと評価しているが、

      それはストレス、生理前、食事等の要因があったため?

先生: それで間違いない。

            季節の変化や生理等、自分ではどうしようもないことは仕方がない。

            ストレスは回避するのがベスト。

            その他の要因として、瘡蓋を取るのも保湿。お風呂も保湿。

 

患者:   光線療法をしたら、顔と手足が腫れた。

      どこまで腫れるか不安だったが、その後引いて、先生のおっしゃる順番通りだった。

先生: 強い炎症(日焼け)を起こした。

            脱ステを始めた時と同じで当然のことが起こった。

 

患者:   今までの悪化の経過は突然真っ赤になり、それが早いスピードで全身に広がる。

      治るのはゆっくり。全身に広がるのを食い止める方法は?

先生: ない。悪化するのが早いのは、ステロイドを使っていた人の特徴。

            ステロイドを体内でつくる指令が止まったのでは、と考える。

            ストレスを除外し、体を強くするしかない。

            それには運動と食事をしっかり摂ること。

            自宅では炎症の期間が長くなり不安になるものだが、

      入院すると安心感が大きい。

            悪くなったと思い、先生に診てもらえばいいと、

            自分で考えなくなることがダメ。

            自分で変化を観察し、自信をつけてやってほしい。

 

患者:   悪化の際、家で耐えたが良くならなかった。入院すると治りが早い。

先生: 家と入院を比較して、そのとき何をしていたか、

            していなかったかを明確にしないとわからない。

            必ず違いがある。(ストレスを含め)

 

患者:   冬に皮膚が腫れて、掻くと血が出る。その症状は脱ステの変化と違うか?

先生: それはアトピーの症状であり、誰でもあること。

 

患者:   脱ステ+脱保湿と、脱ステだけしていた時とは経過が違う。

      脱保湿をしていない時は、皮膚がぼろぼろと剥けてきた。

先生: 脱保湿をしなければ炎症が起きている皮膚だから、当然経過は違う。

            正常な皮膚とケラチンの質が違うと思う。

 

患者:   水分が足りていないと掻いても浸出液が出ない。

先生: 脱水状態は良いことがない。

           過剰な水分制限は、血中ナトリウム濃度が高くなり命の危険もある。

           大人と子供では体の体積と表面積が違うので、たんぱく質が多く出る。

           子供は特に注意が必要。

           赤ちゃんの場合は、母乳100gに対し、

           たんぱく質は1gしか入っていないため、

           母乳を中止し、ミルクに切り替えるのが良い。

 

患者:   瘡蓋の種類の見分けがつかない。

先生: 瘡蓋(=痂皮)⇒ 色がついている。(たんぱく質が多い)

            鱗屑     ⇒ 色がついていない。(白は問題ない)

 

3.患者からテーマ以外も含めた質問

 

Q.    浸出液が出ないのは、年齢に関係しているか。

A.   関係ない。浸出液が出るほど、炎症が大きくなかっただけ。

 

Q.    浸出液がついた衣類を洗っても取れない場合には、新しい衣類を買ってきた方がいいか。

A.   どちらでも同じ。

 

Q.    蒸れると瘡蓋は湿って浮いてくるが、それも取るのは良くないか。

A.   取らない方がいい。下の皮膚が正常ではないから繰り返すことになる。

 

Q.    爪ではなく、他のもの(市販の美顔ローラーや小児用ローラー針など)で掻くのは?

A.   一生懸命掻いているのと同じ。指の腹が一番まし。

      広告に惑わされず、実際に行われていることに対しての

      評価をしないといけない。

      例えば、マッサージも強烈に掻いているのと同じ。指圧もしない方が良い。

      イボイボスリッパも良くない。足が悪くなる。

    <ポイント>
    いかに傷つけずに痒みを減らせるか。
    自分で発見しないといけない。それがアトピー患者の仕事である。

 

Q.   心拍120に上げるための走る以外のおすすめの運動は?

A.   ラジオ体操も思いっきりやれば心拍は上がる。

       ヨガも良いがやりすぎは良くない。(やりすぎると皮膚が切れる等)

       その人の持っている体力に合わせてやるべき。

       しんどくなって、次やりたくなくなるようなものではなく、

       楽しくできるものを見つければよい。

       運動は能動的なものをすすめる。サウナなどは受動的な運動。

 

Q.   脱ステ後、何度か悪化を経験したが、今後ひどくなる場合も同じ経過をたどるのか。

A.   YES。ただし、気を付けることで痒みが起こりにくくはなる。

      起こった後は、ゆっくり治るという同じ経過をたどる。

            <ポイント>
              運動・生活習慣等、どういう悪い点、良い点があるのかを考え、

              差し引きして選択する。

              日頃から健康的な生活を送ることが重要。

 

              とまり木 (2018.11.02)より 

              (メモを取ってくださった方、ありがとうございます!)

 

    ********************

 

知識不足のまま脱ステ脱保湿をやっていると、途中で

(悪化しているのでは・・・・?)

という不安に陥る方がほとんどです。

 

炎症を起こした皮膚が乾燥する(=治癒に向かう時は、

かなりグロテスクに見えたり痒みが増したりします

でも、乾燥してきたということは

治癒に向かっているのです。

その途中経過の真っ最中に、

「一生懸命、脱保湿をしているのに、悪化してしまった!」

と勘違いし、せっかくがんばってきた脱保湿をやめてしまうのは、

本当にもったいないことです

少しでも多くを知って、心もリラックスしながら

今の試練を乗り越えてください。

**ただし、感染がないこと他の病気を発症していないこと

定期的に信頼できるお医者さんに診てもらいながら進めてくださいね。

 

あと少し。

あなたも、必ず良くなりますよ。

希望を持って明るく明るく、前に進んでみてくださいね

これ👆徳子より愛を込めて<ポイント>!です。(笑)

( `ー´)ノ(ドヤ顔中。)

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 


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