脱ステ・超お役立ち情報 — その4

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阪南中央病院(大阪)で、たくさんのステロイド副作用の患者を診てくださっている

佐藤健二先生と、入院患者さんの交流の場・とまり木レポート第4弾です♪

今回も、さらに深い内容になっています。

 

佐藤先生が脱保湿と言う治療に到達されたきっかけ、

脱保湿の深い意味、etc….

読み物の様に興味深く読める内容です。あ、読み物でしたね。(笑)

(話し言葉ですので、多少わかりやすいように編集はさせて頂いています。)

是非、最後まで読んでみてくださいね。

 

  ******************

 

◆ 「脱保湿の総論について

佐藤先生のご講話

 

【1】保湿依存の状態とは何か

 

今回問題にする保湿依存は、「ステロイドを塗っていたから起こる保湿依存」である。

(女性が化粧をしていて、土日に化粧をやめたときに

皮膚がカサカサになる状態も軽い保湿依存といえるが、今回の保湿依存とは別である。)

保湿依存とはどんな状態か

 ・保湿していて、皮膚の赤い状態が続いている状態

 (これは、炎症が続いているのとほぼ同じ状態である。)

 ・皮膚に水がたくさんあるという状態に適応した代謝経路

  なってしまっている状態

 

保湿依存の状態をやめるとどうなるか

  • 強烈な炎症が起こり、皮膚が切れたり、浸出液が出たりする。
  • 皮膚が真っ赤になり、強いかゆみを引き起こしたりする。

これは、強い炎症が起こるという意味で、女性の化粧による保湿依存とは違う状態といえる。

皆、保湿を続けるということによって、悪いことが起こるとあまり思っていないが、

それをやめると強烈な離脱症状が出てくることが現にあり、これを認める必要がある。

 

【2】脱保湿のイメージ

 

実は、人間は皆、一度、脱保湿している。

それは赤ん坊のときである。

お母さんのおなかの中にいる時は、

水(羊水)の中にいて、

生まれてきた時は、突然に空気のところに出てくる。

そのときに、赤ん坊は真っ赤な状態から皮が一枚めくれて

すぐに乾燥した空気の状態に慣れた皮膚に変わる

おそらく、脱保湿をするということは、この赤ん坊の時と同じように、

ステロイドを塗っている間におかしくなって、

水がたくさんあるという状態に慣れてしまっている皮膚が、

空気だけの状態に慣れた皮膚に変わっていくのと同じような変化ではないかと思っている。

 

【3】佐藤先生がなぜ保湿が悪いということに気が付いたか

 

(保湿が悪いと気づいた理由・経験)

脱ステをはじめた、ごく初期のころは、保湿をやめなくてはいけないとは知らなかった。

そのころ、ステロイドを塗っている子の皮膚を見ると、

 ・毛細血管の拡張がある。

 ・皮膚が萎縮している。

という副作用が出ているのは分かっていて、その子は痒くなって、掻いてしまう。

 

この時、対処として、塗っている薬よりも強い薬を塗る

または、 塗る回数を増やすことをすれば一時的に痒みは治まる

ただし、毛細血管の拡張、皮膚の萎縮もさらに進み、

かゆみはさらに強くなることも分かっていた

 

抑えようと思うと、さらに強いステロイドを使うという繰り返しの中で、

一番強いステロイドを使わないといけなくなった際、

(次は、どうすればいいか。)と考えた。

しかしながら、考えても、もう他の手がない。

(そのような状態でやめるよりは、あまり強くない状態でやめる方が

ステロイドからの離脱症状は少ないのではないか。)

 

じゃあステロイドをやめよう。)

と思って、やめた。

 

しかし、やめたら強い離脱症状が起こった。

この時は子供のアトピーで、関節も痛がっていたので、

ワセリンやアズノール軟膏を塗った。

多少は治まる。けれど、ものすごく痒がる。

あとからわかったことだけれど、軟膏を塗っていると

皮膚がやわらかい状態なので掻いたときに削れやすい

 

困ったなと思って、次にどうしたらいいか考えた時、

自分の昔を考えてみた。

(注・佐藤先生も昔アトピーがあったそうです。)

朝起きて、パジャマから普通の服に着替える時、

かゆくなり、いっぱい掻いていた。

ただし、当時の記憶の中で、

出血していた記憶はなく

白い粉(鱗屑)は落ちていた。

そのときに、乾いている皮膚の方が強いのではないか。)と考えた。

 

そして、一旦塗り薬を全部やめて、乾かしてみようと、方針を変え、やめてみた。

そうして、乾燥させると、予想していなかったが、ものすごく強い離脱症状が起こった。

 

ステロイドを塗っている時よりも炎症を抑える力が少ないので、

赤くなるし、ものすごく痒くなる。

掻いていると、ものすごく深い傷ができる。

その子はものすごく辛くしており、困り果てていた。

しかしながら、どのくらい続くかというと、一週間ぐらいがピークだった。

ちょっと後になると、皮膚が黒くなり乾燥してきた

2~3週間くらい経つと、痒みはましになり、掻いてもあまり傷つかなくなった

 

あとから考えてみると、ステロイドを塗っているときに

保湿を続けていると皮膚は弱いままだけれど、

保湿をやめると皮膚はだんだんと強くなっていく

その時に、

保湿の依存というものがあるのではないか。)

と思った。

 

その後も、ステロイドやめているけれど、

保湿をしている人に保湿をやめさせると、

同じような経過で良くなっていくということがあったので、

保湿依存というのは間違いなくあるという確信に至った

 

【4】脱保湿という表現とその意味

 

当時は、ワセリンやアズノール軟膏などの軟膏を塗っていると

起こるのではないかと思っていたため、

言葉としては『脱軟膏』という表現をしていた。

 

しかし、ステロイドをやめた後に皆色々やっていることに気づいた。

ある人は、

掻くことを防御するためも含め、全身をさらしで巻いて皮膚を保護していた。

その状態をやめるとものすごい離脱症状が起こった。

その他にも、

ガーゼリント布を巻いているのをやめさせても、強い離脱症状が起こった。

 

それにより、 軟膏をつける以外にも皮膚を保湿してしまうという条件の時には、

ステロイドをやめようと思っても、皮膚は赤い状態が続くことがだんだん分かってきた。

このときから、脱軟膏という表現より、保湿をやめていくという表現の方が良いということで、

脱保湿という言葉に変えていった。

 

【5】保湿の内容

 

 保湿にはどんなものがあるかというと、 

軟膏クリームオイルをつける

化粧をする

日焼け止めを塗る

(さらし)で体を巻く

ガーゼやリント布を巻く

一日中布団に入っている

かさぶたを取る

浸出液を取る

水を飲みすぎる

等があげられる。

 

一日中布団に入ることについて

ステロイドをやめたとき、ものすごく痛いので、痛みを軽減させるために布団の中に入る。

湿ることにより、痛みが軽減されるため、一日中布団に入っている人も多い。

夜は寝るために布団は必要であるが、昼は起きて活動し、できるだけ布団の中に入ってはいけない。

 

かさぶたを取ることについて

保湿をやめた後、かさぶたができる。かさぶたになるということは、

皮膚が乾燥するということであり、乾燥してくると伸び縮みしなくなる

そのとき、運動しようとすると、亀裂が起こり、強い痛みを伴う。

その痛みを避けるために、かさぶたを取る。

ということを繰り返して、自分の体が動きやすい状態を続けている人もいる。

実はこれをやめると、同様に離脱症状が起こる。

 

浸出液を取ることについて

また、かさぶたを取るひとつ前の段階で、

浸出液が出てきたときにそれを取ってしまう、 といったやり方で保湿を続けている人もいる。

これは、浸出液がかさぶたになるため、かさぶたにしないで、亀裂も起こさせない。

こちらの方がかさぶたを取るのに比べ、少し痛みは少ないが

いつまでも浸出液は出てくるため、保湿と言える

また、最近になってわかってきたことだが、水を飲みすぎることも保湿になっている。

上記に挙げたことは、保湿になっているから、やめなさいと伝えている。

 

【6】保湿をして良い場合と悪い場合

 

ただ、保湿を絶対にしていけないかというと、

そうではない。

保湿には、して良い場合と悪い場合とがある。

それは、その人の皮膚がステロイドを使っているか

いないかによって区別して考える

ステロイドを塗ったことがない人が、皮膚が乾燥してかゆくなった場合に、

保湿してかゆみを抑えるのは良い方法である。

ステロイドを使っていないし、実際にかゆみもおさまるため。

ステロイドを塗って、ステロイドから離脱する時軟膏などを塗る場合は、

治らない方向にもっていくことになるので、その保湿をしてはいけない

 

【7】標準治療における保湿の認識について

 

保湿をした方がいいと言っている人は、ステロイドの使用経験の有無を全然問題にしていない。

とくに標準治療をしている人は、ステロイドを塗ったことが悪いと思っていないから、

塗った塗ってない関係なく保湿をしなさいと言っている。

それはアトピーが乾燥しているからという理由である。

特に子供は、乾燥してかゆみが起こっている場合

少し保湿してかゆみを抑えるのは良い治療だが、

ステロイドをやめる際にはよくない

 

【8】世間における保湿の認識について

 

保湿してはいけないということを、ほとんどの人は知らない。

しかしながら、実際は無意識に知っている人がたくさんいる

なぜなら、多くの人は、お風呂を出たら、すぐに保湿する。

時間をおいて保湿はしない。

理由は、お風呂を出てすぐに塗らなければ、

痛くなる、突っ張るということを知っているからである。

しかし、これが保湿依存であるとは知らない。

みんな、無意識のうちに知っていることなのである。

こういう人は、昼でも仕事最中に皮膚が乾燥してきたら、

軟膏を塗ってまた仕事に戻るということをしているが、それは良くない。

 

【9】脱保湿が受け入れられにくい理由

 

保湿をしてはいけないことが、受け入れられにくい理由は

以下の2点が挙げられる。

一般的な常識としては、

アトピーの人の皮膚は乾燥しているから、

乾燥を抑えないとかゆみが抑えられないので、

保湿しないといけない、となっており、逆の話で信じられない。

 

・保湿するときにワセリンアズノール軟膏ヒルロイドソフトなどを使うが、

あまり痒みには効かない。

 

多くの医者は、そんなに力の弱い薬をやめることによって、

非常にひどい離脱症状が出てくることが信じられず

その離脱症状をワセリン程度で抑えることはできないとも思っており、

そのギャップが全然違うので、医者は脱保湿を信用する気にならない

 

そういったことはあるが、ステロイドをやめるときには、

保湿をやめないとよくなっていかない

 

【10】保湿のやめ方

 

では、保湿をやめるにはどういったやり方があるか。

1.使用量を減らす(例:一回の使用量を10g→5gに減らす)

2.塗る範囲を限定する減らす

(例:赤みの強いところに塗って、赤みの弱いところは塗らないようにする)

3.頻度を減らす

(例:毎日塗っていたものを、2日に1回、3日に1回、と間隔を減らす)

また、毎日1回の頻度になると、普通は入浴直後に保湿する。

これを、入浴1時間後に保湿 →  入浴2時間後に保湿

→ ・・・ 翌日に保湿、と入浴後の保湿する時間を後ろにずらして、

1日のうちで何時間かを保湿していない状態から始めて、頻度を減らしていく

 

なお、入院の場合は、入院期間が短いため、すぐに完全にやめる

外来の場合は、徐々にやめていく。とくに子供の場合はそのようにする。

徐々にやめる際は、上記の3つのやり方を上手に使って減らしていく。

その他にも、仕事をしながら脱保湿をしたい人は、

服で隠れたところからやめていく方法をとることもある。

(例:顔手首は保湿を続けるが、おなか腰ふとももなどをやめていく)

 

このとき、離脱症状も起こるが、良くなるということを確かめ、自信が付いたら、

多少悪くなることも覚悟して一時的な休職や入院をして、顔や手もやめる。

とくに接客業などでは、そういったやり方で減らしていくことが提案できる。

 

【11】赤ちゃんに保湿させることによる

アトピー発症を防ぐ方針に関して

 

最近、アトピー性皮膚炎を起こさないために、

生まれたときから全身に保湿剤を塗って、

アトピーを発症させないようにしようという取組みが

日本で行われた。

104名の赤ちゃんを、

 ① 1日1回(または2回全身にヒルロイドソフトを塗るグループ

 ② 親が塗りたい時だけワセリンを塗るグループ(ほぼ塗っていないとしてよい)

52名ずつの2グループに分け、1年後に何人アトピーが出たかを確認した。

 

①の方法では、19名の赤ちゃんがアトピーを発症した。

②の方法では、28名の赤ちゃんがアトピーを発症した。

この結果に対しては、以下の考えを持っている。

 

1⃣ 28名から19名に減ってはいるが、19名は起こっているし、

減った人数も9名/52名中(20%にも満たない程度)なので、

それほど良い治療法ではない

 

2⃣ 赤ちゃんが羊水(水)から出てきて、乾燥した世界に出て、

乾燥した空気に適応しながら生活するということを考えた際、

生まれたときから全身に何かを塗って保湿状態で生活させるということが

本当に安全なのかどうかを、この取組みでは全く問題にしていない。

 

佐藤先生の経験談

 

アトピーで脱ステをした父親が、子供にアトピーを発症させたくないとして、

生まれたときから1日2回、子供の全身にワセリンを塗っていた。

生後3か月が経ち、連れてくると、よくあるアトピーの湿疹はないが、

全身の皮膚が、特殊な病気の皮膚に似ていた

それは良くないので、やめなさいということで、やめさせると

次回の診察の際には赤ちゃんのきれいな皮膚に戻っていた。

 

全身に早くから塗っているとそうした環境に適応していくということになり、

非常に変な状態で育てるということになる。

それはまずいと思う。

生まれてすぐから保湿剤を塗って、アトピーを発症させないように

保湿させるという方針については良くないと思う。

 

【12】保湿していないという人について

 

脱保湿をしていると言っているが、実際はできていない人が意外と多い

実際に1週間に1回塗っていたら、十分保湿を継続していることになる。

そのため、もしその状態をやめたら、離脱症状が出る。

 

 

               『とまり木』2018.12.12より

 

  ********************

 

いかがでしたでしょうか?

深い!と、膝を叩いた方も多いと思います。

参考になさって、一日も早く、よくなってくださいね。

 

なお、『脱ステ超お役立ち情報ーその4』は続編があります。

そちらも併せてご覧ください!とってもためになりますよ。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

#脱ステ #脱保湿 #ステロイド #アトピー #阪南中央病院 #佐藤健二先生 #とまり木 

脱ステ・超お役立ち情報 — その4」への8件のフィードバック

  1. 徳子さん、お忙しい中お返事頂きありがとうございました。

    保湿は指の亀裂に関してだったのですね。きちんと理解しておらず申し訳ありませんでした。

    娘のアトピーも必ず治ると信じて、これからも娘の目を見て笑顔で子育てしていこうと思います!!紹介して頂いたFacebookもフォローさせて頂きます!

    本当にありがとうございました。これからもブログ楽しみにしています(o^^o)!

  2. 徳子さん、初めまして。
    娘が生後5ヶ月の時に突然顔が真っ赤になり、アトピーと診断されました。
    私自身が脱ステして大変な思いをしたので、自分なりに調べ、娘はステロイドを使わず保湿剤もほぼ塗らず、藤澤先生のところに通いながら経過を見守っているところです。もうすぐ1歳半になり、ジュクジュクで真っ赤だった顔も随分綺麗になってきました。しかしまだまだ顔も身体も乾燥していて痒がることも多いです。

    ステロイドを使わず、乾燥で痒がっている子どもには保湿も有効、という記事を読ませて頂きました。もし適切に保湿すればより良く改善していくのならば試してみたいと思いコメントさせて頂きました。

    保湿剤はどのようなものを使えば良いのか。

    適切な保湿のやり方とは(いつ、どのくらいの量、塗る回数など)

    お忙しいことと思いますが、もしお時間のある時に教えて頂けたら幸いです。

    娘のアトピーがピークに悪化し、周りの理解も得られず、本当に苦しくて辛かった時に徳子さんのブログに出会い、私は心の底から救われました。前向きで温かな徳子さんの言葉を何度も何度も読み返し、その度に励まされ、娘を信じて見守る勇気を持つことができました。本当に感謝しています。これからもブログ楽しみにしています(o^^o)!

    • パンジー様

      母親として、また脱ステ経験者として、お子さんの病状を見るのは辛いことでしょうね。お察しします。
      でも、藤澤先生が診てくださっているなら安心ですね。素晴らしい先生です。

      乾燥していると、誰しも本当に痒いですし、がまんの出来ないレベルも多いですが、親御さんはどこまでも患部を気にせずに、自由に掻かせ、親子別々で眠り、ひたすら乾かす・・・そして、目を見て満面笑顔を向けて子育て、というのが脱保湿では推奨されています。

      脱保湿も、お子さんの場合は大人の様に徹底的にとまでは出来ないことも多いと思いますが、よくなることは間違いないので、特に感染に気を付けながら(手をあまり汚さない、爪をこまめに切ってやすりをかけるなどして対処してください。)乗り越えてください。

      保湿も有効、というのは、指のことでしょうか?
      指と足の裏だけは、亀裂を’痛がる場合’は佐藤先生は亀裂の部分だけに埋め込むようにほんの少量の薬をつけることは、さほど大きな影響を与えないとおっしゃっています。手のひらから上、つまり、指の亀裂にそういった処置をすることがあるということをこのブログで説明させて戴いたことはありますが、私はそういう時には亜鉛華単軟膏やプロペトなどでいいと思っています。ワセリンもいいのでしょうが、(脱保湿では、顔やその他に塗るとかは推奨されていないと思いますが)顔に塗って赤くなるケースも多いので、好まない方もいらっしゃる気がします。いずれにせよ、指の亀裂に関しては、痛みがひどい時はかなり楽になると思います。そうでない時はあえて塗らないのが一番治りが早いでしょうから、そこはまたブログを読み込んで判断してください。

      お子さんの症状は、『気にせず可愛がる』というのがとても大事だと佐藤美津子先生もずっとおっしゃっています。結果を出している小児科の大先生のお言葉ですので、是非、参考になさってください。

      もし、Facebookをなさっているなら、『脱ステ・脱保湿サポートグループ』というのがありますので、参加のリクエストをしてください。さらに情報が得られますよ。
      https://www.facebook.com/groups/DatsusuteDatsuhoshitsu/

      素敵なコメントもありがとうございました。
      お大事に。

  3. 徳子様
    こんにちは、関西在住のミユキです。今回の内容もとてもわかりやすく参考になります!脱ステをして6ヶ月、ゾンビの様なリバウンドの急性期には入院、現在は自宅療養です。色素沈着はあるものの手足以外はツルツルしてきていたのに、最近全身の肥厚、乾燥、痒みが強くなり心折れそうに…

    手だけには軟膏を塗っていましたが、佐藤先生の脱保湿を読み、それさえやめなくてはいけないと理解できました。つっぱり、痛く、痒く…まだつらい状況ですが、必ず直ると信じて完全な脱保湿をしていきます。徳子さんのブログに出会えた私は恵まれています!佐藤先生を受診できなくてもたくさんの情報を頂けるのですから。本当にありがとうございます!

    • みゆき様

      がんばっていらっしゃるようですね。心中、お察しします。
      このような前向きなコメントを戴くと、他の読んでいる方も心がさわやかになるでしょうから、本当にうれしく思います。ステキなコメントをありがたく拝見しました。

      確かに、佐藤先生の発見された脱保湿はどんな治療よりも確かだと、長~~~~い経験を持つ私が確信しています。
      どんなに脱ステをやっても、何年もよくならないのに、徹底的に脱保湿をすると3か月以内にほぼ問題なく日常に戻れる・・・・信じられないようなことですが、本当にそんな治療です。

      脱ステをやるなら、同時に脱保湿をしなければよくならない・・・・佐藤先生の到達されたお考えは、私が世界に発信して、世界の同じような仲間達が自力でがんばってよくなられて、絶賛されています。
      先生の卓越した診断力の賜物と思います。

      そしてまた、寛大に内容を公開させてくださる心の広さが、地球上でどれだけの方を助けておいでか計り知れません。先生の患者への大きな愛を思うと、私はいつも涙が溢れそうになります。

      自宅でやるのは相当大変なのは私にも察しがつきます。でも、必ず楽になれますよ。
      よくなったところに注目して、自力で自分を盛り上げて乗り切ってください。メンタル面の維持はとても大切です。
      また、危険な症状がないように、必ず時々プロの医師に健康診断的に診てもらってくださいね。あとは、安心して、ひたすら皮膚を乾かしてください。

      大丈夫!よくなりますよ!
      お大事に。

      • 徳子さま
        新大阪にある、脱ステを推奨されている渋谷皮膚科にかかりながらですので安心しています。(阪南中央病院までは遠く、また入院もなかなか出来ないとのことでしたので)でも徳子さんのブログで佐藤先生の診察を受けられている気持ちになります。ありがたいです。

        自宅だと孤独で、本当にこれで合ってるのか不安にもなりますし、ましてやふたたび真っ赤になった顔面や、全身掻き傷とかさぶただらけで、メンタル落ちますが…

        手のひらや、足の甲は真っ白でやわらかな肌、これが本来の私の肌で、これに戻れるように頑張ってるんだから自分で自分を励ますしかないですね!!

        こちらにコメントさせて頂く事で、私の経験も無駄ではなく他に苦しまれている方の励みにもなるかもしれません。小学校から発症して、45歳の今が一番辛い症状ですが、トンネルの先が見えているのでしょうからもう少し!脱ステという最後のトンネル抜けるまで、明るくいきます!

        徳子さんの、綺麗なブログのお写真を拝見しては励みにしています。私もこんな綺麗な肌に戻れるのかな…と。

        情報を最大限に公開して下さる、佐藤先生にも感動と感謝でいっぱいですね!

  4. 徳子様

    あの長い文章を、言葉も分かりやすく編集していただき、感謝感激です。原文を書いて下さった方の努力にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。
    多くの人に、脱保湿について、是非ひろめていただくことを期待いたします。

    • 佐藤先生

      こちらこそ、本当にたくさんの患者さんを救ってくださる情報を寛大に公開してくださり、感謝どころではありません。

      とにかく、たくさんの方に知ってもらう事、読んで戴く事、そこから始まると思っていますので、色付き文字で軽い感じのご紹介になっていますが(笑)、読んで下さった方々は、その内容の濃さに本当に救われると確信しています。

      メモをとってくださった方も、先生の素晴らしいお話を広めたいという温かい思いでご尽力くださったと思うと、ありがたいばかりです。
      私も勉強させて戴いています。

      活字嫌いの方々にも、ステロイドのことを知らない方々にも、一人でも多くの方に広めたい内容です。
      本当にいつもありがとうございます!

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