カナダレポートその3・最終章はちょこっと遠征編です。
バスやら電車やら船に乗り継いで行ってまいりましたよ。
その1とその2を読み逃している方は、👇こちらも是非!👇
★ ドリームタウン・バンクーバー!- カナダレポート・その1 The Dream Town Vancouver, Canada! – Part 1
★ 絵になる街バンクーバー! - カナダレポート・その2 Everywhere Looks Picture Perfect in Vancouver – Canada Report Part 2
それではまずこちら、キャピラノ渓谷 Capilano Canyon をご案内しましょう。
長~~~~~い吊橋が有名なところ。
バンクーバーの市街地から無料送迎バスで
35分から40分くらいで大自然が満喫できます。
これが137mある、キャピラノ吊橋
Capilano Suspension Bridge です。
そして、なんと、高さが70m!👇
これがまた、めっちゃ揺れます。(笑)
『インディジョーンズ魔宮の伝説』(1984)という映画で、
吊橋が切れてインディと悪魔のモララムが落ちるシーンを思い出しました。(笑)
キャピラノでは、山歩きを楽しむ
いろいろなアトラクションがあるのですが、
この、矢印の先の崖っぷち👇に、見えているのは・・・・?
はい、ズームしてお見せすると、
崖っぷちウォーキングのアトラクション。(笑) 👇
キャニオン・ルックアウト Canyon Lookout
と言います。細~い足元でスリル満点。
山の中にこういった木道👇がたくさん作ってあって、
勾配もきつくないので、わりと軽装で楽しめます。
冬のクリスマスが近づく時期は、このように渓谷の至る所をライトアップ。
トンネルがあったり、階段があったり、
普通に健康であれば、特に辛い山歩きではありません。
お茶を飲んでのどかに休憩できるところもあります。
が・・・・
アトラクションがいくつもございます~。
ツリートップス・アドベンチャー
Treetops Adventure👇 は、
樹齢250年の背の高いモミの木々の上の方に7本の吊橋を渡してあり、
地上33mのところを小鳥やリスと同じ視点で散歩する・・・
というもの。
こちらももちろん揺れをお楽しみになれます~。(笑)
クリフ・ウォーク Cliffwalk 👇なんていうのもございますにょよ~。
はい、崖っぷちウォーキングのひとつです。😱
この通り、人ひとり通るのがやっとの幅の木道です。
でも、土台はしっかり鉄筋ですから安心ですよ。
一方通行で、みんなそろりそろり。
はるか遠くに真下が見えますので~、
高所恐怖症の方はご注意くださいませ~。(笑)
上から見るとこんな感じです。
実際はかなり高いところにいる気分を味わえます。
11月末から1月初旬はキャニヨン・ライツ
Canyon Lights at Capilano Suspension Bridge
というイベントをやっています。
ご覧のように👇クリスマス仕様のイルミネーションをしているんです。
私が行ったのはその初日でしたので、とっても混んでいましたよ。
山の中をよくぞここまで、というくらい飾り付けしています。
これが👇先ほどのツリートップス・アドベンチャーの夜バージョンです。
夜は遥か下の地面がわからないので、
吊橋の揺れだけが恐怖ポイントになります。
高所恐怖症でも平気・・・かも?
この青い部分👇が木に張り巡らされた吊橋なんですが・・・。
結構な距離に渡っている印象だったので、調べると全長300mでした。
ユッサユッサ木の上を、みんなソロソロ歩いています。
再度言いますが、地上33mのところで、足元が揺れていますから~。(笑)
暗くなればなるほど、これがまたキレイ。
日本のあちこちにあるクリスマスのイルミネーションの有名な公園とは
またちょっと違った趣の飾り付けです。
キャピラノ渓谷は再入場できるので、昼間は昼間でゆっくり自然を楽しんで、
他で時間を潰してから夜のライトアップに戻って来て、両方楽しむのがお勧めです。
私も上のイルミネーションの写真は再入場して撮ったものです。
その間、ちょっと足を延ばして、
バスにて行けるところがあるんですよ。
グラウス・マウンテン
Grouse Mountain という名所がすぐそばなんです。
キャビラノを出てすぐのバス停から路線バスで15分くらい。
着いたらロープウェイに乗って、標高1250mのバンクーバー最高峰へ。
頂上の展望台からはバンクーバー市街が見渡せます。
夕焼けがキレイで評判のところです。
日が沈み始めましたよ。
はるか遠くには貨物船が。
コーヒーを飲みながら、夕日を見つめる、とても静かなひと時です。
あ~~~、ホントに来てよかった・・・・。
さて、次にご紹介するのは、これまた人気のワンデイ・トリップですが、
バンクーバー市街地からバスで2時間30分ほどの
ウィスラー Whistler というマウンテン・リゾートです。
ウィスラー山とブラッコム山の二つの山に広がるゲレンデは、
なんと200以上のコースがあるそうです!
・・・が、この山々を繋ぐ全長4400mの世界最長のゴンドラ他
全てが長期点検中で、今回は山には登れませんでした~。
でも、ウィスラー行き路線バスの運転手さんが、
ウィスラーから先の山奥で乾燥鮭を製造している先住民の方を集落に送っていくついでに、
観光客の私たちも特別に一緒に奥地まで連れて行ってくれたんです。超ラッキー。👍
そこでところどころ観光出来たところが、どこもめちゃくちゃ美しかった!!
運転手さんがわざわざ車を停めて案内してくれたんです。
こちらはグリーンレイク 👇Green Lake と言って、
氷河が溶けて形成された深さ40mの湖。
季節によって、水面が全て見事な緑になるそうですよ。
確かに検索すると、見事なグリーン。
再使用可の写真が見つからなかったので、
少しだけしかグリーンでないグリーンレイク👇を・・・ご覧ください。😅
さらに奥に進むと、両側にはいかにもカナダの大自然という山々。
運転手さんが車を再度停めて見せてくれた渓谷も、はるか下に流れる川と
それを囲むもやに包まれた山々で、本当に美しい。
そして、今回カナダで一番スゴイと思った山の景色がこれ👇。
水に山が反射して、それはもう雄大なカナダ感満載の大パノラマ。
写真でこの美しさを伝えるのは、無理です~😭。
息をのむような景色とはこのこと・・・。
運転手さんは移民の方で、この山の名前はご存じないのですが、
こんな名もなき山があちこちにあるなんて、本当にカナダって素晴らしい。
そして何も言わずに、旅行者の私たちに
カナダの美しさをただ伝えたかったかったこの運転手さん。
旅には本当に素敵な出会いがあるものです。
すがすがしい思いでウィスラーに戻ります。
こちらはウィスラー・ビレッジ
Whistler Villageという歩行者専用の街になっていて、
ショップやレストランが300店以上あるスキーリゾートです。
車も通らないので、のんびりブラブラとリゾート散策ができます。
夏もハイキングなどいろいろなアクティビティが楽しめるので、
年中人がいっぱいだそうですよ。
バンクーバー冬季オリンピックでもスキー競技の会場となりました。
レストランもたくさんあるので、迷いつつ、
今日は普通にパスタとサラダのイタリアン。
山奥でありながら、人でにぎわっています。
夕暮れ時からは、ビレッジ全体がライトアップ。
リゾート内には大きなスーパーやホテルもあれば、近辺にロッジもたくさんあり、
数日間宿泊してスキーっていうのが楽しそう。
標高が高いので雪質もいいそうですよ。
さてさて、日帰り旅ラストのご案内は、
バンクーバーと同じブリティッシュ・コロンビア州でありながら、
カナダの本土とは海を隔てていて、
バンクーバーから飛行機で25分の距離にある州都である島、
ヴィクトリア Victoria です。
こちらは少し遠いので、一日ツアーに参加して行った方がいいのですが、
急に決めたので、ツアーチケットが取れずに、
地下鉄、バス、船・・・と乗り継いで向かうことに相成りました。😅
現地に到着してからも路線バス、という強行スケジュール。
でも、めげません。根っから旅人ですからねー。
ヴィクトリアまで渡る船は結構、大きな船ですよ。👇
前方だけでこんな感じ👇。かなり広いです。
大きなお土産屋さんや、二つの大きなレストランも船内に。
朝ご飯は船上のカフェテリアで行列に並んでみました。
メニューの名前と説明を見ても、どんなのが出てくるかわからず、ワクワク。
コスタルベニー👇という名前の料理をとってみました。
なんですのん?という感じ。(笑)
チーズフォンデュっぽいソースがかかっていて、ハムの下はパン。
なかなかおいしいですよ。フランスのクロックムッシュっぽい味。
フレンチフライは、やはりカナダはまっ茶色。
カナダ人全員が失敗しているわけではないようです (笑) 。
全く焦げ臭くなく、普通においしいですよ。
到着して、路線バスに乗ってまず向かったのがブッチャート・ガーデン
The Butchart Gardens。
セメント王ブッチャートさんのご夫人が、1906年、
石灰岩の採掘跡をなんとかしようと美しい庭を作ったそうです。
総面積22ha の庭園は、5つのエリアに分かれています。
冬はさすがに花はないですが、
ヴィクトリアに来たなら、ここは外せない観光地だそうです。
広々として、確かに大らかな気分になれるかな。
日本庭園エリアも結構広く、石や小川を利用した庭造りは
いかにも日本風。石庭まであったりして👇。
こちらはイタリア庭園👇ですよ。
確かに、イタリアン。
ガーデンからさらにまた路線バスに乗り、街の中心部へ。
路線バスだったので、途中、家々をたくさん見ました。
高層ビルだらけのバンクーバーと違って、こちらは戸建ての家が多い。
各家庭、たいていが2台入る車庫を家の建物の中に持っていて、
その前には、車が2~3台停まれるスペース。
そこに、かなりの方々がヨットやボートを持っていて置いているのを見かけました😮。
決して漁師さんではないですよ。レジャー用。
なんか、日本と違うな😅・・・・とつくづく思いました。(笑)
さて、街の中心は格調高い英国文化がプンプン薫ります。
まず、インナー・ハーバー Inner Harbour と言われるエリアに。
観光案内所のところに立つと、向こう岸に見えるのは・・・
ズームしてお見せしましょう。
街のシンボル的存在の州議事堂👇 Legislative Assembly of BC です。
近づいていくと、結構な広さの敷地です。
ロマネスク様式の外観は、ヨーロッパ感を全面的に押し出して、まるで宮殿のよう。
近くで見ても、作りもとても重厚です。
インナー・ハーバーに面して、最高級ホテル、フェアモント・エンプレス
The Fairmont Empressもあります。
どのアングルで見ても👇、ヨーロッパのお城のようですね。
こちらでは、優雅にアフタヌーン・ティーが楽しめますよ。
ヴィクトリアはカナダで一番英国の伝統が残っているところらしく、
街中でもあちこちでアフタヌーン・ティーを提供しているところがあるようですが、
せっかく行ったのなら、やはり格調高い皆さんは、品格あるこちらでどうぞ!😌
こちらはガバメント通り Government Street と言って、
ヴィクトリアの中心街です。
お土産屋さんやら、レストランやら、チョコレート屋さんやら、etc…。
私はこの近くでちょっとおしゃれなソフトクリーム専門店を見つけましたよ。
外観が洋服屋さんのようで、中に入っても真っ黒い壁、真っ黒いカウンター、
すみっこにテーブルが二つほど。
メニューは小さなカウンターにちょこんと乗っている一冊だけ。
(ホントにソフトクリーム、いや、食品を提供してくれるの?)
と思えるところが面白い。皆、キョロキョロしながら入ってきます。
でも、それより何よりおいしかったので、マル。
結構新しい食感と、他にない味を楽しめました。
さすが私の嗅覚です。(笑)
このインナーハーバーのあたりを散策しているだけでも
なんともさわやかな気分です。
ヴィクトリアの街中は、なんとも英国を感じさせます。
落ち着いた景観を大切にしているのが伝わってきます。
さてさて、ヴィクトリアからの帰りのフェリーでは、
今度はバイキング・レストランの方に入ってみました。
メインがローストビーフで、もちろんサーモンやらシーフード、
そして、いろんな種類のサラダがいっぱい。
あっちゃ~~~~・・・。
また、「やっつまったな~~~?」
と、周囲の声が聞こえそうなくらい、取りすぎてしまいました~。
とにかくいろんな味を試したい派なもので・・・(言い訳)。
さて、カナダといえばナイアガラ、という日本人が多い中、
バンクーバーの素晴らしさをご案内してまいりましたが、
いかがでしたか?
そろそろ、旅の最後、バンクーバー国際空港・YVRに向かいます。
規模はさほど大きい国際空港ではないですが、
何もかも自動化というのは、どこの国でも急激に進んでいるのを感じます。
出入国も、スタンプのおじさんはもういませんからねぇ。
パスポートにぎっしりスタンプをためていた時代が懐かしい・・・。
こちらの空港は、レストランはファストフード店だけでしたよ。
ちょっとこれは珍しいですね。
ちなみに、チェーン店はまっ茶色のフレンチフライではなかったですが、
それでも他の国々と比べるとかなり色づくまで揚げているのはご覧の通り👇。
中に入ると、免税店などに囲まれて、
真ん中には緑をテーマにしたようなディスプレイが特徴的です。
あ~~~・・・・行かねばならぬ・・・。
いつでもどこでも、旅行した最終日には
「帰りたくない・・・。」
と思う私。
どこも心底好きになってしまいます。
スタバでコーヒーを飲みながら、パソコンで作業をし、
そろそろバンクーバーとのお別れの時です。
今回は、『脱ステロイド・脱保湿』の、
世界に向けた活動をしている私が、
世界中にいる活動を支えて下さる方々の中で、
カナダ・バンクーバー支部の素敵な皆さんにお会いしてくる旅でした。
人間として尊敬できる方々に、
涙が出るほどの温かいおもてなしをして戴き、感動の連続😭でした。
また、ステロイドの副作用に苦しんでいる真っ最中のメンバーとも交流できました。
世界には、莫大な数の苦しんでいる方々がいながら、
海外にはなんの解決方法もないのです。
そして、世界中はこの薬の真実を知らない方々であふれています。
知らない方の方が多いと言った方が正確でしょう。
まず、“知らせること”が必須なのです。
それなしでは始まらないのです。
日本発の素晴らしい本物の医療を広める運動は、まだ始まったばかり。
それでも、急激に、信じられないスピードで世界に広まっています。
私の、(おこがましいながらも)世界への啓蒙活動の旅も始まったばかりです。
無私の熱い思いでサポートしてくださる皆さんに、
ただただ心の中で感謝の思いをつぶやきながら、私はカナダを飛び立ちました。
「ありがとう。ありがとう・・・!
皆さんの愛がエネルギーとなっているから、
走り続けることが出来るんですよ。
また帰ってきます、この素敵な街に。
その日まで、さようなら、バンクーバー!」
・・・さあ、次の一歩にまた出発です。
明日からまた、皆さんと共に、全力疾走です。
今日も素晴らしい一日を!
アメリカについては、ミシガン州やニューヨーク州の北部のカナダ近くしか知りませんが美しいですね。カナダは、ミシガンからナイアガラの滝へ行く道路しか知りません。どこまで行っても平原で、車に乗っていると居眠りしてしまいそうです。実際短時間眠ってしまったことがあります。恐ろしかった。バンクーバーも美しいところですね。行ってみたくなりました。私は日本の狭い場所での繊細な美しさより、荒削りであっても雄大な地形の中の美しさが好きですね。今からカナダの1と2を読ませていただきます。
佐藤先生
先生はアメリカに住んでいらっしゃったので、あちらの雄大さもよくご存知ですよね。先生がいらした当時は、カナダとの国境の出入りも今より厳しくなかったでしょうから、行動範囲も広げやすかったでしょうね。
本当に、アメリカ大陸は日本とケタ違いの大きさを感じますよね。”地球”というものの存在を直接見せつけられるような気がします。
仕事柄なかなか現在は遠くにいらっしゃることが難しいでしょうが、世界中に先生の講演会を聴きたいという患者さんたちが溢れています。お体が一つで難しいことですが、機会があればいいですね。先生の講演会を聴きに行ける日本人は、海外の方にうらやましがられているので、講演会情報も出来るだけシェアするために、私も現在の個人サポートを減らして行って、全体への情報提供に時間を費やしたい、と、常日頃思っています。あるいは、英語の得意な方々とチームを組んで翻訳などの活動が出来れば・・・などと考えてもいます。
色々構想を練って行きたいものです。
これからもよろしくお願いいたします!