脱ステ・超お役立ち情報 - その22(Q & Aコーナー)

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阪南中央病院発、『脱ステ・超お役立ち情報 - その22』の続編ですよ。

脱ステによる恐ろしい症状で入院している患者さんたちが、

佐藤健二先生に直接質問出来るという、

ものすご~~~~~いラッキーなシチュエーションを

ネット上で再現してくれています。

そしてそれを、一緒に体験できる・・・・😍

私たちも超ラッキーですね。

 

それでは、行きますよ~。Here we go~!

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  プールについてのお考えは?

A.  水泳は大変な保湿状態。

しかし、運動している時も発汗があれば保湿。

水泳 は運動しているという点が

保湿単独でないことに注意が必要。

自分で泳いでみて、

悪くならないかどうかを確認すべき。

 

Q.  プールの塩素は問題にならないのか?

A.  実際に悪くなったケースはあまりない。

終わったら水道水で塩素を洗い流しておけばいい。

 

Q.  近所の皮膚科に戻った後は、どうすればよいか。

A.  阪南入院中でやっていないものについて、

以前やってよかったものは、続けてよい。

 

Q.  阪南への再入院率は?

A.  約10% (2008-12の間に阪南中央病院でとった統計)

 

Q.  脱ステが終わって間をあけてから、なぜ悪くなるか?

A.  色々なストレスで起こる。

よくなるのには時間がかかるが、

悪くなるのは一気に起こる

細胞と細胞の間で情報が

伝えられているらしい。

ステロイドを塗ると、

塗っていない所までその情報が何かの方法で伝達されているらしい。

神経ではないと思うけれど。

情報の伝達は、手背と足背までで情報が止まっているらしい。

この情報伝 達系と同じかどうかはわからないが、

悪化する時は一気に広範囲に起こる

 

Q.  精神について

A.  精神的なストレスで悪化は起こる。

代表的な例が、子供に「勉強しなさい!」と言うと

すぐ掻き始めるということ。

悪くならないためには周りとの関係が重要で、

コミュニケーションをうまくすれば問題は少なくなる。

 

Q.  環境調整が有効では

A.  痒くなるのがストレスのサイン。

ストレスを除く、調整するが重要。

 

Q.  よく掻く場合、快感を探して

掻いているように思うが?

A.  掻き癖がある人のことを言っているのでしょうか?

 

掻き癖は二つあるようだ。

一つは少し痒いとすぐその場所に手をもっていって掻く場合。

もう一つは同じ場所をいつまでも同じ動作で掻く場合。

後者の場合、掻く動作に使う筋肉がいつも同じ動きをしていることが、

その筋肉にとって正常の状態と脳が思っているようだ。

筋肉は静止状態が普通の状態であろうから。

 

Q.  食事について

A.  食べた後で湿疹が出たという場合はアレルギーとは関係がない

蕁麻疹ア ナフィラキシーが起こればアレルギー。

 

湿疹蕁麻疹を区別する必要がある。

食べて口の周りが腫れた、

というのは蕁麻疹であるが、

皮膚から直接吸収され て

蕁麻疹が起こった接触蕁麻疹であって、

食べたものが胃や腸まで行って

そこで 吸収されて起こる食物アレルギーではない。

だから食べた後の反応はきちんと区別する必要がある。

 

食物アレルギーは起こることはあるが、

アトピーでない人でも起こるので、むやみに怖がってはいけない。

アトピーの悪化は食物アレルギーで起こることは、

実際はほとんどない

 

Q.   腸内環境の観点からは?

まだ研究の途上では。

臨床の経験からは、あまり因果関係はないと思う。

 

Q.  ステロイドを使ってないこどもが虐待とみられることについて

A.  世界中でそのような動きがある。

今も相談を受けている。

医者にかかっている証明を持ち歩くことは

一つの方法である。

皮膚科学会などが、保育園などの看護師に

子供のアトピーにステロイドを

必ず使うように教育している。

これに負けないように

ステロイドを使わない治療を広める必要がある

戦いだ。

ガイドライン(皮膚科、小児科)では、アトピーは症状が軽い場合は

ステロイド の使用は第1選択になっていない

が、実情はそうなっていない。

直ぐにステロ イドを使ってしまう。

 

ステロイドを使わない治療が教育されていないから不安なのだ。

 

ガイドラインでは、ステロイドを適正に使用すれば安全で有効だとされているが、

その根拠は何も示されていない。😮

根拠の示されないガイドラインというのは、医学では通常考えられない。

 

 

        とまり木 2019.11.29より

 

     *******************

 

 

いかがでしたか?

今日もひとつ賢くなった私たち。

っていうことは、あなたはまたひとつ治癒に近づいているのですよ。

ラッキーだなあ~、もう~。😊

 

ウキウキで心をいっぱいにしながら、

今をひとつひとつ明るく乗り越えてくださいね。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

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『脱ステ・超お役立ち情報 - その22』の前半はこちら。

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脱ステ・超お役立ち情報 - その22(退院後の悪化を防ぐ)

 

 

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