コロナウィルス騒動に、今、徳子が思うこと

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コロナウィルス騒動で世界は大変な状態になっていますね。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

辛い思いをされている方もたくさんいらっしゃることは、

想像に難くありません。

 

仕事や学校、生活の面だけでなく、

特に親しい方を亡くされた方には

おかけする言葉もありません。

ご家族が罹患され、

やり場のない思いに駆られている方もいらっしゃるでしょう。

医療関係の方々や、

食料品関係、交通関係、公共機関、etc…

休むことも出来ずに社会に奉仕している方々には感謝しかありませんし、

なんとか一日も早い収束を祈る事しか出来ません。

 

どなたも、嘆きたいことはいっぱいあると思います。

そして、もちろん、それをおやめなさいなどというつもりは毛頭ありません。

仕方のないことが・・・

すぐにはコントロールできないことが・・・

世界中でしかも同時にどなたの周りでも起こっているのですから。

 

オリンピックですら延期になるという前代未聞の事態からも、

このことが簡単な問題でないことは、火を見るよりも明らかです。

 

色々なことを考えてしまいますが、

実はひとつ、私が注目していることがあります。

このことが、世界で同時に起きている・・・ということです。

交通機関の発達により、

誰もが地球を自由に行き来できるようになったからこそ、

便利さと引き換えに、

世界的な問題となってしまいました。

なぜ、私たちがこんなひどい経験をしなければならないの?」

と、誰もが思い悩んでいるとは思いますが、

世界で同時に起きている・・・ということが、

その謎を解くキーポイントだと思うのです。

 

人類の歴史の中で、人々は大きな伝染病の広まりを何度も経験してきています。

しかし、私たちが生まれてからは、このような蔓延は誰もが初めての経験でしょう。

世界同時多発

・・・以前誰もが耳にしたことのある言葉ですが、

今回の世界同時多発はちょっと様相が違うようです。

 

今までも、そして今も、地球のあちこちで、

相手を悪者にし、正しさを主張し合いながら紛争が続いています。

血で血を洗う争いが、今も地球のどこかで起こっています。

しかし、悪者と判断された方にも、正当だという理由は常にあるのです。

身近な人同士の争いも同じです。

100%相手が間違っていると思っても、

相手には相手の正当化された理由があるものです。

どちらもお互いにとって、相手が敵です。

 

しかし、今回の敵は一つ。

そして、地球市民が一丸となって情報を共有し合い

解決に向けてなんとか前進しようとしています

別の言い方をすると、そうするしかない状態になっています。

この構図が今までの世界の問題と完全に違っているところです。

目に見えない敵ではありますが、

世界がターゲットにしているのは、共通した’ひとつ’のものです。

 

この問題は、人類の歴史に残るような大騒動かもしれません。

いえ、きっとそうでしょう。

 

ただ、人類の歴史をずっと振り返ってみると・・・

歴史は常に少しずついい方向に向かっているのです。

人間が共食いしていたような時代はもう終わりました。

道路を歩いているだけで、切り捨て御免されるような時代ももうありません。

殿様が首をかけて戦う時代も終わりました。

上から爆弾の雨が降り、人々が逃げ惑うような戦争は

(皆無ではありませんが)劇的になくなってきています。

広島、長崎を境に

人類の存亡を危機に陥れることが出来るような大量殺戮は、起こっていません。

 

人道的なことなどを、

人間は歴史と共に少しずつ少しずつ学び

少しずつ少しずつ地球はよくなっているのです。

そのことに私たちは気付かなければいけないと思うのです。

 

もちろん、大きな問題や、小さな問題は常に山積しています。

今回のコロナ騒動もその一つの大きな乗り越えねばならない問題です。

そして途中の経過では

苦しいこともたくさん出てきます。

でも、この試練を乗り越えて、いつか歴史として振り返った時

この騒動もきっとプラスになっているはずです

なぜなら、歴史が証明しているからです。

 

あれがあったからこそ今の自分たちがある。」

それが、歴史が私たちに一貫して教えてくれていることです。

年代を暗記するのだけが歴史の学びではありません

今はまだ、このことの結果がわからないかもしれませんが、

歴史は明らかにそのように動いてきています。

世界で同時に起こっているからこそ、

この騒動は「時代」であるともいえるのです。

時代であるということは、「歴史」になって行くのです。

 

日本ではまだ大きな変革は起きていませんが、

先進国ではコロナ騒動をきっかけに、

莫大な割合で自宅で出来るテレワークが増えました。

近いうちに、

思い切った世界的なテレワークのきっかけを作ってくれたのは

実はコロナ・ウィルスだった・・・と気付く日が来るかもしれません。

いつか、わざわざ会社に行かなくても自在に仕事が出来る日が

きっと来るとは思っています。

通勤スタイルも、いい方向にかなり方向転換することもあるやもしれません。

  

人間の移動が減ることによる大きな変化は、これだけでないかもしれません。

地球温暖化

大気汚染

ゴミ問題

etc…

地球で起こっている様々な解決のつかなかった問題が、

このコロナによる人の移動の減少から、少し削減される・・・なども起こるやもしれません。

二酸化炭素が激減して、

異常気象に歯止めがかかる・・・なんてことも

あるやもしれません。

集団のあり方、人の集まる大きな会場(莫大な収容能力のある建物の建設は、

人類の技術の進歩を見せつける恰好の材料でした。)、

イベント学校のあり方ビジネスのあり方・・・

全てにおいて、この歴史的な時(出来事)に

大がかりな見直しをさせられ、考え方の大きな転換を迫られる気がします。

どこまでも予測の域を出ませんが、

何しろ地球規模で起こっていることですから、

何かが変わっていくでしょう。

 

再度言いますが、

世界で全てが同時に起こっている・・・

この事実が未来を紐解く鍵だと思います。

 

歴史も教えてくれているように、

今の辛い境遇は、有意義なものになることもある・・・

そんな考えも心の片隅に持ちながら、

今はただただ自分に出来ることを

精いっぱいやる・・・

これしかないのです。

 

嘆きたい気持ちもよくわかります。

くやしい思いもいっぱいでしょう。

それでも、そんな希望を少しだけ持って

出来ることをやって行きましょう。

だって、ジャンプする前には誰しも必ずしゃがむのですから。

 

ひとつだけ、私たちが振り回されてはいけないことがあります。

デマ・・・?とかあれこれを思うかもしれませんが、

まあ、それも含まれるかもしれないながらも、実はそこではありません。

 

コロナを私たち全員の今回の敵と位置付けるなら、

人と人との接触を完全に遠ざけるのが

今回の敵の大きな戦略のようです。

ならば、その意味を・・・

私たちに与えられた、相手の戦略に完全に振り回されるしかない理由を・・・

深く考えなければなりません。

 

人と人とが手に手を取って、

歩み寄り、理解し合い、協力し合っていくのが人間のあるべき姿

・・・と思って来ましたが、

敵はそれを不可能にする手口を

次々と出してきています

しかし、その部分こそは、

敵の思うように振り回されてはいけないのです。

 

人との触れ合いを制限されることで、私たちが暗くなったり、

誰かを憎んだり、

ネガティブなことを次々と考えてしまったのなら、

敵の思う壺なのです。

それが仮想敵、コロナの戦法であり、戦果ですから。

 

また、これは、働き過ぎの社会への警鐘を鳴らされているのかもしれません。

さらに、自分さえよければという生き方をしがちな私たちに、

気付きを促す流れが起こっているのかもしれません。

 

あちこちから、「不安でしょうがない。」という声が私のところにも届いています。

でも、人と触れ合わなくても次にできる事、

接触がなくても、他にわかり合うアイディア・・・

常に、次、次・・・と、出て来た問題を処理する方向へ

前進、前進、前進・・・・と動かなければ、

あちらの戦略に、まんまと乗せられことになります。

 

自分がコロナになったわけではなく、

家族が罹ったわけでもなく、

友人が苦しんでいるわけでもないのに・・・・

まだ何も起こっていない段階で、

未来を必要以上に恐れて嘆く必要はありません。

 

私たちは、地球の一市民として生まれてきたのですから、

命ある限り、

生き抜かなければならないのです。

この地球全体で同じように

同時に起こっている問題に、

決して振り回されることなく

とにかく次の手を出してみてください

必ず、いい方向に向かっていきます。

いえ、一丸となって、いい方向に自分たちで舵をとって行きましょう

 

いつか振り返った時に、コロナはこの時代を変えているかもしれません。

 

このあとに希望がやってくることだけは確信しながら・・・

どんなときにも希望を見つけ出す強さを磨きながら・・・

日々を過ごしたいものです。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

追伸: 末筆になりましたが、世界でがんばってくださっている医療関係者の皆様に

心より敬意を表します。

 

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コロナウィルス騒動に、今、徳子が思うこと」への4件のフィードバック

  1. 「まだ何も起こっていない段階で、未来を必要以上に恐れて嘆く必要はありません。」・・・その通りですね。恐れるばかりで何も次の手を考えもしないでいる自分がいました。いい方向に行くと信じて今自分の出来る事を考えてみたいと思います。

    • 内海 清様

      読んで戴けて大感激です!しかも、素敵なコメントをありがとうございます!
      偉そうに色々なことを日々語っていますが、小さなことでもどなたかの心に響いて、どこかでどなたかの助けになれば・・・と、活動を続けています。

      コロナで日本各地で開催している講演会が中止になったりする中、心待ちにしてくださっていた参加者の皆さんに声が届くよう、先日YouTuberにデビューもしたばかりですが、私自身が苦難の中にも、常に何か学びや感謝を見つけられるようになれたらなぁ・・・と思いつつ精進しております。

      このようなコメントを戴けることは本当に心の支えになります。心より感謝いたします。
      どうぞ、ご自愛なさって健康に日々をお過ごしくださいね。またのコメントをお待ちしております。

      徳子

  2. 小さい失敗や間違いは無視し、世界中が一つになってコロナ対策に関わる必要がありますね。

    • 佐藤先生、
      読んで戴けて光栄です。

      多くの患者さん達から、コロナでさらに落ち込む様子をお聞きしているので、こういった記事も書いてみました。

      何事も無理矢理にでもいい部分を見つけ出して自分で自分をハッピーにすると楽ですよ、という思いが伝わればと思っています。

      本当にコロナ問題は、世界が一つになって解決しないといけないですね。
      特に先生は世界に必要とされていますので、感染なさらないよう、ご自愛なさりつつがんばってください。
      コメントありがとうございました!

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