脱ステ・超お役立ち情報 - その25(アトピー?それとも・・・?)


 

全国の脱ステ・脱保湿をがんばってらっしゃる皆さん!

世界的なコロナ騒動の中、そして梅雨時の悪化しがちな不安定な気候の中、

つらい脱ステに取り組むのは大変だとお察しします。

でも、ステロイドをやめる決意をされたのですから、

あなたの未来には、美しくて強いお肌が待っていますよ。

大丈夫!

必ず楽になります

くじけたりせず、笑って乗り越えてください

楽しくしていた方が早くよくなるのですから、

落ち込む理由はありませんよね?

 

さて、今日は、久々の脱ステ・お役立ち情報です。

阪南中央病院(大阪)皮膚科の佐藤健二先生のお話をお届けします。

 

さあ~~~、ご一緒に!

教えて♪ 佐藤センセイ~~~~~~💛!

 

     ******************

 

(佐藤健二先生と入院患者さんとの学習会『とまり木』より)

 

今回は、

『ステロイド離脱後再度悪化した場合、それはステロイドの影響か

元々のアトピーが悪化したものか』

『離脱直後と2回目以降の悪化で症状に違いがあったか』

について、まず患者さんに意見を募りました。

 

ステロイド離脱後に再度悪化した場合

それはステロイドの影響か

元々のアトピーが悪化したものか?◆

 

ステロイドの影響と考える意見

● 3ヶ月しか塗らなかったのに悪化した  

● 好発部位(よく症状が発生するところ)以外にも症状が出た  

● ステロイドの血管透過性亢進抑制作用により、透過性制御に異常をきたすので滲出液が出るのではないか

 

アトピーの悪化と考える意見

● 離脱後20年経って悪化したのはステロイドの影響とは考えにくい

● 部分的に症状が出たところ(昔、よく悪くなっていた所)を掻いてしまい、全身に広がった

 

その他

● 自分の体の中で作られるステロイドが、ステロイドを作らないような悪さをしているのではないか

 

 

離脱直後と2回目以降の悪化で症状に違いがあったか

● 離脱時は体温調節できなかったが数年後の悪化ではできた

      ( 症状の出た範囲が狭まった可能性)

● 離脱時より症状の出た範囲が広がった

    (上記発言とは別の回答者)

 

解説

 

帯状疱疹ができた為に仕方なく顔だけステロイドを使ったところ、

全身の症状が軽快した例があり、部分的に塗ったステロイドが

塗っていない他の部位に効くという、人体のある部分と部分で

影響し合う仕組みがあるのではないかと考えられる。

好発部位だけならアトピーだと言えるが、

全身に激しく出る症状はアトピーというだけでは説明できない

 

 

脱ステ初期に好発部位以外に症状が出ていても、

時間が経過して、昔(アトピーの症状が出始めた頃悪かった場所(主に好発部位)

症状が出るようであれば、その悪化は元々のアトピーと考えられるが、

2回目以降の悪化で好発部位を越えて全身に症状が出るのは

ステロイドの影響であると考えられるのではないか

 

 

ステロイドを作る能力が元々どのくらいあったのか

それがステロイドを塗ったことによってどれくらい落ちたのか

そしてどれくらい回復したか

人それぞれなので、

脱ステ後にどのような経過を辿るかも人それぞれである

 

 

追記:

佐藤健二先生の名著、<新版>『患者に学んだ成人型アトピー治療、難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法(つげ書房新社)では、「第3章脱ステロイド」の「6.離脱後の皮脂悪化の捉え方。ステロイド離脱症状かアトピー性皮膚炎か?」をご覧になさってください。

さらにわかりやすく詳しい説明が載っています。

 

 

     ****************

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  皮膚で作られるステロイド量を数値化できないのか?

A.  副腎を除去して調べないとわからないので、今のところ人体では無理。

近年マウスにより副腎だけでなく皮膚でもステロイドが作られると

やっと証明されたところである。

 

 

Q.  生理前に痒みが強くなるのはなぜか?対処法は?

A.  ホルモンバランスの変調でしょう。いい対処方法はない。

 

 

Q.  夕方になるとか、寝る前になると痒くなるのはなぜか?

A.  ステロイドの産生量は1日の中で

決まったリズムで増減するので、

ステロイドが必要量より産生量が下回れば、

痒みが増すことはありえる。

体温が上がると痒みが増すので、

涼しめの格好をするとか薄めの布団で寝るとよい。

 

 

Q.  精神的ストレスが自分のステロイド産生能力に影響を与える可能性はあるか?

A.  ある。

 

 

Q.  尿や便で排出できなかった毒素がアトピーの原因であるという説については?

A.  ありえない。

汗に限って言えば主にナトリウムで、

尿素やリンなども含まれるが、

それらは極々微量なもので

ほぼ尿で排出されるものである。

 

 

           とまり木 2018.09.14より

 

 

     ******************

 

いかがでしたか?

知りたかったことがありましたか?

(せっかくよくなったと思ったら、また悪化した・・・。なぜ?)

そんな思いへの答えもありましたね。

 

こんな情報を公開してくださる

お医者さんがいらっしゃること、

本当にありがたいですね。

脱保湿の先生たちは、本当に皆さん

愛に溢れた先生たちばかりだなぁ・・・

と、いつもしみじみ思います。

 

私自身も、たとえあなたにお会いしたことがなかったとしても、

あなたの存在を、そして、あなたの苦しみを、とても身近に感じています。

なんとかして、あなたのその崩れそうな思いを支えたい、と

おこがましいながらも思い続けています。

 

そして、あなたには、こんな風に、見えないところから、

応援し続けてくださる先生たちもいらっしゃいます。

支えてくれている見えない力があるんだ・・・・。)

そんな温かい思いで、今日も一日を過ごしてみてください。

心の持ちようが、必ずあなたの症状に影響を与えますよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

『脱ステ・超お役立ち情報』が検索しやすくなりましたよ♪

 

 

 


脱ステ・超お役立ち情報 - その25(アトピー?それとも・・・?)」への2件のフィードバック

  1. Tokuko様

    お忙しいのに又分かり易く色づけして掲示していただきましてありがとうございます。
    この内容はしばしば聞かれます。私の本(「<新版>患者に学んだ成人型アトピー治療、難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法」(つげ書房新社、佐藤健二著))では、「第3章脱ステロイド」の「6.離脱後の皮脂悪化の捉え方。 ステロイド離脱症状かアトピー性皮膚炎か?」に記載してあります。併せてご検討ください。

    • 佐藤先生

      いつもありがとうございます!
      そうですね、名著の記載部分を示すと親切でしたね。
      追記で記事の中に載せさせていただきました。

      たくさんの方々が先生の本を手に取って勉強してくださるといいと思います。
      いつか世界言語に訳される日も来るといいですね。
      脱ステ・脱保湿の世界へのさらなる躍進で、そういった動きが出てくると希望をもっています。

      これからもよろしくお願いいたします!

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