脱ステ超お役立ち情報 - その13



温暖湿潤気候・・・・なんて、昔学校で教わりましたが、

日本は夏は暑く、場所によってはトロピカル状態、

そして、冬は寒く、唇が紫になりそうな気候を乗り越えることもある私たち・・・・。(笑)

 

特に皮膚炎は気候になんとも影響されがちなので、

全国津々浦々、悪化と戦うみなさんの声が今日もたくさん届いてますよー。

でも、阪南中央病院佐藤健二先生と入院患者さんの学習会情報も届きましたよー。

 

よ・・・喜び過ぎ?

 

いや~~~~、ありがたいことですね。

とってもためになるこのコーナー、読者さんに大好評なんですよー。

 

それでは、いつものように、みなさん、声をそろえて言ってみましょう~~~!

教えて佐藤センセイ~~~~~!💖」

 

 

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(佐藤健二先生・談)

 

脱保湿の原則を逸脱しなければならない時

 

脱保湿の徹底は必須だが

 

ちょっとむずかしい話かもしれない。

今日は脱ステロイド・脱保湿の最中ではあっても

脱保湿の原則を逸脱しなければならない時 についてお話する。

 

そういう状況はいくつか挙げられる。

たとえば、掻き壊しで手が痛い時に、木綿の手袋をすると

痛みはましになるけれど、当然保湿になるよね。

とはいえ、痛みが抑えられるならば、どちらを選ぶべきだろうか。

 

答えはそのときの病気の状態によるということ。

もし、痛みをもたらす亀裂を治さないと運動もできずまったく先に進めないということであるならば、

手袋をして保湿をして少し状態をよくしたあとで手袋をやめて、改めて脱保湿を再開すればいい。

 

 

就寝時に手袋を使うこと

 

ただし、手袋をすると別の問題もありえることだけは指摘しておきたい。

夜の就寝時に手袋をしていると、からだを掻くときに爪で掻かないから、

傷がつきにくくてよいのではないかと考える人もいるようだ。

ところが、二つの可能性がある。

ひとつは、この予想のように傷がつきにくくてよくなる場合もある

だがもうひとつ、布で体を掻くことで

爪で掻くよりも広範囲の非常に治りにくい傷になる可能性もある。

どちらになるかは患者のみなさん自身が試みないとわからない。

ある種の賭けともいえる。

 

 

ガーゼによる傷の保護

 

体を掻いて傷口がびらん糜爛面になり、

(**皮膚や粘膜あるいは角膜の上皮が欠損して限局的に消失した状態。いわゆる ”ただれている” 状態)

ちょろちょろと滲出している場合には、傷口にガーゼを貼るかなり痛みが減る

傷口にガーゼを貼るというのも、もちろん保湿行為になる

けれども、ガーゼを貼れば痛みを抑えることができて動くことができるというのであれば、

どちらを優先すべきだろうか。

 

保湿になるのが困ると考えて、痛みを我慢してでもガーゼを使わないでいるべきか、

保湿になってでも痛みを抑えたいと思うか。

おそらくは、大多数のひとは後者の、痛みを抑えてでも体が動かせるようになる方がいいと考えるのではないか。

 

火傷などで生じたびらん面の場合などにはウェットドレッシング法(湿潤療法)といって、

傷口を湿らせた方が保湿にはなっても下の皮膚がよくなりやすいという場合もある。

そんなときには傷口を湿らせる。

 

湿らせるには滲出液の出たところにガーゼを当ててガーゼでかさぶたを人工的に作る

そうすると傷口に新たにできてくる皮膚を保護することができるので、

実際には保湿にはなっているけれど、新たにできる皮膚を成長させるために、

あえて保湿をするというわけだ。

こういう例もあるから「保湿をしないこと」にあまりこだわりすぎないこと

 

 

水分摂取制限を中止すべき場合

 

新版『患者に学んだ成人型アトピー治療』― 難治化アトピー皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法 (つげ書房新社)

非常に離脱症状が重症な場合ではあるが、

全身が紅皮症の状態で真っ赤になっていて、

全身から滲出しているような場合にはものすごくのどが渇く。

こういう場合に細菌感染を起こすと38℃を越える高い熱が出ることがある。

そういう場合に限って水分摂取制限はしないでいいと、

私の本 新版:患者に学んだ成人型アトピー治療 にも書いてあるし、

みなさんに説明しているはずだ。

 

水分摂取制限をしないということは当然、脱保湿の原則から逸脱することになる。

だが、発熱が起きている場合にはその人の体全体から、

水蒸気になって水分はどんどん出ていて

それがどれだけの量なのかはわからない

だから、この場合はやむを得ない。

脱水状態になって非常につらく危険になるよりも、それを避けるためには本人が希望するだけ水分を摂取してもらう。

これも「脱保湿の原則からの逸脱」とはいえ、納得できることだと思う。

 

 

離脱開始のいちばん最初期

 

経験したことのある人は多いと思うが、

離脱開始の初期に非常に重症の人は、

布団の中に入りっぱなしになるかもしれない。

痛くて布団から出られないためだ。

これは強烈な保湿行為ではあるけれど、

入院当初の数日から一週間くらいの間は、

患者の体力自体もものすごく落ちているだろう。

そういう時は、患者の尻を叩いて無理に運動をさせるよりも、

じっと安静にしているほうが、結果として早く治るということはある。

 

だから、離脱のごく初期に全身が紅皮症の状態で滲出している時や、高熱が出ているという場合だけには、

患者を安静にさせることもあるし水分摂取制限も行わない。

脱水症状によるいろいろな問題を解決するひとつの方法だ。

 

 

シャワーについて

 

冬にはできるだけ、長い時間の入浴やシャワーは避けるようにみなさんに言っている。

では、夏の暑い時期に汗をたくさんかいた場合にはどうすればいいかと、

しばしば尋ねられる。

私の本には「一日に一度の入浴+水のシャワーを浴びるだけ」ならいい、

と説明している。

実際に、大量の汗をかいた場合には皮膚の表面にばい菌が増えやすい

ということはあるので、

汗をたくさんかいた場合には、水のシャワーをさっと短時間に浴びるのだけはいいだろう。

 

ただし、これは入院中には認めていない。

病院で一日に2回シャワーを使っていいという風にすると、

みなさんが一日の行動予定を立てづらくなるからだ。

 

自宅にいる場合に、暑い時に暑い部屋でじっと我慢していると、汗が出てくる

そのままじっとしていると、どこかの毛穴にばい菌が増えて細菌感染を起こすということは多いだろう

それを防ぐためには、自宅で過ごす時には細菌感染予防の方法のひとつとして

さっと水のシャワーを浴びるのはいいだろう。

 

 

入浴時に石鹸を使うこと

 

脱保湿というよりも、これは入浴に関連した話だ。

入院していてかなり皮膚の状態がよくなってきて、

体の表面に白い粉鱗屑がたくさん出てきたような場合には、

入浴時に石鹸を使って体を洗うように指導することがときどきある。

その場合に、体を洗ったあとでかゆみが強くて困る

と言うふうに判断する人もいるけれど、

逆に痒みが非常におさまっていいという経験をしている人もいる。

おそらくは、白い粉のできかたで判断すべきで、もう少しで体から剥がれ落ちる状態なのに、

なんとなくからだの表面に残ってしまっているというような時には、

石鹸を使って軽く洗うとそれらが取れて、痒みが起こらないで楽になるということがあるのだろう

 

 

まとめ

 

脱保湿はとても重要で、ステロイド離脱の基本ではあるけれど、

時と場合によって「脱保湿の原則」から逸脱することはいくつかあり得る

だから、脱保湿からはなにがなんでも絶対に逸脱してはいけない、とはあまり考えないでほしい。

 

ただし、脱保湿として行わなければならない、運動水分摂取制限保湿行為を避ける

といったことは基本的にはずっと行うべきだ。

繰り返しになるが、上述のような特殊な条件では、時に脱保湿の原則を逸脱する必要もあるということ。

このことを十分に理解してほしい。

 

 

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入院患者さんから佐藤先生への質問

 

 

Q. 自宅にいるときにシャワーを浴びるのは、規定回数以外には一日に1回程度だけか。

A. そう思います。

 

Q. 皮膚の表面についた白い粉を石鹸で落とすとは、ごしごしと皮膚をこすってはいけないとは思うが、

タオルに石鹸を泡立ててつけてなでるようして、シャワーで流すというやり方ですよね。

それで、100%ではないにせよ、白い粉をどのくらいの割合で取ればいいのか。

A. 石鹸で洗うのは、白い粉を完全に取ってしまうために行うのではない。

なでるように洗うことで、自然に取れそうな分をちょっとだけ手助けする、

という感じだからね。

 

Q. 入院前に自宅でも足だけは毎日洗っていたが、傷が広がったり、感染症を起こしてしまった。

感染した場合は佐藤先生に診てもらわないとだめだろうか。

A. 万が一の時にに診てもらえる、自宅近くの医師を見つけておくのが一番いい。

 

Q. 傷の広がる場合や細菌感染を起こしている場合はシャワーをやめたほうがいいのだろうか。

A. シャワーがほんとうに悪さをしているのであれば、やめるべきだろう。

だが、今ここではその症状の原因がなにかわからないから、

なんとも答えようがない。

自分で原因を見つけるように考えてほしい。

 

Q. 白い粉の件なのだが、人によって症状は異なるのだろうけれど、

その白い粉が出る期間は平均的にはどのくらいなのだろうか。

A. まず、だいたい離脱の最後の方になった場合のことであって、

入院初期の赤みのあるうちは洗って落としてはいけない

白い粉が出る期間というものは、患者によってさまざまだ。

ある時期にぽんっと白い粉が生じるようになり、それ以降出てこない人もいる。

一方で、じわじわとずっと続く人もいる。

 

Q. 細菌感染の度合いについて尋ねたい。

どういう対応をしていいのか、洗い流すべきか。

膿疱の数がほんの少しでも抗生物質を必ず服用すべきか。

A. 症状を見て、膿疱がどんどん広がっていくかどうか、

で決めないといけないと思う。

ひとつふたつだけ膿疱があり、

あまり広がっていくのではないならば、

それこそ膿疱を潰して残った膿をガーゼなどで吸い取り、

そのあと水道水でさっと流せば、かなりよくはなるだろう。

それよりもずっと膿疱の数が多くどんどん発熱するようであれば

抗生物質を服用しないと治っていかないだろう。

皮膚の表面の方をいじるだけでは、かえって感染を広げる可能性がある。

 

Q. 弱い感染症でも抗生物質を服用すればすぐに治っていく気がする。

けれど、抗生物質は多用しないほうがいいか。

A. なしでいけるなら、もちろん服用しないほうがいい。

抗生物質は耐性菌を作ってしまう確率が増えるから、

出来たら飲まない方がいいとは言える。

 

Q. 膿疱は潰した方がいいか、放置したほうがいいのか。

A. あくまでも膿疱の数が少ないならば、

潰してしまう方が早くよくなるだろうね。

膿があったら痛みも出てくる。

普段でも、男性だと特に、毛穴のあるところに

ちょこちょこと化膿することはあると思う。

そんな場合だったら潰すだけで、

抗生物質を飲まなくてもよくなることはあると思う。

 

Q. 抗生物質を服用するのに、耐性菌を発生させないですむ望ましい期間や周期というものあるのか。

A. それはわからない。

ただし、抗生物質を服用するにあたっていえることはふたつある。

ひとつは、服用期間は短い方がいい

ふたつめは、できるだけきちんと細菌をやっつけてしまう必要がある

その期間は症状や人によって異なるだろう。

病気によってはすぐに服用をやめることができるものはあるが、

皮膚の場合には、意外とだらだらと続くので、

比較的長く服用せねばならないことが多いようだ。

皮膚の表面だけに小さな膿疱がぽつぽつとある症状なら、

短い服用期間でもすぐによくなるようだ。

ところが、じくじくとした部分の面積が広い場合には、治りが悪い印象がある。

抗生物質がその部分に行き渡る程度が低いということなのか、

治りが悪い原因はいまひとつよくわからない。

 

Q. 脱ステロイドの離脱症状は人によって異なるだろうが、リバウンドが再発する理由は。

ステロイドが体内から抜けきれていないからか、自分でステロイドをうまく産出できないからか。

A. 私が持っているデータから判断すると、

外用したステロイドの物質自体は

おおむね一ヶ月で体外から排出されて存在しなくなる。

ところが、ステロイドを外用していたことをその部位が ”記憶している” ようだ

物質自体が存在するかどうかと ”記憶” があるかどうかには

差はないと考えることもできるかもしれない。

「ステロイドを外用していた ”記憶” が皮膚にはある。」

という言い方を私は以前からしていたが、

リバウンドとはその外用していた部位自体で

ステロイドを産出する能力が

どの程度落ちてしまい

それがどれだけの速度で回復していくか

という回復速度の問題なのだと思う。

それは人によって異なる。

 

また、”リバウンドから回復したあとの再悪化 に関しては、

回復後に数年経てばステロイドの産出能力は相当回復しているはずだろうが、

何かの拍子に強烈なストレスを受けた場合に「負けてしまう」のだといえると思う。

すなわち、何かの理由によってステロイドを産出する能力がどーんと落ちてしまう

ということが患者に起きているのだろう。

正確なところはまだわからないけれど、

おそらく考え方としてはそう考えざるを得ないし、

そういう観点で研究していけば答えが出てくるのではないか。

 

リバウンド後の再悪化” についての原因はまだわかりかねるけれど、

少なくとも、”ステロイドを産出する能力” が何かの理由で落ちてしまう可能性は、

離脱後もかなり長期間のあいだ起こり得る、と言うことはできると思う。

さらに、”ステロイドを産出する能力” が

健常者と比べると低いことは報告されている。

脱ステロイド患者は、その能力がさらに

あまり高くないままでいるという可能性もある

 

Q. 自分は生後2ヶ月からステロイドを使い、いまは44歳で脱ステロイドをしている。

たとえば、ステロイドを40年間使い続けてから離脱して、よい状態に戻るという例はたくさんあるのだろうか。

A. たくさんいてるよ。

今、『元気が出る徳子の部屋』というブログを書いている徳子さんも

そのうちのひとりかもしれない。

リバウンドのいちばんひどい時には、

脚なんて普通の倍以上の太さにむくんでいた。

 

👆話題にされて喜ぶ筆者?👆(阪南中央病院で脱保湿を教わる前は、さらにはるかにひどい重傷を2回体験しています。その間、都内のクリニックで出された軟膏をひたすら全身に塗っていましたがよくならず、見るも無残な人間業(笑)?を超えた重傷を繰り返しました。リアル・ゾンビでしたよ(笑)。1回目が一番ひどく、2回目はそれよりは少しまし、3回目の重症の時はそれらよりかなりマシとはいえ、それでもひどい重傷。・・・その3回目で、練馬の藤澤先生のご紹介で阪南に入院し、脱保湿で初めてよくなりました!私でもよくなるのだから、みなさんは絶対大丈夫!)

 

また、今まで診たなかでいちばんひどい患者は、頭と脚を上げてベッドに寝ていて、

夜中になるとお尻のところから浸出液がぽたぽたと床に漏れ出てきていた。

もっとも、私がまだ水分摂取制限ということを重視していなかったころだから、

その人も水分制限が出来ていなかったのかもしれない。

今でも、時々その人は外来で来るけれど、そう調子は悪くはない。

 

Q. 水分摂取制限のことは一般の医師に知られているのだろうか。いつごろから先生はそう指導しているのか。

A. 全然知らんと思うね! 

私自身がはっきりとそれを言い出したのは、

1995年から1996年頃に

名古屋市立大学にいるころだ。

私自身もうすうすそうかもしれないと思っていたところに、

名古屋市立大学病院にいたある看護師さんが

水をたくさん飲む患者さんは治りが悪いですね。」とずばり言ってくれました。

すごい洞察力ですね。

 

Q. それだけ前から脱ステロイド時に水分摂取制限が必要と提唱しているのに、全然広まっていないのか。

A. そうだ。脱ステロイドという考え方自体、

日本皮膚科学会が嫌がって認めていないでしょう。

それと、皮膚科医の多くはあまり全身のことを考えないで診ているから、

このことを知らないのだろう。

 

Q, 脱ステロイドを指導できる医師はどれだけいるのか。

いつも講演会を佐藤先生といっしょにされている先生がた以外にいるのだろうか。

A. ほとんどいないよ。

ただし、一般の皮膚科医のなかにも自分で脱ステロイドの治療をして、

私のところに通っている人もいる。

先日も、オーストラリアの医師から

「脱保湿について情報提供してほしい。」という連絡もあった。

患者の間では、アフリカを除く世界中の患者たちに

『脱保湿』という考え方が少しずつ広まりつつあるようだ

あくまでも、患者たちの間だけではね。

世界の脱保湿に興味を持つ患者さんたちの分布(”元気が出る徳子の部屋”の読者分布地図)です。アフリカの一部の国々と、氷に覆われた国以外、ほぼ世界中の国々で、佐藤先生の治療をやってみたい方々が増えています。日本にいるあなた、それだけでラッキーなんですよ!

 

Q. それでは、ステロイドを使わない治療をする医師はこれから増えていくのだろうか。

A. そうあってほしいね! 

そのためには、あなたがた自身にも情報発信もお願いしたい

 

Q. 脱ステロイド・脱保湿の味方になってくれる医師を増やすには。

A. 脱ステロイド・脱保湿を患者にさせた経験がなく、

どういう状態になるのか知らない医師はたくさんいる

先日も大阪の北の方の病院に勤務している皮膚科医が私のところに見学に来た。

最初は、急性期病棟にいる入院したてで全身から滲出している患者を見て

「こんなにひどいことを!」と言うてたけれど、

その後で回復期病棟にいる症状が落ち着いてきた患者を見て

「へえ、こんなによくなるのですか!」

と感心して帰って行ったから、

今までその医師が思っていたのとは違っていたのだろう。

実際に目で見ないと信用しないみたいだ。

学会発表でも写真ではどうも信用してくれないようだ。

 

Q. 阪南中央病院に入院する前に別の大学病院で

「ここまでひどい状態ではステロイドを使わないと絶対に治らない」

と言われたのだが、退院したら見せつけに行ってやろうかなと思っているけれど。

A. 是非見せに行ってください。

全身から滲出する、落屑するという状態の患者を見たら、

普通の医師は驚いて「死ぬんちゃうか」と思う。

だからすぐにステロイドを塗れという風に言う。

その時に、患者のどういうところを診て、知らないことであっても、

どうすればいいかを覚えていかなくてはいけないのだけれど……

なかなかそういう風にいかない。

確かに、知らない状態から手探りで治療していくのはとても怖いことだし、

日本皮膚科学会のボス連中でもやり方をぜんぜん知らないだろうしね。

 

Q. 食べてはいけない食べ物はあるか。糖質制限についてどう思うか。

A. 甘い物を食べて痒くなった、という例を

私は実際に診たことがないよ。

糖質制限は脱ステロイド・脱保湿には

全く関係ないと思う。

ただし、清涼飲料水を飲んだあとに痒くなる、

ということがあるとすれば、

恐らくそれは防腐剤などのせいだと思う。

清涼飲料水のせいで痒くなる、というならば、

全ての成分を検討しなければ、正しい答えは出てこない

防腐剤は痒みを起こしやすくなるというのはある。

 

Q. 食べ物自体のせいで痒くなることと、血糖値が上がったことで痒くなるのはわからないと思うのだが。

A. 確かに、糖尿病の人は、理由ははっきりわからないが

高血糖だと痒みを起こしやすいようだ。

でも、そうだったら糖尿病の人は

年がら年中ずっと体を掻きまくるということになりかねないが、

そういうことはない。

だから食べ物のせいで痒みが起こるとはあまり考えにくい。

 

Q. 体内でコルチゾール(ステロイドホルモン)を産出しやすくなる食べ物はあるのか。

玄米が効くと聞いたが。そういうものを食べたほうが炎症は起きにくい、などということはあるのか。

A. ステロイドホルモンを体内で産出させるには、

ACTH副腎皮質刺激ホルモン)が必要だが、

それと似たような働きをする食べ物はないのではないか。

そんなのまったくのイカサマや。

 

Q. では、何かを食べればACTHの産出に結びつくというのもありえないのか。

A. 調べたらそういう食べ物はあるかもしれないけれど、

今までそれをまじめに調べたことはない。

ストレスがあると、副腎などからACTHは出やすくなるだろう。

ストレスを受けるとステロイドホルモンを産出することになるが、

そのACTHが出てこないとステロイドホルモンが産出されないからね。

 

ただ、皮膚でどうなっているかということに関してはまだほとんどわかっていない。

ACTHというものが存在するということと、

その刺激によってステロイドホルモンが出てくるということは間違いない。

 

Q. ACTHが出ると皮膚は茶色みがかるのですよね。

A. そういうこと。

それは、ACTHの遺伝子の最初の半分くらいは

「色素を作りなさい」という遺伝子だから。

ACTHが出てくると、その部分だけ皮膚が黒ずんでくる。

湿疹があったら治ってくると湿疹のところだけ茶色くなるでしょう。

もし、脳からACTHが出るのであれば全身が茶色くならないといけない

湿疹があった部位だけが茶色く色素沈着するということは、

その部位だけで反応が起きているということ。

 

Q. 脱ステロイド中は甘草(カンゾウ)は、化学式が似ているから摂取しないようにと聞いたけれど。

ビタミンDはどうなのか。

A. カンゾウについてはそのとおりで、摂取すべきではない

ビタミンDは関係がない。

あの辺りは構造自体みなよく似ていて、ちょこちょこっとちがうくらいだ。

だが働きが異なる。

カンゾウは英語でリコリス(liquoriceまたはlicorice)という。

ステロイドホルモンには二種類あって、

糖質コルチコイドグルココルチコイド、glucocorticoid)と

鉱質コルチコイドミネラルコルチコイド、mineralocorticoid)がある。

カンゾウは後者のミネラルコルチコイドのほうだが、

構造はグルココルチコイドによく似ている。

そして、人体のステロイドホルモンを受け入れる受容体は

糖質も鉱質のどちらも受けるはず。

リコリスを摂取したら、それは

ステロイドで刺激するのと同じと考えていいと思っている。

 

とはいえ、いろいろな商品の内容物にカンゾウと書かれてはいるが、

濃度はとても薄いはずだから、影響はそう大きくないとは思う。

もっとも、漢方薬でカンゾウそのものをたくさん摂取するなら話は別だ。

以前、漢方薬を内服している人の血中ナトリウム濃度が

いつまでも下がらないということがあった。

カンゾウには血中ナトリウム値を高くする働きがある。

そこで、漢方薬をやめてもらったら、

血中ナトリウム値も元に戻ったということはあった。

石鹸に入っている程度なら、濃度はとても薄いから関係ないだろう。

 

                2019.08.09 『とまり木』より

 

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さて、いかがでしたか?

ひとつひとつ知識を重ねることで、あなたも治癒に近づいていきますよ。

大丈夫!必ず、よくなります。

前向きな気持ちを維持して、笑顔で今を乗り切ってくださいね。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

 


脱ステ超お役立ち情報 ー その12


 

阪南中央病院皮膚科の入院患者さんと佐藤健二先生の学習会情報がアップデートされましたよ♪

今日のトピックは『皮膚の構造と湿疹蕁麻疹苔癬化についてです。

 

超お役立ち情報も、今回で12回目。

またまたさらに、私たち賢くなれますね。

この調子で行くと、私たちもいつの日か佐藤先生に追いつき追い越し・・・・は、ないか。(笑)

しかっり読んで、賢くなって・・・一日でも早くよくなるように、ご一緒に学習していきましょうね。

 

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<<<佐藤健二先生のお話>>>

 

□皮膚の構造と湿疹蕁麻疹苔癬化について□

 

皮膚の構造

 

表皮の一番上にアカがあり→ 表皮真皮皮下脂肪という構造になっており、

真皮までを皮膚 という。

画像と説明は関係ありません。

 

皮膚が一ヶ月ごとに入れ替わるという意味

 

分裂した細胞が表皮最下層から表皮に上がってきて、落屑となって落ちるまでのサイクルは、

真皮から表皮まで(生きている細胞)で2週間

アカになった状態(死んだ細胞)で2週間かかる

 

掻いた時に血が出た方が良いという意味について

 

画像と説明は関係ありません。

最初に血管の構造を説明する。

皮膚の血管は表皮には無く、真皮にある

強く掻いたとしても、真皮の血管を破るまでは出血は起こらない。

つまり、表皮が分厚かったら、いくら掻いても血管までは届かない。

そうなると掻いても出てくるのは汁だけということになる。

真皮まで到達して初めて血が出る。

掻いてすぐに出血するということは表皮が薄くなっている証拠。

 

表皮の構造

 

拡大して考えてもらいたい。

表皮を豆腐に例えると、一番外側(上部)がアカになっていて

一番下が生きた細胞の一番下。

表皮をバサッと切って横から見ると、波を打っているように見える。

画像と説明は関係ありません。写真:自然免疫応用技研 ㈱

実際に立体で見ると →

豆腐に、赤ちゃんがミルクを飲む時の

乳首が下からプチュっと突き上げたような

形になっているのが見られる。

豆腐の中に上がっているような格好で、

真皮が表皮中に所々入り込んでいて、

二次元で見ると山型になっている。

その上がったところに、毛細血管がある。

 

これらを踏まえうえで、湿疹と蕁麻疹の違いを説明する。

 

 

湿疹とは

 

血管からリンパ球や好中球という白血球の仲間が出てきて、

真皮と表皮の中まで入っていった状態で、細胞が色々と物質を出すので、

表皮が浮腫になる。

細胞と細胞の間に水が溜まって膨れてくるから、盛り上がる。

痒いところが尖っているのは、細胞間に水が溜まって膨れているからである。

このために湿疹が治るのには時間がかかる

 

 

蕁麻疹とは

 

蕁麻疹は湿疹とは大きく異なり、上がっている毛細血管の内張に隙間ができ、

白血球や赤血球は出ないが、汁だけが出る

血管の周りに液体が出て行くが、1時間か2時間くらいで吸収されてなくなる

蕁麻疹は液体が出てきた時に膨れてしばらくするとへこむ。

炎症が強くないので湿疹に比べて早く治る

 

何故これを問題にするかというと、アトピー性皮膚炎は湿疹であるにもかかわらず、

間違ってアトピーは食物アレルギーで起こって悪くなると考えられている

アトピーは湿疹です

アレルギーを起こすIgEは蕁麻疹を起こす

つまり、蕁麻疹とアトピー性皮膚炎とは全く別の原因で起こっている

 

 

苔癬化とは

 

画像と説明は関係ありません。

様々な表現がされるが、象の皮のような硬い皮膚をいう。

苔癬化が実際にどうなっているかというと、表皮の構造を思い出してほしいのだが、

一番外側(上部)にアカになるところがあって、次に波形の表皮があり、次に真皮がある。

 

苔癬化は、慢性的に掻くので表皮が分厚くなって起こ

つまり、皮膚の表皮(豆腐の部分)が通常より分厚くなり、

その中に乳頭(真皮)が下からずーっと上がってきている状態になっている。

表皮側が上から下に伸びていくので

場所がないので盛り上がった状態になる

ここまでになるのはかなり時間がかかるので、

湿疹としてあったとしても、慢性湿疹となる。

 

湿疹ではあるが、苔癬化すると、細胞の間に水分はそれほど多くなく、

それよりも細胞の数がものすごく増えて下まで伸びている状態となっている。

そうなると表皮が分厚くなっているので、いくら掻いても血管まで届かないので出血しない

ところが、湿疹が良くなると(苔癬化がマシになること)、表皮が薄くなるので

少し掻いただけで血管まで届くようになるので出血する

掻いて汁が出る状態より出血する状態が良い

と言っているのは以上が理由である

 

自分自身の湿疹を観察したときに

水ぶくれに近いような湿疹は急性の湿疹表皮は厚くなっていない

ゴワゴワした、シワが多く見えているような皮膚は、表皮がずっと下まで行っている(厚くなっている。)

それが良くなるためには、下に伸びた部分が表面に上がっていかないといけないが、

上がるためには上を取らないといけない。

取るためには、皮丘という皮膚表面にある3mmくらいの小さな丘のところが、カサブタ的に取れていく

良くなっていく過程では、だんだんと白いカサブタ(死んだ細胞)として取れていって、下から上に上がっていく。

ここまでくれば、相当良くなっているということである。

 

 

以上が湿疹と蕁麻疹と苔癬化についての説明である。

今回の話しは治療には直接的には関わらないが、

自分が受けている治療と現状の治癒の段階を知るためには、理解をしておく必要がある。

医者がいない時の病状の評価基準として、今回の話しを参考にしてもらえばよい。

以上で私の話しは終わりです。

 

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入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  苔癬化はするのにも時間がかかると思うので、治るのにも時間がかかりますね。

A.  かかる。苔癬化は掻くことによる刺激が原因と考えられる。

しかし、脱ステしている時には掻いていても治癒傾向にある。

何故同じ刺激によって結果に違いが出るのかは今のところわからない。

しかし臨床的にわかっていることは、

ステロイドを使用しても良くならない苔癬化した患部は、

ステロイドをやめないと絶対に良くなっていかない

特にそれがハッキリしているのは痒疹である。

痒疹は苔癬化と非常に良く似た病像をした病変である。

 

Q.  湿疹の際の滲出液の成分で痒くなるのか。

A.  アトピーの痒みの理由はまだはっきりと解明されていない。

血管の周りにある肥満細胞が放出する

ヒスタミンで痒みが起こることは判っているが、

それが痒みの主な原因であるならば、抗ヒスタミン剤を服用すれば痒みは収まるはずだが、

実際はあまり効果がない。その他にも痒みの原因があるようだ。

様々な研究があるが決定的な答えは出ていない。

 

Q.  仕事が忙しいと、仕事後に非常に痒みが強くなるが何故か。

A.  それは多くの人に起こっている現象のようだ。

どうやら緊張から解放されると痒みを感じるようだ。

もうひとつには身体が産生するステロイドには時間的な変化がある。

午前10時が最も多く、そこから減少していき、翌朝5時が最低となる

そこからまた増加していく。

身体が産生するステロイドの濃度がある値以下になると

痒みを感じてしまう可能性がある

夕方や夜などは濃度が低いと考えられ、それが関係している可能性があるが、

それ以上はっきりしたことは言えない。

 

Q.  室温が高く、暑いと感じる時は痒みが強くなる気がする。何故か。

A.  温度が上がると肥満細胞からヒスタミンが放出されやすい

それで説明できると思う。

そのような痒みでは、アイスノンなどで冷やすと痒みが軽減される

ということも起こると思う。

 

Q: つまり身体が暑くて痒いと感じる場合は、抗ヒスタミン剤で収まる痒みということか。

A:そう理解して良いと思う。どこまで効果的かは未知数であるが。

暑いからといってもヒスタミン以外が原因の場合もあるかもしれない。

 

Q:就寝中に身体が火照る。原因は?

A:分かりません。

 

Q;運動療法として勧められているのは心拍数120程度の有酸素運動だが、

無酸素運動である筋トレを行なっている。

筋肉を作るためにタンパク質が消費されると思うのだが、脱ステ療法中はやらない方が良いか。

A:それくらいは影響はないのではないか。ただし有酸素運動もした方が良い。

両方やればよいのではないか。

 

Q:有酸素運動をして糖質が減ると、筋トレをする時に影響が出る。

A:有酸素運動では糖質ではなく脂肪が燃焼する。

 

Q:有酸素運動で脂肪が燃焼するのは運動開始から30分後で糖質と半々で使われる。

また、それまでは糖質が使われる。

A:運動ではまず解糖系のグルコースが使われる。

さらに運動を続け、グルコースがなくなると筋肉運動によって産生された乳酸が

TCAサイクルに入って有酸素運動となる。

そのどの過程を問題とするのか。

 

Q:身体に残った糖質を筋トレで全消費した状態で終えたいが、その後に有酸素運動をすると、

筋繊維を分解して糖質と脂肪を消費するので、筋トレの効果が減少してしまうと考えている。

A:有酸素運動では脂肪燃焼がメインだと考える。

また、使う筋肉も有酸素運動と無酸素運動では赤筋と白筋で違う。

 

Q:蚊に刺された時の塗り薬はどうすればよいか。また、キズ薬はどうか。

A:ステロイドを使ったことのない人は、

ステロイドが入ってなければ

特に気にしなくて良い。

抗生物質の入った軟膏なども使用しても問題ない。

 

Q:運動は1時間まとめてやらなければだめか?30分ずつ2セットでもよいか。

A:良い。自分の体力に合わせてやればよい。

 

                       2019.07.26 『とまり木』より 

 

 

         **********************************************

 

 

さてさて、いかがでしたでしょうか。

皮膚って、いや、人間の体って、まだまだ科学では解明できない謎もいっぱいで面白いですね。

また、こうして家に居ながらにして教えてもらえるなんて、ありがたいことですよね。

 

ちょっと賢くなった自分に酔いしれながら・・・・

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

***阪南中央病院皮膚科の業務連絡ですよ。2019夏休み: 8/14、 16、 30、 9/18

***入院中のまとめ担当の方々、ありがとうございました!

 

 

 

 

 


Tokuko Got An Interview! – Part 2


 

👇  Here is Part 1 of the interview! 👇 Please read this first. 

Tokuko Got An Interview! – Part 1

Tokuko Got An Interview – Part 1  👈CLICK HERE!

 

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                                  – Tokuko Got An Intervew –  Part 2 – 

 

MARLENE: Your blog has 5 categories:  MY Tweets, Travels, TSW & Atopic DermatitisSpiritual Posts, and Posts in English.  Recently, you have felt deep concern over the high suicide rate in Japan.  Have you tried to address this in your blog?

 

TOKUKO:  Yes, I have done it and the article also was a big hit and was shared by many.  We have a culture like “Being modest and quiet is beauty.” so typical Japanese don’t voice so often and tend to have stress for that.  Stress causes various kinds of sickness so I try to encourage my blog readers to let them feel uplifted.

 

I have many more readers in Japan than foreign countries and I add various kinds of topics in Japanese since Japanese is my first language.  The majority of popular topics are my unique mindsets to live happily, encouragement like self-development and TSW & atopic dermatitis
I certainly try to get a positive message out on my English site, too.  I think the most healing takes place when the spirits are positive and people move on from isolation.

 

 

MARLENE:  You have developed a strong relationship with all the Japanese NMT doctors, but of course, you have the most contact with the extremely busy Dr. Sato.  What can you tell us about his work?

 

TOKUKO:   I think Dr. Sato chose to see both inpatients and outpatients but not being a clinic doctor to see outpatients only for a few minutes once a few months or so.  I believe his choice gave this doctor’s eyes more excellent diagnostic capability but not only his natural talent and effortsHis diagnosis and advice are always AMAZINGLY accurate

 

For example, when he says ‘4 days.’ to see a patient’s specific part, the flare disappears 4 days later

If he said ‘7 days.’ you’d see it clears up 7 days later definitely

When he gives a direction like, “Diminish water to 1100 ml.” the patient gets amazingly well so quickly

When he says, You have done XXXXX, haven’t you?” the patient is surprised and confesses, “Yes, as a matter of fact, I did.”…lol

 

His eyes are a miracle and patients always run across such scenes in the hospital.  There’s no doubt he realized the condition of TSW long time ago and found the great method more than 30 years ago.

 

He runs free big lecture meetings all over Japan, provides free classes in the hospital, gives training/lessons for other doctors who are interested in NMT, gives advice for questions from patients who he doesn’t know on the website (in Japanese) without a fee, etc. etc.  His dedication for patients is unbelievable.

 

 

MARLENE:  What does a day in the life of Dr. Sato look like.  Can you tell us in your own words?

Many of Dr. Sato’s healed patients all over Japan gave him a gift with collage pics of used-to-be inpatients. Everybody loves him! Look at his warm smile!

 

TOKUKO:  Dr. Sato shows up in the hospital early in the morning.  After inpatients have finished breakfast, he sees us one by one and gives us very appropriate advice.  Then, he sees outpatients.  The reception closes the day’s appointments in the morning but he sees so many outpatients from all over Japan until evening and sometimes until late at night.

 

Then after he finished to see all of them, he checks all of the clinical records including young doctors’ ones.  He has so many things to do taking care of MANY patients.  Late at night, we sometimes see him sitting in front of the computer to complete things.

 

After that, he sometimes responds to the Japanese Q & A site that I mentioned earlier and answers questions for patients he doesn’t even know.  He doesn’t charge for this.  Dr. Mitsuko Satou (NMT super pediatrician) gives advice there too.  The site has a lot of people’s access and we can get helpful information there.  Usually, next morning, inpatients find their work and say, “Guess what?  Dr. Sato answered some questions after midnight yesterday too…When does he sleep?”

 

And every two or three weeks, he provides NMT classes for inpatients after dinner, actually at night.  It is VERY helpful and we learn what we have to do or what we shouldn’t do.  I post it in my blog in Japanese.  He teaches us about skin too so we get much knowledge at the classes.  During the classes, he sometimes sees inpatients again per inpatients’ request though he already saw us in the morning.  He memorizes each inpatients’ symptom and gives very appropriate advice.  We patients merrily wait in line to be seen by him again because it is fun to talk to him. 

As you also wondered already, patients always wonder “When does Dr. Sato have his meals?…His days are such hectic.

On weekends, a lot of patients say, “Awww….weekend again….I don’t know if I can get through it without Dr. Sato!”  All the inpatients love him so much.

Dr. Sato’s favorite food, ‘Yakisoba Noodle’. He might eat up three plates as long as it is this size…??? (=standard size)…lol

 

One day, while I was in the hospital, finally, my horrible affected part dried up completely and I was very happy for that.  I showed off the part proudly to him at the night class. 

To see it at one glance, he said, “You will scratch it tonight definitely.😙” ….It was so funny for me. 🤣

I said, “Nooooo!!!  Dr. Sato!  It took a looong time to dry up and I finally reached this phase😬.  Definitely, I won’t scratch tonight!” (^o^)o

Then he goes,  “Nope.  You can’t control it.  You’ll scratch it definitely.😎”, then I go, “Noooo!  I won’t!….”, then he goes, “Yes, you will scratch🤪.”, then I go, “Nope!  I won’t.”….we exchanged such funny conversation.

 

Ahen…well….I DID scratch the part at the night and all the thick crusts came off…LOL!

It was uncontrollable though it is my body…He says things as if he can foresee everything and it is always right.

 

Also, since mental status affects to our symptoms very much, Dr. Sato cares about it for each inpatients and notices each one’s mental status exquisitely.  Yes, he notices everything…lol  I’ve heard he has spent his time even for one hour to listen to a patient who feels down at night though he is super busy!  He lavishes his time on helping patients.  Of course, the patient’s symptom increased rapidly after that.

 

 

Most of TSW inpatients are discharged around 45 days usually and 90 days at the longest from the hospital.  We cannot stay longer than 3 months in Japan.  I was the longest inpatient that stayed. (for about 3 months)

It was amazing to see inpatients who are leaving because all of them look like a normal people!

 

 

MARLENE: It seems like there is a lot of hero worship going on in his patient community.  Can you tell us details of Dr. Sato’s professional history regarding his teaching of NMT?

 

TOKUKO:  Please refer the followings.

 

 

📂Dr. Sato presented a paper that No Moisturizing Treatment was effective for TSW (Topical Steroid Withdrawal) in 1994.
 
【Atopic Dermatitis and Dermatopathy Induced by Topical Steroids; The Appropriate Treatment and the Information of the medication】 – By Dr. Kenji Sato
 
The Informed Prescriber 1994;9:31-34(in Japanese)
 
📂Then, he announced statistical data of NMT in 1996.
 
【Withdrawal of Topical Steroids for the treatment of severe “Adult-type” atopic dermatitis】; Skin Research 1996;38:440-447 (in Japanese, English summary) – By Dr. Kenji Sato, Dr. Hironori Minami and 3 other doctors.
 
In the summary, it states as follows;
 
—-The skin symptoms exacerbated, and reached to the peak on average seven days later, then gradually subsided in a month. At this time, the use of the nonsteroidal agents was stopped, and exacerbation restarted, reaching to the peak in about 5 days, followed by slow improvement for about one and a half month.—-
 
📂Also, as for the problem of the use of topical steroids for atopic dermatitis had been explained already in his medical paper in 1985.  Dr. Sato had already recognized the condition then.  He was providing non-steroidal treatment already at that time.
 
【Transition of Incidence of Steroid-induced Dermatitis from 1979 to 1984】; – By Dr. Kenji Sato and Dr. Naoko Mizukoshi
 
Skin Research, 1985; 27: 1166-71
 
 
 

 

📂 Published ‘Treatment Derived from Clinical Observation of Prolonged Adult Atopic Dermatitis Patients – No Steroidal and No Moisturizing Treatment‘ (in Japanese) – 2008

📂 Published ‘Say No to Steroids – Treatment of Atopic Dermatitis for Babies and Children‘ (in Japanese) – 2010 by Dr. Kenji Sato & Dr. Mitsuko Sato

📂 Published ‘New Edition: Treatment Derived from Clinical Observation of Prolonged Adult Atopic Dermatitis Patients – No Steroidal and No Moisturizing Treatment‘ (in Japanese) – 2015

 

by Dr. Kenji Sato

by Dr. Kenji Sato/Dr. Mitsuko Satou

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MARLENE: Is Dr. Sato active in other Professional Groups?

 

TOKUKO: Dr. Sato has lecture meetings very often.  He travels all over Japan with other NMT doctors on weekends and Japanese national holidays to have very big meetings with them.  The meetings are usually free even though they are very expensive to organize, I guess.  Recently, I attended a conference along with other NMT doctors.  It was well attended by adult patients, parents and even some dermatologists.

 

 

MARLENE:  I understand that Dr. Kenji Sato and Dr. Mitsuko Satou are members of the Education group.  This shows great respect for your work disseminating NMT information.

 

TOKUKO:  Yes, they are VERY supportive to help group members and are always thinking about TSW sufferers who they even have never met.  When I have questions for group members, they help me a lot.  To avoid confusion, they have approved our group as the official site of NMT and are trying to monitor as much as possible so group members can trust the information that we provide.  Translating medical things is very difficult for me but when my translation is not applicable, Dr. Sato always gives me an advice how to express it.  It is blessing!

 


Also, I see all the NMT doctors at conferences, meetings and parties, and at the same time, hear from many of Dr. Sato’s patients and supporters.  It is always a learning experience for me. 

 

 

Well, I recently added Dr. Mitsuko Satou‘s work with babies and children to my blog.  To see her long experience where she healed tons of babies and children without TS, I feel like it is urgent to spread her theory to the world.  It is really amazing.  Hope as many as parents take her words. 

She refers severe pediatric cases to Hannan Chuo Hospital.  The children are treated in the children’s ward, but seen by Dr. Kenji Sato. 

 

Believe it or not, children and babies get well once parents accept Dr. Mitsuko Satou’s words.  Her theory comes from her approximate 50 years’ experience as a pediatrician and is amazing.

 

 

MARLENE:  How much time do you spend on NMT work?

 

TOKUKOMy laptop remains on my lap all day long on weekends.  On Friday night to Sunday, I usually work 10 hrs a day on NMT because it is not only the blog but Facebook groups, conferences, supporting lecture meetings, etc…etc… 

My older son does chores for my activity so he also is a great supporter.  From his experience to see his mother’s super severe TSW symptoms, he really hopes no one would have such experiences any more in the world.  My younger son also encourages me very much.

 

 

MARLENE:  As well, you run some Japanese sites.  It must be a pleasure for you to answer questions in your first language.  What are the cultural differences?

 

TOKUKO:  Japanese is very unique.  We are born and raised in islands country so our culture and customs are different from others.  Good part is, we esteem peaceful resolution.  Bad part is, we don’t voice so much….lol  To spread the word, I feel more difficulty with disseminating NMT protocol in Japan than foreign countries.   

Still, Dr. Sato’s supporters are glad to work for that and help other sufferers spontaneously.  They are amazing people.

 

Because of our group-oriented culture, once you request to not do it, Japanese members don’t do it and vice versa.  So Japanese sites that I run don’t get questions but I receive questions personally via SNS after all…lol  I’m trying to help them too as much as possible and it is way too easier for me because it is my language. 

Of course, our situation in Japan is the same with foreign countries, I mean, it’s REALLY hard to find out non-steroidal doctors here too.

 

 

 

MARLENE:  You have many readers in both Japanese and English.  Your post called ‘A Message for the Parents with Atopic Dermatitis Children From A Used to be Mummy BabyA message for the Parents with Atopic Dermatitis Children From A Used-To-Be Mummy Baby  really resonated with many readers.  Why do you think this made many people cry?

 

A Message for the Parents with Atopic Dermatitis Children, From A Used-To-Be Mummy Baby

 

TOKUKO:  People were intrigued by my personal journey.  Actually, they say many mothers were touched very deeply by this article and it continues to be very popular in Japan. 

 

One mother who works on supporting TSW kids and babies sent me a message that she cried loudly when she read my journey and admitted reading it many times.  She was encouraged by the thought that it was not the parents’ fault and so they should not feel guilty about using topical steroids on their children.  Hope many more people have an opportunity to read it.

 

 

MARLENE:  You have many warriors.  A couple of months ago, Ahmed Hamadi, published a French set of notes of your blog.  Then, they were published in English.  These notes were very valuable, and the NMT sites were swamped with questions about Dr. Sato’s Protocol – especially food.  Do you still get questions about food and allergies?

 

Thinking about nutritional balance, Tokuko is busy for eating?  Obviously too much….lol

TOKUKO:  Yes, I do.  But Dr. Sato and the other NMT doctors agree that a healthy diet is important and that lots of protein and lipids should be included.  The warning to avoid licorice in foods or drinks that contain one of licorice byproducts is important.  Also,  common sense about your allergies before TSW/NMT should be honored.  Nutritional balance is crucial to grow new skin and rebuild body strength.

 

 

 

MARLENE:  The other big question that is asked repeatedly is about water restriction.  You talk about how important it is in the hospital and how everyone is cooperative because they want to get out quickly.  What are your suggestions for water restriction when it is implemented in the home?

 

TOKUKO:  I believe that Dr. Sato’s guidelines should be followed as closely as possible for faster healing.  However, babies and small children (under 6),  breastfeeding mothers and persons with medical issues, etc…should all be cautious and everyone, when necessary, be under a doctor’s supervision.

 

 

 

MARLENE:  There are many lists of key parts of the protocol.  What would your suggestion to people starting NMT?

 

TOKUKO:  People trying NMT should read as much as they can: my blog, my Education site using the search bar, make personal notes, and establish a list for yourself to get started:

 

Dr. Kenji Sato’s List

From my experience, the causes which make TSW symptoms long and severe are the followings;

  1. long term and/or stronger steroid use
  2. use of tacrolimus -protopic steroids
  3. use of moisturizers after stopping topical steroids
  4. frequent and long bath and/or shower
  5. drinking of large amount of liquid, drinking liquid during night
  6. wash out exudate and/or scrape off crust
  7. insufficient intake of protein and lipid. (Need to look up)
  8. bed rest during the day time
  9. insufficient amount of exercise
  10. be told not to scratch
  11. poor management of psychological stress
  12. Subjective assessment of signs (itch, pain etc) and no objective assessment of symptoms (erosion, red, brown, white, exudate, crust, etc )

                                              – Kenji Sato

 

Dr. Sato says “NMT is unbelievable but it works.

 

MARLENE:  On behalf of the NMT community, I would like to thank you for all the work you do to help Topical Steroid Withdrawal (TSW) sufferers.  Dr. Kenji Sato and the other NMT doctors must be very grateful to you for supporting their work.  

Thank you also for your insights into the amazing Dr. Kenji Sato and his team of followers.  

 

 

<<Interviewer’s Note>>

IN APPRECIATION to International Topical Steroid Withdrawal Association (ITSAN) where Tom and Marlene Bell found Tokuko’s blog & Dr. Kenji Sato discoverer of NMT> It is because of their (No Moisturizing Treatment) NMT work that we are able to celebrate….our 60th anniversary August 1, 1959 – 21,915 days

(NMT) Dec. 3 2018-April 2019 
Tom has healed at 85 years old.

*WORDS CANNOT DESCRIBE HOW GRATEFUL WE FEEL.

                                                     – Marlene Diana Bell –

 

 

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<<Tokuko’s Note>>

 

It was a great experience to get an interview with this amazing lady, Marlene.

As a caregiver, she had been helping her husband, Tom, and then, after his healing with NMT, she started to pay it forward.  Her dedication to the community is outstanding and Tom’s cooperation also is blessing!  They keep encouraging sufferers.  She is like a mother in NMT family.  I don’t know how to thank her for her assistance and love to TSW sufferers in the world.

 

From the bottom of my heart, congratulations on your 60th Anniversary, Marlene and Tom!  I’m proud of you and feel very lucky to be able to celebrate the best couple’s special day resuming healthy life!


Tokuko

 

 

 

 

 

#Tokuko’s Room To Feel Uplifted  #tokukosroomtofeeluplifted  #NMT  #TSW  #No Moisturizing Treatment


Tokuko Got An Interview! – Part 1


 

I got an interview with Ms Marlene Diana Bell who works for disseminating NMT (No Moisturizing Treatment) protocol for TSW (Topical Steroid Withdrawal) sufferers from Canada to the world. 

 

Her husband, Tom, had a severe reaction to steroid creams last year.  Per her explanation, he spent 9 months as an invalid – with skin (the largest organ in the body) very compromised indeed – red skin, sores, ooze, crusts, flaketorturous itch, etc… 

 

Specialists could not help, so like all desperate souls, they were doing serious Facebook search that led them to a google doctor type of cure.

 

They madly searched, searched and searched…..and finally found my blog and Dr. Kenji Sato‘s protocol, NMT, via the ITSAN (International Topical Steroid Withdrawal Association) support group.

 

They learned NMT seriously reading my blog over and over and followed Dr. Sato’s protocol strictly.  When they felt anxiety or got scared of flares, etc…they just read my blog again to make sure if they are on a right course…then, finally…Tom was healed completely within 4 months!  Significant thing is, he is in the middle of his 80s!

Tom resumed his life with NMT!  12 miles ride on his bike.  (Day 105 on NMT)

 

The following Q & A interview will give you insight into my personal experience as a patient of Dr. Kenji Sato.  He is a leading NMT dermatologist and I am one of his many healed patients. 

 

Our dream is to help disseminate the information to as many professionals and sufferers as possible.

 

 

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◆ONLINE INTERVIEW WITH TOKUKO BY MARLENE DIANA BELL◆                                      

                                                

MARLENE:  The name Tokuko comes up frequently on many sites connected with TSW (Topical Steroid Withdrawal). You are definitely a “woman of mystery!” You went into the hospital on October 5, 2015 with a very severe case of TSW that had been misdiagnosed as aggravation of atopic dermatitis.  After starting NMT (No Moisturizing Treatment), I believe that you left on December 18, 2015 with a new lease on life and a determination to share your healing with the world. 

 

The blog article How to Get Over Topical Steroid Withdrawal ASAP   How to get over Topical Steroid Withdrawal asap!  has been shared hundreds-thousands of times in Japanese and English.
(Blog ” Tokuko’s Room To Feel Uplifted: MENU【POSTS IN ENGLISH】)

 

In a letter to you dated on the 25th of November 2017, Dr. Kenji Sato expressed his thanks to you for introducing his treatment protocol.  He hoped that people all over the world suffering from topical steroid withdrawal would be helped.  Well, Tokuko, now a year and a half later, Dr. Sato’s wish has definitely come true.  It is happening because of you!!!

 

Look at the facts:  Your blog has been seen more than 260,000 times, your Education Group has over 1500 members within months after inception, and your Healed Club has over 400 members within a few months, your NMT friends who started the Q & A Support Group for NMT-TSW now have 685 members.  More and more people are asking “What is NMT?  You are not alone now – and you have acquired many warriors!

 

TOKUKO:  Well, I began to prepare the Education site a few months prior to starting it in December 2018.  It may look easy to start a group in Facebook but to utilize it as a way of sharing Dr. Sato’s protocol so accurately, it took time for me to prepare.  I wanted sufferers to use ‘NMT Education Group’  NMT (No Moisturizing Treatment) Education Group instead of their NMT text book because there are no translated ones in the world

 

As you know, Facebook is a communication tool so it was a challenge trying to change members’ vision from Q & A format to a study forum.  I needed to think deeply on how to operate it to help out sufferers efficiently by imagining various situation that might happen.  

 

You can learn NMT accurately in this official NMT site. Dr. Kenji Sato and Dr. Mitsuko Satou are great supporters of this group.



To make the group like an intensive course of NMT, it should be full of helpful information to learn and shouldn’t have the distraction of personal symptom’s continuous complaints or its Q & A or open discussion or debate

 

 

Of course, such things also are necessary sometimes for sufferers so I’m not denying them but I thought if I do the same thing with other TSW support groups, there would be no place to learn NMT seriously and intensively.  Each group has its own role so the idea to comfort and vent are also necessary but I needed to make a place to learn NMT for sufferers in need.

 

Even in the hospital, no one could master NMT overnight just reading Dr. Sato’s book but inpatients get to know it little by little receiving advice from Dr. Sato every day.  Sufferers in our group need such circumstances, I mean, they also need to learn it one step at a time getting advice sometimesThe group can provide opportunities to review each one’s knowledge and it definitely helps sufferers for faster healing because NMT should be done correctly and thoroughly.  Sufferers who try to do NMT at home definitely have to study hard and our group should be their NMT book to find out answers by themselves.


At least one Education Group is necessary to get accurate advice.”…That is my concept of starting the group.

 

 

MARLENE:  The questions and comments in the letters on your 2017 blog are the same ones that sufferers are asking today.  You have addressed them many times.  Is this why you started the NMT (No Moisturizing Treatment) Education Group?

 

TOKUKO:  Well, right after I published How to Get Over Topical Steroid Withdrawal ASAP, the article was spread to the entire world VERY rapidly…so many people started to share it one after another and the entire white world map of my blog data page was filled in color

 

The distribution map of readers of ‘Tokuko’s Room to Feel Uplifted’. Readers are all over the world except some countries in Africa and Greenland where more than 80 % are covered with eternal snow.

 

Then, approximate 2 months later, I started to receive MANY messages with appreciation from all over the world and it increased day by day.  Do you know what I mean?  Yes, a lot of TSW sufferers began to be healed or improved with the protocol They accomplished it just reading the article and followed the direction thoroughly.  And the trend is continuing, I mean, readers all over the world have been sharing it even now every day

 

At the same time, I received many questions with the pictures of their personal symptoms though I’m not a doctor…lol  Of course, I can’t diagnose!…lol  I just can share things what I learned as an experiencer

 

And also, I received other questions too continuously.  I tried to respond to everyone, for 3 digit of messages every day staying up late because I really wanted to help them.  However, there is a limit to take care of everyone in the world by myself…lol  I was extremely busy and didn’t have enough time to sleep…even if it is 2 a.m. here in Japan, people who contact me don’t know it and when I’m about to go to bed, I hear the ring of messages.  Ping…ping….ping…lol 

 

Still, I wasn’t able to ignore them because I fully know how tough the symptoms are. 😰

Sometimes, I wasn’t able to cut the conversation for sufferers who needed urgent help even if it was midnight here.  And some needed encouragement too from me…This is the other reason that I started NMT Education GroupI needed to educate everyone at one time because more than 90 % of their questions and  answers are already in blog articles

As inpatients in Hannan Chuo Hospital, we needed to learn a lot from Dr. Sato every day even though all of us read his booksSufferers who get information from my blog need a place to learn it too.

 

Since Dr. Sato’s treatment could be practiced in the home setting, and many healed sufferers on NMT post their healing journey spontaneously at other TSW support groups one after another, the membership was growing so quickly that it became impossible for me to keep up.  The fact that my improved pictures from severe symptoms within 3 months also are sensational for many sufferers so such testimonies accelerated the membership too.  In April, 3 new efficient members who mastered NMT with my blog and the education group joined as moderators to help transition from individual symptom posts to teaching posts that would encompass common questions.

 

Because of their assistance, I could focus on my role, I mean, this provided an avenue to keep readers updated on Dr. Sato’s work as well as clarify commonly asked questions.  As the transition smoothed out, it allowed me more time to make specific posts as well as work on translations of sections of Dr. Sato’s bookNew Edition: Treatment Derived from Clinical Observation of Prolonged Adult Atopic Dermatitis Patients – No Steroidal and No Moisturizing Treatment” (Japanese edition).  I feel blessed so much!

 


I started The NMT Healed Club too https://www.facebook.com/groups/NMTHealedClub/ to show the reality of NMT during the process, and to encourage people visually showing that NMT works.  The group is full of positive energy and it is good for sufferers who lost self-confidence to feel uplifted.

 

You can see a lot of healed/improved members’ pictures and reports in this group.

 

 

MARLENE:  The deleting of posts led to misunderstandings with both positive and negative comments on other sites.  How did you and your moderators respond to this criticism?

 

TOKUKO:  To think about sufferers who are in the midst of serious symptoms or in emergency like life threatening cases and those who are not good at English, we have to focus on providing appropriate and accurate info only, I mean, we have to diminish their workload to read and have to save their time.  They definitely urgently need help and we have to help them out from this agony devoting all our energy so I wanted to avoid continuous same explanations from the beginning. 

 

 

Also, staying positive is a part of NMT so I didn’t want our group to be full of complaints about personal symptoms because it affects other sufferers’ symptoms too making them feel sad.  Venting is good for the person but not good at all for all other sufferers’ symptoms.  No one feels happy to read other people’s pain.  We tend to be tied to our own tough symptoms but everybody should consider about other sufferers too even while experiencing terrible symptoms, I mean, we have to think about other sufferers in various situations precisely because we totally understand the pain.

 

It is because of these reasons, I had to organize the group to let members utilize it as a text book

There are no translated books about NMT in the world and I had no other way to disseminate the protocol except my blog and Facebook groups.  To help out each other with NMT knowledge is my ideal so when I started the group, I required agreement with our policy (with 3 initial questions) to members who requested to join us and explained to members that our operation is different from other TSW support groups

 

I posted this for NMT Education Group members to have them understand our operation and our role to help TSW sufferers.

 

I know it is irritating for some members to not be able to get an answer right away but no one can learn it overnight.  I hope group members realize that it is really great opportunity to re-read my blog articles to find out answers….because, again, more than 90 % of members’ questions are already usually explained in articles.  We tend to think we have learned things very well after we scan the information but tend to miss something important sometimes.  Members might find some other helpful information while reviewing it.

 

 

As long as you chose to accomplish NMT without having NMT doctors there, I hope you understand that such effort by yourself is required.

 

Well, to organize the group, all moderators’ work is excellent. 

When we receive the duplicated questions, they try to contact the member directly via Facebook Messenger as much as possible and explain where the answer is written so that the member could find other missing information too to read it and other members don’t need to waste their time to re-read things that they have already mastered.   Of course, if the question is new and would be helpful for others, it is reflected on the site and we’ll try to answer doing our best.     

 

When we see members’ open discussion about other methods in our group, moderators try to contact them personally because other group members might misunderstand and think that it also was a part of NMT.  To mix other methods might be dangerous sometimes.  It wouldn’t be NMT anymore and healing would take longer or could cause further aggravation. 

 

When we see someone’s post that complains about her/his symptoms, moderators try to send a message to stay present to the pain but then to delete the posts as not to affect other members’ symptoms since it is not good for others.

 

When we get a request for approval to join but if they didn’t answer required 3 questions, moderators send a message to request it with welcome package to explain about NMT as a starter. 

 

They show their journeys making videos or chronological order pictures of NMT process, etc…etc…They are amazing.  Just wonderful.  I can’t tell them how much I appreciate their dedication.

 

It is REALLY huge workload for moderators but still, they work for group members and me SO hard spending their time because they fully know how tough TSW is.  I feel gratitude for their love to other sufferers and caregivers. 

**At that time, there was no function of pending post option in Facebook Groups to select members’ posts. This is a definite improvement!**

 

 

MARLENE:  Let’s go back to the beginning and let people know a few facts about Tokuko.  Can you tell us a few details about you?

 

TOKUKO:  I have two sons and work full time during the week for DoD. (Department of Defense, the United States Air Force.) 

My oldest son is an avid NMT supporter so he willingly helps with family chores.  I think all of my time except eating, cooking and taking a bath is taken by NMT.  To be honest, it has been all consuming and stretches after work on weekdays and at least 10 hours a day on the weekend.  I only allow 3-5 hours sleep every night on weekdays because I have various kinds of activities for NMT.  It’s not only blogs and Facebook groups.

 

Oh, I’d like to apologize here that I can’t respond all of messages that I receive from all over the world every day.  I feel so sorry for them to not be able to make it in a timely manner….still, please understand that it is difficult to respond 3 digit of messages every day.  Instead, I’ll keep adding messages and information in the groups and my blog thinking about you.😊

I could not do the NMT work without my wonderful sons’ support.

 

 

MARLENE:  What about your steroid usage?  How long and how frequently did you apply topical steroid creams?

 

TOKUKO:  My topical steroid usage was for 52 years.  For 30 years, I had been using the world’s strongest steroid cream since it came on the market.  Different creams were prescribed for different parts of the body.  The strongest one was used on my fingers.  At the time, my job took me to many cities and with my fingers looking so horrible, it was easy to get steroids at any hospital.  Once creams were applied, the symptoms disappeared but quickly came backWithout the creams, it was impossible to lead an ordinary life

 

Before NMT, during severe TSW, I was also prescribed a very strong immunosuppressant, ciclosporin (cyclosporine = neoral), which is usually given before undergoing internal organ transplant operations.  I was taking it daily for months twice and the side effects were horrible.

 

 

MARLENE:  How did you get an appointment to see Dr. Kenji Sato at Hannan Chou Hospital in Osaka, Japan?

 

TOKUKO:  I was referred by a famous Japanese NMT dermatologist, Dr. Shigeki Fujisawa in Tokyo Japan.  (Dr. Fujisawa also published books of NMT in Japanese.)

I was admitted after the third attempt with acute aggravation of the skin.  The name of my primary sickness was hypoalbuminemia – an extreme loss of protein though my TSW symptom was VERY severe.  It was here that Dr. Kenji Sato became my specialist in dermatology.

 

From the right, Dr. Kenji Sato, Dr. Mitsuko Satou, Dr. Satoko Minaguchi and Dr. Shigeki Fujisawa.  They are NMT leading doctors in Japan.  Dr. Takahiro Yamada, very left, learned NMT from Dr. Sato directly at Hannan Chuo Hospital.

 

 

MARLENE:  You mention that years later, at a convention, you met a young NMT doctor who remembered thinking that you would never survive this condition.  He also said that he was puzzled by your happy demeanor.  Why do you think you could feel so happy when faced with the horror of TSW?

 

TOKUKO:   I enjoyed the hospital stay so much.  When I entered, I made a big resolution to be a patient who has the sunniest and most upbeat disposition in the hospital…lol.  I wanted to erase the bad image of hospitalization though my symptom was the worst in the hospital

When you go in to the darkness, you should go with the light turning on.  And while your symptom is the worst, if you are seen by a famous, efficient and trustful doctor, how come you need to complain?  You should focus on blessings.

 

Patients often gathered in my hospital room and there was much laughter.  It became known as Tokuko’s Room to Feel Uplifted.  When they needed energy and laughter, they stopped by my room.  When they were depressed, they wanted to talk with me.  In the hospital, I had never felt down even for one second surrounded by nice friends, nurses and doctors.  My heart had been filled with gratitude.  In my blog, I mention “Try to feel positive in every situation.  Mental status is important for the fast recovery.” and I believe it’s true.

You go on to say if you see a tiny good part, bless it.  When you say, “This finger is really bad…” to someone else, you are missing something – Bless the other 9 fingers.

Smiling is not the thing you do only after you became happySmile first, then you can be happy.  It brings you happiness!  This order is important

At a lecture meeting with Dr. Sato

 

To be continued…..

  ”Tokuko Got An Interview – Part 2″  

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Tokuko Got An Interview! – Part 2

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Tokuko Got An Interview! – Part 2

 

 

 

 

 

#Tokuko’s Room To Feel Uplifted  #tokukosroomtofeeluplifted  #TSW  #NMT  #Dr. Sato  #nomoisturizingtreatment  #topicalsteroidwithdrawal


伊勢神宮ひとり歩き - その2 内宮編


 

伊勢神宮巡り、いよいよ二日目です。

今日は内宮ないくう)皇大神宮こうたいじんぐう)を歩きますよ。

こちらは外宮(げくう)をお参りした後に訪れるのが普通です。

日本の氏神、アマテラスオオミカミ様のお宮です。

 

ところで神社神宮の違いってご存じですか?大きさ?人気?(笑)

ザクッと言うと、天皇家の祖先を祀っているのが神宮、そうじゃないのが神社という感じでしょうか。

 

こちらもサクサク周るか、じっくりお参りするかで30分から90分をみられたらいいかもしれません。

 

提供:神宮支庁広報室

 

 

有名な宇治橋がまず、ど~~~んと出て来ます。👇

こちらは外宮と違って右側通行ですよ。真ん中は神様の通り道なので通らないようにしましょうね。

 

この橋は清流五十鈴川にかかっていて、

日常から神聖な域に入って行く架け橋なんです。

穏やかな自然を満喫しながら入って行きますが、だんだん空気が引き締まって行くのを感じますよ。

なんとも神社って不思議ですね。

 

右側通行、守ってますね。

 

ただただ、のんびり歩みを進めるこの辺りは、神苑と呼ばれる松と芝生の美しい庭エリア。

 

さてさて、やっと手水舎が右手に見えてきましたが・・・

 

さらにこの先で五十鈴川のほとりに降りて、

参拝前に身心を清める五十鈴川御手洗場もありますよ。

 

さらに先に進み、もうひとつ鳥居をくぐると・・・

 

左手には神楽殿(かぐらでん)が見えてきましたよ。

こちらでお札お守りを受けられます。「買う」ではなく、「受ける」と言いましょう。(笑)

日本語って、シブいですね。(つい、買う、という言葉を使ってしまう徳子の言い訳。)

 

さてさて、この、ど真ん中に大木がドン、ドン、ドン、と鎮座するのを見かけたら、

もうこの先の左手が正宮ですよー。

 

ハイ、左手を見上げると、伊勢神宮内宮の正宮。

天照大御神様がおいでです。👇

が、この先は撮影禁止です。上って行った先の左右は大丈夫ですが、正面は撮影できません。

こちらも、もし、風もないのに帳(とばり)が上まで上がった場合は、

あなたはきっと神的な生き方をしているかもしれませんよ!(笑)

私はまたまたすごい強風に見舞われ、帳はビュンビュンはためいていたため(?)

奇跡を経験できませんでしたがね・・・(笑)。ぶははは。(全く神的でない自分をごまかす笑い。)

 

お参りをして、サイドからぐるっと周って降りてくると、

先ほどの木が見えるところに戻って来ます。👇

 

出口へ戻りがてら、その先もいくつものお宮を周ってお参りしてみてくださいね。

すぐ右の小道をお散歩気分で入って行きます。

こちらは御稲御倉(みしねのみくら)👇と言って、神宮の神田で収穫された御稲が奉納されるところ。

突き当りには外幣殿(げへいでん)と言われる高床式の建物。

 

さらに奥まで行くと、別宮のうちの第一位とされる荒祭宮(あらまつりのみや)。

ブラブラ神楽殿方向に戻りつつ・・・

 

巫女さんがみんなで床の雑巾がけをされている光景を(ほほう~・・・。)と眺め・・・

 

今度は脇道である左手遠方の橋を目指して、てくてく。

 

この橋を渡りながら・・・・

 

静かで穏やかな川の流れと自然を味わいます。なんだか別世界です。

さらにこの先の鳥居をくぐって行くと、お宮が一つありますよ。

 

帰り道、神楽殿も正面から見ると立派。👇

脇からちょっと覗いてパチリ。

 

馬のいる御厩(みうまや)方面を通って出口に向かうと、👇池にはたくさんの立派な鯉が。

 

さあ、長さ101.8mの宇治橋を右側を通って渡り、下界へ戻りますよ。

 

右側通行、よい子は守ります。

 

それにしても、この日常と神域の境目と言われる橋👇、なんとものどかです。

 

上から覗くと、五十鈴川は本当に清流だなぁ~、と思えます。👇

 

外に出たら、振り返ってお辞儀です。👇

 

さて。お参りを終えると、すぐに日常が待っていました。(笑)

こちらはおはらい町と言って👇、お土産屋さんやお食事処がずらり。

 

いい雰囲気を醸し出してますねぇ。

 

おはらい町の様子、いくつかご覧ください。

 

風情がありますね。

 

お?私の大好物の赤福ですよっ♪👇

関西方面に行った時は、帰りの空港で必ず赤福を買う、という私の習性がございます・・・。

まあ、習慣ですからね、守らないと。

こちらでお茶と赤福を頂けますが、私が狙って行った3色赤福はここではなく、一番端っこの本店のみ。

しかも、時間限定・・・。

今回は無念ですが、時間の関係で断念。(涙)後ろ髪~~~~。

心の中は四つん這いでうなだれていました。(?)(笑)

 

なんか映画村ちっくですね。酒樽がおしゃれ~。 

 

休憩は、コーヒーを飲みながら五十鈴川を眺められる👇五十鈴川カフェ

こちらは有名ですよね。

 

おはらい町の一角に、これまた有名なおかげ横丁の入り口が。

 

なんとも映画村のような雰囲気が随所に。

「てやんでい!」って言いながら、手のひらの一番下で鼻水をぬぐうような江戸っ子が

着物をはしょって家から飛び出してきそうですね。(妄想が進むトクコ・・・。)

 

レストランやお土産屋さんがいくつもあります。

招き猫を売っているお店にこんな👇怠け者のデカイ猫ちゃんが。

 

さてさて、お買い物とお腹を満たした後は、

時間の許す範囲で、是非とも行きたいのが夫婦岩

内宮前から路線バスが出ていますよ。

伊勢シーパラダイス👇で下車して、シーパラダイスのお土産屋さんコーナーを抜けて外に出ると・・・

 

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)👇が見えてきます。

実は伊勢神宮を訪れる前に、ここで禊(みそぎ=身を清める)をしてから行くのがいいそうですよ。

つまり、『伊勢神宮ひとり歩き その1』でご案内した猿田彦神社とこちらに立ち寄ってか~ら~の~、

伊勢神宮・・・というルートがホントはベストらしいです。

 

海沿いを神社に向かい・・・

 

さあ、ここです。とっても小さな神社。

 

さらに海沿いを進んでいくと夫婦岩が。鳥居越しに撮るのもお決まり。

 

この夫婦岩(めおといわ)は、日本人なら誰しもテレビなどで見たことがありますよね。

岩を見たからどうした、って言われるかもしれませんが (笑)、

やっぱ行ったからにはここにも寄らないと、と思います。

夏至にはこの真ん中からご来光が見られ、冬至にはこの真ん中から月が上るそうですよ。

そう聞くと、(なんか、ただもんじゃない・・・!)って見直してしまう。

 

この神社では至る所に蛙さんの石像👇がありますよ。

無事帰る、若返る、失くしたものが返る・・・とかの縁起担ぎだそうです。

そして、手水舎にいるのは満願蛙👇。水の中にいる方の蛙さんたちがそれですよ。

水をかけると願いがかなうそうです。

 

そしてここが、天の岩屋(天の岩戸)。👇

どこかで聞いたことがある名前の気がしますよね?

そう、日本神話で一番有名なお話に出てきます。

太陽神の天照大御神(アマテラスオオミカミ)様がお怒りになって岩屋に隠れてしまい、

世界が闇に閉ざされてしまった・・・。

そこで八百万(ヤオヨロズ)の神が作戦会議を開いてアマテラス様に出てきてもらえるように、

歌えや踊れやの宴会を岩屋の前で開いたら、扉を開けて覗いていらしたので、

引っ張り出した・・・!という、何やら怪しいお話。(笑)

この天岩戸伝説の地も日本各地にありますので、その一つ、というところでしょうか。

 

伊勢であまり滞在時間のない方も、外宮と内宮だけを周るなら一日でもなんとかなりますよ。

すがすがしい神社の空気を味わいにいらしてみてくださいね。

でも、やっぱり旅はたくさん時間を作って、ゆっくり満喫したいものですね。

みなさんも、素敵な旅をしてみてください。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

『伊勢神宮ひとり歩き — その1 外宮編』 はこちら。

   👇 クリックしてね 👇

伊勢神宮ひとり歩き ― その1 外宮編

 

 

 

 

 


伊勢神宮ひとり歩き ― その1 外宮編


 

さてさて、今日は久々にのんびりとした旅シリーズですよ。

旅好きの私は、たとえ一人でも全然苦ではありません。

それどころか、一人でも楽しい

でも、二人でも楽しい

たくさんと行っても楽しい

そんな心境になると、何をしていても楽しいものです。

 

さて、神社巡りはお好きですか?

ちょっと前なら、神社に・・・なんて言おうものなら、ジジババ扱いでしたよね。(笑)

そう、お正月とか行事以外で行く人はなかなかの変わり者に思われた時代がありました。ははは。

ところが昨今のスピリチュアルブームパワースポットブーム

神社は若者にも親しまれる存在に昇格(?)しましたよね。

 

しかし、もともと観光 という言葉は神社仏閣を巡ってから、

参道近辺で飲食を楽しんだり、お土産を買ったり、その地の温泉やら名所巡りをすることであって、

そもそも神社の周辺っていい感じに出来ているんです。

ですから、神社巡りはいわばニッポンの心、観光の原点なのです。

 

などとウンチクを並べつつ、

今回は、大阪から伊勢志摩ライナー伊勢神宮(三重県)を巡るのんびり旅です。

 

羽田から伊丹空港経由でゆっくり出たので、

電車を乗り継いで伊勢市駅前👇に着いたのは午後。

 

伊勢市駅前は上から見るとこんな感じ👇で、

手前の線路がJR参宮線の線路と伊勢市駅

奥の線路が近鉄山田線近鉄伊勢市駅

神宮は伊勢市駅側のもっと手前の方向です。

 

伊勢市駅👇は、一瞬何かの事務所と間違えそう、と思いきや・・・

 

じゃ~ん。駅の正面入り口にはしっかり鳥居👇がありますよ。神宮ムード突入です。

駅から出てこの鳥居をくぐった先(写真で言うと手前側)が参道。お店が並んでいます。

 

行ったことのない方へ説明しますと、伊勢神宮は正式名称は神宮で、

外宮内宮を含む125の宮舎から成立していて、

順番としては、外宮(げくう)を見てから内宮(ないくう)というのがお決まりです。

 

なんで?って、内宮のご祭神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)様が

先にこの地に鎮座してあった豊受大御神(外宮の神)に

食事の支度をして内宮へ運ぶようにと告げた事と、

祭典の際は先にその豊受の宮を先に、

その後でアマテラス様の宮に仕えるように告げた事とが由来しているそうですよ。

つまり、ご神託(神のお告げ)なんです。

提供:神宮支庁広報室

 

さらに言うと、実は伊勢神宮巡りでは、外宮と内宮を巡る前に、

立ち寄るといいところがあるのです。

それが、猿田彦神社👇

こちらはみちひらきの神・猿田彦大神を祀る神社で、

ものごとの始めに良い方向に導いてくださる神様ですよ。

これから伊勢神宮を巡るというご挨拶に、先に立ち寄るといいそうです。

場所は内宮と外宮の間の内宮寄り、徒歩10分くらいでしょうか。

混雑を避けて早朝に伊勢神宮をお参りしたい、という効率を重視する場合は

後でお参りしても、ご利益がなくなるわけではないので、

マニュアル人間になって悩まないでくださいね。(笑)

 

鳥居を抜けて境内に入ると・・・

 

・・・本殿の手前中央に何やら小さな物体が?

 

そう、すぐに目につくのが、これ。方位石と言って、意外と有名なんです。

刻まれた文字を触るとご利益があるとか。

例えば金運を上げたければ、巳、酉、丑の順に触る、などのやり方があるそうですよ。

時間に余裕がある方は、猿田彦様にお参りしてみてくださいね。

 

さて、伊勢神宮の説明に戻りますよ。

参道をブラブラ少し歩いて行くと外宮(げくう)入り口正面到着!

なんだか龍が2匹、両サイドから降りて来たような雲に、

勝手にウェルカム気分が盛り上がる単純な徳子。(タリラリラ~~~ン♪)

 

さてさて、伊勢神宮の外宮(=豊受大神宮全体はこんな感じ👇です。

さくさく回るなら30分、ゆっくり回って60分というところでしょうか。

伊勢神宮・外宮 - 提供:神宮支庁広報室

 

入る前に、ご祭神である豊受大神の説明が書かれてありますよ。

 

入場すると、まず、最初にこの橋です。👇

火除橋(ひよけばし)という名前の通り、神域の防火の為に川が作られたんです。

昔の人々、結構賢いですね。

 

で、この外宮では左側通行なんです。(内宮は右側通行ですよ。)

なぜか?

諸説あるようですが、手水舎の位置に関係があるという説があります。

外宮では入って左側内宮では入って右側にあるので、自然と近い方を歩くようになった、

という説です。

で、もうひとつ有力な説があります。

外宮の正宮は右側内宮の正宮は左側にあるのですが、

詣でる人々が、参道の外側(正宮から、より遠いところ)から歩いて行くこと、

つまり、遠い方から入って行くことで、神様に対する慎みの心を表していた、という説です。。

 

ちなみに、神社の参道が正宮に向かって曲がって出来ていることが多いのは、

参拝する時に神様の前に立つまでは、神様の正面に立たないように、

帰りには神様にお尻を向けないように・・・

そんな配慮があるようですよ。

 

さあ、正しく左側を通って境内に入ります。

 

そして、これがその手水舎(てみずしゃ)👇です。

ハイ、確かに左側にありますよ。

ところで、ここで清めることは知っていても、本当のやり方は意外と知らない方が多いかもしれないですね。

 

ここでせっかくだからウンチク野郎的に説明しますよ。

①まず、右手でひしゃくを持って、左手を清める。

洗う、なんていうダサい言葉は使ったりしませんからねー(笑)。清める、です。(知ったか徳子)

②そして、左手に持ち替えて、右手を清める。

③また右手に持って左手に水を取り、を清める。

④再度左手を清める。

ひしゃくを柄の方を下方向に立てて、残りの水を柄を這わせて流し、洗い清めます。

⑥当然、ひしゃくを元の位置に戻します。(ここでお持ち帰りはないか・・・。)(笑)

そう、簡単に言うと、左手右手左手ひしゃく・・・の順で清めます

水面に緑が映ります。ん~~~~、ジャパ~ン!風情あるぅ。

 

静けさと凛とした空気を味わいながら、二つの鳥居を過ぎると・・・

 

 

神楽殿👇が見えてきます。

いい雰囲気ですね。静けさが伝わって来ますか?

振り返っても趣のある姿。神社は静かな時間帯を選ぶのが正解の気がします。 

 

こちら👇は、古殿地(こでんち)または新御敷地(しんみしきち)と呼ばれます。

伊勢神宮は20年に1回、式年遷宮(しきねんせんぐう)と言って、

建物を全くの新築にするのですが、

それは正宮の隣にあるこの敷地に、現在の社殿を壊さずに建てるんです。

20年ごとにお隣の土地にお引越し。

最初は古殿地と呼ばれ、遷宮の6か月後から、

次の敷地なので新御敷地(しんみしきち)と呼ばれるそうです。

 

この新御敷地の隣に、いよいよ正宮(しょうぐう)が見えてきました。

 

正宮👇到着です。

天照大御神(アマテラスオオミカミ)のお食事を司る神としてお迎えされた

豊受大神のお宮ですよ。

ここでは、二礼二拍手一礼です。

 

よく、神的なスゴイ人(?)が行くと、風もないのに中央の帳(とばり)が

ふわ~~~っと上まで上がる・・・と聞きますが、

私の場合は急に強風が吹いて来て上がってしまったので、

スゴイ人の証明が出来ませんでした (笑)。ザンネン~~~~。(なんてね。)

神社は日ごろの感謝をお伝えするところですから、願い事ではなく、

たくさんの感謝の思いをお伝えしてきましたよ。

 

ちなみに、「神社では、願い事をする。」という風にご両親から教わった方も多いかもしれませんが、

実は、神社で願い事をするということは、

何かにこうなってほしい、ああなってほしい・・・という思いを伝えるわけですから、

神様が与えてくださった現状に不平不満を言っているのと同じことになるようです。

 

こんな現状でなくて、ああなってほしいのよ・・・と神様の前で神様に宣戦布告するのでは、

神様は「そうか、そなたはそうやって不平不満を言うことが好きなのだな。

それでは、これから先もその不平不満を言い続けることが出来るように、かなえてあげようぞ。」

・・・と平等に願いをかなえてくださるかもしれません!(笑)

神様はニュートラルな立場(?)をとられるでしょうからね。

 

ちなみに、神社に行きながら言うのもなんですが、

私は無宗教です。特に信仰しているものもありません。

ただ、一般ジャパニーズですから、行事は仏事も神事もキリスト教も、なんでも取り入れます。

クリスマス・ばんざ~い、初詣・やっほ~い、お寺で仏事も超参加~

・・・という普通の日本人です。(笑)

 

さてさて、帰り道には、ぽこぽこ別宮の寄り道をしてください。

いくつものお宮があります。

 

別宮・土宮(つちのみや)👇

 

 

別宮・風宮(かぜのみや)👇

 

帰り道の最後の鳥居を抜けたら、振り返って丁寧にお辞儀です。

 

外に出てから、さらに外宮の別宮月夜見宮(つきよみのみや)にも足を延ばしてくださいね。 

こちらは内宮の別宮月読宮(つきよみのみや)と名前は似ていますし、

ご祭神も月読尊(つきよみのみこと)で同じですが、こちらは外宮側です。

 

さて、神社はこのくらいにしておいて、

腹時計が「夕食の時間をお知らせします。」と言っているので

本日のお目当てのレストランを探します。

ぐるぐる探し回りましたが、なんてこたない、参道沿いにありました~。

本日のレストランはフランス料理のBon Vivant ボン・ヴィヴァンです。

 

前菜、結構写真ではわかり辛いのですが、ひとつひとつ、意外にも凝ってました。

ただのハムやチーズを切って並べているわけではないのがうれしい。

スープはフレンチバージョンのミネストローネがあったので、こちらをチョイス。

お肉もおいしゅうございましたよ~。👇

デザートと共に店内の雰囲気もパチリ。👇

 

おなか一杯状態での、ホテルへの帰り道。

もう参道は夜です。

 

参道沿いに並ぶ提灯がいい感じです。

 

駅も静まり返っていますよ。

あ~~~、お腹も満たされ上機嫌。

神社のすがすがしい空気を浴びたことに、気分も充実。

いや~~~~、旅って、ほんっとぅぅぅぅぅぅに、いいですねー。

 

 

さて、『伊勢神宮ひとり歩き その2』 はもちろん内宮編ですよ。

カミング・スーンですので、お楽しみに!

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 


脱ステ・超お役立ち情報 ― その11


 

阪南中央病院・皮膚科の入院患者さんと佐藤健二先生の学習会の最新情報ですよ!

今日は、世界的にも、脱ステをするならこれ以上の方法はない!」と、

患者さんの間で絶賛されて広まっている脱保湿治療を

佐藤先生が発見した経緯を話してくださっています。

興味津々ですねー?

それでは、最後まで読んでみてくださいね♪

 

********************

 

脱保湿の手法を思いついた経緯

 

アズノールをやめたらよくなった子がいた

 

みんなに聞きたいことがある。体をぼりぼりと掻く時に、

湯船に浸かって皮膚が湿った状態で掻くのと、外で乾いた状態で掻くのでは、

どちらがより傷つくだろうか。

 

さきに結論を言ってしまえば、湿っている時の方が皮膚はより深く傷つく

 

私が患者にステロイドをやめさせた最初の症例のことを話そう。

ある時「尋常性乾癬」という病名がついて

他院から送られてきた患者がいた。

全身からかさぶたが落ちている。

ところが、実際にはアトピー性皮膚炎で

全身にステロイドを外用していた患者だった。

年齢は2歳半。

成長障害が著しく、身長が低くて体重も少ない。

あきらかにステロイドの副作用で副腎抑制が生じていた。

副腎抑制によって成長障害が起こっているので、

しかたなしにステロイドをやめさせなければならないと思い、離脱させた。

もちろん、一旦はきついリバウンドが起こった。

ところが、診ていても離脱後いつまでも皮膚が赤いままで、症状が安定しなかった。

そうして、なかなかよくならない状態でその患児が転居し、

別の医師が診るようになって音信不通になった。

ところが、しばらく経ってからその別の医師から聞いたところ、

その患児はステロイド離脱後に使っていたアズノールをやめてみたら

すっかり皮膚の状態がきれいになったいうのだ。

(なるほど、そういうことが起こるのか・・・。)と思い、このことだけは記憶に残っていた。

 

***筆者注:アズノールは保湿剤で、代表的な商品には、

ヒルドイド、ザーネ、ユベラ、ケラチナミンなどがあります。

 

 

子供の頃に掻いていた記憶を思い出した

 

さて、それからだいぶ経ったある日のこと。

ステロイド外用による全身の皮膚萎縮や毛細血管拡張などの、

日本皮膚科学会でも認めるような典型的な副作用がひどく出ている子を診る機会があった。

 

症状を収めるという意味では、

さらに強いステロイドを使う

あるいは外用の回数を増やす

もしくは全身に量をより多めに使うという方法がある。

そうすればちょっとは症状はましになるだろう。

けれど、ステロイドはどうせすぐに効かなくなる。それでは、次にどうするか。

強度のランクを上げるか、量を増やすべきか。

だが、もっとも強いランクのものを使っても、それが効かなくなったらどうなるだろうか。

ステロイドの内服をする他なくなる。

それならばむしろ、あまり症状がひどくない段階でステロイドをやめてみる他に仕方がない。

そう判断してステロイドをいっさいやめさせた

 

その当時は、ステロイドをやめるとひどい皮膚症状が出るので、

離脱した患者には私も軟膏を処方していた。そうすれば痛みも多少は治まるから。

そこでその患者にも軟膏を処方したものの、いつまでたってもよくならない。

2〜3週間もよくない状態が続き、ステロイドをやめてみたけれど、

それ以上前に進まないというしんどい状況だった。

 

どうすればいいか・・・と考えていた時にふと、

自分の子供の頃の様子を思い出した。

 

私自身、幼児期にアトピー性皮膚炎があった。

朝起きてパジャマを脱いでシャツに着替える時に、裸になってボリボリ体を掻いていた。

おそらく、みんなもやっていると思うけれど。

その時のことを思い出していて思い至ったことがある。

それは、体をボリボリと掻いてはいたけれど、血は出ないということ。

白い粉はいっぱい落ちるけれどね。

 

ということは、

ひょっとすると非常に乾燥した状態にある方が

皮膚というものは強いのかもしれない!)

そう思って、リバウンドが収まらない子供をよくするために、

うまくいくか自信は持てなかったけれど、いっさいの保湿をやめさせてみた

すると、まずは非常にひどい離脱症状が出た。

保湿剤をやめただけで、ステロイドをやめたとの同じくらいひどい状態だった。

ほんとうにこの方法でよいのかと心配して診ていたけれど、

1週間ほど経つとちょっとましになってきた。

そして10日ほど経つと明らかによくなり始めた

そこで、そのまま保湿しないでいってよくなっていった

 

ステロイドをやめたあとでも保湿を続けている場合には

赤みがいつまでも続き掻くと深い傷が出来るわけね。血も出るし。

だから、

(そんな状態から抜け出るためには、皮膚を乾燥させないといけないのではないか。)

ということで、そこではじめて

「脱ステロイドのときには 脱軟膏 が必要だ!」

ということを思いついたわけ。

その段階ではまだ「脱”保湿”」とは言ってはいない。

あくまでも「脱”軟膏”」なわけね。

それでも、ステロイドをやめる時に軟膏もやめさせたら、

みんなよくなっていくことがわかったというわけだ。

 

 

軟膏によらない保湿行為に気付いて脱保湿

 

今度は私が名古屋市立大学に移ってからの話。

ステロイド離脱後に軟膏はいっさい塗っていないけれど、

全身にさらしを巻いてからだを防御している子がいた。

たしかに外用はしていなくても、

実際にはこれはものすごい保湿行為になる。

そこで、このさらしを一切取って、保湿の状態をなくしてみるとよくなっていった

さらに、水をたくさん飲んでいる患者さんは治りにくいですよ。」

という看護師からの指摘もあった。

そういうことはうすうす気付いていたけれど、この看護師さんはずばりと言い切った。

 

これらすべてを総合して考えてみると、

ステロイドをやめる時には

皮膚の表面を湿らせている行為すべてをやめさせないといけない!”

という考えにたどりついた。

そこで  ”脱軟膏”  から  ”脱保湿”  が必要なのだと思うようになった。

なにしろ、やってみると、患者にはそれがいちばん効いた。

これが私が脱保湿の必要性に思い立った経過というわけだ。

 

 

********************

 

すごいお話でしたね。

世界中のステロイドのリバウンドに苦しむ患者さんを救っている脱保湿治療は、

3分診察ではなく、”患者さんを診続ける”という経験と、鋭い観察眼の賜物だったのですね。

 

さてさて、次は、大好評の質問コーナーですよ。

みなさん、いつものようにご唱和ください~。🤗  (笑)

「教えて~~~~!佐藤センセ~~~~イ♪」💖

 

********************

 

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q, 保湿行為には、ほかにはどういう行為があるか。

A. 分厚いガーゼ、リント布、包帯を巻くこと、通気性の悪いものを当てること。

裸で生活しろとは言わないけれど服を着ること、水をたくさん飲むこと、

超酸性水をいつも肌に噴霧し続けることのほか、化粧をすること、

日焼け止めを塗ることも保湿になる。

 

Q. 汗がじめっと出るときに湿疹が出たり、掻き傷が深くなる気がする。

汗も保湿になるということか。

A. 汗をかけば確かに、保湿にはなるとは思う。

ただし、汗のかき方の種類によって性質が違うようだ。

運動して出る汗と、暑さで出る汗は性質が違う気がする。

まわりが高温でじわっと出る汗はものすごく痒くなり、

掻いたあともひどくなるみたいだ。

一方、運動した時の汗はあまり痒くならないのでは。

運動した後でたくさん汗をかいた後よくなるのは、運動をしたせいなのか、

汗をかいたせいなのかよくわからないけれど。

 

Q. シャワー後につっぱる肌をわずかな汗でなじませるために歩いているけれど、保湿行為になるか。

A. 保湿と言えないわけではない。

けれど、汗をかくためならば、それは運動しているとも言えるし。

そもそも、その行動はどちらを重視しているかをよく考えてみてほしい。

それによって答えは変わる。この場合は、おそらくは運動するよさになるのだろう。

でもまず、健常者の肌ならば、入浴後につっぱって痛いということはないのだから。

そういうことをしないで済むようになっていかないといけない。

そこまで治っていくには運動は欠かせないはずだ。

 

Q. 風呂屋や温泉に行くのはよくないものか。回数によるのか。

A. 入浴するのでも、目的に応じて具体的に考えないといけない。

自宅の風呂にじゃぽんと入ってすぐ出るのと、

温泉に健常者のように何十分もじっと湯に浸かっているのでは異なるはずだ。

たとえば、硫黄が含まれる温泉に入るのはいいのかどうか。

場合によっては湯の成分で悪くなることだってあるかもしれない。

どんな成分が含まれていて、どれだけの温度で、

どのくらいの時間入浴するかまで考えるべきで、そこまで考えて判断してほしい。

たとえば、入院中はシャワーしか入らない。

一方、豊富温泉に行った人ならわかるだろうけれど、

温泉では感染症をおたがいに感染させ合う危険性もある。

そう考えれば、短時間のシャワーが安全だ。

家にいてひとりで生活しているなら、湯船に入ってもかまわないと思う。

だが、もし感染症が起きたときにきちんと流さないと再発してしまうだろう。

温泉や風呂といっても、どういうものかよく見ないと、良し悪しはわからない。

もちろん、皮膚症状の状態によっても、風呂が皮膚へどう寄与するかは変わるはずだ。

 

Q. 脱保湿を行ったときにも、脱ステと同じ症状が出たが、どういうことか。感染症も起きやすいのか

A. いやもう、全身から浸出液がだらだら出るし、かさぶたもたくさん出るし、

真っ赤になるし、ほとんど同じ状態だ。

おそらく、感染症も起きやすい。

そういう状態であれば、皮膚でステロイドホルモンが作り出されていないだろうから、

通常よりも余計に感染症にかかりやすいだろう。

滲出液が出ている状態は、ばい菌にとって一番いい状態だ。

人間の血清などはばい菌にとっていい栄養になるわけ。

 

Q. 退院後に洗顔剤は使えるか。

A. その時のあなたの皮膚の状態によると思う。

症状がよくなってきたら、今は出ていない皮脂が出る。

乾燥している状態は石鹸などで洗うと、皮膚をしばしば悪くする。

だがもし、皮脂が出てくるならば、石鹸を使って皮脂を半分落とすことはいいだろう。

皮脂を全部落としてしまうのはよくないけれど、少し落とすことで気持ちがいいならば。

ばい菌なども皮脂のところにいるので、

それを取れば感染を起こしにくくなるだろうから。

あなたが退院する時に、頬や額の皮膚が

皮脂を出しているかどうかによって対処方法が異なるはず。

皮脂が出ていない今の状態なら、石鹸を使わないほうが安全だ。

 

Q. ステロイド離脱をすると日焼けをしやすくないか。

A. ビタミンDがきちんと生成出来ればいいということなので、

積極的に長時間の日焼けをするべきではない。

時間や季節にももちろんよるが、顔であれば15分間程度太陽の光を浴びれば、

ビタミンDの必要量を作るのに十分だという話もある。

もともと、脱ステをしている人は皮膚の炎症で肌色が黒っぽくなっている。

黒という色はいちばん光を吸収するから、炎症を起こしやすいとは言える。

色黒になっている分、色白な人に比べて紫外線を吸収しやすいので、

炎症は起こしやすいということ。

夏に女性がよく黒い長い日焼け止めのアームカバーをしているけれど、

あれは私にとっては「なんでわざわざ黒いカバーをしているのかなあ」と謎だ。

黒い色で光を吸収して、わざわざ暑くしていることになる。

白い色のカバーでも、繊維が緻密であれば光を遮断する。

白い色は光をよく反射するから少し涼しくなる。

黒いのは熱を吸収してわざわざ暑くなるようにしているだけだからね。

 

Q. 退院してから再悪化することがあるというのはどういうことか。

A. 退院したら2/3くらいの患者はちょっと悪くなるというのは、それは事実。

原因はよくわからない。確かに、単に場所が変わるだけでも悪化する人はいるようだ。

ただ、はっきりわかっているのは、退院後には

毎日診察してもらえない不安というはあるだろうから、

それは理由としてはかなり大きいのかもしれない。

もちろん、人によって季節的な理由などはある。

それでも、入院中に得たことを落ちついてやっていくしかない。

みんな、入院と同じようにしているつもりでも、実際には出来ていないのだと思う。

一番は、水の問題。

たとえば、食事に含まれる水分量は入院しているとカロリー数に7割から8割をかけた量になる。

ところが、家に帰ると、たとえば食事に鍋物を選ぶと、水分も塩分も多い。

食事による水分摂取量が増えているのに、飲水量を変えないでいたら

水分摂取量は多くなってしまう。

体に入る水分のルートを全部考えないといけない。

 

Q. 食べ物や飲み物で避けるべきものはあるか。

A. 特にあるわけではない。

その人にとって特別にじんましんなどが起きるとか、

アナフィラキシーを起こすようなものがあるならば、それはやめた方がもちろんいい。

そうではないならば、特に意識する必要はない。

何かを食べたらよくなるということもないし、何かを食べないとよくならないということもない

バランスよく摂取していたら問題はない

ただ、脱ステして症状がひどく、滲出液がたくさん出て、瘡蓋がたくさん出るような時には、

血液のなかからタンパク質や脂肪がものすごく大量に漏れるので、

これらをきちんとをとらないと、治すための材料がない

 

Q. 完治した例はあるのか。見た目も健常者と変わらず、水分制限もしないですむ患者はいるのか。

A. 私もそうや。むかしはアトピー性皮膚炎の症状があったもん。

もちろん、「完治」とはなにかを定義づける必要がある。

遺伝的な意味であれば、遺伝情報は残る。

けれど、症状としての「完治」であれば、

症状がまったく起こらなくなることはある。

だから、自分は治っても遺伝的に残る可能性があるから、

子供が発症することはある。

けれど、その悪い遺伝子が多く子供に伝わらなかったら、

子供も発症しないこともある。

 

 

                                          2019.07.05『とまり木』より

 

**********************

 

 

いかがでしたか?

本当にためになるお話で、ありがたいですね。

 

退院後の悪化の話もありましたが、

私も退院後にいきなり大悪化した経験があります。

歴史に残りそうな重症 (笑) で入院してから、

誰が見ても普通の人、というレベルにまで治って

意気揚々と大阪空港を飛び立ったのですが、

東京の自宅について数時間、見る見る間に悪化が始まり、

翌日には重症と言っていいくらいになりました。

話には聞いていたものの、(あれれ~?なんで~?)でした。(笑)

あっという間ですから、水分量や食べ物などの影響を受けるほどのはずもありません。

私の性格ですから、落ち込んだり不安になったり、といった

心の不安要素もゼロと断言できます。

ずっと上機嫌でしたから。

私の場合は、変わったのは環境だけ

人それぞれとはいえ、

それだけ、私たちの体は環境に対して繊細だと言えると思います。

 

ただし!😌

付け足しておきますが、

相当な大悪化をしましたが、

脱保湿のやり方を病院で徹底的に教わってきましたので、

大丈夫なんとかなる♪」と、気楽に考え、

病院でのやり方を徹底的に繰り返しました。

それだけで、そのひどい症状は一か月後には見事に消えました

異例の速さだと思います。

 

学んでしまえば怖くありません

この先何が起ころうと!

 

(悪化したらどうしよう・・・。)

なんて、起こってもいないことに落ち込んだり悩んだりしないでくださいね。

大丈夫。あなたの知識が、あなたを救ってくれます。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

 

 

 


7月14日は、アトピック栃木講演会ですよ♪


 

栃木方面のみなさん!

次の日曜日は、阪南中央病院皮膚科・佐藤健二先生を中心とした

『アトピック』の講演会が小山商工会議所

(栃木県小山市城東1丁目6-36)で開催されますよ。

 

非ステロイド治療のカリスマ先生たちが、

4人も一堂に会して

素晴らしいお話をしてくださいます。

しかも、無料で・・・!

 

登壇者は、

佐藤健二先生 ( 阪南中央病院・皮膚科 )大阪

佐藤美津子先生 ( 佐藤小児科 )大阪

藤澤重樹先生 ( 藤澤皮膚科 )東京

水口聡子先生 ( 上尾二ツ宮クリニック )埼玉

です。

 

アトピーやステロイドの副作用に悩む方、

脱ステをやってみたい方、やり方に悩まれている方、

脱ステ・脱保湿の大御所の大先生たちから、直接お話が聴けるのはスゴイことですよ。

質問コーナーもあります。

是非、お時間を作って聴きにいらしてくださいね。

 

 

 

なお、いつも問い合わせを戴くのですが、

ごめんなさい、私は登壇するわけではないんです。

何かの機会がありました時に、またお話させてくださいね。

 

読者の皆さんには、いろいろな会場で

すでにたくさんの方々にお目にかかっていますが、

(あまり顔出ししていないつもりですが、

みなさんすぐに見つけてくださいます。

そこまで特徴ある顔だったかな?)(笑)

いつか、どこかで、最高のタイミングでお目にかかれると信じています。

その日をお互いに楽しみにしながら・・・

日々を明るく、前向きに過ごして行きましょうね。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 


NMT Super Helpful Information From Dr. Kenji Sato’s Patient Meeting – No. 7


 

Dr. Kenji Sato who is the advocate of NMT (No Moisturizing Treatmentprovides detailed information during his classes for inpatients at Hannan Chuo Hospital department of dermatology, Osaka Japan and releases it on the website.

This time….Ta-da!!!  I can provide the information regardingOOZE‘ from the class

I know you really want to know about it because it is one of the worst symptoms of TSW and at the top of the discomfort index, isn’t it?

Ok, you can’t wait anymore……Here we go! 

 

                    *********************

 

About Ooze (Exudate)

 

A patient asked, When ooze comes out, I feel like the poison comes out from my body so I wipe it offIs that ok?”

 

      👉 ”No, that is the opposite of a fundamental rule of NMTDo not wipe the ooze off.”

                 👇 The purpose of ooze is to fix wounds 👇

  • A lot of protein is contained in ooze and it can act like a lid that both covers and protects the wounds at the same time.

 

 

There are 2 types of exudate.  

         ☆  THICK OOZE  👇

       High concentration of proteins.  The liquid solidifies in a dome shape  

          ☆  WATERY OOZE  👇

     Dangerous condition due to low protein content.  It flows more frequently.

 

 

It is not good to wipe with tissue papers!

   Various chemicals dissolve into the skin and they make the wound worse.

            (There are many chemicals in the tissue paper.)

 

Then what should we do?

           👇 👇 👇 👇 👇

  • Apply a piece of gauze on the oozing part.   (The purpose is to make an artificial scab.  For details, please read How to get over Topical Steroid Withdrawal asap! )
  • The scab should be left without doing anything.
  • Leave the gauze on as long as possible.  (Never more than one week! )

 

 ●When you remove the gauze or when the gauze is peeled off, some scabs might accidentally come off with the gauze. 

Your decision about re-applying gauze will be based on whether there is still ooze or rather if the wounds is moist with sweat.

If it is sweat, you don’t need to apply the gauze anymore.

You can tell if it is ooze or sweat with the color of the liquid.

 

 ●The gauze is more likely to come off when it is on joints or moving parts like groin, armpits, etc….

So when on such body parts, apply a piece of gauze on first, then put on a smaller size of underwear and under shirt. 

They will stabilize the gauze.  (If it is not necessary, NMT recommends loose outfits for air-drying the skin.)

 

 ●Before you apply new gauze, you should wash it with water and then dry because the gauze is sterilized with antiseptic solution

If the gauze is used as it is, the skin may react to the disinfectant.  Also, washed gauze with water may be a little hard (as you washed clothes without fabric softener) so squeeze or crumple to soften before use.

 

 

                    *********************

 

How do you like this advice?  Don’t you think Dr. Sato’s explanation is extremely helpful?

Yes, it also helped me SO much!

WELL, THE NEXT SECTION IS ON Q & A FROM INPATIENTS TO DR. SATO

‘Q & A’ is not only about NMT but other sickness, life style, etc…also usually.

With his extensive knowledge and vast experience of skin problems, he always answers any question immediately but his knowledge is not limited to skin problems!  So amazing always!

 

Well, EVERYBODY, COME ON TOGETHER! 

“Tell me about NMT, Dr. Satoooooooo!!!!”  \(^o^)/

 

 

                    *********************

 

 

Q & A FROM INPATIENTS WITH DR. SATO

 

 

Q.  If you are stopping the use of TS or NMT (if you don’t do them at the same time), which one do you prioritize?

A.  I start with No Moisturizing Treatment and then stop the use of Topical Steroids because while you are applying the steroids, you don’t get as much inflammation.

 

Q.  What is the difference between sufferers who get ooze and those who don’t get it?

A.  It depends on if the skin is scraped or not.

 

Q.  During infections, why doesn’t ooze stop?

A.  Because the bacteria is hurting lower, underneath layer of the skin.  (It has pus at the same time.)

 

Q.  While the scabs are tightly attached, can it be more difficult to get infections?

A.  Exactly.  Because if there is bacteria, ooze comes out and scabs come off.

 

Q.  Do you happen to know the representative example of external medicine that hides the presence of steroids?

A.  There are many in TCM (Traditional Chinese Medicine).  Not only TCM but ordinary therapy (medicine) often has the same issue.  If you get well immediately when using topical medicine, you should seriously question it.

 

Q.  I know the sauna can be a moisturizer but what about ‘Hot Yoga’? 

(**Hot Yoga is practiced in a room temperature around 39 degrees and 60 % humidity that makes your body the most flexible and encourages sweating.) 

A.  Of course, it can be a moisturizer.  However, some of patients with atopic dermatitis patients can not sweat adequately.

If you limited the sauna for the purpose of facilitating sweating and then evaluated it by your skin’s reaction, it is ok.

 

Q.  What is the cause of hives (urticaria) ?

A.  When histamine is released from mast cells, fluid leaks from blood vessels.

Most of the causes of chronic urticaria are unknown.

ACUTE URTICARIA  👇

  • For example, bluefish tends to develop a substance that can easily cause urticaria if time passes.  

CHRONIC URTICARIA  👇 

  • The cause is not well understood.
  • It is easy to get urticaria when you are in poor health. 
  • Environmental changes may have some impact.

     Caffeine can also cause urticaria.  Chocolates are not as bad as coffee.

 

                       Dr. SATO’S CLASS ON Apr. 26 2019 

 

 

     ****************

 

 

Everyone, did you learn a lot from this?

There are still many things we do not know, aren’t there?  Indeed, Dr. Sato’s information is amazing.

Anyway, I hope you feel thankful that we can get such helpful information at home by way of the patients’ meeting.

We tend to feel worried about our symptoms but we can get such GREAT information lying on the sofa by just opening cell phones or PCs….We have to realize that we live in such good time for learning.

 

Do you notice this?  Surely we have a better life than the Kings of old times.

They didn’t have an AC or TV or Computers and so on…and even worse, they needed to always protect their lives.

 

Let’s overcome this agony with full of appreciation.  Look around and see how many things that you can feel grateful for.

You are NOT alone…  Wishing your healing happens soon.

 

 

Have a GREAT day!

 

 

Written and translated by Tokuko Abfab

Edited by Marlene Diana Belle

 

 

Japanese Version  👇 CLICK HERE! 👇  日本語版はこちら。

脱ステ・超お役立ち情報 ー その7

 

 

 

 

#Tokuko’s Room To Feel Uplifted  #tokukosroomtofeeluplifted  #NMT  #No Moisturizing Treatment  #topicalsteroids  #steroids  #topicalsteroidwithdrawal  #atopicdermatitis


脱ステ・超お役立ち情報 ― その10


 

阪南中央病院皮膚科(大阪)の佐藤健二先生と入院患者さんの

学習会情報がアップデートされましたよ♪

いつも、入院中の患者さんが書記をしてくださるのですが、

今回も佐藤先生の魅惑の大阪弁炸裂バージョンですよー。

(書記さん、グッジョ~~~~ブ!)

先生の味のあるお話しぶりが、読者さんにも伝わることと思います。

 

今回は、保湿について 、

と~~~~ってもためになるお話をしてくださってますよ。

しっかり読み込んでくださいね。

 

では、いつものように、みなさんご一緒に~。

「教えて♪ 佐藤センセ~~~イ~~~~♪」

 

 

**********************

 


ステロイド使った後での保湿の問題と

保湿をすることの一般の問題

 

 

特によくあるのはね、女性は毎日化粧をするでしょ。

おそらく経験しはったと思いますけど、

連休があった場合に外に出て行く機会がないとしたら

化粧をしなくなることがある。

そうすると白い粉を吹く。

化粧を止めるとおかしな事になってくる

それを化粧して保湿すればまた治ることが出来る・・・そう言うのは軽~い保湿依存である訳やね。

だからこないだも話ししたけど、「赤ちゃんの時から保湿をしてアトピーの発生を防ぎましょう。」

というのは良くないということの一つの根拠やと思うんですよ。

 

で、保湿と言うのは全く駄目なのかと言うと、

普段健康な人やったら、別になにもそんな化粧もする事は必要ではないと思うけど、

そらまぁ女性の好みがあるからね、それは仕方のないことやからね。

だからその話しは別にしといて、

アトピーの人にとってその保湿と言うのはええのか悪いのかの話しをすると、

特に赤ちゃんの場合に、生まれた時から連続で塗る必要はないけれども、

肌が乾燥してカサカサになって、ワセリンなんかをさっと塗ってやったら

ピタッと止まることがある

例えばお年寄りなんかでね、皮脂欠乏性湿疹なんかがあります。

膝から下が油があんまり出なくて、物凄く乾燥していてボリボリ掻く・・・と言う病気があるんだけれども、

普通皮膚科の医者は、ステロイドをパッと出すんだけれどもね、

ワセリンぐらい出すだけで、それでもかなりの人が痒みがなくなってしまいます

だから乾燥状態に対しては保湿をする事で痒みが止まるんだったとしたら

それは非常に良い治療法になります

ステロイドなんかを使わんと出来る訳やから、塗って痒みが止まったらそれで止めれば良い訳やからね。

また暫くして痒みが起こってきたらチョッチョッと塗れば良い、と言う、

全く連続でする必要もないし、間欠的やから皮膚の状態もそないにおかしくならない

 

私なんかも実際あの皮脂欠乏性湿疹おこるからね、

こういうふうになったら時々ちょっちょっと塗ると

痒みがポーンと止まって数日間は大丈夫になる。

何日か経ったらまたあかんみたいやけど、それぐらいの経過でやる事だったら

赤ちゃんに関してもそれほど問題にならないと思っているので、

まずはそう言う治療法をするとことが良い治療だと思います。

 

ところが、こっから先はアトピーでステロイドを使った人との関係の話になるんやけども。

私が常に言っているのは、保湿依存症があると言っているけども、

それはアトピー性皮膚炎でステロイドを使った人に対して起こる、と言っている。

一般に、普通の人がごくごく軽いものなどで化粧した場合でも、

軽い依存症やと思うけど、やっぱりね、塗ったら白い粉が出なくなる。

そやけどステロイドを使った後での保湿を止める時も、強烈な離脱症状が出るからね。

やっぱちょっと質の違うものやと思う。

ステロイドを使っている人が保湿をしたらちょっと楽になると言う論文を書いてたから

保湿はいいんだ、と一生懸命(皮膚科学会の)ガイドラインでは言ってるんだけど。

ステロイドを止める時には

保湿を止めないとよくなってはこない

それを忘れたらあかんと言うこと。

 

だから、あるひとりの人間が、ステロイドを使った肌なのか、

それがまったくない肌なのか、と言うことによって

保湿と言うのはいい と言うのと、非常に悪い 言うのと、

物凄く分かれてしまうと言う事がある。

なかなかこれは理解されにくいんだけれども、

それをちゃんとわかった上で治療に進まないと失敗する事がある。

 

入院してよくなった人でも

家に帰って次の年の冬になんかなってくると、

非常に寒くなってカサカサになるので

まぁちょっとぐらい(保湿を)やってもいいかな

と思ってやりだすと、

ドカッと真っ赤になってまた入院せんといかん・・・

となった事がたびたびあります。

だから、しんどいけれど、やっぱり寒い状態でカサカサで痒くても

保湿は出来るだけしないでなんとか別の方法で痒みを減らし

自分の状態を良くすると言う事を考えていかんとあかん、

出来るだけ自分の油が出るような事をせんといかん。

だから運動なんかをして、汗かいたやつを水だけ蒸発さして後は残しておく

というような事をする、などが一つの方法かなと思う。

まぁ、そういうことがあるということを頭に置いて、治療に向かってほしい。

と言う事が今日の私の話しです。

 

 

**********************

 

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 


Q.  冬の保湿の件なんですけど、今の季節なら汗をかきますが、

水に軽く濡らしたタオルで軽く拭いてもいいのか、

それとも乾いたタオルで拭いた方がいいのかがありますか?

A.   それはある程度好みの問題かもしれんな、いや~乾いたタオルやと痛い感じもあるからなぁ。

 

Q.  運動終わった後、ヌルッとしていて汗で痒い時があるんですけど?

あと、走った後に、痛いとかピリピリする事がある。

A.  それは汗の中に保湿成分や塩分があるから、それによる刺激なんかがあると痒くなる。

 

Q.  運動時の服は速乾素材を使用した服の方がいいのか?

A.  そういう速乾素材は、風が無かったらあかんらしいです。

スポーツマンが実際に試合や練習をしている時にかなり動くでしょ?

必ずそうすると風がよく入って蒸発する構造になってるらしいです。

一般の人が何もしない時にそれを着ていると、かなり暑くなるかも知れない。

そうなると綿なんかならずっと湿ったままになるでしょ。

それと同じ状態になるかもしれない。

化学繊維の場合は、いろんな化合物が入ったりして、

それによるかぶれなんかもおこるかもしれない。

確率はそんなに高くはないと思うけど、実際使ってみてどうなのか・・・と思うんですけど。

 

Q.  入浴についてなんですが、入院中はシャワーをさっと浴びて時間は短く、

と指導を受けていますが、退院してから湯船に浸かるのはいつ頃からが良いですかね?

A.  それはやってみて、入っている時間をちゃんと見とけばええだけで、

チャポンと浸かって、スッと出るだけでも相当綺麗になるんやけど。

ただ気持ちよくなろうとしたら長いこと入っとかんといかんけど、

そうするとかなり保湿が続いてる状態になるので

その状態を続けることによって悪くなる事もあり得る。

ただ、それは自分で試していくしかない。

 

Q.  入浴の入るタイミングはあります?

夕食前後がいいのか、朝がいいのか? 夜寝る前が良いのか?

いつが先生はベストだと思います?

A.  それは検討した事がないです。その人の好みかな。

ただ浸出液が出てる時は入らない方がいい。

あるいはそこを濡らさない方がいい。特に子供に関して言える。

 

Q.  自宅では塩素抜きのシャワーヘッドに替えていたのですが、

病院では塩素有りなので痛くてしみると結構思ってたんですが、何か関係あるのですか?

A.  関係ないです。

 

Q.  水分摂取なのですが、入院中は必ず決まった時間に食事も取れて

最後の水分摂取の時間は夕方の6時以降はなるべく控える事が出来てますが、

外泊で一時帰宅した際に、夕食の時間などかなりずれてしまいますので、

先生的には何時ぐらいまでがより安全かな、というのがありますか?

A.  寝る時間に関係していて、寝る時間の4時間前がいいんではないかな、と。

ちゃんと調べた事は無いですか、それぐらいあれば

かなりオシッコの中に出て行く時間があるのかなと思います。

 

Q.  水分制限は一生続けた方がいいんですか?

A.  もちろんそうです。

 

Q.  浸出液が出ている場合は、ガーゼを当てて仮のかさぶたを作る以外の方法はありますか?

A.  ありません。

 

Q.  プロトピック軟膏を使用しているのですが、プロトピックも脱プロトピックが必要になりますか?

A.  必要になります。以前に調べた脱ステの入院期間やけど、

ステロイドとプロトピック軟膏の両者を使用した人の方が治りが遅くなる。

(5日ほど、ただし統計学的には有意差なし。

皮膚の状態を表すLDHに関しては、明らかに遅く、統計学的にも有意差有り。)

それと、プロトピック軟膏の方がステロイドより悪いと私は思います。

治るのが遅くなるという事もあるし、もう一つ発ガン性がやっぱり問題になる。

免疫抑制剤やからね。

腎臓移植した人が免疫を抑える為の飲み薬を塗ってるだけだからね、

強烈なもんやと思うで。

飲んだ場合の皮膚にくる濃度と、直接塗った時の濃度としたら

直接塗る方が恐らく相当高いと思うで。

血液中の濃度は普通の体のステロイド量の百倍ぐらいにはなると思います。

発がんは皮膚癌もあるしリンパ腫も考えられる。

 

Q.   症状のちがいはあります?顔にステロイドを塗ってた人とプロトピックを塗ってた人の。

A.   プロトピックを使用すると赤みが抑えられるが、それでも抑えきれないのはかなりある。

だいたいリンデロンと同じ強さなので、炎症を抑えると言う意味では

ステロイドのランクに入れたら上から3番目の強さになる。

 

Q.   日焼けサロンで日焼けをすると痒みがなくなると思うのですが、当てはまりますか?

A.  すべての人にとって当てはまらないけど、現象としては間違いなくあるね。

アトピーの治療以外では取り入れられています。

ただアトピーの人に関しても、紫外線、特にソラレンとかやると発がんする可能性もある。

 

 

                    2019.06.14『とまり木』より

 

**********************

 

 

みなさん、いかがでしたか?

今日も、またまたすっごい学ばせて頂きましたね~。

知ることって、大事です。

たくさん学んで、一日も早くよくなってくださいね。

 

今日も素晴らしい一日を!