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佐藤健二先生よりメッセージが届きました! - 脱ステ・脱保湿中の水分制限について

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『元気が出る徳子の部屋』の読者の皆さん!

あなたは本当~にラッキーですよ!

今、世界中のステロイドの副作用に苦しむ患者さんに注目されている、

脱ステ脱保湿治療の考案者である

阪南中央病院皮膚科(大阪)の佐藤健二先生より、

なんと、このブログの世界中の読者さんに向けて、

水分制限についてのご投稿を戴きました!

(英語版は一番下にあります。)

 

脱ステ・脱保湿中に行う水分制限が、

治癒に絶大な効果を発揮することは、経験者なら誰しも納得します。

ところが、いざやってみようとすると、かなり辛い部分があるだけでなく、

判断に迷う部分なども出てくるものです。

今日はひたすら勉強するつもりで、佐藤先生からのご説明を読んでみてください!

それでは、ご一緒に~!

教えて佐藤センセイ~~~~~~💖!」

 

 

ー 以下、佐藤健二先生のご投稿 ー

     ******************

 

 

脱ステ・脱保湿中の水分制限について(大人について)◆

 

絶食時の必要水分量

 

平均的体格の日本人の体重は60㎏程です。

この人が何かの理由で絶食になると、1日の輸液量は2000-2500mlです。

何も食べない場合はこの程度の水分が必要です。

もっと体格のいい人はより多くの水分摂取量が必要です。

 

 

病院食中の水分量 

 

阪南中央病院で1日に3回出される病院食中

(朝には牛乳、昼や夜にはスープやみそ汁が含まれる)の

合計水分量は次のように概算できます。

食物のキロカロリー数の70-80%の値が

水分の量(ml)です。

例えば2000kcalの食事だと1400-1600mlになります。

従って食物中にある水分だけでは必要量に達しません。

食事で1500mlの水分を摂取すると、食事以外で500-1000mlの水分を摂取する必要があります。

 

食物以外の水分だけに気を取られ食物中の水分を気にしないでいると、

例えばスープの様な水分の多い食事をたくさん摂取すると、

食事以外の水分摂取量を制限していても合計では水分過多になることもあるので注意が必要です。

家庭での食事ではこの形の水分過多がよく起こります。

 

 

発汗による水分喪失

 

運動すると汗が出ます。

私の経験では、暑い季節に1時間ほど運動すると体重が1kgほど減ります。

肺から出される呼気中の水分と汗とで

体の中の水分が1000ml程減ったことになります。

この減った分の水分は補充される必要があります

補充しないと脱水症になり危険です。

血液中の塩分濃度が異常に高くなり

強い口渇や頭痛・ふらつきなどの神経症状が出るようになります。

 

 

水分制限度を示す尿の色と口渇度】 

 

水分制限をせず水分摂取量が過多になると尿の色透明になります。

逆に水分を制限し過ぎる赤がかった黄色になります。

いつも普通の黄色い尿が出るように、

水の一気飲みをせず、小分けして水分摂取をすることです。

水分摂取量の計算が難しい場合の水分摂取量の多い少ない口渇の程度で判断する。

常に少しだけのどが渇いている状態を続けることです。

 

 

その他の注意 

 

1.水分制限をする理由は、体内に水分が多く入ると

滲出液が多くなったり皮膚が傷つきやすくなりますが、

これを防ぐためです。

 

2.夜間の水分摂取をできるだけ避ける必要があります。

夕食後から翌朝まではできるだけ水分を摂らないことです。

 

3.皮膚炎で紅斑が体の広い面積を占める人は、

狭い人よりも体の表面から蒸発する水分が多いので

水分摂取量を少し多めに摂取する必要があります。

 

4.風邪引きなどの感染症にかかり38℃を超える発熱のある時は、

水分制限を一時的に解除し、好きなだけ水分を取る必要があります。

熱が治まれば再び水分制限を始める必要があります。

 

5.家庭では6歳以下の小児の水分制限をしない方が安全です。

 

6.多くの生の果物の水分含量可食部(正味重量)重量の85%前後です。

すなわち、皮をむいたミカン100gでは85ml程です。

 

 

                 *******************************************

 

ー 以上、佐藤健二先生からのご投稿より ー

 

さて、いかがでしたでしょうか?

疑問点などがかなりクリアになった方が多いと思います。

入院患者さんには、佐藤先生が色々な細かい情報から

それぞれの患者さんにふさわしい水分量を指導されていますが、

自宅で脱保湿をがんばっている皆さんは、

可能な限り、信頼できるお医者さんのサポートを得ながらやってみてくださいね。

**また、それが難しい場合、佐藤先生の著書で

勉強されながら水分制限に取り組むことは必須かと思います。

  新版 『患者に学んだ成人型アトピー治療

詳しい水分制限についてだけでなく、脱保湿のあれこれを学ぶ事が出来ます。

 

このブログでもあちこちで水分制限を患者目線で説明していますので、

ぜひ検索してご覧くださいね。

 

会ったこともない、症状に苦しむ皆さんのためを思い、

佐藤健二先生が上記の説明をわざわざ書き下ろしてくださいました。

みなさんの症状がどれほど苦しいものなのか、

心底知り尽くしていらっしゃるからこその愛に溢れる行為です。

本物のお医者さんの崇高な思いを目の当たりにし、

私は感動で心がいっぱいになります。

涙が出るほどありがたいことです。

 

今、症状で苦しむあなたのことを

こうして目に見えないところで

思ってくださる方が一人でもいることに

どうぞ思いを馳せてください。

不安や不満や辛さに潰されそうな日々をお察ししますが、

こんな深い愛にあなたが支えられていることを知ることで、

心を上向きに方向修正出来ますよ。

 

温かい気持ちで、そして感謝で胸をいっぱいにし、

良くなるその日まで、明るく乗り越えてくださいね。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

     英語版はこちら! 

  👇 CLICK HERE! 👇

Received a Message From Dr. Kenji Sato! – Water Restriction on NMT (For Adults)

 

 

 

コロナウィルス騒動に、今、徳子が思うこと

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コロナウィルス騒動で世界は大変な状態になっていますね。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

辛い思いをされている方もたくさんいらっしゃることは、

想像に難くありません。

 

仕事や学校、生活の面だけでなく、

特に親しい方を亡くされた方には

おかけする言葉もありません。

ご家族が罹患され、

やり場のない思いに駆られている方もいらっしゃるでしょう。

医療関係の方々や、

食料品関係、交通関係、公共機関、etc…

休むことも出来ずに社会に奉仕している方々には感謝しかありませんし、

なんとか一日も早い収束を祈る事しか出来ません。

 

どなたも、嘆きたいことはいっぱいあると思います。

そして、もちろん、それをおやめなさいなどというつもりは毛頭ありません。

仕方のないことが・・・

すぐにはコントロールできないことが・・・

世界中でしかも同時にどなたの周りでも起こっているのですから。

 

オリンピックですら延期になるという前代未聞の事態からも、

このことが簡単な問題でないことは、火を見るよりも明らかです。

 

色々なことを考えてしまいますが、

実はひとつ、私が注目していることがあります。

このことが、世界で同時に起きている・・・ということです。

交通機関の発達により、

誰もが地球を自由に行き来できるようになったからこそ、

便利さと引き換えに、

世界的な問題となってしまいました。

なぜ、私たちがこんなひどい経験をしなければならないの?」

と、誰もが思い悩んでいるとは思いますが、

世界で同時に起きている・・・ということが、

その謎を解くキーポイントだと思うのです。

 

人類の歴史の中で、人々は大きな伝染病の広まりを何度も経験してきています。

しかし、私たちが生まれてからは、このような蔓延は誰もが初めての経験でしょう。

世界同時多発

・・・以前誰もが耳にしたことのある言葉ですが、

今回の世界同時多発はちょっと様相が違うようです。

 

今までも、そして今も、地球のあちこちで、

相手を悪者にし、正しさを主張し合いながら紛争が続いています。

血で血を洗う争いが、今も地球のどこかで起こっています。

しかし、悪者と判断された方にも、正当だという理由は常にあるのです。

身近な人同士の争いも同じです。

100%相手が間違っていると思っても、

相手には相手の正当化された理由があるものです。

どちらもお互いにとって、相手が敵です。

 

しかし、今回の敵は一つ。

そして、地球市民が一丸となって情報を共有し合い

解決に向けてなんとか前進しようとしています

別の言い方をすると、そうするしかない状態になっています。

この構図が今までの世界の問題と完全に違っているところです。

目に見えない敵ではありますが、

世界がターゲットにしているのは、共通した’ひとつ’のものです。

 

この問題は、人類の歴史に残るような大騒動かもしれません。

いえ、きっとそうでしょう。

 

ただ、人類の歴史をずっと振り返ってみると・・・

歴史は常に少しずついい方向に向かっているのです。

人間が共食いしていたような時代はもう終わりました。

道路を歩いているだけで、切り捨て御免されるような時代ももうありません。

殿様が首をかけて戦う時代も終わりました。

上から爆弾の雨が降り、人々が逃げ惑うような戦争は

(皆無ではありませんが)劇的になくなってきています。

広島、長崎を境に

人類の存亡を危機に陥れることが出来るような大量殺戮は、起こっていません。

 

人道的なことなどを、

人間は歴史と共に少しずつ少しずつ学び

少しずつ少しずつ地球はよくなっているのです。

そのことに私たちは気付かなければいけないと思うのです。

 

もちろん、大きな問題や、小さな問題は常に山積しています。

今回のコロナ騒動もその一つの大きな乗り越えねばならない問題です。

そして途中の経過では

苦しいこともたくさん出てきます。

でも、この試練を乗り越えて、いつか歴史として振り返った時

この騒動もきっとプラスになっているはずです

なぜなら、歴史が証明しているからです。

 

あれがあったからこそ今の自分たちがある。」

それが、歴史が私たちに一貫して教えてくれていることです。

年代を暗記するのだけが歴史の学びではありません

今はまだ、このことの結果がわからないかもしれませんが、

歴史は明らかにそのように動いてきています。

世界で同時に起こっているからこそ、

この騒動は「時代」であるともいえるのです。

時代であるということは、「歴史」になって行くのです。

 

日本ではまだ大きな変革は起きていませんが、

先進国ではコロナ騒動をきっかけに、

莫大な割合で自宅で出来るテレワークが増えました。

近いうちに、

思い切った世界的なテレワークのきっかけを作ってくれたのは

実はコロナ・ウィルスだった・・・と気付く日が来るかもしれません。

いつか、わざわざ会社に行かなくても自在に仕事が出来る日が

きっと来るとは思っています。

通勤スタイルも、いい方向にかなり方向転換することもあるやもしれません。

  

人間の移動が減ることによる大きな変化は、これだけでないかもしれません。

地球温暖化

大気汚染

ゴミ問題

etc…

地球で起こっている様々な解決のつかなかった問題が、

このコロナによる人の移動の減少から、少し削減される・・・なども起こるやもしれません。

二酸化炭素が激減して、

異常気象に歯止めがかかる・・・なんてことも

あるやもしれません。

集団のあり方、人の集まる大きな会場(莫大な収容能力のある建物の建設は、

人類の技術の進歩を見せつける恰好の材料でした。)、

イベント学校のあり方ビジネスのあり方・・・

全てにおいて、この歴史的な時(出来事)に

大がかりな見直しをさせられ、考え方の大きな転換を迫られる気がします。

どこまでも予測の域を出ませんが、

何しろ地球規模で起こっていることですから、

何かが変わっていくでしょう。

 

再度言いますが、

世界で全てが同時に起こっている・・・

この事実が未来を紐解く鍵だと思います。

 

歴史も教えてくれているように、

今の辛い境遇は、有意義なものになることもある・・・

そんな考えも心の片隅に持ちながら、

今はただただ自分に出来ることを

精いっぱいやる・・・

これしかないのです。

 

嘆きたい気持ちもよくわかります。

くやしい思いもいっぱいでしょう。

それでも、そんな希望を少しだけ持って

出来ることをやって行きましょう。

だって、ジャンプする前には誰しも必ずしゃがむのですから。

 

ひとつだけ、私たちが振り回されてはいけないことがあります。

デマ・・・?とかあれこれを思うかもしれませんが、

まあ、それも含まれるかもしれないながらも、実はそこではありません。

 

コロナを私たち全員の今回の敵と位置付けるなら、

人と人との接触を完全に遠ざけるのが

今回の敵の大きな戦略のようです。

ならば、その意味を・・・

私たちに与えられた、相手の戦略に完全に振り回されるしかない理由を・・・

深く考えなければなりません。

 

人と人とが手に手を取って、

歩み寄り、理解し合い、協力し合っていくのが人間のあるべき姿

・・・と思って来ましたが、

敵はそれを不可能にする手口を

次々と出してきています

しかし、その部分こそは、

敵の思うように振り回されてはいけないのです。

 

人との触れ合いを制限されることで、私たちが暗くなったり、

誰かを憎んだり、

ネガティブなことを次々と考えてしまったのなら、

敵の思う壺なのです。

それが仮想敵、コロナの戦法であり、戦果ですから。

 

また、これは、働き過ぎの社会への警鐘を鳴らされているのかもしれません。

さらに、自分さえよければという生き方をしがちな私たちに、

気付きを促す流れが起こっているのかもしれません。

 

あちこちから、「不安でしょうがない。」という声が私のところにも届いています。

でも、人と触れ合わなくても次にできる事、

接触がなくても、他にわかり合うアイディア・・・

常に、次、次・・・と、出て来た問題を処理する方向へ

前進、前進、前進・・・・と動かなければ、

あちらの戦略に、まんまと乗せられことになります。

 

自分がコロナになったわけではなく、

家族が罹ったわけでもなく、

友人が苦しんでいるわけでもないのに・・・・

まだ何も起こっていない段階で、

未来を必要以上に恐れて嘆く必要はありません。

 

私たちは、地球の一市民として生まれてきたのですから、

命ある限り、

生き抜かなければならないのです。

この地球全体で同じように

同時に起こっている問題に、

決して振り回されることなく

とにかく次の手を出してみてください

必ず、いい方向に向かっていきます。

いえ、一丸となって、いい方向に自分たちで舵をとって行きましょう

 

いつか振り返った時に、コロナはこの時代を変えているかもしれません。

 

このあとに希望がやってくることだけは確信しながら・・・

どんなときにも希望を見つけ出す強さを磨きながら・・・

日々を過ごしたいものです。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

追伸: 末筆になりましたが、世界でがんばってくださっている医療関係者の皆様に

心より敬意を表します。

 

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あなたを苦しみから救ってくれるのは、何でしょう? ー 後編

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『あなたを苦しみから救ってくれるのは、何でしょう?』の後編です。

前編をまだ、ご覧になっていない方はこちら。

   👇クリックしてね👇

あなたを苦しみから救ってくれるのは、何でしょう? - 前編

 

さて、ここから、具体的に例をあげていきましょう。

 

例えば、こんな悩み相談を受ける事があります。

「職場でいじめられているんです。誰もが私に冷たく、もう居場所がないんです。

これ以上耐えられません。

しかも、話をわかってくれる友人はたったの一人しかいないんです・・・。」

 

・・・・そんな悩みを聞いた時、

私の頭の周りには、即座に多数のクエスチョンマークが浮かびます。

「話をわかってくれる友人が一人いるんですか?

それ、と~ってもありがたいことですよー。

辛い状況はよくわかります。でも、

なぜその人への感謝の気持ちで心をいっぱいにしないのですか?

なぜ、苦手な人達のことばかりに意識を集中しているのですか?

一人でもそんな友達がいてくれるのは、本当にラッキーなことですよ。」

 

・・・とてもとてもありがたい相手がいてくれるのに、

嫌な人のことで心をいっぱいにしているのはこの方自身です。

感謝の気持ちで心を満たしていると、そのありがたい気持ちの連鎖が広がり、

周囲が動き出します。感謝の度合いに応じて、少しずつ、少しずつ。

信じられないかもしれませんが、感謝の目に見えないパワーは、伝わり、連鎖していくものです。

さらに、感謝はあなたを強くしてくれます。

そんなことも、苦難を経験すればこそ、知ることができるんです。

 

また、私は毎日、ステロイドの副作用に苦しむ世界中の患者さんから、

莫大な数の ”SOSメッセージ” を戴いているのですが、

ひどい炎症に死にたいほど苦しんでいる方々がいっぱいです。

実際、「死にたい。」というメッセージも、何度となく受け取っています。

 

「顔の炎症がひどいんです。顔なだけに

人から見られているので、もう、耐えられない

毎日泣いています。

なかなかよくならない上に、ついつい恥かしくて、

中の皮膚が出来上がる前に、

カサブタをはがしてしまい、それがやめられないんです・・・。

よりによって顔だけがひどい炎症になっているので、

悲しくて、くやしくて、怒りが溢れます。体はなんともないのに!」

・・・そんな悩みを聞いたりもします。

 

しかし、私の頭の周りにはクエスチョンマークがすぐに飛び交います。

「顔だけが炎症で、他はなんともないのですか?

なぜ、そんなラッキーな状態で嘆いているんですか?

なんともない体全体に感謝しましょうよ。とてつもなく、ありがたいことですよ。」

・・・全身の炎症は、ほんとう~~~~にキツイんですよ。体力的にも。ははは・・・。(←力ない笑い)

経験者だから、言えるんです。

 

心が暗くなればなるほど、当然のように人間の体は影響を受けます

早くよくなりたかったら、やはり、自力で気持ちを上げなければいけないんです。

なのに、悪いところにばかり注目して、

いいところが9割もあったとしても言及すらしない

そのもののとらえ方に、まず、ひとつの原因があるのは明確なんです。

そして、カサブタをはがさなければいいのに、やめられない・・・・って・・・

やめるのは、その方自身にしか出来ない選択です・・・よね?

誰かがずっと両手を押さえつけたら満足でしょうか?いや、それはないですよね。(笑)

・・・冷静になって考えれば、他人に訴える類のことではないのです。

恐ろしい症状で、いっぱいいっぱいになりがちなのは本当によくわかりますが、

そこは、実は頼るのは自分しかいないのです。

 

誰かにすがっても、

聞いてくれている相手も辛いはずです

相手を辛くしておきながら、自分はよくなりたい・・・って、

ちょっと自身のあり方を考えなければいけない行動なんです。

自力でいいところを見つけ

いいところに注目する訓練をすることが、

あなたも、あなたの周囲をも救ってくれます。

そんな学びも、苦難を経験しているからこそ

経験することで、人間は、一歩成長できるんです。

 

あるいは、心の病気を患った方が、言ってきます。

(このブログの読者さんの中には、そういった病気の方も結構多いんですよ。)

「こんな病気を何年もやっていて、いつも家にいる事しか出来ないんです

家では両親が時々こんな自分に文句を言ってくるし、部屋にこもるしかない。

こんな状態では、就職をすることも出来ないし・・・。」

 

そんなのを聞くと、また、私のクエスチョンマークが騒ぎ出します。(笑)

「一人になれる部屋があるのですか?それはありがたいことですね。

屋根のある家で寝起き出来るだけでもラッキーなことですよ。

それに、就職しなくても、食べて行ける環境があるんですよね?

しかも、ご家族が身の周りの世話をしてくれているんですから、

と~ってもありがたい環境ですね。

そこに感謝をしてみませんか?

確かに、辛くあたられているのはわかります。

それでも、自分の境遇の嘆くポイントを見つけるよりも

今ある環境の、ありがたいことを見つける努力をした方が楽になれますよ。

家族の口にも戸は立てられないんです。

実は・・・親だって、さほど立派なもんでもないんですよー。

みんな、未熟なまま、精一杯子育てをやってきてるだけなんです。

未熟な人の欠点を上げ連ねても何のプラスにもならないですよ。

ありがたいことだけ考えましょうよ。

ありがたいこと見つけ を始めてみてください。」

・・・そんなお話をしたりします。

「こんな自分で申し訳ない。」「情けない。」という感情が湧く方も多いようですが、

どんな感情も、ありがたいという感謝の思いに重きを置くことで、

少しは軽減されるものです。

『感謝を見つける修行』という、経験の真っただ中にいることに気づかなければいけません。

 

また、職場の同僚との悩みも多いです。

「いつも同僚のミスをカバーさせられてばかりで、相手は反省なし

それどころか、上司に言っても何一つアクションをとってくれていない。」

上にはナイスなくせに、自分には辛く当たる。」

「超、偉そうな同僚が・・・・。」

そんなあれこれを切々と話されるのを聞くこともあります。(笑)

とんだ同僚を持っていて、確かにお気の毒です。

 

でも、気付いてください。

その人がいなければ、あなたは休みすらとれないのです。

あの同僚がいるから、あなたは年休が取れるのです。

休みなしで、あなたは耐えられますか?

あんなヤツでも、存在だけでもちょっとは役に立っているのです。

あ~~~~、ありがたや・・・(笑)。

とんでもなく嫌な性格の同僚なら、周囲も気付いているはずです。

もし気付かないでいるなら、その人たちも同じような類です。

あなたは、人の本質を見る、といういい訓練をしている真っ最中なのです。

あなたにとって、いい学びの時なんです。

せっかく学びのチャンスを戴いているのに、

あなたが嫌な気分になって、他者からの自分の評価を下げる必要はありませんよ。

 

また、嫌いな同僚以外の方たちへの感謝を忘れたりしていませんか?

あなたにナイスにしてくれる同僚たちを、当たり前だなんて思わないでくださいね

ナイスな同僚たちの ‘ありがたさに気づいていなかったこと’ を知らせてくれるのは、

実はいやなアイツです。

いやなヤツと一緒にいるという時は、

どこにでも感謝は見つけられる、という学びの時でもあるのです。

辛い経験からのこの学びが、未来の、次のあなたを引っ張ってくれますよ

 

 

ストレスをよける方法を少しずつ身につけならなければいけません。

しかも、人に頼るのではなく、自力で

あなたを悩ませる相手は、変わりません。

あちらはあちらで、そういう行動をしているとどうなるのか・・・

を学んでいる真っ最中なのです。

ストレスのよけ方を身に着ける為には、経験してみるしかないのです。

そして、その経験の中で、視点着眼点を変えるという努力を経験する

それに尽きます。

 

辛いことの中にも感謝を見つける訓練を重ねて行けば、

誰かに頼らずとも、次の苦難の時に生かせます

感謝を見つけ、感謝の方に注目するという生き方を選ぶことで、自分自身が楽になれるのです。

また、そのノウハウをみなさんのお子さんに伝えることだって出来るのです。

 

いじめ、その他の混乱した環境の中で育つお子さんの命を守るためにも、

自分と、自分たちの幸せな未来を創るためにも、

常に感謝を見つけ出す方法を学び、身につけてください

そして、それを、次の世代に伝えてください

 

今、どうしようもない苦しい状態の真っただ中の方にお伝えしたいのです。

あなたの今の苦しみが

未来のあなたを救います

辛い試練を乗り越えるノウハウは、

あなたを、そして究極は

あなたのお子さんや周囲の親しい方々の命を救う教えになるかもしれないのです。

経験することで、少しずつストレスへの免疫力がついていくからです。

なんてありがたい修行でしょう。

滝に打たれるより、ずっと確かな修行です。(笑)

前章でも言いましたが、辛いことは、生かすために経験しているのですから

 

 

残念ながら、全ての人があなたにとっていい人ではないのです。

全ての人があなたに優しいわけではないのです。

愛を持って話してもわかり合おうと努力しても

通じない人はいるんです

いるものなんです。

生きている段階・ステージが、あなたと全然違うからです。

そんな通じない相手を変えようと躍起になっても、あなたが苦しいだけですよ。

 

起きた現状は、どうしたってあなた自身が通り過ぎなければならないのです。

誰しもがそんな苦難を乗り越えなければいけない時があるのです。

そんな時に、泣いているだけではなく、

今の経験が

これからの自分の人生の役に立っていく知識となることに気づいてください

今の辛さから学びを得てほしいのです。

どんな試練も結局はありがたい経験なのだということを。

 

「死にたい・・・。」という思いを抱いたり、

苦しみから這い上がれない方々は、

感謝を見つけるのが苦手な方が多いはずです

「ありがたい、ありがたい!」と言いいながら自殺する人はいないんです。(笑)

ありがたいことは絶対に周囲にあるはずなのに

見つけられていないのです

そして、”イヤなこと” と ”ありがたいこと” のうち、

後者を選択してそちらに集中する訓練(学習)を

きちんと受けるチャンスがなかったのです。

 

 

再度言います。

頭の中で考えることはあなた自身にしか選択権はありません

あなた以外、だれにもそれは変えることが出来ません。

あなた自身が、ありがたいことではなく、

嫌なことに意識を集中している張本人だということに気づいてください。

 

どうしたら、自身を守れるほど強くなれるのでしょう?

人間はそんな簡単に強くなれるものではありませんから、

視点を変える・・・・

それしかないと私は思っています。

 

出会うチャンスのあったブログの読者さん達から、よく言われます。

「徳子さんのように強くなりたい!」

ははは・・・・。(弱い笑い?)

誤解のないように・・・決して私は強いわけではないのですよ。

むしろ、相当繊細な面を持っていますし、

人の思いや苦しみなどを人一倍感じ取る方だと思っています。

ですから、人一倍、見る場所(着眼点)を変える努力をしているつもりですし、

自分の中に暗い侵入者が入らないように、

城門で止めてしまうように努めているだけなんです。

このテクニックもまた機会のある時にお話ししますね。

 

あなたから、まず、この学びを実践してください。

苦難を経験するから学びが得られるのです

あなたが知ることで、未来の我が子、孫、若い友人・・・・

色々な人達に教えてあげることが出来るのです。

そんなひとりひとりの小さな学びが、

ゆくゆくは未来の子供たちの命を救えることになります

命ほど大切なものはありませんから、

なんとか子供たちの命を守らなければいけません。

 

学校で教わらなかったのなら、

自分で今、学んで行きましょう。

そして、それを伝えて行きましょう。

誰かが、救われるはずです。

 

大丈夫。

今のあなたの苦しみも必ず乗り越えられます

自分に乗り越えられないことは天から与えられない、ということも知っていて下さいね。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

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あなたを苦しみから救ってくれるのは、何でしょう? ー 前編

 

 

 

 

あなたを苦しみから救ってくれるのは、何でしょう? ー 前編

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昨今の日本では、いじめ差別過重労働、etc….と、

色々な軋轢(あつれき)に耐えかねて

自分で命を絶つ方々が減ることがありません。

若くして自殺するケースなどは、減らないどころか増えてきています。

そんな先進主要国は日本だけです。

 

そういったニュースなどを見聞きするたびに、本当に心が痛みますが、

つきつけられる数字を見ても、これは否定することの出来ない悲しい現実です。

 

実際には、なんと、日本だけで年間3万から3万5千人の方たちが、

毎年、自分で命を落とされています。

 

単純計算で言うならば、

1か月で2500人

1日に83人

1時間に4人

つまり、15分に1人・・・・。

20代30代の死因トップが自殺という年もあり、若者の死の半数が自殺というデータも。

 

しかも、遺書がない場合は、日本では、

自殺とカウントされないようです。・・・変死、という扱いになります。

しかし、その変死扱いをされてしまった方々を入れれば、

実際は1日に400人前後の方々が自殺・・・という、あってはならない数字になるのです。

 

恐ろしいことです。

3万人、と簡単に言っていますが、

世界中のテロを合わせても、年間3万人もの死者は出ません。

 

平和大国、平和ボケなどと言われる日本ではありますが、

実際には先進国では最悪レベル、世界で上位の自殺大国でもあるのです。

特に、若年層の自殺は世界でもトップクラス。

しかも、事故死よりも自殺が多いというのは、世界でも日本だけと言われています。

なぜ、日本がこうなってしまっているのでしょう?

 

30年以上も前のことですが、色々な国から集まった友達とあれこれ雑談していた時、

とある話の流れから、

「世界一、自殺で有名な国って、どこだか知ってる?」

と、聞かれたことがあります。

私「え?そんな国あるの?どこ?」

友「日本だよ。」

私「ええ~~~~~っ!なんでー?」

友「カミカゼだよ。

そこから日本の ’自殺’ は知られるようになったんだ。」

・・・・という会話でしたが、うなずく色々な国の外国人の仲間達の顔を見て、

妙に納得したのを覚えています。

特攻隊員が誰しも死にたくなかったのは優に想像できますが、

そういう拒絶が許されない方向に導かれる国民性が育ちやすい環境があるかもしれません。

(余談ですが、このことから派生した話を、その当時、朝日新聞に投稿したところ、

すぐに載せて戴き、物議をかもしました。今も、昔も・・・という気がします。)

 

カミカゼの時代から、いえ、もっとそれ以前から、

自分の意図に反してでも、自殺を選ばざるを得ない歴史はありました。

そんな強制的な自殺方法さえまかり通って来た

世界の中でも特徴的な個性を持つ日本の歴史文化考え方は、

究極の右に倣え(ならえ)もあったりしますし、

改善されて来てはいるものの、上に従わない者はダメ

という上下関係が今もなおハッキリ存在しています。

さらに、なにか 自分と違うもの に対して、忌み嫌い

疎外する風潮なども随所に残っている気がします。

 

単一民族であり、

何ごとも人と同じように出来るように子供を育て、

教育現場でも、運動会や学芸会などでは、

間違いや失敗がなくなるまで反復練習し、

人と違うことをやると叱られるという風潮。

日本ならではの文化のような気がします。

他者と同じようなことを出来ないことは罪悪でもある・・・

そんなプレッシャーやストレスが育ちやすい風土もあるかもしれません。

 

子どもの救済のために世界を旅する黒柳徹子さんは、

悲惨な状況に置かれている子どもたちをたくさん見てきました。

両親や姉兄を目の前で殺された子ども、

ゲリラに腕や足を切り取られた子ども、

親が蒸発し、小さい弟や妹を残された女の子、

親友だった家畜が、飢えて死んでしまいぼう然としていた男の子、

家も学校も、すべて破壊されてしまった子ども、

難民キャンプを、たらいまわしにされている孤児たち、

家族を養うために売春する子ども。

しかし、ほうぼうで聞いて歩いても

そんな状況のなかで、自殺をした子どもは一人もいない、と聞くのだそうです。

希望も何もない難民キャンプですら、聞いても聞いても「自殺した子はいない。」と。

日本では子どもたちが自殺しているのに・・・。

それどころか、子供たちの純粋な笑顔をたくさん見て来られました。

 

本当は全力で楽しまなければいけないはずの、せっかく戴いた命(人生)なのに、

これほど多くの日本人が、苦しみからの脱出方法を見つけられず

頼る術をなくして絶望し、最悪のシナリオで終止符を打つ・・・

そんな恐ろしいことが減らない日本・・・。

それが、自分の愛する家族や友人に起こらないとも限らない、高い数値が突き付けられています。

 

豊かなはずの日本。

しかし、一体、豊かさとはなんなのでしょう

貧しく苦しい生活をしている子供たちがたくましく生きているのに

有り余る食べ物がありちょっとした贅沢も出来る日本の子どもたちが自ら命を絶っているなんて・・・。

 

世界的に見ても、識字率も高い国であり、受験大国の日本。

また、勤勉さを育てる教育は、世界でも自慢できるような高品質な製品を作り続けています

しかし、遅ればせながら、それが豊かさの基準ではないことに気づくときが来ているようです。

私たちには、きっと何か、肝心の学びが欠けているのかもしれません。

 

今、これを読んで下さっている皆さんは、

ある程度、苦難の脱出方法をご存知だから、今、こうして生きていられるのですが、

現実は、全ての人が優しいわけではないですし、

いい人ばかりに囲まれていたくてもそういうわけにもいきません

しかし、その脱出法を見つけられない方に、

いったい、どうやって、道を示したらいいのでしょう?

 

実際、友達がどんなに励まそうと

どんなに家族に愛されようと

死を決断してしまうのは、本人です。

または判断できないレベルに落ち込んでしまった

精神的な病気もあります。

こういった形で亡くなった方のご家族や友人の苦しみを見ても、

その方がどれほど愛されていたか・・・・誰が見ても明らかな場合がほとんどでしょう。

多くの場合、実はそれほど愛してくれている方々も実際に周囲にいるのです。

言葉で愛を表現しない日本人ですが、目に見えなくても愛はあるにもかかわらず、

その深い愛よりも、辛い現状から目をそらすことができず

逃れる術を知らないまま、最後の決断をしてしまう・・・。

 

あるいは、生涯、本当に苦しいことしかなかったと言って、

ご自分の生い立ちの苦しいストーリーを切々と語る方もいらっしゃいます。

また時には、ご家族に恵まれず友人にも恵まれず病気も発症し、介護に追われ、

・・・などという切ないストーリーを延々と語る方もいらっしゃいます。

もちろん、それは確かに辛い人生を歩んで来られたと思います。

しかし、そんな方たちも、その生涯で、誰にも親切にされたことがなかったのか・・・・?

というと、いい人だって周囲には必ずいて、出会っているはずなのです。

なのに、そんな方々のことには一切触れず、

辛い境遇のことだけをずっと思い、語り、悩む・・・・。

苦しみが頭の大部分を占めてしまっている方々も多いのです。

 

どちらの方向を見れば楽になるのか

という訓練を受けていないのです。

確かに辛いことが99あるのに、救われることが1しかないケースもあるでしょう。

それでも、その1を見る努力をしてみるという生き方を知っていれば、

少しは人生が楽になるのです。

 

自分の経験の例を出すのは狭量な印象かもしれませんが、

例えば皮膚炎で入院している患者さんを見ても、

かなり重症なのに冗談を言って笑っている人もいれば、

結構軽いのに、毎日泣いている人もいます。

これだけでも、向いている方向の違いで人生の質が違って来るのは明らかです。

病気の方でも、努めて明るくすることで、

自律神経のバランスがとれて軽快していくこともあるのですから。

 

つまり、苦しい時、どちらの方を向くと楽になれるのか

別な言い方をすると、向く方向を変えると楽になれる

という訓練学習本人が経験していないと

どんどん泥沼に引き込まれて、抜け出せなくなるのです。

 

もう一つ思うことがあります。

日本では、今も「とにかく立ち向かえ。」「負けるな。」「がんばれ。」

みたいな教育方法がはびこっていますが、

時として逃げてもいい。」

という教育はあまりありません。

トラやライオンから小動物が逃げるのは悪いことでしょうか

小動物に、ライオンと戦えって、そりゃ、鬼でしょう。(笑)

自分を守る為に、逃げる、という方法も選択肢として知っていなければいけないはずなんです。

 

私は、日本の教育には、

そういった訓練(学習)が欠けている気がするのです。

教育を批判するつもりで言っているわけではありません。

その足りない部分を補うために、一人一人の学習(経験)が大事だと言いたいのです。

自殺に限らず、多くの苦しみ悩みは

(好むと好まざるにかかわらず)辛いことの方が生活のメインとなって

日々を過ごしてしまっているケースがほとんどだと思うのです。

 

周囲に、「逃げてはいけない。」とずっとすり込まれて育ってきましたから、

何かに敗北している自分が許せず、

逃げずに繰り返しイヤなことを思い出してしまっているのです。

つまり、この習癖は、ある意味、親や日本の教育から植え付けられた、

独特の ”ふんばり思考” が影響しているところもある気がするのです。

「がんばるだけが、全てじゃないよ。時として、逃げたっていいんだよ。」

そういうことも知っていたら、どれほど楽でしょう。

 

どんなに辛くても、結局は、

解決出来るのは本人だけです

周りがどんなに尽力しても優しく守ろうとしても

脱出出来るのは、

他ならぬ本人自身だけです。

 

私は、’苦しみ’ から人を救ってくれるのは、’苦しみ’ しかないと思っています。

なんだか、変な話に聞こえてしまうかもしれませんが、

つまり、苦しみを体験すること辛い経験こそが

次に出て来た辛い経験を乗り越えるための力になると思うのです。

 

辛いこと、ありがたいことはどちらも必ず起こりますし、

その比率は人それぞれかもしれませんが、

本人がどちらに重きを置いて生きていくか

・・・実は、そこに

たくましく生きていく方法のポイントがあるはずなのです。

 

死にたい思いにさせるようなひどい相手を変えるのは、

残念ながら、ほぼ、無理なことです。

あなたが自分を変えるのが難しいように

他人は変えられない人の口に戸を立てられない

これはほぼ不変の事実です。

さらに、人生、いいことだけに囲まれて生きていくことも不可能ですから、

自分で自分を守る力をつけないことには、どうにもこうにも解決がつかないのです。

 

ですから、自分のとらえ方を変えるしかない・・・・

つまり、

見る場所着眼点を変えるという方法を無理矢理でも訓練するのです。

あるいは、その場を去る、という究極の選択があることを知ることです。

 

さらに言うと、頭の中で考えることは

自身にしか選択できないのですから、

辛いことを頭で反復せずに、ありがたいことだけに意識を集中して、

そちらに焦点をあて、自分で自分を守るのです。

自分が壊れてしまってから這い上がるというのは、あまりにも難しいのです。

 

(でも、でも、辛すぎて、

自分に起こっていることから目をそらすなんて無理だ・・・。)

と思われるかもしれません。

わかります。だからこそ、悩まれるのですものね。

 

しかし、そういう方にこそ、言いたいのです。

辛い経験をした時に生きてくるのが、実は過去の辛い人生経験なのです。

つまり、自分が苦しい経験をすることで、

次の苦難が、少しだけ乗り越えやすくなるのです。

つまり、乗り越える実力がついてくるということです。

 

超簡単なことのように言ってのけている印象を受けるかもしれませんが、

実際は、相手を変えることは困難を極めますので、

雑草のように踏まれても立ち上がる力を少しずつつけていくことが、

一番力になるものですし、それには、やはり辛い経験が生きるのです。

経験していなければ、生かせないのです

水泳の本を何十冊読んでも、泳げるようにはなりません。

プールで間違って水を飲んで、鼻に水が入って痛い思いをして、

初めて泳げるようになるものなのです。

 

ですから、辛い経験をすることは、実は、大切な大切な、通った方がいい道なのです。

いつも振り返るとわかることなのですが、

その時その時、あなたに一番ふさわしい人生修行が現れてきているはずです。

不思議なくらい、今のあなたは、今のあなたにとって一番勉強になるところにいるはずです。

苦労は買ってでも・・・とまではお勧めしませんし、

私は売ってでも苦労したくはありませんが、(笑)

少なくとも、今、苦しみの真っただ中にいる方には、

それがあなたの将来にプラスになるのだということを心の片隅において、

自分で自分の心を軽くしてほしいのです

 

今、あなたが辛い経験をしていることは、

必ず、あなたを一歩成長させてくれています。

今は確かに辛いです。

でも、今の苦しい経験は将来の肥やし栄養です。

(ああ・・・これを通り過ぎたら、私は強くなれるんだ・・・。)

そう思って、焦点を変えるトレーニング、また、その場を去る選択をしてください。

 

病気になった時・・・あなたは相当辛い経験をします。

でも、病気をすることで、あなたは以前よりもっと優しい人になっているはずです。

交通事故を起こしてしまった時・・・あり得ない辛い思いを経験するかもしれません。

でも、事故を経験した人は、必ず少しずつ謙虚になるという成長をします。

 

経験は生きるのです。

次の(未来の)あなたを、そしてあなたの周囲の人たちを、救います。

 

辛いことはなんのために起こるのでしょう

それは、生かすために起こる、としか言いようがないと思っています。

心を成長させ将来それを生かすためにだけ起きています

だから、生かせるような生き方をしなければならないのです

 

将来、あの辛い出来事があったからこそ今の自分がある。」

そう言える自分にならなければいけないのです。

 

ストレスをよける方法を少しずつ身につけなければいけません。

しかも、人に頼るのではなく自力で

いちいち誰かに頼って励ましてもらった時だけ自分を上げる生き方では、

次の困難に対処する実力がついていかないのです

 

困難を乗り越える力をつける為には、

経験して、そして、その苦難の中で視点(着眼点)を変えること・・・

それに尽きます。

 

親御さん、あるいは、後輩や部下を持つようになったみなさん。

どうぞ、今の苦難の経験を、いい学習だと喜びで受け止めて、すっきり前に向かってください。

そして、たくさんの後進にそのノウハウを少しシェアしてあげてください。

誰かが救われるかもしれません

 

あなたの今の苦しみは、未来の自分を救うだけでなく、

他者をも救う知恵となる・・・・是非、心に留めていてほしいと思います。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

P. S. 後編は具体的な例をあげて、さらに深く、

苦しみからあなたを救う”苦しみの経験”について話しています。

以下の写真の下にサイトがありますので、続けて読んでみてくださいね。

 

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後編は、こちら。 👇 クリックしてね 👇 

あなたを苦しみから救ってくれるのは、何でしょう? ー 後編

 

 

こちらの記事なんかも、よろしければ・・・👇 クリックしてね 👇

悩みにどっぷり浸かってしまっているあなたへ

 

逃げたっていいんですよ。

 

 

 

 

アトピー性皮膚炎 講演会 in 神戸(4月28日・日曜日)

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脱ステ・脱保湿に興味があるみなさん。

やり始めてみたけれど、今一つうまく進められなくて困っているみなさん。

神戸脱ステ・脱保湿』のスーパードクターたちが集まりますよ。

きっと、あなたに素敵な気付きを与えてくれます。

是非、お話を聞きにいらしてみてくださいね。

 

 

ごめんなさい、

私のスピーチを期待されている方々から、たくさんメッセージを戴いていますが、

今回はありませんので、ご了承ください。

重鎮っぽく見えても(?)私、レギュラーではないので。(笑)

私の無駄話は、ただの ’聴く修行’ (笑) になるだけですし、

そんなのより、も~~~~っと本格的ないいお話が聴けますよ。

本当に、あなたの助けになります。

是非、お時間に都合をつけて、いらしてくださいね。

たとえ遠方でも、

「来てよかった。」

そう思える素敵な講演会です。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

千代田区 千鳥ヶ淵 2019.04.06

 

 

 

理不尽過ぎることに出会ったあなたへ

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生きていると、本当にいろいろなことが起こります。

理不尽過ぎることに出会うことも、誰にでもあるものです。

そんな時は、どうにもこうにも、そのことに心を囚われてしまうのは誰しも同じでしょう。

やりきれない思いに苦しめられることは、とっても大きなストレスですよね。

 

例えば、こんなことがあったりします。

 

見た目がベビーカーと似ている車椅子にお子さんを乗せ、

電車のドアの端っこ側に立っていたお母さんに、

先の駅で降りた学生が、ドアが閉まる直前に

「ベビーカーは邪魔なんだよ!」と吐き捨てるような言葉を浴びせる。

障害を持ったお子さんを一生懸命育ているお母さんは、

「これは車椅子なんです!」と弁明も出来ずに、

動き出した電車の中で、本当にやりきれない思いだったことでしょう。

 

取り返しのつかない犯罪を犯してしまった家族を持つ人。その家族に罵声を浴びせる被害者。

どちらも理不尽です。

 

明らかな医療ミスで、大切な家族を失いながらも、

証拠を隠蔽され、命を奪われたにもかかわらず、命を奪った手術に高額な料金を支払った人。

筆舌に尽くしがたい悔しさです。(これは、私の経験です。)

 

何一つ落ち度がないのに、巻き込まれた交通事故

責任を負わなければいけないケースも多々あります。

 

自殺に巻き込まれた、電車の運転手さん・・・。

真面目に勤務してきたのに、さらされる世間の目・・・・。

 

いろいろな理不尽な経験は世間のそこかしこから聞こえて来ます。

簡単に忘れることが出来るものではありませんよね。

過ぎてしまったこと、と思えるレベルではないこともたくさんあります。

それでも、

人は、前に進んでいかなければならない・・・・。

 

そこで、今日は、人間の苦しみについて、少し私の考えを話したいと思います。

 

人はなぜ心に苦しみを抱えるのでしょう

 

いやなことがあったとしても、もし、そのことを思い出さなければ、

いやなことはあなたの人生に関係なくなります。

しかし、私たちはイヤなことに限って、思い出してしまうものです。

嫌いなヤツのことに限って、よく思い出しがちです。(笑)

ふと、気がつけば、そんなイヤな過去や、いやなヤツとのエピソードを思い出している・・・

そんな自分の思考の動きに、うんざりすることも多々ありませんか?

でも、それが普通だと思います。

 

・・・ところで、ちょっと変な話をしますが、

私たちは皆、人間には過去現在未来がある、と考えています・・・よね?

ずっとその一連の動きが連綿と続いているから、一人一人の人生がある・・・・

そう、思っているのが普通だと思います。

 

しかし、ちょっと思い浮かべてみてください。

あなたがたった今、イヤなアイツのことを思い出したその一瞬・・・・

そこには、あなたがどんなにがんばっても、ふんばっても、逆立ちしても、

絶対に戻れません。

その一瞬は、すでに『過去』になっているからです。

言うまでもなく、あなたは過去決して行けません

 

また、あなたが、1分後に水を飲もうとしているとします。

しかし、1分後に水を飲んでいる時には、もうそれは『未来』ではなく、

『現在』になってしまっています。

あなたは、『未来実は行けないのです

 

あなたの人生は、実は、

・・・・の連続なのです。

自分だけは時々ワープしてる、とか、ないですよね。(笑)

だけが、実はあなたの人生なのです。

今、今、今、今、と人生をつなげて来ていますが、

その、自体が実はあなたのなんです。

 

ちょっと、難しいことを話しているように聞こえそうですね。

 

では、少し言い方を変えて行きましょう。

10秒前に、イヤなアイツのことを考えたあなたは、

その、二度と帰ってこない貴重な瞬間を、

つまり、貴重なあなたの命を、

イヤなアイツのことを考える、ということに捧げてしまったのです。

あなたの『命』なんです。

大切な、大切な、戴いた命を、

二度と帰らない大切なひと時を、

あんなイヤなヤツの為に使ってしまったのです

 

ちょっと、もったいない・・・と思いませんか?

 

よ~~~~~~く考えると、実は、

私たちは過去にも未来にも行けないのです。

(=現在)』しか生きていません

その『今』を、幸せに生きなくてどうしようというのでしょう

 

生きている一瞬一瞬を大切に使って行く

人間は、実は、それしかない・・・と私は考えます。

(そんなことはわかり切っていても、だからと言って、

なかなかサクッと切り替えられないのよねぇ・・・。)

と思うのはわかります。

 

でも、じっくり考えてみてください。

色々な悩みも、

押し寄せる苦しみも、

『過去』『未来』

あなた自身がこだわっているから

起こっているんです。

 

イヤな『過去』に囚われると、それは、

今この一瞬のあなたを苦しめ不快にします

あなたが唯一過ごせる『今』、というひと時を台無しにします。

決して過去には戻ることは出来ないにもかかわらず、です。

 

『未来』を憂えると、『今』しか生きられないあなたの、

今のこの一瞬を台無しにします

しかないのに、『をイヤなことに費やしてしまっているのです。

 

どうでしょう?

あなたは、随分、自分の人生命を

望まない生き方に使ってしまっていませんか

『過去』や『未来』を思うあまり、

今の一瞬を、

二度と戻らない一瞬を、

苦しいものにしてしまっていませんか

 

悩み、苦しみ、というのは、

実は、私たちが、今しか生きられないにもかかわらず、多くは、

実際には行くことが出来ない過去未来に焦点を置き過ぎるがゆえに

起きているのです

に集中するしかないはずなのに、

過去と未来にこだわってしまうのが私たち人間なのです。

 

理不尽過ぎることに出会ったりして、

そのことをついつい繰り返し思い出してしまい

苦しい思いに追われているあなた・・・・。

お気持ち、お察しします。

しかし、その問題は、

『過去』に戻って解決することは絶対に出来ません。

変えることが出来ない過去のために、『すらも犠牲にしている

二重の損だと思いませんか?

 

”もし、その問題を今、悩みぬいて考えなければ、

確実に苦しい未来が必ずやってくる、

だから、私は、今、苦しくても悩み考えなければいけない・・・。”

というケースも多々あるでしょう。

それはそれで、『よりよい未来』という名の『現在』に移動する為に、

考え抜けばいいのです。

取り返しのつかないほどの理不尽な事態に関しては、

無理に忘れてがんばり過ぎることはしなくていいと思います。

 

私が、今、伝えようとしているのは、

理不尽なことを言われたり、経験したことで、

現在、気分も上げられずに苦しい思いをしている方々に、

『過去』と『未来』には実は行けないのだ・・・という事実を、ふと再認識することで、

今のこの一瞬を苦しみから逃れてなんとか乗り切ってもらいたいということなのです。

に集中することで、苦しさを追いやってほしいのです。

 

つい先日、私も、とても理不尽な経験をしました。

普通であれば、胃の辺りから何かが込み上げて、

胸の辺りがえぐられるかのごとく、

ひどい痛みを味わうような内容だと思います。

何一つこちらに落ち度がなく、

攻撃などしたわけでもなければ、悪意も一切なく、

善意のみで行っていることを、

見事に悪くとらえて、攻撃してくるような人々って・・・・いるものです。

でも、その理不尽な思いをした『過去』に囚われて

何度その過去を繰り返し思い出しても

起こった過去に戻って何かを変えられるわけではありません

 

考えれば考えるほど、

思い出せば思い出すほど、

今、今、今、と、連綿と続く自分の命を、

いやなことを思い出すと言うもったいない時間(=)の使い方で、

無駄にしていることになるのです。

私たちは、を幸せに生きなければいけません

イヤなことに囚われて、イヤな人を思い出して使う時間(=今)を、

有意義なことに使った方がずっとましです

自分の大切な人達の為に使った方がずっといいのです

 

私自身は、どちらかと言うと、起こった事を深く感じ取る性質がありますし、

さらに、誰かをやっつけてやろうとか、仕返ししてやろうとかいう考えは皆無で、

これと言って悪気があるタイプではありませんから、

理不尽なことを経験した時は、

多分、心の中は誰より傷ついているかもしれません。

それでも、を大切にした方がいい、という考えから、

その傷を何度もえぐるようなことはしないように、

自力で切り替える試みをしています。

 

私は、理不尽なことが起こったなら、まず、無理矢理思います。            

 

ふふん・・・。

面白くなってきたぞ。)

 

イヤなことがあった時に、ニタッと笑って、

(面白くなってきたぞ。)

と、心ではっきりつぶやいてみるんです。

現在の、この一瞬がぱっと明るくなります。

やってみてください。

 

あるいは、

ここからよくなる!)

と、笑顔で自分につぶやいてみてください。

小さな声でもいいですから、

実際に、言ってみてください。

 

そもそも、悪気のなかったあなたに、理不尽なことを言ってくるような相手は、

説得してわかるレベルではないのです。

あなたとは、生きている学びの段階が違う相手なのです。

この先、未来に説得してわからせてやろう、と思っても、

その相手は、どんなに説得しても、

その人自身の学びの時がこなければ学ばないのです。

相手の学びの時が来るのは、相手のペースなのです。

今、相手を思い通りにしようと思っても、

あなた自身の命(=現在の無駄遣いになります。

 

誰だって生きているといやなことは起こります。

私だって、いやなことを経験することはあります。

理不尽なことを言われることだってあります。

 

でも、(=この一瞬)しか生きられない、と考え、

今現在の自分をサクッと上向きの心に切り替えて、その苦しみから逃れてください

今(=命)を無駄にしないために、

面白いことになってきたぞ。)

ここからよくなる!)

と、無理矢理、現在の下げ下げムードを『上げ上げモード』に切り替えてください。

苦しい時は、『にだけ集中するのです

 

これは、あなたの脳にしか出来ません。

あなたの今(=現在=命)ですから、コントロールするのはあなたです。

イヤなヤツ、イヤな出来事は、

どんなに理不尽であっても

明日のあなたの肥やしです

 

今、今、今・・・

と、現在のこの瞬間を幸せに生きるあなたに、

かならず、素敵な未来という名の『現在』がやってきます。

とにかく、今のその苦しみから脱出してください。

ストレスを抱えたら、体にだってよくないんです。

 

幸せな今の連続を自力で作り上げてください

 

自分の貴重な人生を、他人に振り回されないためにも、

辛いことがあった時、理不尽な思いをした時、

 

面白くなってきたぞ。”

ここからよくなる!”

 

ニタッと笑いながら、声に出してつぶやいてみてください

あなたの中の何かが、上を向き始めますよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

 

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変なオジサンがくれた人生の贈り物

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あの人変よね~。」

ちょっとしつこくないあのオジサン?」

「やだ~~~、あの人苦手~。出来るだけ話したくない~。」

・・・・と、世間にはいろんな人がいるようで、

私たちはその変なヒトを出来れば避けたいと思ってしまいます。

それが職場で毎日顔を合わせる人であれ、

家族であれ、

友達のグループの中の人であれ、

ちょっとだけ距離を置きたい・・・。)

そう思う存在は、誰にでもいるものです。

 

もちろん私も、出来れば変なヒトは避けたいですが、

ただ、比較的、バラエティに富んだ人々を(笑)少しは受け付ける方のような気がします。

つまらないシャレを言い続けるオジサンなども、

わりと相手にしてしまっちゃうところもあります。

あまりにつまらないと、

あの~、すいません

どこで笑えばいいんでしょうか?」

と、突っ込んだりするのも結構好きです。

時には、ちょっと目上の人でも、

笑えないネタを公開したとあらば、

おい。」

こらこら。」

と、とんでもない失礼なツッコミを入れて、なんとか笑いにしようと試みています。(笑)

どうしたって避けられない関係もありますから、

自分の人生を楽しむためには、避けられない人には、

それなりの対処を考えて行くしかない気がします。

 

さて。

そんな私がかつて出会った、変なオジサン(笑)のお話をひとつ。

相当昔の話ですが・・・・とある航空会社でキャビンアテンダントをやっていたことがありました。

その頃、CAを担当する事務職の中に、CA仲間みんなが苦手としているオジサンがいました。

な~~~んかエロエロで(笑)、皆、出来るだけ会話は避け、

必要最低限の情報交換だけで、サササッと身をひるがえしてその場を去る・・・

みたいな感じです。

 

ある日、その事務職のオジサンが、

私のフライトしている便に、

お客様として乗って来られました

まあ、他のCAたちは、当然、挨拶だけ。

心はこもっていなくても満面笑顔

・・・だけは忘れませんが。(笑)

で、私は、その時、パーサーであっただけでなく、

必ず、知人には何かお話はするように心がけていたので、

仕事の手が空いた時に、

オジサンの席にご挨拶に行きました。

評判も知っていましたし、みんなの評価にも同意していながらも(笑)、

私の場合、ただ、フツーに嫌がらない

他の知人と同じように接する、といういつもの行動なだけだったのですが、

これが、思わぬ気付きのきっかけになるとは・・・

思いもしませんでした。

 

「こんにちは、XXさん。お疲れ様でございます。

今日はご出張か何かでお出かけでいらしたんですか?」

すると、そのオジサンは、いつになくしんみりと答えました

「いや~~~・・・。親父が死んじゃってさ~。葬式の帰りなんだよ。」

私「・・・!!そ、そうでしたか!!!

それは・・・ご愁傷様でございます・・・。大変でしたね。」

 

そこから少しの間、会話が続きました。

状況が状況だけに、私も少し立ち止まり、お話をお聞きすることにしました

 

「92歳だったんだよ。大往生だから、まあ、こればっかりは仕方ないんだけどね。

いい、オヤジだったよ。

親孝行ほどのことも、たいして出来なかったんだ。

でもね俺ねひとつも後悔してないんだよ

俺はひとりもんだし、おふくろもかなり前に亡くなっているから、

俺、ず~~~っとオヤジのこと、海外旅行に誘って、たくさん連れてったんだよ

オヤジと二人で、いろんなとこ行ったな~。

世界中、見て来たよー。ホント、楽しかった。

オヤジもすごいいつも喜んでたし。

たくさん思い出があるから後悔はないんだ。」

 

・・・と、亡くなったお父様との思い出を語られました。

 

通常、誰しも、親が亡くなった後に、

親孝行してあげられなかった・・・。

あれもしてあげたかった

これもしてあげたかった

・・・・と、少し後悔するのが普通です。

 

でも、全く後悔のない見送り方をして、

楽しい思い出を胸に、残りの人生を生きて行く・・・

 

なんだか素敵だな・・・・と思いました。

 

以前、このブログで、私は自分の母が、他者によって、

突然命を絶たれたことをお話しさせて戴いたことがありますが、

その当時は、あまりに突然だった上、まだ私も(今より!)若かったので、

これといった親孝行も出来なかったことに、相当苦しい思いをしたのを覚えています。

だからこそ、残った父親の最期の時には、

決して後悔のない送り方が出来たら素敵だな・・・

そう思っていました。

 

私の父は、愛いっぱいの人でしたから、

娘には絶対に世話にならない、面倒をかけない・・・という思いが強く、

どんなに誘っても、私の家族と暮らそうとはしませんでした。

でも、あの時、変なオジサンにヒントを戴いたあの短い会話が印象に残っていて

(私自身も、父も、旅行が大好きだったのもあり)

28年間、遠く離れた故郷で一人暮らしの父を、

家族旅行にずっと誘い続けました

 

色々な国に行きました

亡くなる前の数年は、

ちょうど息子たちも親の旅行について来ない年頃だったので、

老人と娘の二人だけの珍道中で、

父の大好きなヨーロッパのあちこちを歩き回りました。

 

亡くなる8か月前が最後の旅行になり、

その時は、ヨーロッパの一番西の端ポルトガルのロカ岬まで行きました。

岬に立った父は、もう、自分があまり長くないことをなんとなく感じていたのでしょう、

「あ~~~~・・・・ついに、ここまで来たな~・・・・・・。

ここまで旅行するなんて、夢にも思わなかったよ。

あ~・・・・ホントに、来たんだな~。ここまで、来たな~~~・・・。」

80歳をとうに過ぎた父は、青い海を見つめながら、

しみじみとつぶやいていました。

ロカ岬には、

ここに地終わり海始まる

の石碑があります。

悠久の時を超え、かつて、ここが地の果てだと信じた人達と

同じ景色を眺める・・・・

感慨深い、思い出の地です。

 

父が亡くなる前に入院していた時、

病床の横に座っている私に、父は何度も何度も、言ってくれました。

「(自分の人生で)後悔することはひとつもないよ

おまえとは、世界中を見て歩いたな~・・・。

ほんとに、たくさん、見せてもらった。

楽しかったな~~~~。

世界中を見たから

もう、思い残すことはひとつもないよいい人生だった

ありがとう。

本当に、ありがとう。」

 

私も、父と世界中を見て周ったことがいい思い出になり

本当に、心から、一緒に行ってよかったと思えました。

特に晩年は、年老いた父を、

逆に娘が面倒を見るような場面も時々あり、

立場が逆になったことに、

なんとも微笑ましく父を見ていた自分を覚えています。

 

もう体が動かなくなっても、最期まで、父の目は、

はっきりと意識があることを伝えてくれていました。

そして、

「ありがとう。思い残すことは、ひとつもないよ。

ありがとう。いい人生だった。」

さらに、心で繰り返してくれていたのがわかりました。

 

私も、父の手をしっかりと握りながら、

「お父さん、ありがとねー。

お父さんの子供に生まれてよかったよ

お父さんの娘で生まれてきたから、本当に幸せだよ。ありがとう。

一緒に旅行もたくさん行けて、ホントに楽しかったね。

最高のお父さんだよ

大好きだよ。

本当に、本当に、ありがとう!」

・・・耳元で、たくさん感謝の言葉を伝えながら最期の別れが出来ました。

 

至らない娘だったけれども、

楽し過ぎるくらいの思い出をいっぱい作り、

私なりに、精一杯父との時間を有意義に過ごしました。

「親孝行はたいして出来なかったけど・・・後悔はないの。

私の父親は、本当に素晴らしいお父さんだったよ!!」

 

私も今、誰にでも、すがすがしい気持ちでそう言うことが出来ます。

この気持ちは一生の宝です

 

・・・・誰もがとんでもなく苦手としている変なオジサン(笑)との何気ない会話が、

私の、一生の後悔をなくするヒントになりました

 

・・・人生では、避けたくなる人もいます。

顔も見たくない人も、現れます。(笑)

それでも、私は、全ての出会いには意味があると考えています。

それは、雑踏ですれ違う一人一人も全て、です。

全てが、私たちの栄養です

きっと、起こった事全てにも学びがあるのだと思います。

 

ちょっと嫌なアイツの言動も、

たまには少し耳を傾けてみませんか

あなたの、一生を変えるくらいのセンセーションを、

ポロッと拾うことが出来るかもしれませんよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

あなたは、どんなキャラで行きますか?

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よく、あなたのキャラに関して、他人から言われる同じセリフがありませんか?

ちょっとオトボケ・・・とか、

こだわり派だね、とか、

しっかりしてるね、とか。

 

もし、何度も言われたことがある同じセリフがあるとしたら、

多分、それは、あなたがそう思っていなくても、

ホントのあなたの一部かもしれません

たくさん言われて来たことが、いつの間にか、

あなた自身の本質を構成していることって、結構ある気がします。

 

私がよく言われるのは、

エネルギッシュですね。」

なんかパワーを感じる。」

・・・なんとなく、むふふ・・・と笑える、ごっついイメージですが、(笑)

私を形容する共通の言葉です。

(お会いしたことのあるみなさん、そうですか~?)(笑)

自分的には、おとなしめのヒト(自称、繊細。)のつもりでいるのですが、

全然そうではないみたい。ははは。

 

まあ、確かに、

元気のない、小さくなって震えている私を

見た事のある方はいないかもしれません。(笑)

きっと、私は、エネルギッシュで

パワーがあって

なんかガンダムみたいに強そうなのでしょうね。

水着のワンピースを着た日にゃあ、たちまちプロレスラー

・・・・みたいな。

今もまだ、そこ~まで納得してはいませんが・・・。(笑)

(・・・ホントに、もうぅぅぅぅ~~~~~っ・・・か弱いのにぃ~。)

     ↑ 徳子のひとり言・・・。

 

英語だとみなさん私を形容するのに

inspire をやたらしょっちゅう使ってくださいます。

語源に”インスピレーション”がありますので、

そういうと少しわかりやすいかもしれません。

インスピレーションは辞書だと霊感インスピレーション(そのまんま・・・)。

その他に、感動感激鼓舞激励感化息を吸い込むこと

・・・・などなど色々な意味が載っていますので、

その場その場で、いいように受け止めようと思っています(笑)。

息を吸い込むこと っていうのもありますが、

まさか、立派な体格のせいで、

私の周りだけ酸素が薄くなってみんなが困っている

・・・いやいや、そんなはずはありません。(笑)

 

また、これは、キャラではありませんが、

私に出会った方々は、たいてい、まず、

いつもニコニコしてますね。」

と、おっしゃいます。あるいは、

なんだか楽しそうですね~。」

なんて言い方もされますが、

これも、私という人間を構成する一部なのだと思います。

はい、だいたいいつも、楽しく笑っているんですよ。(笑)

どちらかというと、うふふ、とか、おほほ、でなく、がはは、ですが。

(日本語表現って、おもしろいですね。これだけで通じますよね、私たち。)

多分、呆れるくらい、楽し気に見えるのかもしれません。

だって、「落とさない。」って、決めてますから。

 

笑顔で他人に接する事は、最低限の社会貢献だと思っていますし(笑)、

なんたって、自分で自分の機嫌をとれないようなやつぁ~ダメダメだ、

と、自戒を込めて考えているので、

人様に機嫌を取らせるようなヒトにならないように努力しよう・・・とは思っています。

 

ただし、私のこのヘラヘラ・ニタニタ習慣には意外と歴史があって、

私が小学校二年の時に決めた事なんです。

人生って、忘れられない瞬間ってありませんか?

私は、この自分の人生のキャッチコピー的なことを決めた瞬間を、鮮明に覚えています。

 

私は自宅の居間のソファーに座って、小学館の学習雑誌

『小学三年生』(二年生のくせに、なぜか本は三年生)の記事を読みながら

ふと、

(あ・・・。私、今世は、笑顔で生きていこう・・・。)

と、思い立ったんです。

(当時、今世という言葉は知りませんでしたが、つまり、この命を、ということです。)

その方がいいに決まっている、と思ったんです。

物心がついたころから、やたら人生のことや人間関係のことを

大真面目に考える、哲学する子でした。

なんとも、変わり者だったようですね。

 

そんなわけで、自分で自分の人生を

楽しい方向に持っていかなくっちゃ、

という考えに至り、その結果、

楽しいから笑うんじゃなくて

笑っていると楽しくなる

順番はそれだ・・・という思いに至ったのが、その小学二年の時。

結局、笑いながら楽しいことを自ら見つけ出す繰り返しを試み、

気付いたら、また、笑っている・・・・ということになりました。

 

ステロイドの副作用で、全身に及ぶ重症皮膚炎を経験した時も、

心の中のエネルギーはずっと満タンでした

全く、へこたれませんでした。

肉体的に、起きあがる体力もなく、ボロボロの時もありましたが、

痛み、痒みで体は限界になっている時も

実は、心の中は元気いっぱいでした

ぐったり横たわりながらでも、まだ自虐ネタを言っていたくらいです。

死ぬわけではない病気だと考えましたし、

(実は、そうでもないくらいひどかったみたいですが・・・)(笑)

セルフイメージが作った強い私 が、私自身を平気な顔で支えていたんです。

 

***実際、阪南中央病院に入院した時は、

全身の浸出液と落屑(カサブタが大量に落ちること)が多すぎた為、

タンパク質が限界まで減少し、

深刻な低アルブミン血症を発症していたことから、

「あの時は、腎臓崩壊寸前。

それほど重症だったんですよ。」(山田先生・後日談)

(どひゃ~♪)←徳子の心の声

・・・と、担当して下さっていた山田貴博先生

(現 天下茶屋あみ皮フ科クリニック )と

先日久々にお会いして、お聞きしたばかりです。(笑)

あれほど重症の患者さんを未だかつて診た事がないし、

(ここで徳子爆笑)

マジで生きているのが不思議なくらいだったけど、

(ここでさらに徳子大爆笑)

それほどの状態なのに、なんか、いつ見てもやけに楽しそうにしてて、

(自分の奇怪な行動ぶりに改めて笑い転げる徳子)

そっちがもっと不思議でしたよー。」(笑) (by 山田先生)

というお話には・・・私も大爆笑でした

うすうす、(世界的に見ても、ワースト・クラスだろうな・・・。)(笑)とは感じてましたが、

なんで生きていられるの?という数値を叩き出しながら、

絶好調系の入院患者(?)って?・・・・・ははは。

いやはや、相当な重症だったようです。(笑)

今更ながら、改めて、優しくて優秀な山田先生、

本当に、お世話になりました。***

 

それにしても、この性分は、

きっと死ぬまで変わらないと思います。

 

もちろん、いやなことは私にだって起こりますよ。

でも、いやなことを乗り越えられる土台があった方が、楽な気がしませんか?

 

何度も言われる言葉は

さらにあなた自身を作り上げてくれるものです

どうせ自身を作るなら、

自分の思い描いた、思い通りのイメージに

作り上げた方がいいに決まっていますよね。

 

人からよく言われる言葉で、自分が出来上がって行くことは、普通に起こり得ます。

では、他人から言われたい言葉を

自分の中にイメージして毎日を生きることで、

思い描いた自分が出来上がっていくということも、アリ、ではないでしょうか?

つまり、言われる言葉で、堅固な土台を作ってみる、という試みです。

でも、他人から言われなくてもいいんです。

自分が思い描いていつも自身に言っていれば。

 

この逆転の発想、おもしろい結果に繋がるかもしれませんよ。

 

ちょっと弱っちいあなただとしたら、

私は強い私は強い私は強い。)

と、自分でイメージして振舞ってみてください。

声に出して、つぶやくんです。

ある日、言葉に影響を受けている自分に気付く時がありますよ。

 

自分に自信のないあなた

自分のことがあまり好きになれないあなたは、

私は輝いている!)と自分に繰り返し言い聞かせながら、

会う人、会う人に大好き~~~!)と心の中でビームを放ってください。

例え嫌いな相手にでも、やってみてください。

意外や意外、

それって、あなたの自信として返ってきますよ。

やってみれば、わかります。

 

離婚して落ち込んでいるなら、

幸せになる為に、離婚したんだから、

ここから先はいいことしか起きない!)

と、自分に言い聞かせて下さい。

きらり~~~んと、

輝くようにふるまってください。

いいですか?何か動作をするたびに、

心の中で、きらり~~~~ん!です。

 

病気をして辛いなら、

いや~~~、いい経験してるわ~。こっから私は強くなるよ~!)

と、経験を生かす覚悟をしてください。

生かす日が来るイメージは、あなたにエネルギーを与えてくれます

 

いじめられてイヤな思いをしてるなら、

ナメられちゃいけないナメられちゃいけない。)

と、自分に言い聞かせてください。

それに見合った行動を取っている自分に気付く日が来ますよ。

 

大切な人が悩み苦しんでいるなら、

相手に寄り添いながらも、まず、あなたがハッピー・オーラを出して、

生き生き輝いてください

一緒に暗くまとめるのがいいと思っている方が多いようですが(笑)、

そうじゃないんです。

まずあなたが幸せになって、相手を引っ張っていくんです。

相手を包むんです。

あなたも不幸だと、そんなことが出来ないんですよ。

 

他人に相談したり、

愚痴を聞いてもらったり、

私たちは、往々にして外に助けを求めることが多いものですが、

周りに助けを求める習慣を変えない限り、

また次の問題が出てきた時に、また他人に頼って・・・・

という、他人主体の、人様にご迷惑をお掛けしながらの (笑) 人生になってしまいます。

時にはそれもありですが、

自分の機嫌くらい自分で取ろうじゃ~ありませんか。

 

もちろん助けてもらうのも、時として必要ですが、

ひとつ問題を解決しても必ずまた次に何か問題が出てくるのが人生です

そのひとつひとつに、いちいち人様の力を借りるのを習慣にしてしまうのは、

ちょっと違うぞぉ~?ということです。

 

意識的に、

自分を鍛えなければいけません

 

あなたを構成している考え方が変わると

人があなたを見る目が少しずつ変わって来て

あなた自身も、自分の好きな自分になれるかもしれません。

自身の構成要素を変えてしまうと、

周囲で起きる現象も変わってくるはずです。

要するに、思い込み。

強い思い込みが大事です。(笑)

 

一度きりのこの人生、

好きなタイプの自分になって謳歌してください。

あなたのなりたいセルフ・イメージはどんな人ですか

 

今の、あなたがあなたとして生きるその人生は、今世一度きりですよ。

あなたのそばにいる大切な家族も、友人も、

この人生だけのお付き合いです。

明日、今日と同じ日がやってくるという保証はひとつもありません

大切な誰かが、突然姿を消してしまうということも、ないとは限らないのです。

 

朝起きて、家族と短い会話を交わし、

仕事に向かい、

同僚と言葉を交わし、

家族のために食事を作り、

小さな喧嘩もし

仲直りして笑い合って・・・

そんなさり気ない繰り返しが、

実は、二度とない奇跡の連続なのです

ありがたい、ありがたい、貴重な日々なんです。

 

もっと自由に、なりたい自分になってください。

人生、楽しまなきゃ、ソンですよ。

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

 

Will You Focus on the 1 ? Or the 99?

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When I was suffering from Topical Steroids induced symptoms and was hospitalized (Hannan Chuo Hospital in Osaka, Japan), my legs swelled up double its size, and my feet hurt SO much that I could not walk.  I also had severe dermatitis all over my body due to the side effect of Topical Steroids and was constantly in pain, so either way, it was not the level to walk at all.

 

After some time, I was permitted to move around in a wheel chair in the hospital.  I still had severe pain in my legs, but I felt like my condition was improving so much and felt very happy to be in my wheelchair.

Feeling happy as if I got permission to enter the advanced class as an extremely good student in school….lol

 

Next, I was told that I could walk on my ownI still had severe pain, but was able to walk about 10 meters (32 feet) to the nurse station, and felt very proud of myself.

 

And once I was able to walk on my own, improving little by little, it became my morning routine to go up to the roof of the hospital to do my laundry.  Since I could not tolerate stairs yet, I decided to take the elevator to the roof.

 

Here, I encountered a HUGE problem!

 

 

 

 

Up until then, my legs were causing the most problems and my focus had been on that, but I had many other things going on in my body.

All of my ten fingers were severely dry, and if I were to push the elevator button, in that moment, my skin would split, and I would have a new crack in my skin.  The crack would happen suddenly, and very painfully.  

Tokuko is thinking about today’s finger that become victimized…lol

Every morning I would meditate and think… ’Which finger should I choose to push the elevator button…?’

Also, once I got off the elevator on the roof (with a new crack in my skin), another challenge awaits: a heavy door When I would pull on that very heavy door, I would experience at least the second or the third cracks on my fingers… Ouch Ouch!!

I felt like I was a nun doing austere training overcoming hardships one after another…..lol

 

One day, I realized that my right hand pinky finger had no cracks at all.  I was able to push the elevator button with my pinky (without getting a crack ! ).  I was so thrilled!

Right after the door was closed, inside the elevator alone, I said,

raising my clenched fist in victory!  It might be rare to meet a person who can be happy in triumph just pushing the elevator button but I felt like I have achieved something as if Bolt is doing the lightning Bolt pose….LOL!!!

 

 

 

 

 

 

Many may think that being hospitalized is a very negative, and bad experience.  However if you are able to walk, and have energy to talk, I feel that it is important to find joy in whatever circumstances.

 

I could focus on my ONE healed pinky, or I could focus on my nine other fingers with cracks all over them.

 

When you shift your perspective, even when what is going on is the same, you could have a totally different experience.
When we feel that our life is horrible, it may be that we are focusing on the nine remaining fingers.

 

For another example, let’s say you have one co-worker that you do not like.  Many of you tend to focus on that one person, and your mind become filled with the things you don’t like about him/her.  Everyday, you feel horrible being around the unpleasant co-worker.  

By the way, have you ever expressed gratitude towards the 99 other co-workers who are not mean to you? 

Most likely we do not, and dismiss it as being ‘normal’, meaning, we tend to not feel grateful but take it for grantedIf we see the big picture, we notice that 99 other co-workers are not awful to you.

 

If you are able to see that ‘Wow!  99 of my other co-workers are very nice people…’ , then you can even thank that 1 co-worker who is unpleasant, because he/she made you realize this reality.

When you start to focus on gratitude, you realize that ALL of your co-workers are great people after all, that means, you are surrounded by many people/things that you can feel grateful.  Gratitude is here and there around you!

 

It is always your choice to focus on the 1, or the 9, or the 99.  

Both choices are yours to make.

 

If you spend 1 minute thinking of something that depresses you, you must realize that that 1 minute is a minute of your whole life.

 

When we realize this, we must cherish this life and do the best so that we can enjoy it.

Make choices that are fun, deeply care for your life, and let’s use the time we have in a meaningful way!

 

Have a GREAT day!

 

Okinawa, Japan

 

 

 

Translated by Hikari M.

Edited by Tokuko Abfab

 

👇オリジナルのポストはこちらです。👇The original post in Japanese

1を見るか、99を見るか

 

 

#Tokuko’s Room to Feel Upliftted       #tokuko’sroomtofeeluplifted

上機嫌を維持する方法

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ず~~~っと上機嫌でいられたら、

こんないいことはありませんよね。

でも、嫌なこと、困ったことって、誰にでも起こります。

そんな時、どうやって上機嫌に戻したらいいのでしょう

 

出来れば、明るく楽しい気分でいたいのに、

ふと、気が付いた時には、つい、

不愉快だった過去を

頭の中で反復している自分がいる・・・・。

そんなことがありませんか?

 

実はこれが、あなたの人生を難しくしている曲者(くせもの)で、

なんとか排除しなければいけない、悪~~~い癖なんです。

 

人間って、そもそも、不安になる生き物です

これは遺伝子レベルでそうなんです。

だから、ネガティブ(否定的)になるのは、ある意味自然で普通のこと。

努力しなければ勝手に思考はそっちの方に行ってしまうものなんです。

 

太古の昔から、人間は命を繋いできました。

それは、この、人間の不安症があったからなんです。

そのおかげで、今のあなたの命があるのです。

 

どういうことかと言うと、

かつて人間は、寒い季節が来ることを心配し、それに備えて、

(動物の様に毛がぼうぼうに生えてくるわけではないので)、温かい衣類などを用意しました。

心配、という感情があって、備えをしなければ

人間は凍死して命が途絶えていたでしょう

 

狩猟生活をしていた時代には、

食料がなくなることを心配し、

獲物のいるところに移住したり、あるいは、

先の欠乏を憂慮して、

農耕を工夫しながら始めた歴史があります。

 

子供や家族を守るために、

眠っていても、小さな音がすると、獣を恐れて用心しました。

不安に思う気持ちが命を守ってきたのです

 

つまり、心配がなければ、命を繋いでこれなかったのです。

だから、否定的なことや暗いことを考えちゃうのは、ある意味、普通。

自然の成り行きで人間はネガティブになっているのです。

だから、努力なしでは上機嫌になれない・・・

ここまで、まず、ご理解いただけたでしょうか。

 

さあ、この遺伝子レベルで引き継がれた心配性、不安症によるネガティブな感情を、

どうやって克服するか

ここからが、上機嫌のマジックです。

 

『元気が出る徳子の部屋』を読んで下さって、

どん底の気分の時に、

なんとか楽しいことを考えよう、

なんとか感謝を見つけよう、

そう思って気分を上げる努力をされている

読者さんもたくさんおいでです。

なのに、気が付くとまた

ネガティブな感情に引き戻されてしまっている

(ああ、また、イヤな気分・・・・。)

そんな方も多いかもしれません。

どちらかと言うと、それが一般的でしょう。

 

そんな時は、一日、とにかく、

自分の思考ひとつひとつに注意を払ってください

 

(あ、私ったら、またあの憎ったらしい上司のことを考えちゃってる~~~!)

(いかん、いかん!今、あいつに言われた嫌なセリフ思い出してた!)

(ちょっと、私ったら、何を思い出しちゃってるの?

あんなイヤな過去、繰り返し思い出す必要なかったわ!)

(あー、腹立つ、アイツ!でも、ああ言ってやればよかった、

こう言い返せばよかった、って考えたって、

あの時は言えなかったんだから、思い返してもしょうがないじゃん!)

 

・・・・と言う風に、

とにかく、逐一

自分が何を考えているのか

を、意識的に、気にかけてください。

そして、急いで修正してください。

黙っていても、人間の思考は動き続けています。

その、努力しなくても動いている思考に注目するのです。

いちいち、いちいち、どんなことを考えているのか、その内容に気を配り、

修正を繰り返すのです。

 

思考に注目し始めると、

自分がどれだけ否定的なことを繰り返し思い出しているか、

気付く方が多いかもしれません

(あらら・・・・私って、思った以上にネガティブだったわ~。)

と今更ながらに思い知るかもしれません。(笑)

 

この、逐一自分の思考に注目する、という作業をすると、

苦しいのに、無理矢理楽しいことを考える・・・という、

今までのちょっと大変だった努力が、

少しだけ楽になります。

 

どういう風に進めて行くか、というと、

自分が何を考えているのかに気付くたびに、

おおもったいない自分の貴重な命を

こんなことを考える為に費やしてはいられない!)

と、修正を繰り返すのです。

 

いつも言っているのでしつこいようですが、

時間の1分はあなたの命の1分です。

あなたの貴重な命を使って、

あんなに嫌いなアイツのことを、繰り返し思い出す必要がありますか?

イヤだ、イヤだ、と言いながら、そんなに思い出すって、

実は、愛してるんじゃないですか?(笑)

違いますよね?

思い出したくもないアイツ、

そんなヤツの為に、あなたの命を使わないでください

ですから、逐一、修正、修正、修正。

(おっと!いかん、いかん!命の無駄遣いしちゃってた♫)

と、別な思考に持って行ってください。

 

この、自分の思考に注目する習慣をつけると、

イヤなことを考える時間が減って、心が楽になりますよ。

自分の思考を意識することが大事なんです。

その努力をしないと、人間は、どうしても否定的なことを考えてしまう

ぼ~~っとして、楽にしていても、思考は動き続けますから、

先に説明したように、遺伝子レベルのネガティブ思考になっちゃうのが普通

それでは、上機嫌にはなれません

 

思考を意識する

この癖をつけて、あなたの人生を変えちゃってください。

きっと、ひとつひとつ、いい方向に向かっていきますよ。

 

それでも、イヤなことをついつい考えてしまう、と言う方。

その場合は上機嫌になる一歩手前の、秘技 (笑) をお教えしましょう。

もう、考えるのはやめて、自分にだけ注目してみてください。

自分の体の動きを逐一追いかけるのです。

 

(今、右手で箸を持った。人差し指と中指の関節が曲がって、親指と共に箸を支えている。

右の手首が曲がって、今、まさに、お皿の上のおかずに到達しようとしている。

左手は外側から茶碗に向かって動き出した。指の関節が全て動き出した・・・)

 

と、古舘伊知郎さんばりに自分の動きを心の中で実況してみてください

これをすると、他のことは考えられません。

とりあえず、どうしようもなく苦しい時は、こういう大技 (笑) もあります。いや、小技?

上機嫌に持って行く前には、とにかく、苦しい思考を排除しなければいけませんから、

やってみてください。

 

そして、何より大事なのは、あなたの、その、(笑)

暗~~~~い表情で、暗いことを考えて

幸せになりたい・・・・。」

って、誰が考えても無理だと思いませんか?(笑)

 

例え辛くたって、

まず、口角を上げて

目尻を下げて

眉と眉の間を開けるようにしてみてください。

気分が不幸だって、いいんです。

傍から幸せそうに見える表情にしてしまってください。

その表情に、あなたの人生がついてきます。

先に、行動。つまり、先に表情を変えるんです。

そこから新たな人生が動き始めます。

人間って、笑いながら怒れないんです。

カンカンに怒りながら笑顔になれないように。(笑)

楽しい表情で、暗いことって考えられないんです。

自然に、上機嫌になって行きます。

 

上機嫌を維持するための小さな工夫。

今日からちょっとずつ、試してみてください。

いつも笑顔で輝いていた方が、絶対お得ですよ。(笑)

あなた自身が幸せに気付き始めます

それこそが、上機嫌のマジックです。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

P.S.   よろしければ、こちら👇も読んでみてくださいね。心が少し軽くなれるかもしれませんよ。

「よかった!」のすすめ

 

 

 

 

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