アーカイブ | 3月 2018

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Facebookが日本でも随分と広まって、

いいね!って言葉も、普通~に一般的になりました。

英語バージョンだといいね!は、

このブログの上下にもボタンがあるようにLike!」

になります。

どっちも素敵な言葉ですね。

 

時々思うのですが、

日本人は外国人とちょっと違って(全部というわけではありませんが)比較的、

いいね!の基準が厳しい気がします。

これには、日本人の気質と文化がかかわっているかもしれません

 

この頃の100円は重みがありましたね~。誰ですか?懐かしんでるのは?(笑)

例えば、

外国の方は、不良品などについても、

(安物だからしょうがないか・・・。)

と、ゆる~く考えがちな傾向が見られますが、

日本人は

「たとえ100均だからと言って、

不良品は許されないわ!」

と思うのが一般的。

出来れば、許したくないですよね、あなたも、私も。(笑)

100円って言ったって、お金を出して買った商品ですから。ブツブツ・・・・。

 

よい本を読んでも、

「この本はよかった。でも、この本の、

○○○ってところは納得いかないのよね~。」

「全体的にすごい面白いけど、

読み始めは結構お堅い感じで入りにくかったね。」

と、相当よかった本にも100点はあげません

相当、その本で救われたのに、まだ批判をしたりしています。(笑)

つまり、いいね!に至らないのです。

100%自分と同じ考えの本がほしければ、

自分で書くしかないのですが・・・。(笑)

よかったなら、よかった ♪」でいいのでは?と思いますが、

何か批評ポイントを探しがちなのが日本人です

 

それにしても、

なぜなんでしょう

 

例えば、日本人は、子供のころから幼稚園やら学校で、

なにごとも練習練習練習・・・を繰り返します。

「がんばる」って言葉も大好きです。

年に一度の運動会や学芸会・・・

これも、ミスがないように、何度も、何度も、

気の遠くなる練習に明け暮れます。

ほんの数分の出番のために、

1か月も2か月も、がんばって、がんばって、練習します。

観客の前で、恥をかいてはいけない文化なのです。

きちんとしたものを見せなければ、失礼になるという思いが強いのです。

決して国代表としてオリンピックに出るわけでもなく、(笑)

チケットを売りさばいてショーを見せるわけでもないのですが、

10.00(満点)を目指してがんばります

失敗を受け入れがたい国民性なのです。

 

そんな私たちですから、

どちらかというと、ほめる、ということより、

どこがよくなかったのを見つけて

そこを改善していく・・・

そんな教育が私たちにしみついている気がします。

 

親も、子供のいいところを見つけてほめまくる、

という親より、

いけないところ、出来ないところを指摘して

よくなるように一生懸命指導する・・・

そんな育て方をするタイプが圧倒的に多い気がします。

 

だから、誰かのつぶやいた一言に、

いいね!」 って気軽にボタンを押すより

批判部分を見つけて、

「あれはよかったけど、わたしは○○○っていう部分は好きじゃないから。」

・・・と、評価、批判・・・・。

Why Japanese People!!!!!

・・・厚切りジェイソンさんみたく叫びたくなりますが、(笑)

でも、私自身も評論家になってしまいがちな自分の習性

ふと気づいた時には苦笑してしまいます。

 

誰かが友人達に悩み事を言っている時に、

聞いていた一人が、今か今かと口をはさむのを待ちかねて舌なめずりし、

絶妙なタイミングで

「違うわよ~~~、それは~~~!」

と言ってしまうタイプの人がいます。(笑)

友人は友人で、そのことで悩んでいたのだから、

違うのよ~、ではなく、そこで、

うんわかるよ~、それ。」

って言ってあげてもいいのではないかな~、と思うのですが。

意見が自分と違ったとしても、

そうだね~、わかるよ~、それ。・・・でもね私はこう考えるの。・・・」

と、ワンクッション入れてから意見を言うだけで、会話が全然違ってくるのに、

真っ向から否定。(笑)

・・・日本人って、やりがちです。

自分と全く同じ意見の人なんていないのですから、

あなたの考え方は理解できたよ。”

という意味で、

だよね~、わかるよ~、それ。」

と、まずいいね!」をあげてから、

相手と違う自分の意見を言えばいい

それだけで会話の質は数段違ってくるはずです。

真っ向から否定された人は、通常、

もうその相手と深い会話はしたくないと思うでしょう。

 

そして、この感覚が、日本人の

いいね!」と外国人の

Like!」の違いの気がします。

つまり、外国人は、自分と全く意見が違っても

Like!」のボタンを

日本人よりは気軽に押す気がします。

あなたはそういう考えなんだね。」

そういう考えもいいね。(私とは違うけど。)」

これが、外国人の「Like!」の感覚の気がします。

 

私自身、このブログで偉そうに色々なことを言っちゃってますが、

それでも、ある方々は

「そっか~~~!それはいい!私もそういうふうにやってみよう!」

と、納得してくれます。

でも、時には、

「それは違うと思う。私はそうは思わない。」

という考えの方もいらっしゃるでしょう。

「いや、いいんじゃないんですか?

あなたはあなたの考えで。それもまた素敵な考え方ですよ

ただ、私は、こう思っているから、こう発言してみてるだけです。」

・・・と、私はそういうスタンスでどなたの考えも受け止めます。

同意するかどうかは、別問題です

 

あなたの言っていることが

理解できた、という意味の

わかるよ~。」

は、会話の緩衝材になります。

今流行りの、間髪入れずに言う

ですよね~~~~!」でもいいかもしれません。(笑)

 

「僕は、こういう治療をやったらこの病気がよくなったんだ。」

と話してくれている方がいるとして、そう言っている最中に、

「俺はそれはいいと思わない。俺は、○○○だから、そういうのは出来ない。」

といちいち報告しなくても、(笑)

「そうなんだ~。それもいいね~。

どっちがいいかは別として、俺は○○○みたくやってるの。」

と、相手にいいね!」をあげてから

自分の考えを言ってみる、という発言の仕方の方がずっと魅力的です

それは、決して相手の考え方に同意した、という意味ではありません

そういう考え方もあるんだ、と、

相手には相手の考え方があることを尊重しただけです

 

相手が、何か重要な国際会議で国を代表して発表する、とかなら、

間違いは正してあげた方が親切です。(笑)

「もしかして、それ、違うかもよ?」と、知らせてあげましょう。

でも、ただの世間話

ただの日常会話なら、

自分の知っていることと違っていることを相手が言ったとしても、

「へぇ~~~、そうなんだ~~~~。」

と、相手にいいね!」をあげる会話の仕方で十分な気がします。

いや、実は、十分なんです。(笑)

普段の会話で、わざわざ「自分の意見は違う」と宣言するのは

その場の空気を乱しているだけかもしれません。

ですから、後で他のところに行った時に、

普通にその人と違う自分の意見を、今まで通りに言っていればいいだけなのです。

 

他人の話の腰を折らないことです。だって、ただの世間話なんです。

ぶっきらぼうに相手を否定しても、

嫌われるだけですから。(笑)

 

ちょっとしたことでも、相手にいいね!」をあげる心の余裕・・・

それだけで、人間関係が格段にスムーズになってくる気がします。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

脱ステに悩まれる方への手紙

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脱ステ(脱ステロイド)をしている方、これから考えている方など、

毎日、本当に莫大な数のみなさんから、色々なご相談を受けています。

SNSなどで私を見つけて、

個人的に相談を戴いた方のものは公開しませんが、

このブログのコメント欄に

お悩みを寄せて下さった方にお答えしたもので、

同じようなお悩みを持つ方の多い件に関しては、

その私のお返事を記事の中で紹介させて戴きますね。

どこかで、どなたかの、ほんの少しの助けになるかもしれませんから。

 

今日は、脱ステ中であり、

なおかつ、甘草を使って悪化された方への、私からのお返事です。

 

     ****************************************

 

○○○様

 

読んで下さってありがとうございます!毎日、大変な辛い日々でらっしゃること、お察しします。

それでも脱ステを選ばれた判断は賢明です。

一番いい道を選ばれたのですから、まず、安心してくださいね。

 

ブログの他の記事にも書いておりますが、甘草を使う、または摂取することで、

脳はステロイドをまた使い始めたと勘違いするようですから、

甘草をやめると、またステロイドのリバウンドと同じ症状が起こるのは普通にあり得ると思います。

私も当時知らずに摂取していましたが、悪化の理由がわからなかったので、

これからも、一人でも多くの脱ステ中の方に伝えたい事実です。

(記事のシェアなどで、他の脱ステ中の方などに教えて戴けたらうれしいです。)

 

私も長い長いアトピー経験から、色々なことを試しまくり、

最終的に人生で一番よかったのが脱ステ・脱保湿でした。

重症のリバウンドは4回経験しましたが、

ただの脱ステ脱保湿を加えると、

治る速さが格段に違います

また、安定度も劇的に違います

最初のうちは悪化したように見えて辛いかもしれませんが、

それを通り過ぎると、みるみるよくなっていきます。

治療法の選択はどこまでもご本人に委ねられますが、

やってみた方は異口同音に

人生で一番いい治療方法だった。」とおっしゃっています。

 

乾燥肌に脱保湿・・・・最初は考えただけでも恐ろしくて、

私自身、取り組めませんでしたが、入院して先生の指導通りにやってみたところ、

本当に早くリバウンドから脱出できたので、

これは脱ステで苦しんでいる方々に伝えなくては!!!!)

と、ブログで紹介を始めました。

一人でも多くのみなさんを助けたい・・・おこがましいですが、その思いだけです。

 

脱ステ・脱保湿を勧めている皮膚科は日本でもまだ少ないのですが、

それによって救われた患者は激増しています

しかし、ステロイド派の皮膚科医が多い中で、

脱ステでよくなった患者はそういった病院に戻りません

どれほど非ステでよくなるのかを

見たことすらないお医者さんであふれていますから、

非ステの皮膚科はなかなか増えません

しかも、非ステはビジネスとしては利益が激減しますので、

経営するという観点では受け入れがたい治療でもあります。

ただ、患者たちはどちらがよいのか、気付き始めています。

 

そんなわけで、入院治療がなかなか難しい皆さんに向けて、

どうやって脱保湿を進めて行くのかをこのブログ内で紹介させて戴いています。

(注:これは、脱ステのリバウンドの脱出方法であり、アトピーの治し方ではありません。)

すでに、少しずつこのブログを読み進めて戴いているかもしれませんが、

本当に、ごくごく普通の生活を、ただし、徹底的に指示通りにやってみる

・・・・それだけでよくなったのです。

ですから、自宅療養で進めるには、このブログでの説明を、

どれも漏らすことなくメモなどにまとめて全く同じようにやっていただく

・・・それが一番の近道になります。

ただ、感染や他の危険な症状を起こすといけませんので、

常に(脱ステも認めていらっしゃるクリニックなどで)

健康診断の様に診てもらいながら進めていただくことだけは忘れないでください。

 

海外の方も、私のブログの英語版を読んで、莫大な数の方々が脱保湿に挑戦されました。

そして、その方々が、2か月、3か月たって、続々と私に

(SNSなどで見つけ出して)よくなった、と、感謝の報告をしてくださっています

自宅療養で成し遂げられた方がたくさんいるということです。

ただ、乾燥に耐えられずに、

オイルを塗る、浸出液を乾かすことが気持ち悪くて、つい入浴を毎日してしまう

・・・など、独自のアレンジを加えた方たちは、

やはり時間がかかっているという報告をくださっています。

 

どこまでも選択はご自身です

(自己責任の下、決めてくださいね。)

ただ、本当に素晴らしい治療だということだけは、

私や乗り越えた仲間達が断言できます。

しばし辛い治療ではありますが、

乗り越えた先に人間らしい皮膚が蘇るという感動もあります

(私は脱ステから5年近くたって、普通の皆さんの様に強い皮膚になった指先にツヤが出てきて感動しました。)

おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」という感じでした。(笑)

相当な長いスパンで考えて戴くことになりますが、

常に希望があることだけは

忘れないでください

私たちは体の一部を失ったわけではありません。

治る可能性を常に持っています

ありがたいことです。

少なくとも、選択次第で、

3か月ほどでリバウンドからの脱出に関しては可能だ、

・・・という可能性を秘めています。

 

必ず、よくなりますよ。

心より応援しています。

 

     ****************************************

 

さて。

読者の皆様からは、いろ~~~~んな分野でお悩み相談が寄せられておりますが、

なかなか全員にお返事を送るのは難しいほどの莫大な数です。

時々このように、ブログの記事上でお返事させていただくことをお許しくださいね。

皆さまからのメッセージは必ずありがたく目を通させていただいています

本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

心より、愛を込めて・・・・

みなさんの健康と幸せをマジ本気で祈っています。

 

阪南中央病院・皮膚科のアップデートですよ。

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お知らせです。

 

大阪府松原市の『阪南中央病院皮膚科

非ステロイド治療の日本のリーダー・佐藤健二先生

拙ブログの読者でいてくださるのですが、

4月から皮膚科外来の診察に少し変更があるようで、

直々にこのブログに連絡してくださいました。

昨日のこのブログのポストを見逃された方、

以下を参考になさってくださいね。👇

 

    **************

 

2018年4月からの皮膚科外来診察者は以下の様になります。
         1診   2診
火曜日(午前)  山中   佐藤
木曜日(午前)  山中   佐藤
診察受付時間は 午前 8:30-11:30 です。

佐藤の診察を希望される場合は、皮膚科受付でその旨をお伝えください。
佐藤の診察は遅くまでかかりますので(申し訳ないです)、受付時に、大まかな診察開始時間をお伝えするようにしております。ご了承ください。

山田医師の診察を希望される方は、天下茶屋にある「天下茶屋あみ皮フ科クリニック」
https://www.ami-skinclinic.com/
を受診してください。

入院患者さんの診察について:
入院患者さんの診察は佐藤と山中が共同で行います。

よろしくお願いいたします。

佐藤健二

 

    ****************

 

天下茶屋あみ皮フ科クリニック山田貴博先生も、

佐藤先生の研究成果を共に実践されてきた優秀な先生です。

お近くの方は、是非、受診なさってください。

 

阪南中央病院皮膚科は、

日本全国や海外からも患者さんが訪れていますが、

長い年月、臨床の現場で培われた佐藤先生の確かな目と、

脱ステ脱保湿の治療成果は、

他の追随を許さない(←何かの宣伝みたくなってますが、ホントです。)(笑)

と言っていいほど素晴らしいものです。

現在では、海外の方々にすら絶賛され、広まってきています。

 

しかし、遠方だったり、仕事や学校の都合で入院出来ない方も日本中にあふれています。

そんな方は、是非、このブログで、脱ステの乗り切り方やポイントを会得し、

なんとか乗り切ってみてください。

 

   👇 クリックしてね。👇

脱ステのリバウンドから最短で脱出する方法 - 徳子編

 

(危険な状態を見逃すといけないので)どこまでも、医療のサポートを得ながら

ということを推奨していますが、

それ以外は、入院中にどういったことをして治っていくのかを

上記のポストで細かく説明してありますので、

自宅組(?)の方で、

脱ステ脱保湿をやってみようという方は、

しっかりと説明通り にやってみてください。

ご自分のアレンジ(オイルなどの保湿剤を塗る、

毎日入浴、夜更かし、運動しない、etc…)を加えると、

それだけ治癒は遅くなります

 

ステロイドのリバウンドに関しては、

私たち患者が、阪南中央病院の入院生活で教わってきたことと全く同じ過ごし方をすることで

45日から90日ほどで、見違えるように改善されます。

(時間のかかっている方は、みなさん夜更かししてしまいがちだとか、

運動をサボってばかりだとか・・・説明通りのことが出来ていない方たちばかりでした。)

 

アトピーの治し方は、まだ地球上で発見されていませんので

アトピーが治るわけではありませんがリバウンドを乗り越えると

もともとのアトピーも楽になったという方が本当に多いです

 

また、3か月ほど前に英語で脱保湿のやり方をポストしたところ、

この治療法がセンセーションを巻き起こし、

シェアに次ぐシェアで世界中を巡り

海外の、私の知らないステロイド副作用のサポートグループにも報告され、

外国人の方たちも、このブログの説明だけで

自宅で脱保湿を始めた方たちがたくさんいらっしゃいました

そして、3か月たった現在、

続々と、よくなったみなさんから、感謝と感動の報告を戴いています。

自分の生涯でも最高の治療だ。」

という絶賛の声も、多数聞かれています。

(佐藤先生への感謝を、私が横取りしました・・・。)(笑)

 

治療法を選ぶのはあなたです。もちろん、強制などは一切しません。

私は、ただ淡々と、よい情報をシェアさせていただくのみです。

だって、自分や仲間たちが救われたのですから。

 

みなさんが一日も早く、辛い症状から脱出出来ますように・・・。

心から、応援しています。

 

 

 

 

入院したいのに、出来ない・・・そんなあなたへ

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アトピー性皮膚炎などでステロイド外用剤を塗ってきたけれど、

脱ステ(脱ステロイド)をして、自宅療養でひたすら耐えているみなさんへ。

毎日、ご自分の恐ろしい症状を見るにつけ、

不快感100%に耐えるにつけ、

いったい、いつになったら治るの???)

と、切ない日々をお過ごしのこととお察しします。

 

お気持ち、よ~~~~くわかりますよ。

私も、ステロイドをやめてから最初の3年間で4回ほど、

恐ろしいリバウンド(常習性のある薬・ステロイドをやめた為の離脱症状)を経験しましたから。

 

使ってきたステロイド自体は

理論的には1年ほどで

体から抜けてしまっているそうなのですが、

ステロイドをやめた患者は、なぜか、このリバウンド様の状態を繰り返し、

その恐ろしい症状に悩まされます。

そしてそれは、

どのくらいの回数

どのくらいの重さで、

いつ起こるのか・・・・

世界中の誰にも答えることが出来ません。

予測不能なのです。

 

自分の皮膚がドロドロに溶けたようになり

(重い場合は、生肉むき出しのような症状もありますね。)

浸出液がにじみ

(重い場合は、ダラダラ流れたり、漏れた水道のように

ボトボト間断なく落ちるところまで行きますね。)

ボロボロで、見た目ぐちゃぐちゃな皮膚と

(重い場合は、皮膚炎仲間でも直視は無理なほどグロテスクになりますね。)

毒を盛られたかのような脱毛と、

(重い場合は、毛髪に触っただけで大量に抜けて、最終的にはほとんど抜けてなくなりますね。)

激烈な痒さ痛みと・・・。とにかく、ぐちゃぐちゃ。

擬音が多いけど、私たち脱ステ仲間には、笑えるくらいちゃんと通じますよね。(笑)

さらには、皮膚表面からは粉嵐のように皮膚が落ちまくり

不快感満載、痒さで熟睡できない方も多いことでしょう。

まるで、全身火傷でもしたような、そんな恐ろしい症状もあります。

(重い場合は、傍から見ると全身ズルムケ火傷の生き地獄を味わっている人を見るようだそうですね。)

体のバランスが崩れているので、他の病気を併発することも多々あります。

 

上記のカッコ内の重い場合、って、他人事のように言いましたが、

実は、私のケースです。(笑)

だから、わかるんですみなさんの気持が

手に取るように、伝わってくるんですみなさんの辛さが

 

私の場合、最初の2回は、頭頂からつま先まで、恐ろしい全身にわたる重症でしたが、

住んでいる都内には、脱ステで入院させてもらえる病院を見つけられませんでした

(ちなみに、よく、“顔が重症だった”、とか、“首がひどかった”、とかの部分の重症を聞くと、

“顔だけでしたか・・・。”と、そのうらやましいラッキーさに、黙って深くうなずく私です。)(笑)

化け物の様な姿で、

歩くのもやっとのボロボロ状態でしたが、

たどりついた入院施設を持ついくつもの病院では、

“ステロイドを使いたくない” と言う私に

医師達は呆れたような言葉を、時には吐き捨てるように言うだけで、

入院は断られ、

私はただただ自宅で悶々と、苦痛に耐えていました

もちろん、全身ズルムケ火傷のような姿で、

仕事など無理です

例え大和魂の根性で行ったとしても(笑)、

「誰????」と言われるほど変貌を遂げていましたし、

「帰ってお休みください・・・・!!!」と、

逆に懇願されたでしょうね。(笑) 

 

クリニックでは、ビジネスでもありますので、

いくつかの病院では

非ステでも診察を受け入れてはくれます

しかし、脱ステのノウハウは、どの皮膚科の先生もほとんどご存じないようで、

「こればっかりは、ステロイドをやめた場合は仕方ないんですよね・・・。」

と、同情して戴きながらも、

リバウンドの乗り切り方のアドバイスはありません

あるいは、そもそもはステロイド派で、

ビジネスの為に非ステの患者も受け入れているクリニックでは、

「もう、ステロイド、使っちゃえば?こんなにひどいんだから。」

というアドバイスくらいしか戴けませんでした。

中には、ステロイドの代替として、

プロトピックネオーラルを出された方もおいででしょう。

(注・これらも、使ってはいけませんよ。ステロイドの二の舞です。)

 

それでも、クリニックでちょくちょく健康状態を診てもらい

ステロイド以外の保湿程度の軟膏を処方してもらい、全身に塗りながら、

最初の2回の重症リバウンドを自宅で、自力で乗り越えました。

今、思い返すと、スゴイ、どころではなく、すんごい体験 (笑) でした。

全身ズルムケ火傷的な患者が一人家庭にいる・・・

家族にとっても、それはすん~~~ごい体験だったようです。

見るのも気持ち悪いような、すん~~~ごい人が、

常に視界に入っているのですからね。(笑)

以前、このブログに書きましたが、

見た目が最強の時は、映画ファンタジック4』の岩石男

マジそっくりだったそうですので、

興味のある方は検索を!

(ライセンスのある画像がありませんので、ご自分でどうぞ。笑えます。)

 

こんな経験をしていますので、

入院するところがない。」

非ステを受け入れてくれる、いい入院施設が遠すぎる。」

・・・そんな理由で、自宅で悶々と恐ろしい症状と戦っている方々や

学校や仕事の事情だったり、

いい病院の順番待ちだったりで、

一番入院したい時に出来ないケースが多いのも重々承知していますし、

その大変さが本当によくわかります。

そして、この 入院出来ない現象 は、日本中だけでなく

世界中でも莫大な数で起こっているのです。

 

私の3回目の悪化は、最初の2回よりは遥かにましでしたが、

それでも相当な重症ではありました。

友人に勧められ、都内の(著書だけは拝読していましたが)

行ったことのなかった藤澤皮膚科を、

歩行もヨロヨロの状態で、すがるような気持ちで訪れてみました。

ぱっと診た先生は、すぐに、

「入院だね。明日、入院出来る?大阪だけど。」

とおっしゃってくださり、

私は即答で、はいすぐに飛んで行きます!!!」

と元気に答えました。

その日は、顔も腫れまくり、両目はほとんど開いていませんでしたし、

よれよれの見た目に超そぐわない元気な返事でした。(笑)

併発した蜂窩織炎(ほうかしきえん)で、

直径2倍に腫れあがった両脚の激痛から、

ろくに歩けなかったのですが 、

救いの神降臨やっほ~~~~い!)

という思いだけで、

東京→大阪は全く遠いとは思いませんでしたし、

(かつて仕事でも何百、いや何千回?と行ったこともあって

よく知った街でもありました。)

もう、一人で乗り越えられる状態ではなかったので、

渡りに船でした。

一時間もあれば、全身に3重に巻いた分厚い木綿のタオルが

浸出液でずぶ濡れになっていたのですから。

(マグロが釣れる、とふざけていましたが。)(笑)

その場で大阪に電話を入れて下さった先生が本当に頼もしく、

心からありがたく思えました。

(しかも、ベッドが一つ、ちょうど空いた直後でした!)

 

そんなわけで、3回目のリバウンドは、

幸運にも非ステ治療の日本のリーダー、

大阪の阪南中央病院佐藤健二先生の下で

入院出来ることになったのです。

 

そこで受けた治療が、脱ステ脱保湿です。

そして、これが、桁違いのスピードでリバウンドから脱出させてくれるもので、

人間の生まれ持った自己治癒能力を生かした

とても理にかなった素晴らしい治療法だと知ることになったのです。

 

脱保湿という治療は、一切の保湿と

保湿になると思われるものを徹底的に生活から排除します

自宅療養中は、恐ろしくてやってみる勇気がなかった 脱保湿 も、

毎日、先生たちや看護師さんたちから的確なアドバイスを戴きながら、

この疾患について知らなかったことを日々学び、

指示通りに 普通の日常を送るだけで、皆、短期間で症状から脱出していました。

さらに、佐藤先生の名著

新版 患者に学んだ成人型アトピー治療

難治化アトピー皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法

を枕元に!という条件付きだと、もっとよくなりますよ。(笑)

実際患者たちは入院中、この本で専門的なことまで

たくさん学びます。

開くたびに、拾うところがいっぱいあります。

 

入院していると、同じ仲間で励まし合ったり、

診て戴いている安心感も相まってか、

長い長い自宅療養の一日と、全く感覚の違う短い一日に感じられます。

そして、入院患者は皆、すっきりした状態になり、

ほぼ、45日から、長くて90日で退院されていました。

 

こうしてラッキーにも佐藤先生の治療を受けてよくなれた患者は、

例え次に悪化が起こったとしても

どうやって対処したらいいのかをしっかり学んできているので、

もう怖くはありません。

 

しかし、一方、

苦しい脱ステの症状と戦いながらも、

入院することが出来ない方たちが日本中だけでなく、世界中にもあふれています。

どの国でも実情は同じような感じです。

そんな患者さんたちの為に、せめて、その、普通の日常 と表現した

リバウンドを乗り越えるための日常生活のノウハウを、このブログでシェアしています。

本当は、お医者様の下(もと)でやった方がいいに決まっています。

そして、自宅で自力で乗り越えることは、大変な苦難の道なのもよくわかります。

それでも、入院出来ないのなら、ベストな方法を知って、

一秒でも早くそこから脱出して戴けるように、情報を発信し続けています。

 

    詳しい治療方法の詳細はこちら

       クリックしてね

脱ステのリバウンドから最短で脱出する方法 - 徳子編

 

 

やってみれば、わかるのですが、

今までステロイドを使い続けて、手放せなくなっていたけれど、

実はそもそも、最初から使う必要がなかったことも、

ステロイドが、かえって皮膚炎を難治化させていたことも、

薬の“常習性”から、やめられなくなっていたのだということも、

何もかも、からくりが見えてきます。

なぜなら、

何も塗らない”、という画期的な治療で

健康な肌が短期間で蘇り

リバウンドが引いた後は

元々のアトピーも軽くなるからです

今までアトピーだと診断されて、

アトピーだと思い込んでいた皮膚炎の一部が、

実はステロイドによって誘発された

皮膚炎だったと思い知ります。

毒を盛られたようなぐっちゃぐちゃの症状がなくなり

痒みすら激減するのですから。

 

多くの皮膚科の先生たちですら知らない

こんな素晴らしい治療を、患者目線で伝えて、

入院出来ない状態で自宅で苦しんでいる皆さんの

ほんの少しでも助けになれたなら・・・と思っています。

本人の確固たるやる気さえあれば、自宅療養中の方々にもギリギリなんとか出来る、

素晴らしい治療法なのです。

(繰り返し言いますが、医療のサポートは常に受けていてくださいね。)

 

そうそう、4回目のリバウンドは、なんと、

キレイによくなって退院し、

帰宅した直後に始まりました。

私たちは環境の変化に弱いようで、

その日のうちに、みるみる悪化しました。

これには、一瞬(あ~~~れ~~~~?マジぃ?)

でしたが、もう、恐れることは何もありませんでした。

どうやって乗り越えるのかを阪南中央病院で徹底的に教わってきたので、

その過ごし方を自宅で徹底してやればよくなるのがわかっていたからです。

その為、4回目は異例の速さでよくなり、職場復帰も予定通り出来ました。

本当にスゴイ治療法です。

そして、人間の自己治癒能力は、

私たちの想像を遥かに超えた素晴らしいものだということをこの目で確信しました。

 

現在、私は、調子もよく、

この先もうこんなリバウンドは自分には起こらないだろう、と、心底思っています。

リバウンドが終わるたびに、

~~~!これで最後だった~~~!よくなった~~~!」

と、喜んで来ましたが。(笑)

つまり、4回喜びましたが、この4回目が絶対に最後です。

もう、決めました。(笑)

ならない、って決めたんだから、ならないんです。

この思い込みは大事だと思います。

いつまた起こるんだろう・・・・。)

なんて思って、自分の人生を暗くする必要がありますか?

まだ起こってないし起こらないかもしれない

だったら、もう起こらない♪」と信じて

今日の人生を楽しんだ方がお利口さんですよね。(笑)

 

あとは、ちょっとくらいのアトピーは、気にしちゃいけませんよ。

ポリポリ掻いて(‘◇’)ゞ、あとは(ちょっとくらい血が出ても)ほっときゃいいんです。

必ず、よくなりますよ。

 

    *****************************************

 

さて、今日は最後に、先日、このブログのコメント欄に、

“入院出来ない”ことについて相談を寄せて下さった方への

私からのお返事を掲載せさせて戴きます。

この方は、顔の症状が強く、困っておいででした。

同じような状態の悩み相談も本当にたくさん届いていますので、

何か一言でもみなさんの足しになる言葉があれば幸いです。

 

    *****************************************

 

○○○様

 

繰り返し読んで下さり、少しでも元気になっていただけているなら、こんなありがたいことはありません。

お力になれていたなら光栄です。

リバウンドは本当に、何度繰り返されるのか、誰にもわからないようですが、私は4回経験はしたものの、毎回、「これが最後だ!やった~~~!」と、喜んできました。

今も、もう二度と起こらないと信じています。

最初の2回は、都内のクリニックで診てもらいながら、なんらかの軟膏を塗っての治療で、3回目は入院しましたが、そこで脱保湿を初めてやってみて、けた違いによくなるのが速いのを知りました。

4回目は退院直後に起きましたが、もうやり方を知っていたので、恐れることなく、病院での過ごし方を徹底してやりましたら、異例の速さでよくなりました

全国から佐藤先生の治療を求めて集まる方が多い中、仕事の事情や距離、入院待ちなど、いろいろな事情でかなわない方も日本中にいらっしゃるのを知っています。

それだけに、(家でひたすら耐えている苦しみを理解できるからこそ)このブログで佐藤先生の素晴らしい治療を広めております。(自宅療養でも、私たちが病院でやってきたこととほぼ同じ流れが出来るからです。“何も治療しない”という治療でよくなれるので、入院出来ない方は自宅で実践してみていただくと、保湿しているより遥かに早く治ります。)

よくなった者が、よかった治療を広めると同時に、このようなことがこれ以上地球上で起きないように、啓蒙活動していくのは使命だと考えています。

読んで下さるだけで、その一翼を担っていただいているわけですから、感謝しかありません。

本当に、ありがとうございます。

 

どこの(どの部位の)症状だと楽だ・・・というのはないかもしれませんが、顔は見えるところなだけに、切ないですね。

でも、なってしまったからには、乗り越えるしかありません他に道はないのです

ですから、同じ道を通るなら無理矢理楽しくしながら通りましょう、というのが私のスタンスです。

 

顔は、滅多なことでは別人になれないので、誰とも判別つかないようになった自分の顔を鏡で見るたびに(ぷぷっ。)と笑っていました。

髪の毛がほとんどなくなった時も、それをネタに冗談を言っていました。

決して楽な症状ではなかったと思います

でも、通り抜けなければいけない道だから、笑いながら通り抜けた、というだけです。

これは、強さではなく、考え方の違いだけだと思います。

(まだまだ、世の中には大変な人たちもいるしなぁ。)とか、

(苦しい病気よりはましだよなぁ。)

(餓死する人もいるのに、このくらいで泣いてるわけにはいきませんよ~。)

と、自分に言い聞かせ、というより、自分の中にそれが根付いているので、ただただ、楽しさ探しをしました

顔(表情)も動かせないほど痛い時がありましたが、それでも、よく笑いました

笑うとあちこち裂けましたが、それも、笑いました

 

もし、入院が難しい環境であれば、どうか、このブログの細かい情報をノートにでもまとめて、なんとか佐藤先生の療法をやってみてください。

ただし、時々医療のプロの健康診断は必要ですので、脱ステをやることに反対しないクリニックなどに通って、危険な部分がないかを診てもらいながら進めてください。

 

実際、海外の読者の方々は、“ドクターサトウの治療がすばらしいらしい”、と知っても、なかなか日本に来られません。

それでも、3か月前に私が佐藤先生の治療を英語版でポストしたのを繰り返し読んで、学びながら、海外で自力で脱ステ脱保湿を始められた外国人の方が相当な数いらっしゃって3か月たった今、たくさんの感謝のメール世界中から届き始めました

みなさん一様に、「よくなった!」「この治療が今までで最高!」と喜ばれています。

一方、一部のなかなかよくならない方々は、やはりお風呂に毎日入ったり、オイル等を塗ったり、深夜まで起きていたり、運動しなかったり・・・と、独自のやり方を加えている方々で、やるなら腹をくくって、徹底的にやるということが救いの道だ、と痛感しています。

症状がステロイドの副作用である限り、佐藤先生の治療法では45~90日で相当よくなります。

ただし、やるときは、説明通りに徹底的に、ということだけはアドバイスできます。

 

辛い日々でしょうが、どういう環境にあったとしても、道はあります。

感謝をたくさん見つけながら、なんとか乗り越えてくださいね。

また、よくなってきたときには、どうぞいつでもコメントをくださいね。

一緒に喜びあいましょう。

お大事に。

 

 

追記: 『阪南中央病院』佐藤健二先生より、直々に以下にコメントを戴いております。

診療時間や担当の先生のお知らせを戴きましたので、参考になさってください。

また、『天下茶屋あみ皮フ科クリニック』の山田貴博先生も、阪南中央病院でずっと診てくださっていた優秀な先生です。

東京でお世話になった『藤澤皮膚科』は、藤澤重樹先生です。

どの先生も適切で的確なアドバイスをしてくださいます。みなさんのお時間や場所の都合に合わせていらしてみてください。

ご無理な方は、このブログの説明通りにチャレンジなさってみてくださいね。

 

 

掻いてはいけない、の呪縛?

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アトピー性皮膚炎に悩まされているみなさん。

ステロイドをやめたことによる離脱症状リバウンドで、

激烈な悪化と戦っているみなさん。

家族や友人がそんな病状であるのを見るにつけ、

やり切れない思いの優しいみなさん。

 

今日は、そんなみなさんへの

痒さについての徳子の考察とメッセージです。

 

さて。

患者であるあなたは、一人として洩れることなく

掻いてはいけない。」

と言われ続けてきましたよね。

にも、

友達にも、

知人にも。

皮膚科のお医者さんですら

「できるだけ掻かないようにしてください。」

「掻くからそうなっちゃうんですよ。」

「掻いちゃダメですよ。」

そうあなたに言ってきたケースがほとんどでしょう。

 

掻けば、血が出ます

時には浸出液が出ます

時として、えぐるように掻いてしまった皮膚は

見た目も無残な様相を呈します。

そして、とっても痛くなります

(と言うより、皮膚がぐちゃぐちゃになるほど、痛くなるまで掻いて

痛みが痒さに勝った時に初めて痒みが止まりますよね。)

そして傷口となった炎症は、固まるまでにかなりの時間を要してしまいます

 

掻かなければ、こんな痛い思いをしなくてよかったのに

掻かなければ、こんなぐちゃぐちゃにならなかったのに

掻かなければ、こんなに時間がかからなかったのに

 

色々な思いがあなたの脳裏を駆け巡り、

まるであなたは“悪いことをした犯罪者本人”・・・・・。

 

やってはいけないのに、

我慢が出来なかった弱い人間・・・。

そんな思いもよぎり、

敗北感まで感じながら(笑)、

あなたは全身でずっしりと後悔を背負いがちではありませんか?

なんだか体力的にもどっと力を失った気分になることが多いかもしれません。

 

でも、しょうがないんです

痒い病気なんです

周りは掻くな、掻くな、と言うけれど、

人間に我慢できる痒さではないのですから。

 

あの、内臓までえぐり出したいような、

骨まで掻きむしりたいような、

体の一部を引きちぎってしまいたいような、

そんな激しい痒みは

誰にもコントロールできるものではないのです。

特に、発作のように訪れた激烈な痒さは、

息をすることすら出来ない痒みです。

患者のみなさんは、本当に、よく、耐えていますね。

痛い・苦しい病気よりはまし・・・・かもしれませんが、

激烈な痒さというのも、なかなかの苦痛です

お気持ち、よ~~~~~~~くわかります。

 

一方で、親しい家族や友達が、

悪化するのを心配して、

掻かないで。」

掻いちゃダメだよ。」

って言ってくれます。

あなたは

これは人間には我慢できる痒さじゃないの!)

と心で思いながら、

優しさであるはずの、愛する人たちのアドバイスを、

疎ましく(うとましく)思うこともしばしばでしょう。

だって、無理なんですから。我慢するなんて。

 

ただ、それはそれで、聞き流してください

だって相手は、そこまで痒い経験がないのです。

あの激烈な痒さを知らないのです。

虫刺されくらいの経験しかないだけなのです。

でも、悪化させたくなくて

あなたを助けたくて言ってくれている

・・・・それだけなのです。

無駄なアドバイスだとわかっていても、

ありがとね 💛

ただそう言って、受け流してください。

 

我慢できないんだから、いいんです。

アドバイスされたからと言って従う必要はありません

従えないことを気にする必要もありません

そこは、人生の先輩が経験のない後輩を

大きな心で理解してあげるのと同じです。

経験豊富な、徳のある側がちょっと引いてあげるのと理屈は一緒。

相手がしたことのない経験をあなたはしているのですから、

経験者先輩として、(相手が将来同じ病気をする可能性は極めて低くても)

引いてあげてください。

相手が親でも、年長者でも、

痒さに関しては、あなたの方が経験者であり、先輩です。

 

一番の問題は

あなたの傷ついた体に対する

あなたの気持ちです

 

自己嫌悪に陥る方が本当に多いようです。

でも、何度も言っているようですが、

仕方ないことなんですよ

掻いてしまった自分を許してあげてください。

掻いたっていいんです

痒い病気なのです

痛い病気、苦しい病気があるように

この病気は痒いのが最大の問題であり、

防ぎようがないのです

 

胸に手を当てて、

胸の中のリトルXX(XXにはあなたの名前を入れてくださいね。)に向かって、

掻いてしまった自分を許します。」

と、声をかけてください。

あるいは、同じように胸に手を当てて、小さい頃の自分に話しかけるように、

XXちゃん(自分)、掻いてしまってごめんね

でもわかるよ避けられない痒さだったものね。」

と、自分を許して、励ましてあげてください

自分を責めないでください

自己嫌悪に陥りがちな方は、是非是非実際にやってみて

傷ついた自身の心と体を癒してあげてくださいね

誰かが許してくれなければ切ないのに、

誰も認めてくれない。

ならば、自分で自分を許してあげればいいのです。

きっと、温かい気持ちになれますよ。

 

さて、次に、そういった痒みに苦しめられている患者さんが周りにいると言う、

当事者ではないみなさんへ

 

自分のことではないとは言え、

家族などの様に周囲に痒みや皮膚炎に苦しむ患者さんがいるのも

切ないことですよね。

これを読んで下さっている方は、

本当に優しい方だと思います。

 

  ただ、どうか、優しい方だからこそ、

掻いちゃダメとは言わないであげてください。

あなたの「掻いちゃいけない」というアドバイスは

悪化を心配しての愛あるメッセージだ、

と言うことは通じています。

(時として、通じないくらい切なく苦しい極限の痒みもありますが。)

ただ、どんなにありがたくても、

あの痒さは、実は、コントロール不能なのです。

絶対に人間には我慢できるレベルではないのです

 

あなたが同じ症状になったら、あなたも間違いなく同じように掻くことでしょう。

息もつけないほど、激しく掻くでしょう。

周りに止められても、

「止めて下さるな!!!」

と、(う、う、う・・・。)身もだえしながら(笑)、

痛みが痒さに勝る瞬間まで、掻き続けることでしょう。

 

ですから、「掻くな。」と言ってあげるのは、

患者にとってありがたい励ましでありながら、

実は全く意味のないやりとりになってしまっているのです。

痒い病気なのです

コントロール出来ない痒み、がこの病気の症状なのです。

掻くなと言ってあげることは、

痛い病気の人に、痛みを感じるな、痛がるな

と言っているのと変わりないのです。

苦しい病気に人に、苦しむな、と言っていることになるのです。

言われた方は

(そんな・・・・我慢なんて無理。あなただって、絶対我慢できないよ、この病気になったら。)

と、全員が思っています(笑)

はい、100%、保証します。そうなんです。

仕方のないことだ、と理解し、

目をつぶってあげてください。

本当に不毛なやりとりで、

我慢できないことを我慢しろと言ってあげても、

お互いにストレスなだけなのです

 

ほんのちょっとの痒さはコントロールできる時がありますし、

患者はそれなりに我慢しています

誰だって痛くなるまで、

皮膚がぐちゃぐちゃになるまで

自分の体を痛めつけたくないのです。

だから、必死に我慢することだってあります。

恋愛中のヤングなみなさんなんか、デートの前の日など、

傷つけたくなくて、

死ぬ気で我慢したりもされているでしょう。(笑)

そんな大事な時ですらも(笑)、

我慢出来ない時は、出来ない

ですから、アドバイスはありがたいけれど、無理なのです。

癖のように搔いているように見える患者も、

実際に痒みが訪れているから掻いているのが、事実です。

癖ではなく、痒みを感じているのです

掻くのが癖になってる・・・なんて、思わないでください。

掻かないと切ないすっきりしない(=普通でいられない病気なのです。

我慢できる範囲は患者なりに我慢しているのです。

虫刺され程度でも、かなり痒い症状の時に

絶対に掻くな、と腕を縛られたなら、あなたもちょっと切なさを感じるはずです。

 

赤ちゃんに掻かせないように腕を縛ったり、なんてのは、

聞いただけでも、マジ、拷問です

(そんな可愛そうなこと、絶対しないで!!!!辛過ぎる!!!)

と、気持ちがわかるだけに、身の毛がよだつほどの地獄が思い浮かびますし、

想像しただけでも恐ろし過ぎます。

これこそ、おまえがなってみろ~~~~~!!!」

と、赤ちゃんに代わって泣きながら訴えたいほどです。(笑)

 

医学的には、“掻いたことによる快感は何ものにも代えがたいものがあるので、

それを求めて掻いてしまう”・・・・という説があるのも知っていますが、

はっきり言います。

そこまで全員おバカではないのです。(笑)

快感を求めて、自分の体を傷つけたい人など(アブノーマル系を除いて)(笑)、いません。

掻いたことによってすっきりする状態は

実は、患者ではないみなさんの

普通の状態 に過ぎないのです

普通に戻りたい、という心理、

普通に戻りたい、という体の要求だけです。

痒みによるイライラ、ジリジリした切なさから

救われたいだけなのです。

なぜなら、掻いた後の痛みの切なさも、

誰より患者は、掻く前から 知っていますから

 

だったら、

どう言ったって避けようのないことなら、

周りはほっといちゃえばいいのです。

 

もし、相手がむっちゃくちゃ掻いてしまって

その後の痛みと、ぐちゃぐちゃになった皮膚を見て、

何か後悔の言葉でも言ったのなら

そこで初めてあなたの出番です

笑えるツッコミでも用意しておいて、

そっちを言ってあげてください。

 

例えば、お笑い芸人さんのギャグを真似て、

な~~~~にぃぃぃ~~~???やっつまったな????」

と速攻でツッコミ、餅つきの格好でもしながら

男は黙って脱保湿。」

と、したり顔で声をかけるなど、どうでしょう。

あるいは、

なんて日だ!!!」

と、大げさに嘆いてみてもいいですよ。

悲しい時~~~~~!痛くなるのがわかっているのに

むちゃくちゃ掻いてしまった時~。

悲しい時~~~~!肉がえぐれてから痒くねぇよ

と強がって意地を張ってしまった時~~~。」

と、横でつぶやくのもいかがでしょう。

・・・ギャグが古くたっていいんです。

なんとなく、(ぷぷっ。)と笑える程度で、

どど~~~~~んと下へ向かった患者の心は、ちょっと降下をやめます

避けられない症状には、それくらいしか手助けは出来ないのです。

あなたに出来るのは、暗くなりがちな患者のそばにいて、

あなた自身が、明るくしていることだけです

だって、変わってあげられないのですから。

 

もうすぐがやってきますね。

患者にとって痒くて辛い冬の乾燥の季節は今年も過ぎていきます。

そして、今度はムズムズ痒い、春です。(笑)

それが過ぎれば、ギトギト不快な痒い夏です。汗で掻いたりしがちですね。

そして、また訪れる寒い季節・・・。

 

「いつ終わるんだよ!」

と、小峠ちっくな怒りのツッコミを入れたくなりますが、(笑)

この経験も、きっと意味あってあなたに起こっているのです。

患者の側にも患者に寄り添う側にも

 

どうせなら、何かひとつをつかんで、立ち上がってください。

必ず、何かをつかんでください。

ただでは立ち上がらないくらいの気持ちでいてください。

経験は、生かさなければ意味がありません。

マイナスの経験でも生かせばそれはプラスに転じます

プラスになればそこにこの経験の意味が自ずと現れます

きっと、あなたの生まれてきた意味のひとつが、そこにありますよ。

なんで、私ばっかりがこんな経験するのよ~~~。)

なんて、つぶやいたりしてませんか?

嘆いているだけで、意味を見つけなければ、無駄になるのですよ。

この経験を生かしてやる!)

と思った人から、意味が見え始めます。

 

例えば、辛い闘病経験から、

他の病気の方々の気持が理解できるようになったのなら、

それはすでに生きています

さらに、そういった方々を励まして行けたなら

あなたはそれを生かしています

マイナスをプラスに変えた瞬間に

この経験の意味が見えてきます

 

今は辛くても、

必ずよくなる日はやってきますよ。

なんとか、明るく乗り越えてみてくださいね。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

  👇 英語バージョンはこちら 👇

外国人のお友達にシェアしてあげてくださいね。

The Curse Of ‘Stop Itching!’

   

      👇 こんな記事もいかがでしょう? 👇

翻訳ボランティア・募集中!👇

掻いてしまうお子さんに、ついイライラしてしまう親御さんへ

 

 

 

Is your symptom Atopic Dermatitis or Dermatopathy Induced by Topical Steroids?

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Topical Steroid Withdrawal Warriors,

How are you doing?  Hope your symptom is getting better!

Fortunately, I receive so many messages every day via SNSs or on my blog site from readers who like this site, ” Tokuko’s Room” to feel uplifted all over the world.  I’m really happy to know how you are making improvement from your horrible symptoms with the messages and would like to acknowledge in writing here on this site.  Thank you very much, everyone!

 

Well, as for such messages, some are appreciation about what I shared and some are inquiries like what would happen to their originalAtopic Dermatitis‘ and ‘Itches‘ after they got over TSWSo let me answer it via this post today so that it might be a big help for more understandings of your current symptoms and you might aware more about dangerousness of Topical Steroids at the same time.

 

Below is the one of responses for a question from me to one of readers of my blog regarding a topicHow to get over Topical Steroids Withdrawal asap!’

(See the second site from the bottom if you haven’t read it.)  

Wishing you would see the silver lining in the dark cloud. 

 

     ************************************************************

 

Hello XXXXXX,

 

Thank you very much for the nice comment!  I really appreciate it!

Well, as you see, it is How to get over TSW asapbut not how to cure Eczema/Atopic Dermatitis There are many treatments for them in the world but human beings still can’t find the perfect way to heal them because we found out only one etiology for Atopic Dermatitis, meaning, ‘filaggrin gene‘.

 

Although the symptom of TSW might be different from your Eczema/Atopic Dermatitis, it is worse than them usually, you’ll see some of your original symptoms were side-effects of Topical Steroids though they were diagnosed as Eczema/Atopic Dermatitis, after you are healed from TSW. 

 

Let me tell you the reasons why from experiences of mine and other patients who accomplished the same treatment, Dr. Kenji Sato‘s method.  It is called No Steroidal and No Moisturizing Treatment if I translated it directly and is a little different from Moisurizer Withdrawal (MW) but more than that

The therapy is not only avoinding moisturizers but anything that moisturize your body if I explain it precisely.  You can call it NMT for short if you prefer. 

 

 (Dr. Kenji Sato’s method is different from MW that is advocated by some other doctors who are not performing at clinical sites or are writing with desk theory only.  He has been seeing tons of TSW patients from all over Japan and foreign countries for a long time, day in, day out…..until late night to help us, actually.  He is the leader against TS in Japan, has been taking care of TSW inpatients and his clinical results for TSW are amazing!  That is why I don’t call it MW.)

           

**Things above moisturize your body!  (Bandages, thick clothes, hot springs, thick comforters, shampoo and conditioners, frequent showers, etc…..)

 

Even if you finished current TSW, you ‘might’ have TSW again in the future or ‘might not’.  As for the part, nobody knows how often or how bad your next TSW would happen or would not happen because there’s no data in the world.  However, After you finished TSW, you can tell your skin is getting stronger little by little.  I can let you know that your original dermatitis is getting much better every time you finished TSW and everything is going to be extremely better than while you were using Topical Steroids!

 

The thing is, some or many parts of your skin problems that were diagnosed as Eczema/Atopic Dermatitis were not them but might have been Side-effects of Topical Steroids.  This means, Topical Steroids induce various kinds of skin problems/dermatopathy while you are using it.  It is highly addictive and they make your dermatitis intractable

(**Every time you stopped TS, you realized that your symptom got worse later after all, and then, once you used it again, it got well, didn’t it?  You repeated this over and over in your life, didn’t you?)

 

As for me, it passed almost 5 yrs after stopping Topical Steroids, and my skin became stronger amazingly though my TSW had been one of the severest symptoms in the world, I guess.  

For example, while I was using TS, my fingers looked like as if I had very thin cellophane on raw skin but currently, they look strong like ordinary people’s ones and have started to shine lately, meaning, I see they are moisturized gradually though I have ultra dry skin originally.  This improvement is the first experience in my life. 

 

I sometimes have opportunities to see people who have suffered from TSW.  All of patients who were discharged from the hospital mention about the same kind of improvement and we can say that this method, No Topical Steroids and No Moisturizing Treatment, (NMT) is the best way to get over TSW so far on the globe.  We got over TSW miracurously with the treatment in a few months and at the same time, realized that many symptoms had been induced by Topical Steroids because our original dermatitis also is getting much better after all.

So our current symptom is very good or much better than while we were using TS.  This means, the itches also are much better than the time using TS.  (Our original Atopic Dermatitis and Eczema are not healed perfectly because there is no perfect treatment in the world but you’ll see it is not such bad as it was after completion of TSW.)

 

TS shouldn’t have been prescribed except life threatning situation but no one didn’t know the side-effects long time ago.  However, we knew the fact now so each of us should initiate to say No!’ for the world wide misstepsYou can be one of the pioneers for that.

I believe, someday, someone will invent a perfect treatment to heal Atopic Dermatitis/Eczema but until the day, the treatment will help you out the fastest and your skin will be much much better and stronger than before.

 

Hope this explanation would be help for you and wish your symptom will be fine soon!
Good luck!

Tokuko

 

                   ************************************************************

 

Additionally, the reader who I sent the response above got miraculous recovery from TSW with No Topical Steroids and No Moisturizing Treatment (NMT) within 2 months after she started it to read a topic in my blog.  (See the site below if you haven’t read it.)  She accomplished it by herself reading it carefully.

I have been hearing a lot of good results from my readers but can’t announce them if they were sent to me as personal messages but since the correspondence above is done on my blog site, I posted it for you.  (Added some explanation for your more understandings.) 

Will post the report about her miraculous recovery on this site soon.

I hope this information is going to be the awareness of medications, especially Topical Steroids for people in the world and help your understandings of TSW.

 

Good luck warriors. 

You’ll be healed soon!

 

 

       👇 Click below if you haven’t read it!   👇

                                                        Tokuko’s Room to feel uplifted    

How to get over Topical Steroid Withdrawal asap!

 

   👇 Below site explains details about my explanation above.   👇

                                                        Tokuko’s Room to feel uplifted

What would happen after you recovered from TSW? How your Atopic Dermatitis/Eczema would heal?

 

 

 

Cherry blossoms at Chidorigafuchi, Chiyoda-ku,Tokyo

 

 

#Tokuko’s Room to Feel Uplifted    #tokuko’sroomtofeeluplifted

徳子“さん” に、感謝・・・?

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いきなり、「は~い~~~???」というタイトルで失礼します。(笑)

でも、読んでやってくださいな。

ちょっとした気付きが芽生えるきっかけになるかもしれません。

 

私、生まれた時から、ずっと、

この自分という体一本でやってきました。

(誰でも、そうですね。)(笑)

「よく頑張ってくれてるな~!」

と、たまにしみじみ思います。

 

これまでの人生、色々なことを体験してきました。

うれしい、楽しい、ありがたい、

そんなプラスの経験もたくさんありましたが、

もちろんそればかりではなく、

悲しいことも、

苦しいことも、

辛いことも、

残念なことも、

痛いことも、

傷つくことも、

泣きたいことも、

・・・・色々な苦難もありました。

それでも、なんとかそれらを通り過ぎて、ここまで来ました

解決していようといまいと、とにかく通過はしました

心(内側)は苦悩していたとしても、この体は道を歩き続けてきたのです

よく考えたら、私のこの体って、

そんな幾多の苦難にもめげず、

(ものすごいがんばってくれてるな~・・・・・・。)

と、つくづく思います。

 

また、全身の重症皮膚炎なんかを経験して、

ベッドに横たわったきり、

動くこともほとんど出来ないような体験をすると、

特に、

自分の体の中に心か魂か、

何か目に見えないそういうものがあって、

体という別の物体が、

自分の力で、

治ろう

治ろう

治ろう

・・・・そういう意志をもって、

がんばってくれているな~・・・・

というのをしみじみ感じます。

 

体ってほんとにがんばっているんだ・・・・!!!!

 

例え劣化 (笑) は進んでも、

病気になったとしても、

心が折れても、

最後の瞬間まで

この体は

私だけの為に、がんばってくれる・・・!

スゴイ存在です。

 

自分の内側で、心がずたずたになることがあったり、

へこたれていたとしても

この体は、普通に

呼吸をし、

心臓は脈打ち、

血液が体の隅から隅まで駆け巡り、

栄養を行き渡らせ、

異常の起きた部分を自力で修復しようと、大工事まで請け負ってくれる・・・。

 

脈々と

脈々と

休むことなく

働き続けていてくれる、

休むことなく

中にある “私” という存在を

支えてくれている体・・・・。

 

ずっとずっと、うん十年もの間、

心がぐちゃぐちゃと不平不満を言った時ですら、

文句も言わずにがんばってくれている

この体・・・。

そう思ったら、

なんだか、“徳子” という役割をやっている

この体がいとおしくなりました

偉いな、私の体。

そうしみじみ思いました。

 

こんながんばっている体を、

そして、生まれてから死ぬまで

自分の心を優しく包んで守ってくれるであろう体を、

雑には扱えないな・・・と再認識しました。

 

ある著名な方が、

体って言うのは、神社のお社みたいなもので、

その中に一人一人の輝いている魂があるんだよ。

一人一人が神さまなんだよ。」

とおっしゃっていたのが、すっと腑に落ちました。

大切にしなければいけないのです。

 

そんなわけで、

(ここまで頑張り続けてくれている自分の体を、

呼び捨てなんて出来ない!)(笑)

と、ふと思い、

今日から自分自分の体のことは、

感謝を込めて、

徳子さん

と、さん付けで呼んで (笑)、常に感謝して生きて行こう!

と決めました。

とある神社を、お稲荷さんと親しみを込めて呼ぶのに似ています

“さん” をつけただけで、なんだかありがたみが増します。

だから今日は、徳子さんに感謝” (笑) なのです。

(誰ですか?徳子が  “私に感謝しなさい。私が神です。”

みたいな世界に入ってしまったのか?と思って読み始めたのは?

私はみなさんに高価な壺や印鑑を売ったりしませんよ~。)(笑)

 

みなさんも、

現在、色々な辛い状況に囲まれておいでかもしれません。

心がズタズタになっている方もいらっしゃるでしょう。

でも、

どんなにあなたの内側がボロボロになっても、

体さん(笑)は逃げることも休むことも許されません。

あなたのために、ひたすらがんばって、

あなたを動かしてくれています。

生かしてくれています。

 

つまり、

少なくとも、最低限、一個の感謝があなた自身にはあるのです。

 

辛い時、

切ない時、

周囲に感謝することが何一つ見つけられない時、

自分自身の心に感謝が見い出せない時、

どうか、胸にそっと手を当てて言ってみてください

「ありがとう、XXさん。今日も、よくがんばってくれたね。」

(XXは自分の名前ですよ。)

自分の体に敬意を込めて、さん付けをして呼び掛けてあげてください。

 

脈々と打つ心臓の動きを感じながら、

体の神秘に感謝

体のがんばりに感謝

 

ひとつ、幸せを見つけられましたよね。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

徳子さん (笑) より

 

 

あなたの視線は、どちらを向いていますか?

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ステロイドの副作用のリバウンドを乗り越えている真っ最中の皆さん。

あるいは、アトピー性皮膚炎が悪化して、心が上げられずに辛い思いに苦しむ皆さん。

また、そういった皮膚炎で入院中の、ちょっと落ち込み気味の皆さん。

 

毎日、本当に大変な日々だとお察しいたします。

私も同じような道を通ってきたので、

皆さんの心がどれほど折れてしまっているのか、

よ~~~くわかります。

心よりお見舞い申し上げます

 

考えると、長い道のりで、確かに気が滅入って当然ですよね。

しかし、一旦自分の身に起こってしまったからには

どうしたって乗り越えるしか道はありません

(これほどの苦しみを、どうやって乗り越えて行ったらいいのだろう・・・。)

そう思って、心が沈んでしまっているのは重々承知ですが、

皆さんに、今日はまず、質問をさせてください。

 

あなたは今日一度でも炎症のない部分について考えましたか

あなたは今日身体の皮膚炎のない部分について話題にしましたか

 

もしかして、炎症のひどい部分にばかり注目してませんか

 

時々、ステロイドの副作用のサポートグループの記事を見ていると

本当に多くのみなさんが、自分の患部の写真をポストして

こんなに辛い・・・

自分の気持が上げられない・・・

どうしたらよくなるのか・・・

いつ治るのか・・・

もう、限界・・・

誰か、私を励まして・・・

狂いそう・・・

etc….

と、嘆きのメッセージをあげているのをたくさん見かけます。

わかります。はい。ほんとに、わかります・・・。

どの写真も、私の最重症時のリバウンドに比べればましなので (笑)、

痛みも痒さも経験値で伝わってきます。

だから、気持ちも手に取るようにわかるんです

 

ただ、もうちょっとだけ、深く考察してみましょう。

 

激しい炎症の部分を、不特定多数の人々に公開し、

どれほど辛いのかを聞いてもらうと、

それによって、たくさんの人々から励ましの言葉を戴いたりして、

自分にとっては救われることになります。

しかし、自身にとっていいことである一方、

それを見た他の人々に、切ない悲しい思いをさせてしまっているかもしれないことに

あまり本人たちは気付いていない気がします。

いや、気を配る余裕がないほど苦しい、と言った方が近いですね。

 

今、自分がとても苦しいから。

一番苦しい時だから。

自分の悩みは誰より最強。

自分が他の誰より苦しい思いをしている・・・。

 

辛さのあまりに、

少しだけ視野が狭くなってしまっているかもしれません

 

もちろん、本当に辛い病状ですから、

それに説教するつもりは毛頭ありませんし、

その件に関してあまりとやかくは言いませんが、

やはり、世の中何ごとも、四方良し という生き方にしていかないと

うまくいかないような気がします。

つまり、自分にだけいいことではなく、

相手にもよくて

世間にもよくて

さらに、天にも喜ばれるような行動。

それが全てを良い方向に導く気がします。

他者に与えた悲しみや苦しみなどは、

何らかの形で自分に返って来るのではないのかなぁ・・・

という気がしています。

 

ですから、病状の写真を公開する時は、

こんなだけど、がんばってますよー。」

ここまでよくなりました!」

あなたもこんなに良くなる日が来ますよ~!」

こんなにひどかったけどここまでよくなれるんですよ!」

まだまだだけどこの先もがんばって明るくやっていきます~!」

・・・・的な~(笑)、

他者のことも思いやった内容の方がいいのではないかな~、と思います。

そんなあなたの他者への思いやりを、きっと天が見ていると思うのです。

すると、天も喜んでくれるから四方よし

きっと、症状もよくなっていきますよ。

 

しかし、それでも、

(どうしたって、自分を上げられない・・・。)

と思う方も多いでしょう。だって、本当に大変な症状ですからね。

もちろん、わかりますよ、その辛さ。

皮膚炎のデパート(?)をやっていた者として

痒さや痛みすらも見るとほぼ想像がつきます。デパート出身者(?)ですから。(笑)

しかも、なかなかすぐによくならないですし、

不快指数100%の症状を抱えて、

嘆きたくもなりますよね。

 

ただ、私がたくさんのそういった写真を見ていてよく思うのは、

炎症を起こしていない部分も、

ありますよ・・・?」

ということです。(笑)

 

炎症のひどい部分をネットなどでポストして、切ない気持ちを周囲に聞いてもらっている時、

私たちは、往々にして、自分のその悪化している部分に注目しきっています

メンタルを落とすには、絶好のシチュエーションになってしまいますよね。(笑)

 

ところで、Facebookやインスタなどで、

さりげなく(?)被写体の後方にブランド・バッグを見せていたり、

さりげなく(?)テーブルのごちそうの向こう側に、カレシらしき人の姿を写り込ませたり・・・

という手法が流行っているそうですが (笑)、

わたしは、さりげなく、炎症部位のアップされた写真のすみっこに、

“なんともない部位” が写り込んでいるのを見つけてしまいます

 

私たちは、なぜその悪化していない部分に注目しないのでしょう

なぜ悪いところのことばかり言及するのでしょう

悪化部位に注目するのも、

よくなっている部分、あるいは炎症のない部分に注目するのも

自分次第のはずです。

 

100%の完璧な完治だけを求めないでください

 

完治を目指すのはいいことですが、

何ごとも、完璧を求めると、辛くなりがちです

そもそも、アトピーはあなたの体質でもあり、

今のところ世界中でも誰も完治できる方法は見つけていません。

すぐ!は無理なのです。

それなのに、完璧を求めて、嘆き続けますか?

 

まだここが・・・・。」

 

そうつぶやいているあなたに、

炎症がない部分はありませんか?

ちょっとはありますよね? (^_^)b

究極の重症で、1ミリたりともよいところがない・・・・

ならば仕方ないのですが、

たとえ1cmでも、

炎症のない部分があったなら、

それもきちんとカウントしましょう

喜びましょう

 

「結構、顔の炎症がひどいんです。」

とか、

「実は、見えないところに、炎症が広がってて、辛いんです。」

とか、

「首が・・・」

「脇が・・・」

「鼡径部が・・・」

・・・・などと言っているみなさんには、

なんともない場所もあるはずです。

 

たとえ1cmでも、いいところがあったのなら

そこに注目して、感謝してください

例えば、

「私の右足首・・・ありがとう!ここだけは、きれいな皮膚だね。」

「左耳の裏側だけは、なんともないじゃ~~~ん?そのうちイヤリング、出来るかな?」

「首の前の方は荒れてても、後ろは完璧!うれし~!」

そんなふうに、感謝しながら、その部分をほめてあげてください

ありがたいことだとかみしめてください

 

健康に感謝せず

悪化している部分のことにばかり注目して文句を言っていたのでは

よくなるスピードも上がらない気がします。

病気を治すのに心の在り方はとても大事なはずです

あなたの考えていることが、

体に表れます。

皮膚炎なら、特に影響を受けそうですよね。

 

辛さの真っ最中のあなたに、

「強くなれ!」

なんて言いません。

本当に苦しい気持ちがわかりますから。

でも、

感謝をみつけてみて。」とは、言い続けます。

感謝はそこかしこにあるのです

見つけられるかどうかなだけなのです

そして、これは、トレーニング次第で

見つける達人になることも出来ます

 

嘆くのも、愚痴るのも

後回しにして下さい。

先に、1cmの綺麗な皮膚を見つけて感謝してください

そして、がんばっているあなたの身体のその部分に感謝しながら

ほっこり、温かい気持ちになってみてください。

あるいは、よくなった時の写真を公開して、

周りを励ましている未来の自分をイメージする、なんてのもどうでしょう?

 

心は

自分で上げるんですよ

他人に上げてもらうものではないのです

自分で自分の機嫌をとれたなら、それだけで社会貢献なんですよ。

そんな心の在り方が、あなたを早く健康に導いてくれないわけがありません。

 

100%だけを躍起になって求めても

辛いだけです

いいところが20%でもあったのなら、大喜びしてください

20%が30に、そして、40に・・・・

少しずつ増えていくことに、喜びを感じてください

 

暗いことばかり考えて、

幸せになりたい・・・って、無理な気がしませんか?

では、皮膚炎の悪いところにばかり意識を集中して、

治りたい・・・・

これも無理な気がしませんか?

別なことを考えましょう!

あなたの脳のコントロールは、あなたにしかできません。

 

体の一部を失ったわけではないのです。

よくなれる可能性を持っている自分のラッキーな立場に感謝して下さい。

 

感謝は必ずあなたを救います

 

今日も素晴らしい一日を!