入口のイクラ効果 - 函館のホテルと旭川の旭山動物園に思う事


 

所用で北海道を旅行しながら、飛行機内にてブログをアップしていました。

いい時代になりましたね~。なんでも出来るようになりました。

 

今の私たちは、パソコンだけでなく、

家にエアコンありぃの、

ヒーターありぃの、

移動には飛行機ありぃの・・・

庶民でありながらも、徳川家康やら織田信長なんかより、

明らかにいい生活をしています。

馬もいらなきゃ、草履を温めるサル(豊臣秀吉)もいりません。

本当に、いい時代に、いい国に生まれたな~、

としみじみ思います。

かつて、機内で公衆電話が出来た頃は、かなり感動して、

用もないのに空から親に電話をかけたこともありましたが、

その後、飛行機での携帯電話使用が問題になっていた時代は、ついこの間の気がするのに、

今やインターネットがOKなんですからね~。いやはや。

 

さて。

今回の北海道ツアーでは、函館市札幌市旭川市

と周ってきましたが、

旅が大好きなので、同じ街に連泊する時は

私は敢えて毎日ホテルを変えるんです。

普通はちょっと面倒くさいでしょうし、

チェックアウトの時間から、

次のホテルのチェックインの時間まで、

ホテル難民となるのですが、

その間、次のホテルに荷物を預けて観光をします

毎日違ったホスピタリティーを楽しむのが、これまた旅の醍醐味。

 

函館に行くたびに私が必ず一泊するホテルがあって、

そこは、ちょくちょくホテルの朝ごはん日本一をとるんです。

バイキング形式の朝ごはんを楽しめて、

場所も異国情緒あふれる観光地に近く、なかなかいいホテルです。

確かに朝ご飯は、日本一をとるくらいですから、おいしい。

しかし、他にも豪華に朝ご飯を提供してくれるホテルもありますし、

もっと手の込んだ料理を提供してくれるところもあります

おいしいけれど、特別に、並外れてすんご~~~いおいしい!!!

とまではいかないような気がするのですが・・・・

なぜか、一位を取る

 

なぜなんでしょう

 

それは、ひとつの、思い切った戦略があると思うのです。

実は、演出がうまい

レストランに入ると、まず、いきなり入口に炉端焼きのようなコーナーがあり、

北海道の食材が網の上にたくさん並んでいます。

(ん~~~。おいしそう~~~~。北海道じゃ~~~~ん!)

 

鮭やらイカやらシシャモやら・・・・

香り高くて、なんとも、

「来たぜ、ほっかいどーーーーーー!!!

という気分が盛り上がります。

 

そこで北海道の食材をお皿に取り分けた後に、

人数を分けるために列は2列になります。

そして、2列になる角を曲がったところに第二のショッキング~~~~!

 

これです。

これ、おなじみのイクラなのですが、

サラダボウルくらいの深くてデカイ容器に、デカイスプーン付、

なみなみと入っていて、減るとすぐにまたなみなみと入ったのが出されます。

両側の列に、取り放題のイクラがあるのは、北海道外の宿泊客には

結構夢のような世界の気がします。

周囲には太い甘エビ、函館名産のイカ刺し、まぐろ、etc….

(イカ刺しは、函館ではイカソーメンにして、おろしショウガで食べる場合が多いです。)

 

イクラは、北海道では昔から普通~に

生すじこ として売られていて、

一般家庭では、それをほぐして、各家庭の味付けをして

たっぷりご飯にかけて食べますが、

道外どうがいのスーパーでは、

(注・北海道では、北海道の中と外を道内道外

エリアは道南道央道東道北、と呼びます)

ご存知のように、粒がたったの2段重ねの容器で

1000円以上で売られていたりします。

あるいは、「目くらましか!」とツッコミを入れたくなるくらい、(笑)

小さなアルミホイルの容器に数十粒?というくらいのイクラが入って、数百円。

あれでは、家族では、一人何粒?(笑) みたいなしょぼい食べ方になりそうです。

それが、このホテルでは、自分で作った海鮮丼にあふれるほど載せて食べられる・・・・

宿泊客は、ホテルのこの太っ腹に、レストランの入り口でノックアウト

 

私はこれを 入口のイクラ効果 と、呼んでいます。(笑)

入口のイクラは、人々の目をくらませてしまいます。

冷静で公平な判断を失ってしまう(笑) とでもいいましょうか。

 

イクラのある新鮮な海鮮丼コーナーを過ぎた後は、

次々と北海道風の汁物やら、海産物の小鉢などが並びますが、

もう、あとは、なんでもすごく見えてしまうのかもしれません

 

昆布とイカの松前漬け、うっすら出汁のきいた長芋(とろろ芋)、イカの塩辛も。

ごくごく普通の北海道の家庭料理です。

 

「きゃ~!三平汁だわ!」とか、「石狩鍋じゃ~~~ん!」

・・・って、家でも作れそうですが (笑)、イクラが興奮に拍車をかけてしまったので

もう、何を見てもうれしさが止まりません。

きっとただのワカメの味噌汁でも「日高産ワカメだって~~~!すごぉい!」と、なりそうです。

ただ、イカは函館が日本一おいしいかも。

 

かくしてこのホテルは、他の追随を許さず、函館市内ではトップの人気を、

全国レベルでも朝ごはん一位など、常に上位を取るようです。

 

すぐ隣にあるライバルホテルも、同じようにイクラは食べ放題ですし、

海鮮もとっても新鮮でおいしい。全国三位になったりもします

そちらは、シェフが目の前で焼いてくれるステーキやらオムレツやらもあるので、

結構勝っているところがあるにもかかわらず、

イクラに関しては、容器も、盛り具合もそこまで多くありません。

そのせいか、一位を取ったことがないのです

 

たった一カ所の思い切った太っ腹が、

その後の結果を大きく左右する・・・・

これぞ、入口のイクラ効果です。

日常生活に応用できることがあるかもしれません。

 

 

さて、旭川では、全国的に有名になった旭山動物園に行ったことがなかったので、

今回行って来ました。

そこでも、入口のイクラ効果について感じることがありました。

 

旭山動物園と言えば、工夫を凝らした展示方法で、劇的にどん底から(?)復活。

全国から観光客が集まるほど超有名動物園となった、という

素晴らしいアイディアによる成功例が見られます。

 

ここで一番人気なのは、有名なペンギンの散歩

テレビでも何度となく放映されて、ご覧になった方も多いでしょう。

目尻の下がるようなヨチヨチ歩きで、目の前をペンちゃんたちがぞろぞろ行進。

もう、それを見たら、誰でもノックアウトでしょう。

そして、これが、“入口のイクラ効果”を作っていると思うのです。

 

あのかわいらしさを見たら、もう、気分が上がって、

その後はどれを見ても楽しくなってしまう気がします。

 

ペンギンの水槽のトンネルから見上げる泳ぐペンちゃん

しかし、ペンギンの散歩は、

雪の積もっている冬だけです。

まだところどころに残雪のある旭川とは言え、

当然、今回は見られませんでした。

それでも、これほど

全国からたくさんの人々が集まる動物園ですから、

それを見られなくても、

かなり面白い、斬新な展示方法があるに違いない・・・

そう思って行きました。

 

しかし、

どれほど展示が凝っているのか・・・と

期待し過ぎて行ったのがいけなかったのかもしれません(笑)。

感想は・・・・(う~~~~ん・・・・。動物は、可愛かったな。)(笑) でした。

斬新さに驚く、とか、感動まではなかったかな~。

もちろん、よかったですよ。よかったけれど、

入口にイクラがなかったから、そこまで気分が上がらなかった、という話しです。

 

泳ぐホッキョクグマ

次男の通称・愚息君は、かつて大学の外国語学部にいた頃、

「やっぱり外国語ではなく、動物のことを学びたい!」

と思い立ち、(ひ~~~~っ!!!)←(親の悲鳴)

大学を入りなおした為、現在、動物について勉強中なのですが、

その影響で私は、彼と一緒に海外も含めて、

ちょこちょこと動物園水族館を回っています。

(幼子か!と、ツッコミが入りましたね?)(笑)

で、いろんな展示方法を見ていると、あんまり驚かなくなる・・・・

という、冷めた人間になってしまっているのかもしれませんが、

どちらかというと、海外の狭い動物園なんかで、

展示方法を工夫して、動物を出来るだけ近くで見られる、

斬新なアイディアを採用している所が結構あって、

そっちに軍配をあげてしまいます。

 

でも、もし、その心の和むペンちゃんの団体様の散歩光景を最初に見ていたら・・・

「かわゆ~~~いぃぃぃ~~~💛」

「やっぱ、旭山動物園、スゴイね!最高!」

と、心はすでにアゲアゲになって、どの展示を見ても高評価になっていたと思います。

それほど、入口のイクラ効果 は人の思いに影響を与える

・・・・と今回しみじみ思いました。

 

  

(肉を食べるトラさん、寒さでがっちり寄り添うサルさん、笑顔のフクロウさん)

 

さて、旭川の話になったところで、

市内のお気に入りのレストランを紹介させてください。

創作和食料理、という感じのお店なのですが、どれを食べてもおいしいんです。

入口にイクラはありませんが (笑)、

あまり和食を食べない私が、いちいち、

「おいしぃぃぃぃ~~~~♫」と大感激で言ってしまうほど。

30年以上も前から、旭川に行くと、必ず立ち寄るお店なんです。

駅から徒歩8分くらいの花まる亭というレストランです。

めちゃくちゃおいしいのに、値段もリーズナブル。

 

まず、前菜から。

一品一品に、うなります。

 

エビしんじょうのお吸い物。

 

ホタテとウニのグラタン。お酒が利いてて、おいしい!

 

お刺身です。

 

揚げ物は、絶品・フルーティーで甘~~~い白トウモロコシ、ワカサギ、クワイ、ソラ豆の天ぷら

 

肉料理は豚肉とフキノトウ。北海道感、満載です。

 

北海道のから揚げは、ご存知、ザンギと呼びますよ。

 

ホッキ貝の土鍋ご飯。

 

締めは必ずこれ。かぼちゃのツルッツルの団子入りの汁物。クジラ出汁なんです。

 

デザートもおいしいですよ~。満足します。

 

そんなこんなで、ちょっと普通と観点の違う私の旅レポート (笑)、『入口のイクラ効果』函館&旭川編でした。

 

北海道続編をお楽しみに~!

 

旭川駅前

 

P.S.  東京が桜が満開で25℃前後の気温の時に、旭川は1℃~4℃くらいで残雪が結構ありました。札幌では雪がチラチラ舞った日もありましたよ。


入口のイクラ効果 - 函館のホテルと旭川の旭山動物園に思う事」への2件のフィードバック

  1. もしやラビスタですか?!ここ泊まってみたいんですよね〜!!
    今度徳子さんと函館旅行に行きたいな〜\( ˆoˆ )/(笑)

    • えりちゃ~~~ん!
      そう、ラビスタよ。さすが、お目が高い!函館に行くと、一泊は必ずここです。屋上に、市街を見ながら入れる温泉もありますよ~。
      本文の中では宣伝になるので商品名とかあれこれ挙げないのですが(このブログは、一切広告収入などなしで、多くの方に元気になってもらうためだけに運営している為、コメント欄でのみ言っちゃってます♪)、おいしいものの話だと、ついつい、宣伝すらしたくなっちゃいます。(笑)
      ホント、旅行、ご一緒させてもらいたいわ~。

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