アーカイブ | 3月 2019

脱ステ・超お役立ち情報ーその5(Q&Aコーナー)


 

『脱ステ・超お役立ち情報 ー その5』の後編は質問コーナーですよ。

阪南中央病院の入院患者さんが、佐藤健二先生

脱ステ・脱保湿の質問をしてくれています。

「教えて、池上さん~」みたく、

さあ、みんなで声を揃えて言ってみましょう!

「教えて、佐藤センセイ~~~♪」

 

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患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.ステロイドを塗っていたら必ず副腎が悪くなるのか

A.必ずしもそうではない。

毎日1日10g、20gをずっと塗っていたとしたら

それが吸収されて副腎のほうまでいって抑制されることはある。

それは、学会でも認められているけれど、

そんなにたくさん塗る人はめったにいないので、

副腎が抑制されて悪くなるのではないと考えられている。

 

Q.ステロイドをずっと塗っていて、

副腎や皮膚でステロイド産生が抑制され、

それが普通に戻るのにはどれくらいかかるのか

A.人によって違う。目安はない。

それまでどれだけ塗っていたかということも関係している。

 

Q.皮膚でステロイドが少ない状態で日焼けをすると、

治るまで時間がかかるのか

A.はい、かかります。

 

Q.日焼けしてすぐ黒くなる人と、赤くなるだけの人がいるが、

それは皮膚で作られるステロイドホルモンの量が関係しているのか。

A.別の細胞の話になりますので、今回のテーマとは関係ありません。

 

Q.なぜ尿だけではなく、皮膚からも水分が出るのか

A.赤みがあると蒸気として出る。

汗として出る。

傷から血や汁が出る。

この3つがあげられる。これらが治ってくると、

尿として排出されたり、運動して汗が出たりする。

 

Q.海水が良いと言われているがそれはどうなのか

A.海水に浸かったからといって良くなるデータはない。

海へ行くと楽しいから掻くのを忘れる。

また、その人に合った紫外線の量を浴びると

痒みが軽減されることもある。

 

Q.低タンパクの時にタンパク質を摂りすぎてはいけないのか

A.普段よりたくさん食べた方がよい。

その人の必要量を摂らないといけない。

 

Q.体内の塩分が高いと何が起こるのか

A.喉が渇く。もっと進むと脳に影響があるため、最悪死ぬ。

 

食べ過ぎの例 (笑)

Q.砂糖や油はよくないのか

A.食べ過ぎなければ問題ない

 

Q.かさぶたが分厚くなるのはなぜか

A.滲出液がたくさん含まれているからである。

炎症があると、血管から水分が漏れやすくなっており、

さらに傷があるとそこからも漏れるため、かさぶたが大きくなる。

 

Q.温泉が良いと言われているがどうなのか

A.保湿にはるので入らない方が良い。

 

Q.良くなってからは問題ないのか。

A.短時間入る分には問題ない。

 

                                                   2018.03.20 『とまり木』より

 

******************

 

とまり木の内容を書記してくださった方、

闘病中の大変な中、ありがとうございました!

入院中の皆さんも、明るく、楽しく、乗り越えてくださいね。

 

素晴らしい内容を公開して下さる佐藤先生、

本当にありがたいですね。

みなさんも、参考になさって、早く良くなってください。

 

ステロイドに疑問を持ち始めた患者さんが、日に日に増えている昨今です。

一人でも多くの方が、ステロイドなしでもよくなっていくことを知って、

未来のたくさんの子供たちが救われますように。

また、世界中のステロイドの副作用による患者さん達

同じように苦しんでいます。

莫大な数の方々が、

日本のこの脱保湿治療のノウハウがしりたくて、

わざわざ翻訳機能を使って、

熱心にこのブログを読んで下さっています。

地球規模でステロイドの副作用を体験している患者さんがいるのに、

確実に良くなるための情報が少ないからです。

 

みなさん、日本に生まれてこんな治療に出会えたことに感謝して

自分自身の気分を上げて乗り越えてくださいね。

自分で自分の機嫌を取るんですよ。

そこ、とっても大事なんです。

 

~~~~~、ありがたいなぁ・・・・。」

今すぐ口に出して言ってみてください。

心が少しずつ、あがって行きますよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

👇『脱ステ・超お役立ち情報ーその5』の前編はこちら👇

    脱ステ・超お役立ち情報ーその5

 

 

 

 

 


脱ステ・超お役立ち情報 ー その5


 

阪南中央病院・皮膚科で時々開催されている、佐藤健二先生を囲んでの

入院患者さんの学習会とまり木情報がアップデートされました♪

 

今回の内容は、偶然にも、このブログの前回の内容とリンクするものでもありますので、

まだ読んでいない方はそちらも、是非。

(一番下にサイトを貼り付けてありますよ。)

論文では素人には難しくても、

生の佐藤先生の説明は、

とってもわかりやすくてためになります。

前回の怪しいトクコ説明でわからなかったことも、

これでバッチリ、クリアーになりますよ♪

(話し言葉になりますので、多少編集させて戴きました。)

 

*******************

 

ステロイド外用が

皮膚でのステロイド産生に与える影響について

 

【1】日焼けするとそこだけ黒くなるのはなぜか

 

原因は、光が色素細胞に直接作用するか、

色素細胞に色を作りなさいという刺激を与えるかのどちらかだ。

色素細胞は、色素細胞刺激ホルモン(αMSH)が必要である。

色素細胞刺激ホルモンは副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の一部にあり、

色素が作られていることは副腎皮質刺激ホルモンが

色素ができた所で産生されていることを示す。

 

人間の体は無駄が少ないから、副腎皮質刺激ホルモンがでているということは、

ステロイドを出すように働いていると考えるべきだ。

2017年に、ネズミを使った実験で、

皮膚だけでステロイドが産生されていることが証明されている。

ステロイドは副腎だけではなく皮膚からもできるということが証明された。

 

 

【2】外用ステロイドをやめるとなぜ悪化するのか

 

長期のステロイド内服治療をすると、

副腎の萎縮がおこって副腎が働かなくなり

ステロイドホルモンを作ることができなくなる。(ネガティブフィードバック)

これと同じように外用薬を使い続けると、

同じように皮膚でもステロイドホルモンを作ることが出来なくなる

(ネガティブフィードバックがおこる)と考えられる。

 

この推測からいくと、ステロイド外用薬を中止した時に

本来必要であるステロイドホルモンがつくられていない状態なので、

色んな刺激に対して反応できなくなり、湿疹が悪化する。

それが皮膚のステロイド離脱症状 だと考えられる。

 

 

【3】皮膚科学会は?

 

皮膚科学会は、ステロイド外用薬を中止したときに起こる酷い症状は、

内服薬で起こる離脱症状と誤解している。

又、中止時に起こる症状はリバウンドではなく、

元のアトピー性皮膚炎の悪化だと説明しているが、これは間違いである。

 

外用ステロイドをやめると悪化するが、

その悪化は外用している所にひどくおこる

ステロイド内服で起こる副腎不全と同じことが

皮膚でも起こっていると考えた方が良いであろう。

 

この点を理解しておけば、なぜ自分がステロイド中止すると悪化するのかがわかる。

 

                                                       2018.03.20 『とまり木』より

 

***********************

 

いかがでしたか?

本当にためになりますよね。

 

最初から最後まで、逐一患者の状態を診続け、

磨き抜かれた確かな観察眼をお持ちの佐藤先生だからこそ、

机上の理論とまったく違う答えが導かれるのでしょう。

身を持って症状を体験している患者にとって、

納得しきりです。

 

このあとに、『脱ステ・超お役立ち情報ーその5』は、続編・Q&Aがあります。

めっちゃ、役立ちますよ。

是非、ご覧ください。

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    脱ステ・お役立ち情報ーその5(Q&Aコーナー)

 

 

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アトピーにステロイドを塗ることは必要?

 

あなたが一日も早くよくなりますように。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 


アトピーにステロイドを塗ることは必要?


 

アトピー性皮膚炎にステロイド外用が必要か?」

・・・・な~~~んて言い方をしてしまうと、私たち一般人にはとっつきにくい文章になりそうですし、

文字を読むのがあまり好きでない方には、

題名を見ただけで本やブログを閉じられてしまいそうなので、(笑)

今日は、ユル~~~い話し方で説明をしてみますね。

 

たくさんの方に知ってもらわないことには

せっかくの素晴らしい研究結果すらも功を奏さないので、

医師という立場でない私だからこそやっちまえる(?)、

ゆるふわ説明をしてみます。

ちょっとユル過ぎても、ちょっと間違ってても、

「な~~~~にぃぃぃぃ~~~~?やっつまったな~~~?」

・・・・程度で、軽く笑って許してもらえそうな立場を利用して(?)お話しします。(笑)

 

題して、

アトピーにはステロイドを塗った方がいいのぉ~?』

です。

阪南中央病院の佐藤健二先生のブログ

の小論文を参考に、私の全く的外れかもしれない解釈です~。

 

さて。

ステロイドは、体の副腎皮質というところで作られる・・・・らしい、(笑)

と、多くのアトピー患者は思っていますよね。

そもそも、副腎ってどこよ?っていう人々がほとんど・・・というレベルの私たち一般人ですが。(笑)

(現時点で、”そうだ、場所を知らなかった!”と気付いたアトピーさん、すぐに検索!ですよ。

まあ、場所を知っても一般人にはなんの影響もありませんが・・・。ははは。)( *´艸`)

しかし研究者達は、ステロイドを作れるのは副腎だけではない、

つまり、皮膚さんだけでも作り出すことが出来るのでは?と考え、

ネズミさんを使って、ちゃ~んと実験しているんです。

 

どういうことをやったかというと、

副腎を取ってしまったネズミさんの皮膚に、

一週間後にかぶれを人工的に起こしてみたんです。

さて、副腎のないネズミさんの皮膚は、治るために、

ステロイドをちゃんと作り出せたのでしょうか?

 

結果は・・・

 

なんと、皮膚にも血液にもステロイドがあったんです。

つまり、(副腎がなくても)皮膚だけでステロイドを作れる、ということがわかったんです。

 

わたしたちのアトピー性皮膚炎尋常性乾癬では、

皮膚さんが自分でステロイドを作り出す量が減っているので、

減ったところに人工的にステロイドという薬を塗って補う必要がある・・・

だから、ステロイドという薬を塗る治療には根拠がある・・・とその論文はまとめているそうです。

(誤解のないように、この部分は佐藤先生の論文ではありません。)

 

ただ、その研究発表では、

ステロイドという薬を皮膚に塗ることで、

皮膚が自分でステロイドを作り出す力が落ちる、ということには触れていないんです。

 

そもそも、それってネズミの世界の話じゃないの?

と思うかもしれませんが、人間でも同じようなことが言えるそうですよ。

 

例えば、日焼けすると、私たちの肌は焼けたところだけ赤くなりますよね。(=炎症中~♪)

色素沈着も、炎症が治まったあとに、その日焼けしたところだけに起こります。

(余談ですが、昔、飛行機の右席に座る

コーパイロット=副操縦士が、

右半分だけ日焼けしているのを

”コーパイ焼け” と呼んで私はからかっていましたが、(笑)

そういう私も、スキーのゴーグルを華麗に外した後に、

ぶざまなタヌキ焼け・・・。

はい、経験あります~。( 一一)

別な友達は、大昔のすっぽり被る水泳帽で、顔全体がカマクラ(トンネル?)みたいになってたっけ。

ニヤニヤ読んでる同じ経験者諸君、チミたちも隠してないで、今すぐダサい日焼け、白状なさい~~~。)(笑)

 

さて、こういった赤くなったところだけに色素沈着が起きた、ということ自体、

その部分でステロイドが作られ、(日焼けの)炎症を抑えた、ということになると考えられます。

だから、結論、

副腎だけでなく、私たち人間の皮膚さんだけでもステロイドを作ることが出来る、

そう言えるということです。

 

ん?これだとわかり辛いですか?

つまり、言いたいのは、

もし副腎が一人で仕事してるなら、

全体に働きかけるけど、

体の一部だけに働きかけられている、ということは、

事件(その現象)は現場で起きている

って意味だと思うんです。

(ここで、あなた好みの刑事ドラマのBGMを、是非・・・・🎶)

 

人間も、ネズミも、ステロイドを全身的に投与すると、

副腎の機能がおさえられてしまうそうです。

では、ステロイドという薬を塗ると同じ事が起こるのか。

これには直接的な実験データがないそうですが、

佐藤先生の日々の診察と長いご経験では、

長期間ステロイドという薬を使ってきた患者さんに、

二つの共通した現象が見られるそうです。

 

ひとつは、ステロイドという薬を使っているうちに、効かなくなってくる、ということ。

(だからお医者さんはさらに強い薬を出します。)

もうひとつは、使っていたステロイドという薬を減らしたり、やめたりすると、

ひどい炎症が起こるので、やめることが出来ないということ。

素人的には、ほぼ、これだけでも答えは出ている気がするのですが。

日本皮膚科学会のガイドラインでは、これを、アトピーの悪化だと考えているそうです。)

アトピーは年齢と共に軽くなって行くと考えられているのに、

だんだん強い薬を使わなければならないというのは、アトピーの特徴と合っていませんよね。

 

***ガイドラインでは、「ステロイドを飲むのをやめると悪化する」と思っているのは

飲むことよって起こる副腎不全ごっちゃにして考えてしまっている、と説明されています。

で、別な部分では、

ステロイドという薬を「塗ること」では副腎不全はほとんど起こらない、

とも説明されているそうです。

この二つについては、ステロイドという薬を塗ることで、

皮膚さん自身が自分でステロイドを作る力が抑えられてしまう

と考えると、矛盾なく説明できるのではないでしょうか、という話しです。

平たく言うと、飲むということは体全体への作用が起こり得ますが、副腎不全は起こり得る、

しかし、塗るということは体の部分的に作用する事ですが、副腎不全はほとんど起こらない、

という部分に着目して結論を導けるかもしれません。

ここは私には説明できないので、下記の先生のご説明をじっくり読んでみてください。

 

ステロイドという薬をずっと塗っていると、

皮膚さん自身がステロイドを作るのを徐々に抑えてしまうようになっていくのに、

その状態でステロイドという薬を塗るのを減らしたり、やめたりすると、

起きた炎症に対処する力が残っていないから悪化するようです。

また、皮膚がステロイドを作る力は徐々に抑えられてしまうから、

徐々に強いステロイドという薬が必要になっていく

というのも、理にかなっています。

後記: この記事をFacebookやTwitterでシェアして下さっている

    非ステのカリスマ小児科医・佐藤美津子先生(大阪)が付けてくださった

    補足説明をご紹介します。

       *****

   皮膚がステロイドを作る!副腎以外に。

   びっくりびっくり。(^_^)

   皮膚にステロイドを塗ると、皮膚でのステロイド産生が無くなったり減ったり・・・

   だって、ステロイドはたっぷりあるって勘違いしてしまうんだから。

   そうなっている時に、止めると、あわあわってなってしまうんだね。

   だって皮膚での産生は無くなっているんだから、離脱症状が出る。

   これがリバウンドだ。

       *****

さて。

ステロイドという薬を塗ることで、

自分でステロイドを作る力が抑えられてしまう、ということはわかりました。

そもそも、ステロイドを作る力が落ちてしまっているアトピーという病気に、

ステロイドという薬を使うのであれば、

かなり慎重にならなくてはいけない、というのがまとめです。

 

しかし、理屈ではわかっても、

実際に、皮膚でステロイドを作る力が弱いのに、

塗ることによる悪循環を避けるためにステロイドという薬を塗らないのであれば、

そのための対策も考えなければいけませんよね。

 

佐藤先生は、長年のご経験から、

運動をすることがステロイドを作り出す助けになるのでは、

と、感じられているようです。

確かに、運動量を増やした患者さんたちがよくなっているんです。

 

はい、私も、見ましたよ。

走ったり、早歩きなどの運動をたくさんして、

代謝を上げる ことで、

どんどんよくなって退院していく仲間たち

たくさん見送りました。

ですから、患者的視線からも、間違いないと思っています。

    by 大泉緑地に一度も行ったことのない元・阪南入院患者 徳子 ( *´艸`)

(注・阪南中央病院の入院患者で、大泉緑地を走ったことがない人は、

非国民と呼ばれてもよいくらい、まれです。ははは。)

 

ステロイドという薬は、塗り始めてしまうと、

もともと皮膚が持っていたステロイドを自力で作り出す、という実力が衰えてしまうのですから、

先を考えると答えは自ずと出て来る気がします。

まあ、恐ろしい副作用の経験者の私としては、

命にかかわる病気以外ではステロイドという薬はやめた方がいいと思っています。

それくらい、私にとっては二度と使いたくない薬ダントツ1位~~~♪です。(~_~;)

使わなくても使っていた時より楽になることも知りましたから。

 

なにごとも、その立場を経験してみないと、なかなか賛同できるものではありませんから、

過激な争いはするつもりはありませんが、(笑)

一人でも、経験者の発言に耳を傾けて下さる方がいたなら本望です。

 

さて、以下は、阪南中央病院佐藤健二先生のブログからの引用です。

なんとも怪しい徳子説明ではなく、

こちらをしっかり読んで、確かな知識をゲットしてくださいね。

 

 

************************

 

【佐藤健二先生のブログ&Facebookのご投稿より】

この小論はアトピックHPの私のブログの2017年11月に書いた、「皮膚の”副腎不全”」を詳しく述べたものです。

良く理解して、近所の皮膚科医や小児科医に説明してください。

1.はじめに 皮膚でステロイド産生はあるのか?
 ヒトでは、表皮細胞において視床下部・下垂体・副腎系のすべての酵素の存在することは分かっていた。それでは、皮膚だけで本当に糖質コルチコイド(いわゆるステロイド:ヒトではコルチゾール)を産生することができるのであろうか。副腎を身体から除去して皮膚に炎症を起こし、皮膚でステロイドができているかどうかを調べれば分かるが、この実験は人間ではできない。そこで研究者は、ネズミを使って実験した。

2.皮膚での産生を証明した論文
 表皮の糖質コルチコイド受容体遺伝子を潰した(ノックアウト)ネズミで、副腎を除去して一週間後に皮膚にかぶれを起こし、皮膚と血液にステロイドがあるかどうかを調べる実験をすると、両者にステロイド(ネズミの場合はコルチコステロン)の存在が確認できた。この事は、皮膚だけでステロイドを作れることを示している。人間の皮膚でのステロイド産生の量を調べると、尋常性乾癬とアトピー性皮膚炎では減少していることが分かり、ステロイド外用治療の根拠ができたと論文では説明しているが、外用ステロイドによる視床下部・下垂体・副腎系の酵素機能へのネガティブフィードバック作用(外用により皮膚にステロイドが与えられると皮膚でのステロイド産生が落ちる現象)には触れていない。
文献
Hannan R et al. Dysfunctional skin-derived glucocorticoid synthesis is a pathogenic mechanism of psoriasis, J Invest Dermatol 2017; 137: 1630-37.
Slominski AT et al. Cutaneous glucocorticoidogenesis and cortisol signaling are defective in psoriasis, J Invest Dermatol 2017; 137: 1609-11

3.皮膚でのステロイド産生を予想させる臨床的観察
 人間において皮膚だけでステロイドホルモンが産生されているであろうことは上記のような実験をしなくても次の事実で推測できる。人が日焼けすると日に焼けた所だけに発赤が起こり、炎症が治まると発赤の起こった所だけに色素沈着が起こる。色素沈着が生じるためには皮膚にある色素細胞に色素細胞刺激ホルモン(αMSH)の作用が必要である。色素細胞刺激ホルモンは副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の遺伝子の一部に含まれている。だから、色素が皮膚だけで出現することは、その場で副腎皮質刺激ホルモンが産生されていることを示す。人間の体は無駄には作られていないとかんがえられるので、副腎皮質刺激ホルモンが産生されるがステロイドが産生されないようになっているとは考えにくい。色素沈着が起こったことは、その場所でステロイドが産生され、炎症を抑えたであろうということである。ネズミの皮膚での実験でステロイドが産生されていることが証明され、上記の色素沈着と消炎の事実を見るならば、人間の皮膚では、副腎とは別にステロイド産生が起こっていると考えなければならない。

4.皮膚での視床下部・下垂体・副腎系酵素のネガティブフィードバック現象
 人間でもネズミでも、ステロイドを全身的に投与するとネガティブフィードバック機構で副腎機能の抑制が起こる。では皮膚にある視床下部・下垂体・副腎系の酵素機能に対して外用ステロイドはネガティブフィードバック作用を示すのかどうかが問題となる。この点について直接的に示す実験データは無い。臨床現場で経験することのなかでは、長期にステロイドを使用した患者が共通して訴える二つの事が重要である。一つは、治療しているうちにステロイドが効かなくなる、だから医師は仕方なく強いステロイドを使うよう指示するということ。もう一つは、ステロイドの外用の減量や中止をすると激しい症状が出てくるので止めることができない、ということである。日本皮膚科学会のガイドラインでは、長期にステロイドを外用していたアトピー性皮膚炎患者がステロイド外用治療を中止すると生じてくる症状をアトピー性皮膚炎の悪化と考えている。アトピー性皮膚炎は年と共に症状が軽くなって行くと考えられているのに、少しずつ強い外用剤を使わなければならなくなることはアトピー性皮膚炎の臨床経過とは合わない。内服を中止すると激しい症状が出ると思っているのは内服ステロイドによる副腎不全との混同であると説明しているが、外用ステロイドでは殆ど副腎不全は起こらないとガイドラインの別の場所で説明している。この二つの現象を、皮膚における視床下部・下垂体・副腎系酵素機能の外用ステロイドによるネガティブフィードバック現象であると考えると矛盾なく説明できる。外用ステロイドにより皮膚でのステロイド産生が徐々に抑制されていく過程で、ステロイド外用を減らすあるいは中止すると、皮膚でのステロイド産生が減少しているためにストレスに対して十分に対応できずに皮膚の悪化が生じるということである。また、徐々に皮膚でのステロイド産生が抑制されるため、徐々により強いステロイド外用が必要になって行くということである。

5.皮膚への安易なステロイド外用は控えるべき
 皮膚に対するステロイド外用は皮膚の視床下部・下垂体・副腎系酵素機能を抑えることになるので、元々産生機能が低下しているアトピー性皮膚炎などの疾患に対しては使用について慎重になるべきであると考えられる。2018年版ガイドライン作成時には上記の論文は知られていたはずであるのに言及されていない。この論文の持つ意味を十分考えてガイドラインは作り変えられるべきであると考える。
 皮膚でのステロイド産生を増加させる方策は検討されなければならないが、おそらく運動はその一つと考える。脱ステロイド中の患者が運動量を適切に増加させると皮膚の改善が早くなるという観察からの推察である。

 

************************

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

P.S.  元気が出る徳子の部屋を応援して下さっている読者の皆様へ

 

いつも新しいポストを楽しみにして下さっているのを知りつつ、

近頃なかなか発表できずにごめんなさい。

こちらのブログ以外にも、ステロイドのことと脱保湿のことを知って戴きたくて、

いろいろな活動をしています。

書きたいことは腐るほどあるのですが(笑)、全く時間が作れていません。

 

特に、世界中でも同じようにステロイドの副作用で苦しむ方々が溢れているのに、

日本の様に、明確な効果を表す治療法が

地球上のどこを見渡しても見つかっていないのですが、

私が脱保湿という素晴らしい治療があることを世界に発信してから、

やってみて成功された方々が日に日に増えていることで、

日本の脱保湿治療がスゴイという、

世界規模の一大ムーブメントが起きています。

その為、世界中から私宛に莫大な数のSOSやら感謝のメッセージやらが届き、

ブログにもなかなか取り掛かれないほどの忙しい日々が続いています。

(夜中の2時、3時まで起きてやっているのもしょっちゅうなんです・・・。)

 

一人一人の対処よりも、全体を助けたい・・・という思いはありますので、

日々、時間の捻出などと共に、効率的にムーブメントを広めるがために、

出会ったこともない世界のたくさんのサポーターの方たちと共に

効率的に回して行けるよう、前向きに取り組んではおります。

しばしこの状態をお許しくださいね。

 

先日も、私の広めている脱保湿を絶賛し、フランス社会にも広めたい、と、

フランス語に訳してくれたフランス人の読者さんが出て来てくれたり、

さらに、その要点を英語でまとめてくださったり・・・・

草の根で『脱ステ・脱保湿』のサポート体制が広がって行っています。

ステロイドの副作用をアトピーの悪化だ。」

と言い続けるのにはもう無理があるのでは・・・

と思えるくらい、世界は動き始めています。

素晴らしい治療法を発見できたドクター達のいる日本は、

その動きをリードしていける国だと思います。

 

皆さんのワンクリックやコピペによるシェアも、

世界を動かしていくことになることを

是非、心に留めておいてください。

(清き一票、とかより、格段に楽ですよね。

ソファーにひっくり返りながらでも出来ます!)(笑)

 

さて、

よく、このブログの古い記事も随分あちこちでシェアされているのを、

データ上で見かけるのですが、

気付いて久々に読み返すと、書いた当の私ですら、

内容を忘れていることに気付くことがあります。(^_^;)

新しい記事が出るまで、是非、過去記事もたまに読み返しながら、

なんとか気力をふりしぼって、明るく乗り越えてくださいね。

 

みなさんのことを、ずっとずっと、思っていますよ。

一日も早くよくなってくださいね。

陰ながら、心より応援しています!

 

徳子 あぶふぁぶ

 

 


アトピー性皮膚炎 講演会 in 埼玉(2019年4月14日)


 

アトピー性皮膚炎の自然治癒を目指す

スーパー・ドクターたちの中のお二人の先生が

4月14日(日曜日)、埼玉のふじみ野市で講演会をされます。

 

佐藤美津子先生 佐藤小児科 - 大阪

水口聡子先生 上尾二ツ宮クリニック - 埼玉

 

主催など、私と全く無関係ではありますが、

よいことは広めたい・・・という方針ですので、ご紹介します。

ご都合の付く方は、是非申し込んでいらしてみてくださいね。

ステロイドなしで、どのくらいよくなるのか、

脱ステ脱保湿治療がどのように効果を発揮するか、など、

興味深い話題がたくさんありますよ。

 

 

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

P.S.  いつもブログのアップデートを楽しみにして下さっている皆様へ

近頃、なかなか新しい記事をポスト出来ずにすみません。

世界中の読者さんから、毎日あり得ない数のメッセージやコメント、問い合わせを戴き、

その対応に追われて(一人で対応しているため)、全く時間が作れていません。

一括して対応できるようにFacebookのグループを作るなど、色々試みていますが、

日ごと、脱保湿のファンは増え続け、かえって忙しくなってしまっています(笑)。

なんらかの対処法を考えて行きますが、過去記事もたまにふりかえってみながら、

是非、今の状況を強い意志で乗り越えてくださいね。

陰ながら、応援しています。

 

 


Facebookに脱ステ・脱保湿のサポートグループが出来ました!


 

Facebookフェイスブックユーザーのみなさまへ、

耳より情報です ♪

 

特にまだ公開募集はしていなかったのですが、

ステロイドの副作用と戦う患者さんに絶大な効果を発揮している

脱ステ脱保湿について知りたい方、語りたい方々のコミュニティーを

Facebookをやっていらっしゃる方々限定に、

ごく最近、発足しました。

ステロイドの副作用に気付き、使用をやめた方、やめたい方の情報交換の場です。

 

脱ステ脱保湿

スーパー・ドクター達のコメント情報

講演会

ベントのご案内、

atopic アトピックアトピー性皮膚炎患者会atopic.info

で発表されたお役立ち情報などを

いち早くお届けするようにしています。

 

グループは、以下の脱ステ・脱保湿をリードする先生たちを応援すると同時に、

頼もしい応援を頂いております。

 

佐藤健二先生 阪南中央病院(皮膚科)- 大阪

佐藤美津子先生 佐藤小児科 - 大阪

藤澤重樹先生・藤澤大輔先生 藤澤皮膚科 - 東京

水口聡子先生 上尾二ツ宮クリニック - 埼玉

山田貴博先生 天下茶屋あみ皮フ科クリニック - 大阪

 

特定の医師やメンバーが質問に答えるというグループではありませんが、

脱ステ脱保湿の経験者たちが、素敵なアイディアや経験談をポストしてくれることもありますよ。

また、お子さんの自然治療に寄り添う活動をしているいくつものグループのリーダーの方々も

心温まるアドバイスやお役立ち情報を入れてくださっています。

 

ご興味のある方は、以下にアクセスして、

+グループに参加のボタンを押して、3つの質問にお答えください

 

脱ステ脱保湿 サポートグループ

👇   👇   👇   👇   👇

脱ステ・脱保湿サポート・グループ

うまくサイトに飛べない場合はこちらをコピペで  → https://www.facebook.com/groups/DatsusuteDatsuhoshitsu/

 

ステロイドの副作用については、まだまだ広まり切っていませんので、

お考えの違う方々とのストレスをなくするために、

クローズドグループで運営されています。

 

また、ネット上の世界では、真面目に運営している誠実なグループを

ビジネスに利用したり、

写真を無断で転載するなどの悪質な犯罪も(他のグループで)起きています。

(ビフォーアフターの写真を盗用して、商品を売りつける、など。)

 

以上の理由から、

3つの質問へのお答えは必須となっていますので、ご協力くださいね。

 

参加リクエストをいただいてから、管理者が承認する形式になっています。

承認まで少しお時間を戴くことがありますが、

是非、お気軽にご参加ください。

 

注1・Facebookに登録してからでないと、アクセスできません。

注2・誤解のないように説明させて戴きますが、世界でも、

アトピー性皮膚炎の原因の一つは、フィラグリン遺伝子だ、

ということしかまだわかっていません。

世界中のどこにもアトピーの完璧な治し方は発明されていないので、

アトピーの完治法としてのご案内ではないことをご理解ください。

注3・参加申し込みをされて、なかなか承認されない方、3つの質問にお答えください。

メンバーの安全の為、必須となっています。

 

     ********************

 

また、特に外国人の方に向けてなのですが、

英語での脱ステ脱保湿学習グループも発足されました。

こちらは相互サポートグループではなく、脱保湿の知識を学ぶグループで、

NMT (No Moisturizing TreatmentEducation Groupと言います。

 

 

このグループも正式に公開募集や宣伝をしていないにもかかわらず、口コミで広がり、

発足間もないのですが、世界中からすでに約400人ほどの方が参加申し込みをされ、

日々驚異的なスピードでメンバーが増えてています。

 

脱ステ・脱保湿の本場(笑)の日本で、入院治療を受けた私のブログの英語版の中に、

入院中にどんな治療をして3か月で症状が消えたかをレポートしているのですが、

それを読んだステロイド副作用に苦しむ世界中の方々が、

一個でも多く豆知識を得ようと加入されて、自力で脱保湿をがんばっていらっしゃいます。

どこの国でも、ステロイドの副作用に対する決定的な治療法が見つからない中、

ほとんどの方が、

「出来ることなら日本に来て診てもらいたい・・・!」

と、日本の環境をうらやんでいるほどなんです。

脱ステ・脱保湿のスーパードクターたちがいる日本に生まれた私たちは、とってもラッキーですね。

 

こちらもクローズド・グループで、

学習グループという性質上、

3つの質問答えてくださった方だけ

承認制で加入できます。

(愚痴や悩み相談だけになってはグループの担う役割を果たせないので、

そいういったコメントを前もってお断りしています。)

ステロイドの副作用に悩む外国人のお友達に教えてあげてくださいね。

****質問に答えるのを忘れられた方々が、かなりたくさん未承認ボックスに入っています。再リクエストを!

 

NMT (No Moisturizing TreatmentEducation Group

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NMT (No Moisturizing Treatment) Education Group

When you request to join us, please answer ‘all 3 questions‘. 

After you got approval, you can see the posts/comments.

***In case you can’t open it, please copy and paste this URL below.

→  https://www.facebook.com/groups/NMTeducationGP/  ← 

 

現時点でも、欧米東南アジアだけでなく、南アフリカ南半球の島々南米インド・・・等々、

すでにメンバーは地球を一周して分散しています。

 

このブログの読者さんは世界を完全に網羅していて、データ上の地球の白地図は、ほぼ塗りつぶされています。

それだけ、ステロイドの副作用に苦しんでいる患者さん

地球上に溢れていて

それを診るノウハウのある皮膚科の先生が、

世界を見渡してもほとんどいない・・・ということです。

 

患者がNo more ステロイドと言っているのに、

どこの病院に行っても、さらに強いステロイドを出されるばかり。

免疫抑制剤を使わないでどうやって治すのか、世界中の医学部の授業でも教わりません。

聞く耳を持たない、という以前に、聞いても対処の仕方がわからないのが現実です。

ですから、患者の誰もが、どうやったら地獄の副作用から一日も早く抜け出せるのか、

日本の最先端の情報を知りたくてしょうがないのです。

 

(グループを公に発表していないのは、Q & Aグループでないにもかかわらず、

世界からの殺到する質問などに対処できる、

脱保湿経験者の英語ボランティア・スタッフが確保できないからなんです。

英語が得意で、ご自分の脱保湿経験で世界の患者さんを助けたい方、

いつでもご加入、発言してください~。)

 

     ********************

 

ステロイドをやめたからには、皮膚を乾燥させないことにはよくなりません。

(ケガをした患部にカサブタがはって、中も乾燥してから治る、

というプロセスと同じようなことかと思います。)

その理にかなった脱保湿のノウハウをマスターして、

あなたが一日も早くよくなられますように。

 

グループ・スタッフ一同、皆さまとご家族が

健康な日々を取り戻されることを心より応援しております。

 

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

#脱ステ・脱保湿サポートグループ