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Zoomで開催・’atopic’(アトピック)とまりぎonline !!!

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限定20名の狭き門です。

しかも無料・・・(涙)。

ありがたいことです。

脱保湿治療の提唱者、世界が注目する皮膚科医・佐藤健二先生が、

阪南中央病院の入院患者さんの為に隔週くらいで開いてくださっていた学習会

Zoomで帰って来ます!!!

早く良くなるための、チャンスですよ!

このブログの脱ステ超お役立ち情報のコーナーでお届けしているのがそれです。

 

************************

 

以下をよく読んでご参加ください!

 

 

ついに!オンライン「とまりぎ」開催します!

阪南中央病院の入院患者さんが中心となって院内で開催していた情報交換会「とまりぎ」を、

この度atopicが主催となりzoomで行います。

申込受付は6/14(月)19時から。
即日満員が予想されます。
また、フォームより申し込んでいただいた時点では【仮受付】の状態です。
フォームにご記入いただいたメールアドレス宛にatopicスタッフよりご連絡し、
やり取りをさせていただいてから当日のURLをお伝えします。
申込フォームの案内文をしっかりとご確認くださいますようお願いいたします。

申込フォームURL
https://ssl.form-mailer.jp/fms/2f313bee708864

 

 

************************

 

一気にアクセスが集中すると主催者側が大変なのと、

少人数の募集のために

Facebookの脱ステ・脱保湿サポートグループ(ご入会くださいませ~)

では広報しましたが、

あえてこちらのブログで上げていませんでした。

広報がギリギリだったせいか、多くの皆さんのところに届いていないようです。

見逃していたあなたも、ラッキーなことになりましたよ。

 

11日(1330

Zoomで集合しましょう!

 

私も参加させて戴きますよ。

今すぐ、お申し込みを!

 

 

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その29(退院後の水分制限)

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皆さま

大好評の阪南中央病院(大阪)の入院患者さんと

佐藤健二先生の学習会『とまり木』の

過去バージョンのシェアですよ。

実際の入院患者さんたちが、症状と闘いながらも、

役に立つ佐藤先生のお話をまとめてくれているからこそ

実現できている企画です。

その温かい思い、あなたにも伝わりますよね。💖

それではみなさん、ご一緒に・・・

教えて♪ 佐藤センセイ~~~~~💖」

 

*******************

 

佐藤健二先生 談

退院後の水分制限について

病院食に含まれる水分量は、

食物のカロリー数 (~kcal)の7~8割の数字が水分量です。

大体1日当たり1400~1600 mlになるように調節されています。

食べ物の中にある水分以外で飲む水分量を

1100や1200 mlなどと設定して自己管理するように指導しています。

ここで勘違いしてほしくないのは、退院後も

「私は入院中・・・ml 以内という目安だったから、退院後も・・・ml で」

と思い込んでしまうこと。

意識するべきことは、入ってくる水分と出る分を釣り合わせるということ。

日常生活に戻ったら、食事に含まれる水分量を

毎日一定にコントロールすることは難しいと思われます。

体に入るのは口からと点滴などで入ります。

身体から出るのは汗、尿、呼吸、下痢などです。

食事に含まれる水分量をおおよそ把握したうえで

一日の水分の入りと出のバランスを取るように水分摂取量を自己管理すべきです。

退院後に水分摂取量の管理をする人が少ないことは大きな問題です。

 

入院患者さんと佐藤先生のQ & Aコーナー

Q.  アトピー患者は腎臓の機能が落ちているか?

A.  落ちていない。

 

Q. 下痢気味の際、水分制限をするべきか?

A. 点滴で水分補充するのが良い。大人なら一日くらい我慢しても大丈夫。

 

Q. 添加物、飲み水、シャワー、塩素を気にしているか?

A. 全然気にしなくてよい。ただし添加物を多くとると痒みが増す(蕁麻疹)。

 

Q. 加湿器の適度な調節は?室内→外など、極端な湿度変化は良くないか?

A. 冬には40~50%くらいに室内を調節。

 

Q. 果物の皮や種を除いた食べる部分に含まれる水分量は、重さ(グラム数)の何%?

A. スイカ93% 果物一般85%。

 

Q. 健全な皮膚の人が水分を多くとりすぎるとアトピーになりやすくなるか?

A. むくみが出るかもしれないが万人がアトピーになる
  わけではない。浸出液は出やすくなる。アトピー
  以外の皮膚疾患にも言える。
  食物中の水分量を知るには、
食品成分表を見る。
  大人の一般的な一日必要水分量は2000~2500ml。

 

Q. おかず一つ一つの水分量はきっちりわからないので教えてほしい。

A. のどの渇きで判断。

 

Q. 男女で水分の体内の保持量に差はあるか?

A. 女性の方がむくみやすい。

 

Q. 糖分摂取量の目安は?

 

 

Q. 水分を摂りすぎたらどのような症状が起きるか?

A. 浸出液、かゆみ、かさぶた、むくみがおきる。

 

Q. もし、水分を摂りすぎたような日はどうしたらいいか?

A. コーヒー(利尿作用)を飲んだり、利尿剤(お勧めしない)を使う、

  運動する、冷やすと尿が出やすくなるので、冷やすなどすると良い。

 

2018年11月16日開催『止まり木』より

 

*******************

 

たくさん学習して、一日も早く症状から脱出できますように。

心より応援しています。

今日も素晴らしい一日を!

 

 

*********************

 

上記2018年の『とまり木』情報のオリジナル版に、

「参考のために」ということで、

以下の2018年のアトピーガイドラインに対するご意見について添付されていました。

2021年現在、こちらもアップデートされなければいけない部分はあるかと思いますが、

過去にもこのような活動を続けていらしている、ということを知って戴く意味で、

そのまま添付します。

 

 

2018アトピーガイドライン批判

 投稿者:佐藤健二  投稿日:2018年11月26日(月)23時39分41秒

返信・引用

 

 

皆様

2018年版アトピーガイドラインが出ました。特に気になる所について調べてみました。ご一読ください

佐藤健二

 2018年11月26日に日本皮膚科学会雑誌12月号が届いた。その中には日本皮膚科学会ガイドラインとして「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018」が掲載されている。これは「アトピー性皮膚炎の患者の診療に関わるすべての医師、医療従事者を対象」としている。これの全般的評価は後日に行うとして、当面私の関心のあった点について見てみた。全体を見ていないので見逃して評価が誤っているかもしれない事を断っておく。間違いが分かれば後日訂正したい。

 私の関心があったのは次の3点である。1.我々が2016年に発表した6カ月間ステロイドを使わない治療の成績をどう扱ったか、2.脱ステロイド治療がどういう扱いを受けているか、3.ステロイドとプロトピックの治療が有効で安全であるというガイドラインの評価にエビデンスがついたかどうか、である。

 1.については次のこのことが分かった。「はじめに」の中に「国内外で発表されたアトピー性皮膚炎に関する新しい知見を加えて作成された」ことと「現時点における日本国内のアトピー性皮膚炎の治療方針における目安や治療の目標など診療の道しるべを示す」事が述べられ、注として「原則として2015年12月末まで」と記されている。我々の論文は2016年に発表されている。だからこの論文を対象として議論することはないことを暗に示している。

 ではどの程度原則として2016年以降の論文が省かれているかを調べた。主文が入っている第1章の引用論文は227編である。不明を除いても2016年以降の論文は19編ある。8.4%、約1割である。最も新しいのは2018年の論文である。この事は明らかにガイドライン作成者にとって都合のよい論文を2016年以降から取っていることを示している。すなわち、我々の論文を拡めさせたくないことを意味している。有効で安全であるという薬物治療を勧める医師が、薬物を使わない治療と比較することが怖くて論文を引用することができないのである。なんと情けないことか。

 2.「3.3薬物療法」「(1)抗炎症外用薬」「1)ステロイド外用薬」「d)ステロイドに対する不安への対処、不適切治療への対処」の中に次のようの述べられている。「ステロイド外用薬に対する誤解(ステロイド内服薬との混同、およびアトピー性皮膚炎そのものの悪化とステロイド外用薬の副作用との混同が多い)から、ステロイド外用薬への必要以上の恐怖感、忌避が生じ、アドヒアランスの低下によって期待した治療効果が得られない例がしばしばみられる。また不適切な使用により、効果を実感できない事でステロイド外用薬に対する不信感を抱くこともある。その誤解を解くためには十分な診察時間をかけて説明し指導することが必要である。」と。ステロイドが効かないのは患者の治療態度が悪いからという論法である。未だに世界中で困っている多くのステロイド依存性患者の言うことを信頼できない医師の発想である。多くの科の医師がステロイド依存状態から脱ステロイドで回復してきている現実があるのである。同じようにステロイドを使っていても効かなくなってきた、という患者の絞り出すような訴えをもういい加減認めてはどうなのであろうか。

 3.「3.3薬物療法」「(1)抗炎症外用薬」に引用文献は一つ示されている。2000年印刷の論文である。そして文章は次のとおりである。「ステロイド外用薬の有効性と安全性は多くの臨床研究で検討されている。」2016年版のガイドラインには次のように出ており、引用文献は無い。「現時点において、アトピー性皮膚炎の炎症を十分に鎮静するための薬剤で、有効性と安全性が科学的に十分に検討されている薬剤は、ステロイド外用薬とタクロリムス軟膏である。」要するに、有効性と安全性は検討中だということである。有効性と安全性がまだ分かっていないものが「標準治療」として大手を振って歩いているのである。恐ろしいことである。2017年に皮膚において皮膚だけでステロイドが作られることが証明された。ステロイド外用を皮膚で行えば、当然ステロイド外用に抑制がかかる可能性が考えられる。この事については何も語られていない。

 以上を見てみるとやはり安心のできるガイドラインでないことは明白である。患者に説明・説得することよりも、まずは患者の訴えを真摯に聞くことから始めるべきである。

 

 

 

 

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その28(患者が間違いやすい症状・経過)

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阪南中央病院(大阪)・皮膚科の佐藤健二先生が主催されている

入院患者さんとの学習会『とまり木』の過去バージョンのご紹介です。

今回は、患者さんが間違いやすい症状・経過についてのご講話ですよ。

とっても役に立ちます。

よく読んで、

何度も読んで、

あなたの一日も早い治癒に役立ててくださいね。

 

それでは、いつものようにご一緒に・・・

教えて 佐藤センセイ~~~~!💖」

 

     ******************

 

<<佐藤先生のご講話より>>

患者が間違いやすい症状経過について

 

患者さんが間違いやすい症状経過

脱ステ後、ゆっくり良くなる過程で、しばしば悪くなったりする時、どう表現するか‐

間違う他覚・自覚症状の変化とは・・・

 

他覚症状・・・まず見た目がどう変わるか

→最初、黄色い浸出液が出る

→浸出液が止まり、赤い血が出る(びっくりして悪いと感じる)

赤から黒い状態になる(特に女性が気にする)

白い粉が出るようになる

 

自覚症状・・・「より悪くなっている」と間違う変化

●ずるずるの時(動かしても痛くない)

 →乾いて突っ張る

 →瘡蓋が切れて痛い(痛みで悪くなったと思う)

 →瘡蓋がくっつき、瘡蓋が取れる時痒くなる(悪くなったと思う)

 

●じくじくの時は掻いても痛くない

●かさかさの時は掻いたら痛い

この経過を知っておかないと、悪くなったと心配し、脱ステを失敗してしまう。

 

 

2.患者さんたちはどういう時に悪化したと感じるか
  また経過についてどのように感じるか

 

患者

浸出液がサラサラとドロドロの時があるが、サラサラの時の方が悪いと思う。

佐藤先生の答え

認識通り。

例えば子供などは、最初の頃食事ができないと汁はサラサラ、

次第に良くなってくるとドーム状になってくる。

ドロドロの浸出液にはたんぱく質が多く含まれている。

(血中タンパク質 正常値の最低3.5g、

悪い場合2.5g以下ということもある)

 

患者

赤黒い瘡蓋から黄色い汁に戻った。悪くなったと評価しているが、

それはストレス、生理前、食事等の要因があったため?

佐藤先生の答え

それで間違いない。

季節の変化や生理等、自分ではどうしようもないことは仕方がない

ストレスは回避するのがベスト。

その他の要因として、瘡蓋を取るのも保湿。お風呂も保湿。

 

患者

光線療法をしたら、顔と手足が腫れた。

どこまで腫れるか不安だったが、その後引いて、先生のおっしゃる順番通りだった。

佐藤先生の答え

強い炎症(日焼け)を起こした。

脱ステを始めた時と同じで当然のことが起こった。

 

患者

今までの悪化の経過は突然真っ赤になり、それが早いスピードで全身に広がる。

治るのはゆっくり。全身に広がるのを食い止める方法は?

佐藤先生の答え

ない。

悪化するのが早いのは、ステロイドを使っていた人の特徴

ステロイドを体内でつくる指令が止まったのでは、と考える。

ストレスを除外し、体を強くするしかない

それには運動食事をしっかり摂ること。

自宅では炎症の期間が長くなり不安になるものだが、入院すると安心感が大きい。

悪くなったと思い、(先生に診てもらえばいい。)と、自分で考えなくなることがダメ。

自分で変化を観察し、自信をつけてやってほしい。

 

患者

悪化の際、家で耐えたが良くならなかった。入院すると治りが早い。

佐藤先生の答え

家と入院を比較して、そのとき何をしていたか、していなかったかを

明確にしないとわからない。必ず違いがある。(ストレスを含め)

 

患者

冬に皮膚が腫れて、掻くと血が出る。

その症状は脱ステの変化と違うか?

佐藤先生の答え

それはアトピーの症状であり、誰でもあること。

 

患者

脱ステ+脱保湿と、脱ステだけしていた時とは経過が違う。

脱保湿をしていない時は、皮膚がぼろぼろと剥けてきた。

佐藤先生の答え

脱保湿をしなければ炎症が起きている皮膚だから、当然経過は違う。

正常な皮膚とケラチンの質が違うと思う。

 

患者

水分が足りていないと掻いても浸出液が出ない。

佐藤先生の答え

脱水状態は良いことがない。

過剰な水分制限は、血中ナトリウム濃度が高くなり命の危険もある。

大人と子供では体の体積と表面性が違うので、たんぱく質が多く出る

子供は特に注意が必要。

赤ちゃんの場合は、母乳100gに対し、たんぱく質は1gしか入っていないため、

母乳を中止し、ミルクに切り替えるのが良い。

 

患者

瘡蓋の種類の見分けがつかない。

佐藤先生の答え

瘡蓋(=痂皮):色がついている。(たんぱく質が多い)

鱗屑     :色がついていない。(白は問題ない)

 

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

Q. 浸出液が出ないのは、年齢に関係しているか。

A. 関係ない。浸出液が出るほど、炎症が大きくなかっただけ。

 

Q. 浸出液がついた衣類を洗っても取れない場合には、新しい衣類を買ってきた方がいいか。

A. どちらでも同じ。

 

Q. 蒸れると瘡蓋は湿って浮いてくるが、それも取るのは良くないか。

A. 取らない方がいい。下の皮膚が正常ではないから繰り返すことになる。

 

Q. 爪ではなく、他のもの(市販の美顔ローラーや小児用ローラー針など)で掻くのは?

A. 一生懸命掻いているのと同じ。指の腹が一番まし。

広告に惑わされず、実際に行われていることに対しての評価をしないといけない。

例えば、マッサージも強烈に掻いているのと同じ。指圧もしない方が良い。

イボイボスリッパも良くない。足が悪くなる。

<ポイント>
いかに傷つけずに痒みを減らせるか。

自分で発見しないといけない。それがアトピー患者の仕事である。

 

Q. 心拍120に上げるための走る以外のおすすめの運動は?

A. ラジオ体操も思いっきりやれば心拍は上がる。

ヨガも良いがやりすぎは良くない。(やりすぎると皮膚が切れる等)

その人の持っている体力に合わせてやるべき。

しんどくなって、次にやりたくなくなるようなものではなく、

楽しくできるものを見つければよい。

運動は能動的なものをすすめる。サウナなどは受動的な運動。

 

Q. 脱ステ後、何度か悪化を経験したが、今後ひどくなる場合も同じ経過をたどるのか。

A. YES。ただし、気を付けることで痒みが起こりにくくはなる。

起こった後は、ゆっくり治るという同じ経過をたどる。

<ポイント>
運動・生活習慣等、どういう悪い点、良い点があるのかを考え、差し引きして選択する。

日頃から健康的な生活を送ることが重要。

 

                2018年11月2日開催『とまり木』

 

     ******************

 

いかがでしたか?

知らなかったけれど、めっちゃ役に立つ内容がたくさんありましたよね。

 

『脱ステ・脱保湿』をやるからには、

テキトーに部分的にやるのではなく、

しっかり勉強して、

出来る限り忠実に脱保湿生活を家庭で再現してください。

中途半端な勉強だと、

やってはいけないことを並行してやっていることも起こり得ます。

また、半端な知識では不安に襲われて、これまた逆効果です。(笑)

ただし、きっちり出来なかったからと言って、落ち込んだりしなくていいですよ。

ゆる~~~く構えるスタンスも治癒には大切です。

 

あなたが、脱保湿のマスターになってください。

近くに脱保湿の先生がいなければ、

一番のサポーターはあなた自身のはずです。

 

一日も早く、あなたの症状が楽になりますように。

心を込めてお届けしました。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

追伸: 素人にはわからない病気が起こることもあります。

理解のあるお医者さんのサポートは必須です。

上手な語り掛けを工夫するなどして(笑)、

最大限のアシストをしてもらえるようにチャレンジしてみてください。

それも、あなたの人生において、素敵な修行になりますよ。💖

 

 

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その27(痒みについて)

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脱ステ・脱保湿をがんばっている皆様、

そしてこれからやってみようかな・・・と迷っている皆様。

 

脱ステ・脱保湿治療の提唱者である阪南中央病院(大阪)の佐藤健二先生

入院患者さんに色々なお話をしてくださる会・『とまり木』の

過去バージョンも提供してくださっています ♪

 

脱ステをするなら、やはり、

きちんとした知識がないと失敗しがちです。

そのためには確かな情報を取り入れる嗅覚も大切です。

 

このブログでは脱ステ・脱保湿のスーパードクター達のサポートを得ながら

一患者である私が、みなさんに情報を提供させて戴いています。

 

余談ですが、

ヨーロッパの化粧品会社のサイトで、

私はドクターサトウのアシスタント・・・と

何度も紹介されているのを最近知りましたが(笑)、

私はみなさんとなんら変わりのない、

ただの一患者です。🤣

先生の活動にこれといったアシストも出来ていないだけでなく、

逆に非ステのすばらしさを拡散する為の絶大なサポートをしていただいているので、

お恥ずかしい限りのガセネタです・・・。(笑)

 

この日本発祥の治療が伝言ゲームのように世界に広まるうちに

間違った情報(治療法)が流れている部分もあり、

深刻な懸念材料ではありますが、

このブログでは最低限、

確かな情報だけをお伝えできるように努力して参ります

 

みなさんもこのコーナーを繰り返し読んで、

脱保湿のマスターになってくださいね。

 

それではいつものように、ご一緒に・・・

教えて 佐藤センセイ~~~~~💖!

 

     ******************

 

<<佐藤先生のご講話より>>

かゆみの感覚について

[例1] ピンポイントの場所

[例2] ある一定の場所

[例3] どこかわからないけど一定の範囲

しばらくすると→場所が分かってくる

 

参加された患者さんの‛痒みの感覚’をどう思うかについての意見

◎気持ち良くなるから掻く

◎我慢しても結局は掻く

◎他の事に集中してる時は痒くないけれど、1人になると掻いてしまう。

◎アトピーじゃない時は掻かないといけない気持ちは少なかったが、

成人型アトピーや脱ステ脱保湿になった時は、絶対に掻かないといけない感覚になってしまう。

 

佐藤先生の見解

◎掻き壊した時に後悔しないこと

◎上手に掻くけれど個人差があるので、自分で上手く掻き方を見つける

 

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  赤ん坊に対して保湿が勧められているが、実際はどうなのか?

A.  本来の自然の姿ではないので、

塗らないのがベスト。

保湿で痒みが減る場合は少し塗る。

(短期間のみ)

 

Q.  椅子に座った時に接地面が痒くなるのはなぜか?

A.  蒸れるから熱を持つと痒くなるので、

立ったりして熱を逃がす。

 

Q.  退院した後に風邪薬を飲んでも良いか?

A.  痒みが増す成分が入っているけど、ステロイドは入ってないので飲んでも良い。

 

佐藤先生の痒みに対するお考え

「痒みの感覚には掻く行為を指示する刺激は繋がってない。

掻くと気持ちが良くなることを学習することで条件反射的に掻くと思う。」

 

       2019年10月29日『とまり木』より

 

     ******************

 

さてさて、いかがでしたか?

家に居ながらにして、お医者さんの提供する役に立つ情報が手に入る・・・

いい~~~~時代になりましたね。

 

ただ、情報が溢れる時代なだけに、

間違った情報を信じてしまわない確かな目も要求されます

ビジネスの為の情報などは、

やや大げさに表現したりすることも多々あるでしょう。

でも、よく目を凝らして戴くとおわかりになるかと思いますが・・・

これらの情報を提供することで、

脱保湿の先生たちや、私の明日の生活が劇的によくなるわけではありません。🤣(爆笑)

そういう目で見て戴くと、

何が真実なのか・・・きっと気付いていただけると信じています。

 

苦しんでいる皆さんに、

一日も早く楽になってほしい・・・

薬の怖さに、

一人でも多くの方々に気付いてほしい・・・

それだけの思いで発信を続けております。

 

脱保湿で、必ず・・・楽になれますよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その26(知っておきたい脱ステあれこれ)

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脱ステ・超お役立ち情報コーナーは

阪南中央病院(大阪)で、佐藤健二先生

入院患者さんの為に開催する学習会『とまり木』の情報を

佐藤先生の許可のもとにシェアさせて戴いています。

今回は2018年の過去バージョンの公開ですよ。

 

基本のことなのに、あらためて納得~~~~!」

という、膝を打つ内容満載です!🤩

 

それでは、皆さんご一緒に・・・

教えて佐藤センセイ~~~~~💖!」

 

     *****************************

 

 

≪佐藤先生より、脱ステ時の保湿についてのご講話≫

脱ステ時に保湿をせざるを得ない場合もある

 

★例1: 脱ステ直後の紅皮症浸出液が出てガタガタ震えるほどの寒気がある場合

  👉 保湿になるが、布団に入り、体力の回復を優先させる。

 

★例2: ビラン(筆者注・素人的に言うと、肉が出たようになってただれている状態)があり、

風が吹いても痛い場合

  👉 皮膚が乾くまでは、ガーゼを巻き湿らせて、瘡蓋ができるのを待つ。

  (ウエットドレッシング)

 

★例3: 手の平や足裏のヒビ割れ

  👉 ワセリンを塗っても良い場合もある。

 

湿疹なしビランなしじゅくじゅくしていない場合

  👉 保湿はよくない。

 

 

脱ステ成功の統計

 

脱ステのみ 👉 50%の成功率(淀川キリスト病院、東京医科歯科大学の統計)

脱ステと脱保湿を行った場合 👉 ほぼ100%の成功率

 

***自分のひとつひとつの皮膚の状態に当てはまるかを考えながら、

佐藤先生著書の第1章を読むことが大切!!

 

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q. 脱ステのみと脱保湿を同時に行った場合では症状が変わるのか

A. 統計はとっていないが、離脱症状にあまり変わりはないと思う。

子供の場合は、痛みをやわらげるために保湿(ワセリンやガーゼ)が

必要な場合もある。

 

Q. 皮膚の亀裂が治るために必要な期間は

A. 約1か月。運動量によって違う。

 

Q. 入院日数について

A. 平均45~50日。

運動量、水分制限、メンタルによって

経過が変わってくる。

精神的に落ち込みやすい人は長くかかる傾向がある。

 

Q. 退院後の再発について 

A. 再発しない方法は見つかっていない。

悪化したとしても焦らないこと。

水分制限と共に、食事に含まれる水分量も考慮する必要がある。

入院中にあまり水分を摂らず、少しの口渇に耐え得る習慣をつけることが大切。

 

Q. 下半身の治りが遅いことについて

A. 水分が下に降り、浮腫になるためと考えられる。

 

Q. アルコール摂取について

A. アルコールにより痒みが増すこともあるが、水分量の問題の方が大きい。

夜遅くに飲まない、度数が高いものを飲む、昼間に飲む、など

上手な飲み方をすること。

 

Q. 季節ごとの対策について

A. ●夏の悪化

→じとっとした汗は痒みが起こりやすいようなので、

クーラーをかけ予防。

●冬の悪化

→お風呂に入らない、時間短縮、で皮脂をとらないよう心掛ける。

→こたつ、暖房による乾燥対策として、加湿する。加湿器は40~50%とする。

 

Q. 感染症について

A. 個人の免疫力によって違う。

抗生剤は通常1週間程度の服用だが、皮膚疾患の場合は長く服用することもある。

 

Q. アミロイド苔癬について

A. 5%未満(30~40人に一人)。

確実な治療法はない。掻かない、刺激を減らすことで改善する可能性あり。

 

Q. 日光について

A. 海水浴などでの突然の強い日焼けは

皮膚ガン誘発の恐れがある為、好ましくない。

皮膚の表面を殺すので、特にアトピー患者は

要注意。

表皮がビタミンDを作るため、

くる病予防には良い。

 

Q. 光線療法について

A. 皮膚表面の細胞を殺すことになるが、痒みが減る場合もある。

 

       2018年10月5日『とまり木』より

 

 

     *****************************

 

さて、みなさん、いかがでしたでしょうか?

『脱ステ・超お役立ち情報』コーナーには、

ためになる情報がいっぱいです ♪

家に居ながらにして、

ソファーで横になりながら、

リモコン片手のあなたにも(笑)、

今の症状から救ってくれる情報が平等に届きます。

いい~~~~時代になりましたね。😉

 

このブログでは、脱ステ・脱保湿で、

日本だけでなく世界をリードする最前線にいらっしゃる先生たちからの

長いご経験に基づく確かな情報をお届けしておりますので、

ネット情報と言っても、信頼戴けることが安心ポイントです。

あなたの治癒のために

無償の愛を送り続けてくださっています

そんな先生たちを思うと、

思わず手からリモコンを置いて

襟を正したくなりますね。

 

あ、そこのあなた!

せめてその鼻の穴に突っ込んでいる指は抜いてください!😱

ありがたい情報を戴いているので。

(冗談ですよ~ん🤣。リラックスしながら学んでくださいね。)

 

下記に他のお役立ち情報の検索の仕方も貼り付けましたので、

復習して『脱ステ・脱保湿』の知識をしっかり身につけて下さい。

 

近くに『脱ステ・脱保湿』のお医者さんがいらっしゃらない場合、

近くの信頼できるお医者さんのサポートを受けつつも(←必須)

あなたを救ってくれるのは

あなた自身の確かな知識です。

海外でもよくなっている方々は、皆、一様に、

このブログとFacebookの学習グループの情報を

果てしなく繰り返し読んで、猛勉強した方々ばかりです。

NMT Education Group

The NMT Healed Club

 

あなた次第・・・ですよ。😉💖

必ず、楽になります。

あと、少し。笑顔で乗り切ってくださいね!

 

今日も素晴らしい一日を!

 

P.S.  先日お知らせしました冬の広島講演会は、コロナの情勢悪化の為、

Zoomを使用してのネット上の公開となりました。

運営委員会からアップデートがあり次第、また追って詳細をお知らせしますね。

 

 

『脱ステ・超お役立ち情報』が検索しやすくなりましたよ♪

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その25(アトピー?それとも・・・?)

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全国の脱ステ・脱保湿をがんばってらっしゃる皆さん!

世界的なコロナ騒動の中、そして梅雨時の悪化しがちな不安定な気候の中、

つらい脱ステに取り組むのは大変だとお察しします。

でも、ステロイドをやめる決意をされたのですから、

あなたの未来には、美しくて強いお肌が待っていますよ。

大丈夫!

必ず楽になります

くじけたりせず、笑って乗り越えてください

楽しくしていた方が早くよくなるのですから、

落ち込む理由はありませんよね?

 

さて、今日は、久々の脱ステ・お役立ち情報です。

阪南中央病院(大阪)皮膚科の佐藤健二先生のお話をお届けします。

 

さあ~~~、ご一緒に!

教えて♪ 佐藤センセイ~~~~~~💛!

 

     ******************

 

(佐藤健二先生と入院患者さんとの学習会『とまり木』より)

 

今回は、

『ステロイド離脱後再度悪化した場合、それはステロイドの影響か

元々のアトピーが悪化したものか』

『離脱直後と2回目以降の悪化で症状に違いがあったか』

について、まず患者さんに意見を募りました。

 

ステロイド離脱後に再度悪化した場合

それはステロイドの影響か

元々のアトピーが悪化したものか?◆

 

ステロイドの影響と考える意見

● 3ヶ月しか塗らなかったのに悪化した  

● 好発部位(よく症状が発生するところ)以外にも症状が出た  

● ステロイドの血管透過性亢進抑制作用により、透過性制御に異常をきたすので滲出液が出るのではないか

 

アトピーの悪化と考える意見

● 離脱後20年経って悪化したのはステロイドの影響とは考えにくい

● 部分的に症状が出たところ(昔、よく悪くなっていた所)を掻いてしまい、全身に広がった

 

その他

● 自分の体の中で作られるステロイドが、ステロイドを作らないような悪さをしているのではないか

 

 

離脱直後と2回目以降の悪化で症状に違いがあったか

● 離脱時は体温調節できなかったが数年後の悪化ではできた

      ( 症状の出た範囲が狭まった可能性)

● 離脱時より症状の出た範囲が広がった

    (上記発言とは別の回答者)

 

解説

 

帯状疱疹ができた為に仕方なく顔だけステロイドを使ったところ、

全身の症状が軽快した例があり、部分的に塗ったステロイドが

塗っていない他の部位に効くという、人体のある部分と部分で

影響し合う仕組みがあるのではないかと考えられる。

好発部位だけならアトピーだと言えるが、

全身に激しく出る症状はアトピーというだけでは説明できない

 

 

脱ステ初期に好発部位以外に症状が出ていても、

時間が経過して、昔(アトピーの症状が出始めた頃悪かった場所(主に好発部位)

症状が出るようであれば、その悪化は元々のアトピーと考えられるが、

2回目以降の悪化で好発部位を越えて全身に症状が出るのは

ステロイドの影響であると考えられるのではないか

 

 

ステロイドを作る能力が元々どのくらいあったのか

それがステロイドを塗ったことによってどれくらい落ちたのか

そしてどれくらい回復したか

人それぞれなので、

脱ステ後にどのような経過を辿るかも人それぞれである

 

 

追記:

佐藤健二先生の名著、<新版>『患者に学んだ成人型アトピー治療、難治化アトピー性皮膚炎の脱ステロイド・脱保湿療法(つげ書房新社)では、「第3章脱ステロイド」の「6.離脱後の皮脂悪化の捉え方。ステロイド離脱症状かアトピー性皮膚炎か?」をご覧になさってください。

さらにわかりやすく詳しい説明が載っています。

 

 

     ****************

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  皮膚で作られるステロイド量を数値化できないのか?

A.  副腎を除去して調べないとわからないので、今のところ人体では無理。

近年マウスにより副腎だけでなく皮膚でもステロイドが作られると

やっと証明されたところである。

 

 

Q.  生理前に痒みが強くなるのはなぜか?対処法は?

A.  ホルモンバランスの変調でしょう。いい対処方法はない。

 

 

Q.  夕方になるとか、寝る前になると痒くなるのはなぜか?

A.  ステロイドの産生量は1日の中で

決まったリズムで増減するので、

ステロイドが必要量より産生量が下回れば、

痒みが増すことはありえる。

体温が上がると痒みが増すので、

涼しめの格好をするとか薄めの布団で寝るとよい。

 

 

Q.  精神的ストレスが自分のステロイド産生能力に影響を与える可能性はあるか?

A.  ある。

 

 

Q.  尿や便で排出できなかった毒素がアトピーの原因であるという説については?

A.  ありえない。

汗に限って言えば主にナトリウムで、

尿素やリンなども含まれるが、

それらは極々微量なもので

ほぼ尿で排出されるものである。

 

 

           とまり木 2018.09.14より

 

 

     ******************

 

いかがでしたか?

知りたかったことがありましたか?

(せっかくよくなったと思ったら、また悪化した・・・。なぜ?)

そんな思いへの答えもありましたね。

 

こんな情報を公開してくださる

お医者さんがいらっしゃること、

本当にありがたいですね。

脱保湿の先生たちは、本当に皆さん

愛に溢れた先生たちばかりだなぁ・・・

と、いつもしみじみ思います。

 

私自身も、たとえあなたにお会いしたことがなかったとしても、

あなたの存在を、そして、あなたの苦しみを、とても身近に感じています。

なんとかして、あなたのその崩れそうな思いを支えたい、と

おこがましいながらも思い続けています。

 

そして、あなたには、こんな風に、見えないところから、

応援し続けてくださる先生たちもいらっしゃいます。

支えてくれている見えない力があるんだ・・・・。)

そんな温かい思いで、今日も一日を過ごしてみてください。

心の持ちようが、必ずあなたの症状に影響を与えますよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

『脱ステ・超お役立ち情報』が検索しやすくなりましたよ♪

 

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その24(痒みについて)

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アトピーによるステロイドの長期使用をやめた後、

せっかく脱ステロイドを決行しても

脱保湿の日本のリーダーの先生たちがおっしゃる通り、

脱保湿も同時にしなければよくならない

ということを身を持って学んだ経験から、

日本発の『脱ステ・脱保湿』治療の提唱者である

阪南中央病院佐藤健二先生(大阪)の入院患者さんとの学習会情報を

このブログを通してご紹介しています。

 

今回の情報は過去のものを引っ張ってきたものですが、

みなさんが何より興味がある、

痒みについてのお話をしてくださっていますよ。

(脱ステ・脱保湿だけでなく、一般的情報も含んだお話しです。)

 

それではみなさん、いつものように参りましょう~!

教えて♬ 佐藤センセイ~~~~❣」

 

    *********************

 

 

痒み対策について

 

佐藤健二先生 談

 

今回のテーマは『痒み対策』についてです。

まず前提として今からあげることは、

その人の皮膚の状態により、良くなる場合も悪くなる場合もあるので、

誤解のないようにしていただきたいです。

 

① 痒みを減らす方法
 

抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めを服用する

保冷剤をガーゼで巻いて患部に当てる

熱いシャワーをかける (悪くもなる) 

冷たい水をかける (保湿にもなる)

クーラー扇風機に当たる

紫外線に当たる

掻く (一番確実ではあるが傷がつく)

 

 

② 痒みが出ないようにする方法

抗ヒスタミン剤を服用する

(アトピーの痒みに2割前後しか効かないと言われています)

ステロイドを使う (問題あり)

免疫抑制剤を使う (問題あり)

デュピクセント (TNF-α阻害剤) を使う。ステロイド継続使用)

体温を上げない (夜、分厚い布団をかけないなど)

ストレスを避ける

紫外線を当てない

・子供の場合などはゲーム手遊びをさせる

シャンプーする

・保温にはなるがガーゼや包帯で巻く

運動する 

 など

 

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  患者の方の対策方法があれば聞かせてください。

A.   ・あえて人前に出る

  ・爪にジェルネイルをつける

  ・無の境地に自分を持っていく

  ・ツボを押す

  ・皆で出かける

  ・好きなものを食べる

  ・海水浴 (保湿にもなる)

  ・患部以外に強い痛みを与えてごまかす

  ・手に靴下を履く

  ・激落ちくん (メラニンスポンジ) で掃除する (集中出来てスッキリする)

  ・深呼吸する

  ・立ち上がって水分を下に落とす

 

 

 

Q.  アトピーのない国はありますか?

A.  ネパール

 

Q.  寝られない日が続きますが、寝られる日が来ますか?

A.  症状が改善したら寝られるようになります。

 

          『とまり木 』2018.08.31 より

 

 

    *********************

 

アトピーやステロイドの副作用の痒みって、

切ないですよね。

が~~~~っと発作的に痒くなった時は、

これは人間には我慢できるレベルではありません

だから、掻いたあとに、落ち込まないで。

そういう病気なんです。

 

掻いて、乾かして、掻いて、乾かして

そして・・・

忘れる

それが一番いいですよ。

 

何も塗らなければ、お肌は年ごとに強くなっていきます。

脱保湿治療がそれを教えてくれました。

人間の自然治癒の力・・・

ほんとうに素晴らしいな、って思います。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

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脱ステ・超お役立ち情報 - その23(デュピクセント)

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『元気が出る徳子の部屋』では、現在、世界でも急速に広まってきている

脱ステ脱保湿治療の発案者である

阪南中央病院皮膚科佐藤健二先生のご提案により、

入院患者さんと先生の学習会情報をシェアしています。

とっても役に立つ情報なので、先生ご自身も患者さんたちに知ってもらいたい・・・・

そんな愛に溢れる情報公開です。

 

今回は2年前の過去のものですが、新薬デュピクセントについて教えてくれています。

みなさんも興味あるでしょう?

知識を身に着けて、あなたも一日も早くよくなってくださいね。

 

それでは、みなさんご一緒に・・・・

教えて♬ 佐藤センセイ~~~~💖」

 

   *******************

 

佐藤健二先生のお話

 

<<毎日新聞 2018年6月10日朝刊掲載のアトピー性皮膚炎

新薬デュピクセントについて>>

 

フランス大手製薬会社サノフィが製薬販売するこの新薬は

皮膚細胞の情報伝達を遮断する仕組み。

標準治療のステロイド外用プロトピック軟膏シクロスポリンの投与などで

効果があらわれない人を対象に、塗り薬を併用しながら

2週間に一回皮下注射で投与する。

 

課題は高額な薬価。

1回分で薬価が約8万円

公的医療保険の適用で3割負担の人で

約24,000円

2週間に1回、1年間投与を続けると

60万円かかる。

 

 

また、健康保険適用対象者は下記の治療が必要。

① ステロイド、プロトピックで効果がなかった人

② ステロイド、または抗炎症剤などを併用で治療

③ 保湿剤併用で治療

 

 

「ステロイドやプロトピックが効かなくなった理由をもっと考えるべき。

この治療の前に脱ステ脱プロトピック脱保湿をすべき

抗炎症作用はあるようだが。

重症中の重症患者を除いて治験しており、効果は差し引いて評価すべき。

ステロイドやプロトピックを使っていなければできない治療で、

脱ステ治療とは両立しない。」

 

   *******************

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.シャワーを浴びるのは感染症予防か。

A.感染予防や美容的な意味を含むが、

瘡蓋や皮は無理に取ったりこすったりしないこと。

 

Q.良い汗(皮脂)を出すための運動とは。

A.強い運動をすればよいが、筋肉を疲れさせ過ぎないためにも、

指導者(例えばジムのインストラクターなど)の下で

適切な強度の運動をすることが望ましい。

 

Q.交感神経が優位だとアトピーに悪いのか。

A.そうともいえない。

副交感神経優位の状態で痒みが出る人もいれば、逆もしかり。

 

Q.昼間はあまり掻かないが、夜になると痒みが出る。何か対策法はあるか。

A.夜は体からステロイドホルモンが

少なくなるので、痒くなる

と考えられている。

もっと効くかゆみ止めがあればよいが、

今のところ我慢するしかない。

 

Q.洗髪する時に、頭皮をこすらないようにどう洗えばよいか。

A.ブラシを使って髪の毛をとかすように洗うのが良い。(長い人の場合)

 

Q.汗が出たときは放っておいた方がいいか、

拭いた方が良いか。

A.痒くなければ、

汗に保湿成分殺菌成分が含まれているので

そのままでもよい。

塩分も含むので痒い場合は、乾いたタオルで優しく拭く。

 

Q.恋人がいるとストレスになる場合はどうすればいいか。

A.恋人と別れて症状が良くなる人もいるが、

それがいいかはわかりません。

 

Q.色黒の人はアトピーになりにくい?

A.外で日に当たりよく運動していると

アトピーが少ないのでは。

黒人でもアトピーはあります。

 

Q.長く湿疹のあった手首など、

皮膚の色素が抜けることがあるがなぜか。

A.皮膚の色素細胞がこわれてしまっており、回復しにくい。

 

Q.同じ運動強度だと身体が慣れてくるが、どんどん運動量を増やさなければならないのか。

A.ジムのインストラクターの指導のもと行うか、

本など参考にするとよい。

 

Q.貧血の薬を出してもらっているが、退院してもサプリなど必要か。

A.レバーなど鉄分の多い食べ物を食べる程度で良い。

それも貧血がなくなれば不要。

 

Q.標準治療で患部にステロイドの注射を受けたことがあるがどうなのか。

A.信じがたいことだ。

患部に注射をしても血管やリンパ管を通って流れてしまうので、

薬剤が患部にとどまることはなく、

皮膚に薬を塗る方が効き目はあると思う。

 

Q.Y先生に質問です。ご自身も脱ステされていますが、

医学部同期の方など他のお医者様の反応はどうですか。

A.なかなか理解されにくいので、

信頼できる人などに選んで話をしている。

しかし、医者の中でも、

「なぜステロイドが効かないか」

という疑問を持っている人は増えてきている。

 

 

                           とまり木 2018.06.15より

 

 

   *******************

 

 

いかがでしたか?

世界でも、デュピクセントは患者も大注目で、

すでに試した患者さんもたくさんいらっしゃいます。

ただ、世界中の色々な非ステのサポートグループでの多くのコメントを見る限り、

「これは素晴らしい!」という大興奮の患者さんの声は見たことはない・・・

というのが私の実感です。

それよりも、私のブログから『脱ステ・脱保湿』治療を知って

よくなった患者さん達が、大興奮で

この治療(脱保湿)はスゴイ!」

とポストしている方が目につきます。(笑)

 

デュピクセントについてのコメントの中で、

一番印象に残ったのが一人の外国人男性の言葉。

RSS(レッド・スキン・シンドローム)には

デュピクセントは全く効かなかった

それよりNMT(脱ステ・脱保湿治療)の方がものすごい効いて

赤みが完全に消えた。」

・・・というコメントでした。

(**RSSとは、脱ステ後に真っ赤になってずる剥け火傷のようになったりする症状)

 

みなさんも、確かな情報をリサーチしてみてください。

どこまでも、選択は自分自身・・・ですから。

 

私ですか?

試す気なんてありませんよー。(笑)

人間の自然治癒力のすごさを知ってしまいましたから。

薬を塗るより放置する方が治癒が早いのを

経験してしまったので、

デュピクセントでも何クセントでも(笑)、

4回転アクセルや4回転ルッツをしのぐような

どんなウルトラ新薬品が出てきても、興味なし。

毎日「絶好調 ♪」と言えるありがたい日々を送っています。

 

みなさんも、必ずよくなりますよ。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

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#デュピクセント #脱ステ #脱保湿

脱ステ・超お役立ち情報 - その22(Q & Aコーナー)

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阪南中央病院発、『脱ステ・超お役立ち情報 - その22』の続編ですよ。

脱ステによる恐ろしい症状で入院している患者さんたちが、

佐藤健二先生に直接質問出来るという、

ものすご~~~~~いラッキーなシチュエーションを

ネット上で再現してくれています。

そしてそれを、一緒に体験できる・・・・😍

私たちも超ラッキーですね。

 

それでは、行きますよ~。Here we go~!

 

入院患者さんから佐藤先生への質問

 

Q.  プールについてのお考えは?

A.  水泳は大変な保湿状態。

しかし、運動している時も発汗があれば保湿。

水泳 は運動しているという点が

保湿単独でないことに注意が必要。

自分で泳いでみて、

悪くならないかどうかを確認すべき。

 

Q.  プールの塩素は問題にならないのか?

A.  実際に悪くなったケースはあまりない。

終わったら水道水で塩素を洗い流しておけばいい。

 

Q.  近所の皮膚科に戻った後は、どうすればよいか。

A.  阪南入院中でやっていないものについて、

以前やってよかったものは、続けてよい。

 

Q.  阪南への再入院率は?

A.  約10% (2008-12の間に阪南中央病院でとった統計)

 

Q.  脱ステが終わって間をあけてから、なぜ悪くなるか?

A.  色々なストレスで起こる。

よくなるのには時間がかかるが、

悪くなるのは一気に起こる

細胞と細胞の間で情報が

伝えられているらしい。

ステロイドを塗ると、

塗っていない所までその情報が何かの方法で伝達されているらしい。

神経ではないと思うけれど。

情報の伝達は、手背と足背までで情報が止まっているらしい。

この情報伝 達系と同じかどうかはわからないが、

悪化する時は一気に広範囲に起こる

 

Q.  精神について

A.  精神的なストレスで悪化は起こる。

代表的な例が、子供に「勉強しなさい!」と言うと

すぐ掻き始めるということ。

悪くならないためには周りとの関係が重要で、

コミュニケーションをうまくすれば問題は少なくなる。

 

Q.  環境調整が有効では

A.  痒くなるのがストレスのサイン。

ストレスを除く、調整するが重要。

 

Q.  よく掻く場合、快感を探して

掻いているように思うが?

A.  掻き癖がある人のことを言っているのでしょうか?

 

掻き癖は二つあるようだ。

一つは少し痒いとすぐその場所に手をもっていって掻く場合。

もう一つは同じ場所をいつまでも同じ動作で掻く場合。

後者の場合、掻く動作に使う筋肉がいつも同じ動きをしていることが、

その筋肉にとって正常の状態と脳が思っているようだ。

筋肉は静止状態が普通の状態であろうから。

 

Q.  食事について

A.  食べた後で湿疹が出たという場合はアレルギーとは関係がない

蕁麻疹ア ナフィラキシーが起こればアレルギー。

 

湿疹蕁麻疹を区別する必要がある。

食べて口の周りが腫れた、

というのは蕁麻疹であるが、

皮膚から直接吸収され て

蕁麻疹が起こった接触蕁麻疹であって、

食べたものが胃や腸まで行って

そこで 吸収されて起こる食物アレルギーではない。

だから食べた後の反応はきちんと区別する必要がある。

 

食物アレルギーは起こることはあるが、

アトピーでない人でも起こるので、むやみに怖がってはいけない。

アトピーの悪化は食物アレルギーで起こることは、

実際はほとんどない

 

Q.   腸内環境の観点からは?

まだ研究の途上では。

臨床の経験からは、あまり因果関係はないと思う。

 

Q.  ステロイドを使ってないこどもが虐待とみられることについて

A.  世界中でそのような動きがある。

今も相談を受けている。

医者にかかっている証明を持ち歩くことは

一つの方法である。

皮膚科学会などが、保育園などの看護師に

子供のアトピーにステロイドを

必ず使うように教育している。

これに負けないように

ステロイドを使わない治療を広める必要がある

戦いだ。

ガイドライン(皮膚科、小児科)では、アトピーは症状が軽い場合は

ステロイド の使用は第1選択になっていない

が、実情はそうなっていない。

直ぐにステロ イドを使ってしまう。

 

ステロイドを使わない治療が教育されていないから不安なのだ。

 

ガイドラインでは、ステロイドを適正に使用すれば安全で有効だとされているが、

その根拠は何も示されていない。😮

根拠の示されないガイドラインというのは、医学では通常考えられない。

 

 

        とまり木 2019.11.29より

 

     *******************

 

 

いかがでしたか?

今日もひとつ賢くなった私たち。

っていうことは、あなたはまたひとつ治癒に近づいているのですよ。

ラッキーだなあ~、もう~。😊

 

ウキウキで心をいっぱいにしながら、

今をひとつひとつ明るく乗り越えてくださいね。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

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『脱ステ・超お役立ち情報 - その22』の前半はこちら。

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脱ステ・超お役立ち情報 - その22(退院後の悪化を防ぐ)

 

 

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みなさん、今日は阪南中央病院皮膚科(大阪)の

佐藤健二先生と入院患者さんの学習会情報のシェアですよ。

読まないと損!というくらい、

役に立つ情報が満載です。

佐藤先生もシェアを希望されていますので、

是非みなさんもお友達、知り合いにシェアしてあげてくださいね。

それでは、いつものように、参りましょう~~~!

教えて 佐藤センセイ~~~~💖!

 

   ******************

 

 退院後の悪化要因について

ー『新版・患者に学んだ成人型アトピー治療』16章参照

 

佐藤健二先生 談

1.退院後の皮疹の悪化

 

退院後2/3の人は一時的に悪くなる

平均的に2週間後に悪化のピークが有り、

その後、2週間ほどで退院時点くらいに戻 る

悪化は入院時ほどではない。

退院後悪くならないように出来るかわからないが、

考えられる悪化要素は次の 通りである。

 

◆ 気候や水などの環境の変化が

原因の可能性はあるがそれ以上はわからない。

入院中と全く同じ生活を維持した人でも、

場所が変わっただけで悪くな ることがある

 

◆ 不安 - 病院から離れるので医者に診てもらえないという不安

自分で経過観察できるようになることが解決の基本。

皮疹がひどいと観察できな い人がいる。

いやでもきっちり記録したり、写真を撮ったりして経過を知り、

皮 疹がどちらの方向に進んでいるかを判断する必要がある。

 

皮疹がよくなる過程で、 逆にかゆみや痛みが強くなることがある。

自覚症状や見た目の悪さで病状の良悪 を判断してはいけない

痒み、痛みの増減は必ずあるが、それに振り回されないように

 

 

2.退院後の水分調節の重要性

 

再入院する人で水分摂取過多になっている人は多い

入院中、皮疹がある程度改 善した時、

水分制限は辛いので少し多く飲み、急に悪化する人がいる。

これらのことは脱ステロイド脱保湿治療にとって

水分制限が大変重要であることを示し ている。

 

入院中は、食物の中の一日水分量はおおむね一定しているので、

食事外水分摂取 量は〇〇mlと決めることができるが、

退院後の家での食事では、水分量は一定 となっていない。

このため、食事外水分摂取量は決めにくく、

ついつい摂取過多 になる

特に冬には温かい物がほしくなり、鍋物を多く摂り、

水分と塩分が増える ことになる。

おまけに、冬は夏と違って発汗がほとんどなくなるので

体から出て いく水分が減る(体の中に多く残る)。

これらが重なって水分摂取過多となりや すい

 

体に入ったり出ていったりする水分量の測定は難しいので

水分過多の判断 は喉の渇きで行うしかない

一気に多量を飲まず、少量ずつこまめに摂り、

常に少しだけ口渇を感じておくようにする

運動や気温による発汗にも注意する必要がある。

 

水分が多くなれば悪化する理由は、

皮膚での炎症がまだ十分治りきっていないた め、

血管の水漏れ防止能力が低く、水分を多く摂ると

血管内の液体の体積が増加 し血管は拡張する

すると血管に小さな穴ができるようになり、

血液が漏れ皮 膚からも漏れやすくなるからである。

 

Q:水の制限はいつまですべきか?

A:一生。慣れるまでが大変だが、慣れたらあまり苦痛にはならない

 

3.昼型生活を維持すること

 

ヒトは暗黒の世界で生活すると

一日の周期は25時間になる。

これを地球の自転時 間の24時間にする為には

日光にたくさん当たる必要がある

朝遅くまで寝てい てはだめである。

痒みで夜遅くまで眠れない人が多い。

しかし、ほとんどの場合、午前5時頃には 眠りにつく。

副腎が作るステロイドホルモンのことを考えていなかった時は、

5時まで眠れなかったらいっそ翌日まで起きていて

昼に生活すればいいではないか・・・と思っていた。

しかし、ほとんどの人が朝になれば眠ることから、

ステロイドホ ルモンの影響で朝になれば眠れるようになることに気付いた。

 

副腎のステ ロイド産生量午前5時が一日の中で最低で、

その後上昇し、午前10時にピー クになり、

その後徐々に減り、午前5時が最低となる。

(途中でたまに夕方5時頃に ステロイドの産生が増えることがある)

運動して疲れて眠るのが健康的である。

睡眠薬や眠気の出る痒み止めを使用するなら、

眠りたい時間に薬物の血中濃度が 最高になるように

数種の薬の飲む時間を調節する。

 

 

4.規則的な食事摂取

 

食物は規則的に食べるべき。

皮膚の表皮細胞はインスリンがないと働けない細胞である。

規則的な食物摂取で規則的にインスリンが表皮細胞に作用を及ぼす方 が

細胞も生活しやすいと思われる。

 

 

5.アルコールとコーヒー

 

ともに薬理学的には痒みを起こさせる働きがある。

しかし、アルコールでは感 覚が鈍くなり、

コーヒーではリラックスできるなら

その分痒みの感覚は減る

こ れらの作用の差し引きで、痒みに対して有害か無害かが決まる

各個人が試して みるしかない。

両者ともに水分が多いので水分摂取量との関連が出てくる

アルコールの場 合は特に夜の摂取になるので大きな問題である。

 

6.復職時の勤務時間の制限

 

仕事は退院1ヶ月後以降がベター。

最初の1週間は負荷低めがいい。半日くらいの仕事量。

さらに1ヶ月は残業なし

 

 

7.超過勤務労働による食事時間の調節困難

 

コンピューター関連の企業などでよく見られるが、

想像を絶するような長時間労 働(一例は7-23時)が

何年も続くようなこともある。

必然的に食事時間が不規 則になり皮疹にも悪影響を与える。

労働環境の改善

脱ステロイド療法の成績を上げる一つの大きな要素。

労働環境がきつい人は、その改善が重要。

そのためには労働運動のようなものは必要。

 

 

8.いつまで保湿はだめか

 

退院後、特に冬などでは乾燥が続き皮膚がカサカサになるので、保湿をしたくな る。

女性では皮疹が良くなれば化粧をしたくなる。

このどちらも保湿であり、可能な限り避けるべきである。

しかし、ケースバイケースで人によっては化粧をし ても悪化しない人もいる。

どんな人が悪くなるかわからないし、

どちらかというと、悪くなる人の方が多いから、避けた方がいい

自分の代謝を上げることと、汗の中の保湿成分で痒みを少なくするのがベスト

 

 

9.温泉

 

皮膚が強くなれば温泉に入って

少しずつ楽しむことができるようになるが、

初めから長時間湯船に浸かることは危険を伴う。

また、出た時の痒みで悪化する人も いる。

なので注意しながら行うべきである。

温泉の泉質は刺激の少ないものが安 全。

硫黄泉などは危険かも知れない。

 

              とまり木 2019.11.29 より

 

   ******************

 

脱ステ・超お役立ち情報その22はQ & Aコーナーに続きますよ。

 

脱ステ・超お役立ち情報 - その22(Q & Aコーナー)

 

   ******************

 

 

『脱ステ超お役立ち情報』はすでにシリーズ22回目です。

一日も早い改善のためにも、

是非、繰り返し読んでみてくださいね。

 

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今日も素晴らしい一日を!

 

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