アーカイブ | 10月 2022

“NMT is Unbelievable But It Works.” – Dr. Kenji Sato

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阪南中央病院皮膚科・脱ステロイド・脱保湿の佐藤健二先生

とっても素敵なポストがありましたので、英訳しました。日本語は一番下です。

Translated Dr. Kenji Sato‘s Post regarding his thought on Facebook – As of Oct 25 , 2022

 

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When I see the skin of my patients, I sometimes wonder whether myNMT‘ (No Steroidal and No Moisturizing Treatment) really works for some specific symptoms.  That is when I see the patient’s very bumpy skin with severe lichenification on the whole body, meaning when the epidermis (**The surface of the skin) becomes thickened and the skin looks rough such as elephant’s skin if I may say so, and when the skin has many scars due to scratching with the sickness, I feel that anxiety.

 

 

The other day, a patient who had been diagnosed with this condition about 10 years ago and had regular visits came to be seen by me again for the first time in two years.

To see the patient’s name when calling the patient to the examination room, I thought “Oh, that patient. It’s been two years since she’s been here…I wonder how she’s doing and how about her symptoms…maybe she got worse for some reason?”…waiting for the door opens.

 

 

Looking at her face, I was glad that her name matched my memory.  However, the next moment, I felt as if I got the wrong person.

“It’s been a long time,” she said as she came in, and that voice made me feel relieved that my memory was correct.

However, her face in my memory was completely different from her actual face.  It’s not the dry skin anymore, it’s smooth skin with sebum (natural oil) and no wrinkles.

(Wow!!! What a beautiful skin! Where did that skin with severe symptoms go?) I was surprised.

 

 

“It’s been a while since I was seen by you last time.  Stopped by to say hello too.” she said.  “We have to disinfect and wash our hands frequently these days because of COVID-19 so only my hands are not good, but the rest of my body got well!”

I examined her arm and body.  No lichenification at all.  No wrinkles at all. Where did all that lichenification go?

“You really got well and got beautiful skin. I’m VERY happy.”  The words naturally had come out.

For the first time in a long time, I thought, “It’s such a blessing to be a doctor.”

It was a GREAT day that I was able to reaffirm that NMT was not wrong.

 

                                                                               – Dr. Kenji Sato

 

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佐藤健二先生のFacebook原文投稿 (2022年10月25日)

 

「時に、受診患者さんの皮膚を見て、自分の脱ステロイド・脱保湿療法が本当に通用するのだろうかと不安になることがある。

全身に凹凸の凄い苔癬化(表皮が分厚くなり、言葉は悪いが象の皮膚のように見えるゴワゴワの皮膚)が存在し、多数の掻破による傷のある皮膚を見る時です。

 

10年ほど前にこのような状態で初診され、定期的に受診されておられた方が、先日、2年ぶりに受診された。

診察場に患者さんを呼び込むときに受診者名を見る。

ああ、あの人だ、どうなられたかな、2年ぶりだから何かの原因で悪化して受診されたのかな、と考えながら呼び込み、診察場の戸の開くのを待った。

 

顔を見て、名前と記憶が一致していて良かったと思った。

が、一瞬ヒト間違いだったかとの感覚が沸いた。

 

「お久しぶりです」といわれて入ってこられたので、その声によって間違いで無かったと安心した。

しかし、自分の記憶と顔が全然違った。乾燥した肌でなく皮脂の出ているツルツルの肌皺が無い

えーっ、綺麗だ、あの皮膚はどこへ行ったん、と驚く。

 

「久しぶりにご挨拶にうかがいました」と言われる。

「コロナで消毒や手洗いをしなければならず、手だけは良くないですがあとは良くなりました。」と。

私は腕と体を見せていただいた。

苔癬化が全くない皺も少しも無い、あの苔癬化は一体どこへ行ったのだ。

「綺麗になりましたね、本当にうれしいです」と自然に言葉が出てしまった。

久しぶりに医者冥利に尽きるねと思うと同時に、脱ステロイド脱保湿療法は間違っていないと再確認できたうれしい日でした。」

 

                       阪南中央病院皮膚科・佐藤健二

 

 

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いかがでしたでしょうか?

とってもいいお話しなので、紹介させて戴きました。

正しい知識で、根気よく脱保湿を続けていくことで、

お肌は年々強く、美しくなっていきます。

 

 

何年か前に、佐藤先生が私の運営している英語版のグループで、

NMT is unbelievable but it works.”

とコメントされたことがありました。

脱保湿治療は信じられないけれど、効くんです。」

とおっしゃったお言葉が、世界中の脱保湿ファンの方々の心に響き

今も語り継がれています。

 

 

きちんとやれば、よく効くんです。

ちゃんとやっているつもりなのに、なぜかよくならない・・・。)

そんな思いを抱いている方、

ご自分が’大切な何かを見落しているかもしれない’・・・という謙虚な思いを持ち続け、

何度も何度も復習してみてください。

これを読んでくださっている方の多くは医師ではないでしょうから、(笑)

その謙虚さと前向きな思いは大事です。

海外のよくなった方々も、ものすごい回数、私のブログの記事やら学習グループを

再訪してくださった方々ばかりです。

意外にもやるべきことを見逃していたり、

やってはいけないことをやっていたり、と、

読み返すたびに見つけるとおっしゃる方々が本当に多いです。

(海外の方々は翻訳本が出ていないので、そういう学習の仕方しかないんです・・・。

脱保湿治療のある国・日本にいる私たちは、ラッキーですね。)

 

 

誰しも、パーフェクトには出来ていないはずです。それでもいいんです。

私も全然パーフェクトに出来ていたことはありませんが、

それに近づけるように、やり続けました

諦めませんでした

泣かずに、笑い続けました

環境の違いなど、色々他にも思うように出来ない理由はあるものです。

ですから、パーフェクトでないことに落ち込むことはありませんよ。

ただ、「自分はパーフェクトにやっているのに・・・!」

という思いを抱くのはマイナスにしかなり得ません

先生が近くにいないのなら、なおさら、個人個人の

正しい知識へのたゆみない努力が必要です。

 

 

必ず、よくなりますよ。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

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#NMT  #kenjisato  #nomoisturizingtreatment  #hannanchuohospital

佐藤美津子先生のYouTube第19弾、成人患者さんも見てください!

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皆さま、お待たせ致しました!

非ステロイド小児科医 佐藤美津子先生のビデオシリーズ

ステロイドにNo!』その19日本語字幕と共にリリースです!

 

 

忙しくて見られなかった方が、ちょっとした空き時間に見られるように、

すでにご覧になった方も、電車の中で復習など出来るように、

日本語字幕をつけてから、このブログでご案内しています。

(いち早く字幕なしでも見たい方は、チャンネル登録をお願い致します。)

この後、英語字幕スペイン語字幕・・・と取り組みますね。

 

**日本語の自動翻訳はあまり正確ではないので、

バイリンガルの方々のボランティアがあれば、

さらに言語が増えて

救われる方がいっぱい出てきます。

是非、ご協力をお願いします!コメント欄でお知らせください。

英語訳も、現在私の活動が限界まで忙しくなっていますので、

得意な方は是非、世界の患者さんを救済するお手伝いを

お願いします!

 

 

さてさて。

今までなら遠方の方は、はるばる大阪まで足を運んで

聞くことが出来た貴重な美津子先生のお話ですが、それを

YouTubeで公開して下さっているというすごい😉シリーズです。

今回は特に、成人の患者さんにも見て戴きたい内容です。

ご存じなかったかもしれない薬の真実の情報も話してくださっている、

ものすごい😉内容になっています。

 

 

●目次

その1 ステロイドにNo!- 序章

その2 赤ちゃん・子供のアトピーを治すコツ

その3 別室寝習慣

その4 自由に掻かせる – 1

その5 自由に掻かせる – 2

その6 目を見て相手をする

その7 食べる – 1(母乳とミルク1)

その8 食べる – 2(母乳とミルク2)

その9 食べる – 3(離乳食いつから開始?)

その10 食べる – 4(味をつけてもいいんだよ)

その11 食べる – 5(食べる量は?)

その12 食べる – 6(食べさせるコツ)

その13 鍛えること・運動・遊ぶ

その14 脱ステロイド VS ステロイド

その15 治る保証のないプロアクティブ療法

その16 食物アレルギーを防ぐ?

その17 感染症を防ぐ

その18 お風呂・シャワー・その他

その19 それは、本当に正しい情報ですか?

 

 

『その19』の内容ですが・・・

みなさん、プロトピックという薬の名前はお聞きになったことがありますか?

ステロイドではありませんが、同じ免疫抑制剤です。

では、JAK(ジャック)阻害剤は?

ベテランの医師である美津子先生のお言葉で薬の真実を聴いてみて下さい

 

 

皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインというものが

時折更新されるようですが、

お医者さん達はガイドラインに沿って治療します。

でも、その内容に、「あれあれ?」と思われる部分が多々あるようです。

 

 

「乳児期は食アレがアトピーの原因の多くを占める」

と、しっかりと書いてあったのに、

3年後には「アトピー性皮膚炎の皮膚から食物アレルゲンが入って、

食物アレルゲンに感作される

に変わったりするようです🤪。

  *感作:免疫が働き、アレルギー反応を起こす体質になってしまうこと。

  **ちなみに経皮感作も素人には馴染みのない言葉ですが、経皮は皮膚から、

  という意味で、皮膚に付いたものが原因でアレルギーになってしまうこと。

つまり、「食アレがあってアトピーが起こる」と言っていたのが

3年経ったら

「アトピーがあって食アレに感作される」と逆になったりするのです。

その真偽はともかく、🙄

お医者さんの世界でもこのようなことがあるのですから、

情報をきちんと見極める力も必要ですね。

そんなあれこれを、美津子先生がわかりやすく説明してくれています。

 

 

今回も、知っておきたい情報が満載です。

是非、ご覧ください!

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

追記:

脱ステ・脱保湿治療提唱者の

阪南中央病院・佐藤健二先生

下記にコメントを寄せてくださっています。

以下の3つ、知っていてください!!!

 

① 食物アレルギーはアトピーと関係が無い

② 赤ちゃんの早期の保湿はアトピー発症予防に効果が無い

③ 免疫抑制剤は副作用が強烈である