アーカイブ | 3月 2020

励ますことに、疲れても・・・

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家族や親しい間柄の人が、ステロイドの副作用で、

全身ドロドロのずる剥け火傷のような姿になり、

心までむしばまれている姿を目の当たりにしているあなた・・・・

自分のことのように心を痛めていらっしゃるでしょうね。

今日はそんな、患者さんの周囲の方々へのメッセージです。

 

 

私も超重症で、人間とは思えない姿にまでなっていた時期があり、

カメラのシャッターを押す体力すらなかったので、最重症時の写真がないながらも、

少しましな(それでも爆裂重症の🤣)顔写真を見つけると、

ふざけて息子たちに、

「ほれ、ほれ。うりゃ、うりゃ。」(笑)

と、見せようとするのですが、

「いや、遠慮する。(笑)」

と言って絶対に見ようとしません。

何年もたっているにもかかわらず、

息子たちは「あれは、思い出すのも嫌だねー。」

と笑いながら言っています。

そんな写真を見せようとするなんて、

かなりぶっ飛んだお母さんですがね。😎

(グロいものに慣れさせるためのスパルタ教育の一環?)(笑)

まあ、私の中では全て笑いに変わってしまっているし、

過去も、どこまでも笑いに持って行ければ・・・

と思うだけに、ふざけてしまいがちですが、

家族はホントに切なかったんだな~、と再認識する場面です。

 

 

当時、私自身は鏡を見た時くらいしか自分の姿が見えませんが、

家族は皆、

誰だか全くわからないほど変わり果てた私の姿を毎日見ていたので、

家の中にいる、髪の毛もないぐったりしたモンスターを見ながらの生活は、

相当切なかったのでしょうね。(こんな人でした・・・)

 

(なんでこんなことに・・・。)

 

患者の周囲にいる方々は、時には本人より切なくて

涙することも多々あることでしょう

 

 

脱ステ・脱保湿治療は、そんな恐ろしい状態から

どんな治療よりも早く抜け出す近道です。

現在、地球全体に莫大な数の同じ症状を抱える患者さんが溢れていますが、

信じられないかもしれませんが、

世界中を見渡しても、日本発のこの治療のように

「よくなった!」と次々患者さんが声をあげている治療は

他にひとつもありません

他はせいぜい、

「7年間症状に苦しみましたが、やっと普通の生活に戻れました。」

などという5~10年のロング・バージョン(笑)の治癒報告を見かけるくらいです。

(注:ただし、どの治療でよくなったとしても、これは薬の副作用ですので、

再発はあり得ますし、世界中の誰にも予測できません。)

 

 

Facebookには、世界の非ステロイドの救済グループがかなりたくさんあり、

一番大きいグループの人数は、

発足から10年たったごく最近、1万人を超えたようです

一方、私も3つの脱ステ・脱保湿救済グループを主催していますが、

英語版はこの4月でやっと1年に到達するのに

世界からメンバーが集まって、

現時点で、トータル4300名ほどの大所帯になっています。

NMT EDUCATION GROUP (Facebook)

https://www.facebook.com/groups/NMTeducationGP/

 

 

 

 

 

The NMT Healed Club (Facebook)

https://www.facebook.com/groups/NMTHealedClub/

 

 

 

 

 

メンバーが安心して参加できるように、

入会ルールである’質問’に答えない方々は入会拒否をしているのですが、

その拒否した数も、軽く4桁に上ると思います。

 

 

この注目度、おわかり戴けるでしょうか?

それだけ、このブログで勉強して脱保湿をやってよくなった方々が

世界のあちこちで発信をしてくれているんです。

 

脱保湿は確かに効く!」

脱保湿をやってみたら

X年苦しんだ症状が3か月で消えた!」

この治療は間違いない!」

 

そんな興奮のレポートが患者さんのビフォーアフターの顔出し付きで、

あるいは、(一部隠しつつも)脱いじゃってる方々すらいらして、

(ガイジン・パワー、すごいですね。)(笑)

世界のあちこちのグループや、

時には海外の大手の新聞社に取り上げられたりしているので、

(いったい、なんなんだ?そんな治療があるのか?)

と、たくさんの方々が次々と

私のやっているグループに入会希望を出してくれているんです。

現在、非ステの治療の中で、

世界で何より注目されている治療と言っても過言ではありません。

 

 

ここまで聞くと、

患者さんも、周囲の方々も、

(この治療、やってみる価値があるのでは?)

と思いますよね?

確かに、入院患者さん(阪南中央病院・大阪)は

3か月以内に見違えるように改善されるのが普通で、

良いこと尽くしに目を輝かせて飛びつきたくなるかもしれません。

・・・が、

やるならば、患者さんも、お世話をする側も、

絶対に知っていなければいけないことがあるのです。

短期間で目を見張る改善はみられるのですが、

経過は容易ではない・・・ということです。

 

 

脱ステ・脱保湿は、治る前に皮膚を完全に乾燥させるので、
 
その乾燥状態の見た目がかなりひどく見えるんです。
 
この段階で、一部の方は悪化したと誤解し、治癒を待ちきれずに、
 
(ああ、こんなにがんばったのに、
 
希望の治療をやってみても自分のケースはダメなんだ!!)
 
と、絶望的になってやめてしまう方々がいるのです。
 
 
再度言います。
 
 
完全に乾燥してから治癒が始まっていくのですが、
 
それも一直線でゴールに向かえるものではないだけに、
 
悪化したと誤解して、がまんできなくなった患者さんは、
 
あわてて何か保湿剤を塗ってみたり、
 
あれこれ他の治療を足してみたりしてしまうのです。
 
 
 
 
また、乾燥して、いわゆるぐちゃぐちゃに見える皮膚に慌てた方が、
 
色々な救済サイトやグループにパニック状態で写真を投稿しては、
 
「私は感染症にかかったの?誰か教えて!」
 
・・・・と、素人軍団の集まりに写真を載せて訊いてしまうのです。
 
すると、何人もの患者の方々が
 
「あなたは、間違いなく感染してるわ!今すぐXXソルトをお風呂にいれるべきよ!」
 
「それは感染よ!ガーリック・バスに入って、かさぶたを全部取って。」
 
「今すぐXXオイルを塗らなきゃダメよ!」
 
・・・などと恐ろしいアドバイスをしたりするのです。
 
もちろん、不安で投稿している患者さんですから、
 
そんな怒涛のアドバイスを読んで、
 
もう、震えあがる思いで、
 
すぐにそういった保湿行為を
 
始めてしまう方もいるのです。
 
それでは振出しに戻ってしまうということも知らずに。
 
しかも、それらの商品は、(たとえ感染していたとしても)
 
感染を防げるような代物ではないようです。
 
私達は商業戦略に踊らされがちのようですね。
 
 
 
 
もう一つ知っておかなければいけないのは、
 
乾燥した皮膚は我慢できないレベルの痒みが襲う
 
ということです。
 
骨まで掻きむしりたい、内臓まで引きちぎりたい・・・そんな痒みは、
 
人間の我慢のレベルを超えています。
 
それだけに、せっかく乾燥した皮膚を
 
掻いては乾かし掻いては乾かし・・・・という、
 
果てしない繰り返しを乗り越えなければいけません
 
しかし、その段階に来ていると、
 
掻いても浸出液よりも血が出てくるようになっていて、
 
(ただし、皮膚炎は教科書通りにはいきませんよ。)
 
乾くのも少しずつ早くなっていき、
 
この繰り返しの中で、
 
皮膚は日ごとに強くなっていくのです。
 
 
 
実はこの乾燥段階が治癒へのポイントで、
 
ここを乗り越えないと治癒は訪れません
 
素人的にはどう考えても悪化に見えがちなのは優に想像出来ますが、
 
患者さんも、周囲の励ます側の皆さんも、
 
この部分の知識が欠けていると
 
共に嘆くだけ・・・・という最悪のパターンに突入してしまいます。
 
 
 
見た目がひどく見えて、激しい痒みが襲っても
 
赤みや浸出液の段階が過ぎて完全に乾いている段階に入ったら、
 
ここからは次の忍耐の段階に入っているのです。
 
つまり、ワンステップ進んでいるんですよ。
 
それだけに、何度でも言わせてください。
 
このあとにこそ治癒が訪れるのです。
 
患者も、周囲にいるあなたも、
 
この脱保湿治療の経過を完全に知っている必要があるのです。
 
 
 
その知識があった上で、
 
やり抜くと言う覚悟と、強い意志が要求されます。
 
よくなる直前に見た目が悪くなり痒さが増したことから、
 
悪化だと信じ込んでしまいがちなケースが非常に多いのです。
 
完全に乾燥したら、治癒に向けての最後の方のステージなので、
 
見た目がひどくても実は治る方向に向かっている
 
・・・この脱保湿の事実をしっかりと頭に叩き込んでください。
 
 
 
もちろん、素人判断は厳禁ではありますが、
 
脱ステ・脱保湿をずっと診て来た経験がなければ、
 
お医者さんですらわからない方が多いでしょう。
 
大学で習わないでしょうし、学会が推奨していなければ知る由もありません。
 
***皮膚科学会はエビデンス(証拠)もないまま、
 
   ステロイドをアトピーの標準治療に指定しています。
 
 
 
患者さんも、その周囲の見守っている皆さんも、
 
そんなすごいことをやろうとしているのだ、ということを肝に命じてください。
 
そして、その掻いて乾かす掻いて乾かす
 
を繰り返した後の最後の方に、本当にかなり最後の方に、
 
・・・急激に改善してきます。
 
それまでの経過の間、どうしたって辛抱が必要なのです。
 
患者さんのそばにいる方は、特に一緒に悲しむようなことで
 
不安をダブルにしないように心がけてくださいね。
 
 
 
地獄のような症状で笑っている患者さんはなかなかいません
 
たまには・・・・いますが。
 
(誰だ、そんな変わり者は?出てこい!・・・と、陰の声。)🤣
 
入院当時は、昼間元気に笑っていた入院仲間が、
 
夜に泣きながら私の部屋に来たり・・・
 
何もできない自分がダメダメ人間に思えてふさぎ込んでしまう仲間がいたり・・・
 
小さなお子さんを家に残して入院していることに罪の意識を感じたり・・・
 
精神的にきつすぎて、鬱のようになって這い上がれなくなっていたり・・・
 
そんな仲間たちと共に過ごしてきたからこそ、
 
患者さんの周囲の側の気持ちもよくわかります。
 
 

どの患者さんも「わかるよ~、辛いね~・・・。」

 
と聞いてほしいのです。
 
がんばっている患者さんには、
 
「うん、うん、わかるよ。でも、この治療で必ずよくなるよ
 
すごく楽になった人たちも知ってるよ。大丈夫だよ。」
 
そう言って寄り添ってあげてください。
 
一緒に泣いても・・・これといっていいことはないのです。(笑)
 
 
 
 
私は病院一重症でしたが、他の患者さんが、
 
気持ちを上げたくて、私の部屋に遊びに来てくれた時は、
 
ばかばかしい話の連続で、一緒に転げるくらい笑いました。
 
とにかく笑いました。

私に出来たのは、自分が明るくしていることと、

 
たくさん笑える話しで楽しむことと、
 
あとは、みなさんが
 
どれだけ恵まれた環境にいるかに気付いてもらうことだけ。
 
時には、なんか変わり者がいるらしい?(笑)、という噂を聞いて、
 
初対面の他の部屋の患者さん達がやってくることもあったり、
 
新しい患者さん達の部屋に(景気づけのために?🤣)呼ばれることもありましたが、
 
10年来の友達かのように笑ってたくさん話した後に、
 
「上がった~~~~!」
 
と、ガッツポーズをとってくれたりすることもあり、
 
それがまた逆に私のエネルギーとなっていました
 
とにかく、相手も自分も周囲もエネルギー注入が必要なのです。
 
患者さんと共にいるあなたは、
 
一緒に悲しむ選択ではなく、太陽になる選択をしてください。

 
それでも・・・
 
挫折してしまう方はいるかもしれません
 
でも、それはもうその方の選択なので、
 
陰ながら応援する・・・
 
それでいいのではないかな、と、思っています。
 
 
 
よく、ガンになった方に、親しい友人たちが、
 
良かれと思って必死にたくさん調べまくって
 
あの治療がいいよ、この治療がいいよ・・・と、勧めることがあります。
 
なのに、その素晴らしい治療を頑なに選ばない友人に、
 
これで治った人がたくさんいるのに、
 
なんで彼女はこの治療をやってくれないの!!
 
私は助けてあげたいのに!!助かるから教えてあげてるのに!
 
私は心から彼女の命を救ってあげたいの!
 
と、もどかしさで苦悶する方たちがいます。
 
 
 
・・・確かに当の患者さんにとっては、ありがたい気持ちも半分でしょうが、
 
でも、患者側の心の言い分は、
 
(私だって、必死でリサーチして今のこの治療を選んだの。
 
私の選択を尊重させてよ・・・・。)
 
と思っているはずです。
 
ですから、患者本人でない限りは、
 
伝える事、伝えるまでがあなたの領域です。
 
それをやるかやらないかは患者さんご本人の領域なんです。
 
 
 
もし、あなたがさんざんリサーチして選んだ治療で治ろうとしている時に、
 
他を勧められて、「なんでやらないの!?」
 
・・・って言われたら、ウザいですよね。(笑)
 
病気で苦しんでいる上に、ウザウザ感満載の闘病生活・・・。
 
よくないですね、はい。😅
 
自分に置き換えて考えてみれば当たり前のことなのですが、
 
友達の大変さに心を痛めたあなたが、
 
ついつい一生懸命になって、よいと思った治療を勧めてしまうのは、
 
周囲がやりがちなことです。
 
 
 
『脱ステ・脱保湿』の素晴らしさに気付き、
 
この治療を選択している、あるいは選択しようとしている
 
患者さんのサポートに時々疲れてしまっているあなた・・・・
 
 
 
どうぞ、相手の治療の選択を尊重しつつ、
 
「こっちの治療をやりたければ、いつでもいらっしゃい。
 
私、ちょっと詳しいのよ、これに関しては。
 
ひとつふたつ、前もって覚悟する項目があるけど、
 
相当早く楽になれるらしいから。」
 
と、両手を広げて待っている人がいる場所があること
 
伝えるだけでいいのです。
 
それだけでも大きな支えであり、救いです。
 
 
 
患者さんの周囲にいる親御さん、あるいは家族、友人、恋人、etc….
 
いろいろなタイプの方がいらっしゃるのは当然ですが、
 
ある程度、個人の尊重をしたうえのナイス・サポート
 
どうか、これからも心がけてみてください。
 
そして、『脱ステ・脱保湿』をするなら、
 
悪化に見える経過があることも、しっかり知識として叩き込んでいてください。
 
特に、相手がお子さんでしたら、
 
親御さんのその確かな知識がお子さんの安心に繋がります。
 
優しいあなたの存在だけでも大きな支えになっているはずですよ。
 
さらに、さらに、素敵なサポーターでいてあげてくださいね。

 
 
 
今日も素晴らしい一日を!
 
 
 
 
 
 
 

今から本気で脱保湿 ー 復習編

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脱ステロイドをやっても、脱保湿をしないとよくならない。」

と、脱保湿のスーパー・ドクターたちは皆さん口をそろえておっしゃいます。

患者経験者としても全く同感です。

何年もの間、少し良くなったりぶり返したり・・・を耐えたいなら(笑)

どの方法をとってもいいかもしれませんが、

普通はそんなのいやですよね。

きっちりやると、とにかく今の苦しい症状から最速で脱出できます。

ただし!

本気で勉強しなければいけませんし、

難しいとはいえ、医療のサポートも必須です。

素人にはわからない病気などを見つけられるのも、

やはりお医者さんですから。

 

さて、ここから『元気が出る徳子の部屋』バージョンの

脱保湿の復習に入りますよ。

これはどこまでも患者の入院による脱保湿経験の説明ですので、

脱保湿がどんなものかをしっかり把握する場であり、

やはり日本人の皆さんは、日本発のこの治療を

脱保湿のスーパー・ドクターたちの本でしっかり学んでくださいね。

 

(***以下は、以前のものに、少し加筆してあります。)

 

世間では、乾燥は痒みを誘発するので、

常に保湿で皮膚を保護する、という

過剰なまでの保湿ブームですが、

脱保湿治療では、

保湿剤である軟膏

保湿クリーム

ローション

ナチュラルオイルなど、

一切保湿になるものは塗りません。

つまり、何も塗らないのです。

アトピー患者なら誰しも優に想像できますが、

保湿をしないことは、最初は恐怖ですし、

しばらくの間は相当な痛みとの闘いでもあります

放っておけば亀裂の入るほどの乾燥肌ですからね。

しかし、これが、見事に機能していきます

何も塗らずに、ひたすら、患部を乾かすのです。

そして、この脱保湿治療とは

何も塗らないことだけではないのです

 

お風呂やシャワーは、

うるおい成分を流してしまうだけでなく、

保湿にもなります。

ですから、出来るだけ回数は控えめに

入るなら、短く、済ませます。

リバウンド中の、特に症状の悪い時は我慢し、

大事なたんぱく質を流してしまい、危険です。)

よくなってきたら、数十秒で終わらせるくらい、短時間を徹底してみてください。

長くて数分、くらいの感覚です。

世間はやれ除菌だ、朝シャンだと騒ぎますが、

あれは企業が騒ぎ立てて作り上げた風習であって、

それに乗せられた私たちが、毎日お風呂に入るようになったのは、

実は昭和の後半からの風習のようです。

衛生大国・日本に住む私たちは、そこまで汚れていないはずです。

 

また、入浴剤も保湿ですし、成分も気になるところ。

脱保湿をするならやめておきましょう。

 

温泉保湿になるので、

佐藤健二先生(阪南中央病院)は勧めていません。

いずれにせよ、あったまると痒くなるのが普通ですから、

症状がよくならないうちは、制限するのが正解でしょう。

 

石鹸も、出来るなら使わない方がいいのです。

必要な常在菌まで洗い流してしまいますから。

使うならば固形石鹸を使います。

界面活性剤を使っていないからです。

しかし、お肌に優しい、とか、アトピーにいい、とか、無添加で安全

・・・とかうたっていて、

使用後にしっとりする系の石鹸には 保湿 効果がありますので、

それも脱保湿治療では避けます。

 

シャンプーも、

出来るだけ保湿しないために、

湯シャンが推奨されていますが、

どうしても使いたい場合は、

保湿効果のない固形石鹸を泡立てて使います。

あるいは、かなり調子がいいので

シャンプーは使いたい、という場合は、

界面活性剤(石油化学製品)の入っていないものがいいでしょう。

リンスも入っていないシャンプーにしてください。

 

ガーゼ包帯グルグル巻くのも、なんと、

保湿になるんです。

分厚くガーゼなどを巻くと、中で皮膚が湿気を含む感覚はわかりますよね?

脱保湿は、とにかく皮膚を乾かして皮膚の再生を促す治療ですから、

基本は何も巻きません

ガーゼは、患部が大量の浸出液などで

なかなかカサブタがはらない時のカサブタ替わりに一枚だけ、

患部の大きさ通りに切って貼ります

しっかり乾燥してはがれてきたら、その剥がれた部分だけを切り取って、

くっついているところはそのまま・・・という手当の仕方です。

1週間までは、同じガーゼでOKで、

シャワーもそのまま浴び、そのまま乾かします。

 

皮膚がただれてぐちゃぐちゃになっても、

何も塗らず、何も巻きませんただ乾かします

これは当時初めての体験でしたが、

これが一番早く皮膚を再生させてくれることには

心底驚きました

 

布団毛布くるまり続けるのも保湿です。

寝る時は寒いと風邪をひいてしまいますから

ある程度やむを得ないですが、

部屋の温度調節に気を配り、

一日中布団の中にいるようなことのないようにしましょう

リバウンド中は、体のバランスが崩れてしまうので、

異常なほどに寒さを感じる期間がありますが、

ウィンドブレーカーなども保湿ですし、

こたつにずっとこもっているのも保湿です。

きゃ~~~~っ!と、思いました?

がんばれ、みなさん~~~~!(^o^)o

私も真夏に歯をガチガチ鳴らすほど震えていたことがあるので、

わかります。みなさんの辛さ。

でも、徹底してやると、間違いなく治りが早いんです。

 

服の中の空気の流れも大事です。

体温で湿気を含んだ空気保湿になります。

阪南中央病院入院中は、

木綿のブカブカのデカイ T シャツに、

木綿のブカブカの半ズボンで、

厚着は厳禁

とにかく通気性のいい服装です。

上着をズボンの中に入れるのも保湿

・・・なんとなくわかってきましたか?

とにかく、スカスカにするんです。

そして皮膚を乾かす。

 

こう説明すると、

「僕の国は、冬はとっても寒くて、

そんな服装は無理なんだ。」

などと質問して来られる方が何人もいたりするのですが、(笑)

自宅療養中らしいそういう方々は、

寒い国でヒーターなしの生活ではないはず・・・。(笑)

部屋の温度調節もしましょうね!」

・・・と、元気に返事を送ったりしますが、

日本のみなさんはそこまで説明しなくても、わかってくださいますよね。

察する文化のある国、日本。大好きです!(笑)

 

浸出液の為に、タオルで首を巻くのも保湿です。

ダラダラ大量に流れるので、私も自宅療養中は知らずに巻いていた時期がありますが、

なんとか首元の開く服装などで、

流れる浸出液だけガーゼで押さえる風にした方がよかったな、と、今は思います。

(ふき取るのはよくありません。流れるのを抑えるだけです。

浸出液は治癒に必要なものですよ。)

あるいは上記で触れましたが、ガーゼ一枚を貼る治療もあります。

(詳しくはこちら→ 脱ステのリバウンドから最短で脱出する方法 - 徳子編 )

ハイネックタートルネックなども同じ状態でしょう。

マスクも然り。

 

また、患者さんの中には、カサブタを剥がすのが大好きな方、

意外と多いですよね。(笑)

痛みを避けるために痂疲(カサブタ)をはがして、

皮膚表面をやわらかく湿った状態にしてしまうのも、厳密には保湿

治りに時間がかかります。

 

患部の浸出液を拭きとって乾燥させづらくするのも保湿

 

水分をたくさん摂ってしまうと、

皮下組織に余分な水分がたまり(浮腫)

むくむ原因になりますが、

それも保湿

 

佐藤健二先生の著書(つげ書房新社)から抜粋させて戴くと、

要するに、保湿とは

 1. 皮膚表面の湿り気蒸発や、漏れ出る水分を抑制するものを外用する

 2. 蒸発した水分が大気中に拡散しないようにする

 3. 皮膚を操作して、乾燥状態へ進むのを阻止する

 

・・・この定義がわかっていれば、

他にもどんなことが保湿になるのかがわかりますし、

それを避けることでより完治への道が近くなっていくことと思います。

 

1を聞いて10を察することが出来る人は

(ぬぬ?デキるな、お主?)

と一目置かれる、察する文化の国、日本。

私の説明から、1つでも多く、脱保湿について察して戴き、

一番近道の脱ステ道(?)をマスターしてくださいね

 

がんばっているあなたは、必ず、間もなくよくなって行きますよ。

 

辛い症状に耐えているみなさん!

あと、もう少しです!

楽しく、なんとか笑いを見つけながら乗り越えてくださいね。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

Baikal Lake

 

The One-Click Movement to Change the World with Love

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Here is my new blog site in English, ‘Tokuko’s 365 Days of Pep Talk for NMT’!
http://tokukospeptalk.blog.jp/ 👈CLICK HERE!
 
 
 
At Hannan Chuo Hospital in Osaka, Japan, inpatients can ask Dr. Kenji Sato questions every day, which can reduce our anxiety🥰. However, it is impossible to offer the same environment here individually for the world sufferers so I made a decision to start another blog in English to get you closer to that blessed environment💗…That is the one above.
 
 
Despite being busy as the leader of non-steroidal doctors in Japan, Dr. Sato is thinking about suffering patients around the world and provides as much time as possible to oversee this new blog too.  So I can provide correct information there too😍.  The blog also is a very blessed one…and you are blessed too!  I’ll try to post articles as often as possible.
 
 
By the way, this time, I have a small favor to ask of you.  When you see a new post, please try to open and hit Like👍 or Share or Applause👏 or whatever you like.
 
 
It doesn’t mean I’d like to be praised by you…LOL😂!
 
 
That little one-click spreads to the world as a grand gesture to change our society better for sufferers who don’t want to use steroids, in the long run.  To accumulate such small actions is necessary for our future.😊
 
 
 
You may have complained about your symptoms this morning…Or you may have cried to see your face earlier having no support by doctors…I understand it very much😞.  However, if you are asked by someone, “Then what did you do today to change your situation?”…Can you answer that?
 
 
It is not the few doctors who create a society where non-steroidal treatment can be chosen. It is an accumulation of small actions by a huge number of sufferers around the world🌎🌍🌏.  You can participate in making the new world trend, not using steroids, just with one click even sitting on the couch in your living room.
 
 
Please join💝The OneClick Movement to Change the World with Love💝!’
It is time to realize that we are the ones to make our society better!.💝💝💝
 
 
Hang in there, friends!
Healing happens to you too!
 
 
 
Copyright © 2020 Tokuko Abfab All Rights Reserved.
 
 
 
 

Tokuko’s New Blog Has Been Launched! – ‘Tokuko’s 365 Days of Pep Talk for NMT’

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NMT family members, I started another new blog as of today! 

                          👇 Click Here! 👇

The title is, Tokuko’s 365 Days of Pep Talk for NMT.

 

Well, here in Japan, if we were able to enter Hannan Chuo Hospital, inpatients can ask questions every day to NMT doctors and of course, all of us have Dr. Kenji Sato’s thick book by the bed to review our knowledge, however, your situation is different from us.  You need to learn it by yourself very seriously because your correct knowledge will be the only supporter to accomplish NMT.  I fully understand your situation but it is impossible to provide personal support for answering each one’s questions by myself because I receive 3 digits of messages every day from all over the world. 

 

That is why I established NMT Education Group (Facebook) to educate it more and The NMT Healed Club (Facebook) to encourage you with healed/improved pictures and to show chronological orders of healing process.

↑ NMT Education Group

↑ The NMT Healed Club

 

NMT groups’ admins on Facebook are amazing people who mastered NMT with provided information only by themselves.  They learned it to read articles of this blog and posts in the groups above over and over again and then, they have been working so hard voluntarily to help TSW sufferers who’d like to achieve NMT.  Their love for TSW sufferers is incredibly deep and they spend their precious time helping sufferers with selfless love.  And also there are many many supporters who’d like to help us spontaneously.  Every action is helpful and I always appreciate it…however, it also has a limit.  

 

So this time, I started a new blog for sufferers who need more assistance.  You can visit it every day and read articles repeatedly.  Such daily efforts will fix your knowledge.  The title says ‘365 Days’ but it doesn’t mean it would take such a long time🤣.  If you do NMT correctly, you don’t have to suffer for so long.  I’ll try to add articles (shorter ones than this blog) as often as possible.  (…I also don’t have enough time to update it 365 days…lol )

 

If you have just known about NMT lately, please read and learn basic 2 articles below.  You shouldn’t run over but read them carefully making your personal notebook.📓

 

How to get over Topical Steroid Withdrawal asap!

 

What can be Moisturizers? – For fellows launching ‘No Moisturizing Treatment (NMT)’

 

And next course is to read and learn ALL Recommended posts in this blog.

 

Then, you can learn more detailed protocol with Facebook official NMT groups utilizing ‘Search bar’.

 

Then, finally, you got one more chance to learn NMT and to be encouraged to stay positive (for your faster healing) with my new blog!  Lucky you!!!!😎

                        👇 Click Here! 👇

 Tokuko’s 365 Days of Pep Talk for NMT.

 

    *********************

 

To see TSW (Topical Steroid Withdrawal) sufferers who have been struggling against horrible symptoms for ’years’ in the world, I was determined to help them with my experience because I knew that they didn’t need to be in the agony such a long time since everybody is discharged from Hannan Chuo Hospital within 3 months to be healed or improved tremendously.  It was in Nov 2017 when I started to disseminate NMT (No Moisturizing Treatment) with English version worldwide and it has been spreading all over the world at incredible speed day by day because SO many sufferers are healed/improved rapidly to learn it with this blog.  It turned to be a sensation for many sufferers because to moisturize dry skin has been the dominant concept in the world but the idea of completely overturning it has led to dramatic improvements.

 

As most of this blog readers know, I have experienced super and ultra severe TSW 😱 and looked like a Monster or a Zombie or ‘Rock Man’  (☚click!)🤣in the movie ‘Fantastic Four’….but not human beings at that time.  The symptom continued intermittently for years, meaning, it got a little bit better sometimes but my appearance was not in a so-called ‘normal’ one even while it was better.

 

Of course, I had already read about NMT with books in Japanese before but the protocol that requires further drying original abnormally dry skin was terrifying me just to imagine, so I didn’t have the courage to start it before I meet NMT doctors.

 

Also, as most of you do, I had checked the online reviews about NMT when I had read it long time ago but wasn’t able to find healed/improved sufferers’ voice except NMT doctors side’s information.  Online reviews can be a BIG assistance if you research things carefully but TSW sufferers tend to not voice about their symptoms with miserable appearance, and especially, typical Japanese do not prefer to stand out.  However, the biggest reason that they don’t speak out may be that they don’t want to be subject to intensive attacks by opponents.  Majority of doctors prescribe TS (Topical Steroids) for Atopic Dermatitis and Eczema because it is designated as standard treatment in Japan.  So it is no wonder why I wasn’t able to find them.  Nowadays, anyone can broadcast what they want so the numbers who share it are increasing but at that time, I wasn’t able to find any decisive information that I feel like trying this method.

Now, it is urgent to spread this information because tons of TSW sufferers are badly afflicted with the horrible symptoms all over the world.  They are struggling to have no solutions….I can imagine how tough it is…

 

Even if we have great method to be healed/improved rapidly, if the information didn’t reach people who eagerly need it, they can’t see the light from the dark tunnel as I hadn’t tried NMT for years.  This experience shows that it is very important that experienced people speak out

When you found any good information, whatever it is, it would be kind to share it generously.  Choice is always up to the person but you just can share it.

 

If your current symptom is too tough, please realize that there are things that you can do. 

I mean….You can voice. 

If you don’t act, nothing is going to start.  I’m not suggesting to participate in the demonstrations or say such a reckless thing…lol😅  I mean, since you are reading this blog now, you can hit Like on SNS or share any information to notify the danger of Steroids, Protopic, Neoral (Cyclosporine), etc…to make our society easier to live.   Since the symptom is very painful, we tend to vent here and there but when each of us use that energy in a single click to make our situation better, it will be a big wave.

 

Please imagine.  We don’t have many non-steroidal doctors in the world but there are tons of TSW sufferers all over the world.  Do you think which ones’ action is effective to change the world….?  By doctors or by sufferers?  The answer is obvious.  If each of us took a tiny action every day, we can make it happen.  That is why I keep taking tiny actions every day like this.  You also can express yourself with just single click.  It’s a seemingly small step, but can be a big one in changing our living world.   You won’t get nowhere unless you take one step forward.  Such actions will eventually lead to the protection of future children too.😊

 

If you find something helpful in the blog, please share.  If you like even one line, please talk about it to your friends.  ‘We’ are the ones who change the world because we are experienced people.

 

Hope my new blog will be a help for your faster healing.

 

Hang in there friends!  Wishing your healing happens in the near future. 

 

 

‘Tokuko’s 365 Days of Pep Talk for NMT’

 

 

 

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P.S.  I wanted to make the new blog with the same internet server but while I was doing programming, I was scared to lose all data and articles of this blog by mistake so I chose free Japanese blog this time.  Hope links popping out will not annoy you.  Thanks!