アーカイブ | 1月 2018

女優ではありませんが・・・。

Facebook にシェア
reddit にシェア
LinkedIn にシェア
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

皆様、うすうすお気付きかもしれませんが、

私は女優ではありません。(笑)

あ、ご存知でしたね。(/ω\)

 

女優ではありませんが、

スキンケアは何もしてないんですよ~ぉ?」

と、女優のように答えています。(笑)

(女優ではない、とか、時には、医者ではない、とか、いつも弁解ばかりしていますね、私。)(笑)

ステロイド外用剤を使用してきた人間が、

その使用を完全にやめ、

脱ステロイド脱保湿を続行し、

薬なしで生きて行くと決めたからには、

覚悟が必要です

 

大阪の阪南中央病院を退院する時には、

退院同期と共に、先生たちとのミーティングの場を設けて下さるのですが、

その場でも、女子たちは、

「化粧は、一生しないくらいのつもりでいて。」

というアドバイスを戴きました。

ダメとおっしゃっているのではなく、

生涯保湿をしないでいってみよう~~~~!」

・・・くらいの気持ちでいくのが安全だと言うことです。

脱ステロイドをした私たちは、

本当に、そのくらい、脱保湿を徹底し、

色々な外的要因に反応しやすくなっていることに注意を払い、

なんとか悪化を避けていかなければなりません。

もう、ここまで来たら、

実力で勝負・・・・の世界です。(笑)

つまり、持って生まれた素顔で勝負!です。

 

もちろん、結婚式だとか、色々な場で、

必要な時は1回くらいやってみたり、

少しずつ試してみるのは、本人次第でやってみて・・・

という希望の言葉も戴きましたし、

私もそれでいいと思っています。

最初はパーティなどの必要な時に、

直前に塗り、終わったらすぐ落とす。

そんな感じです。

 

非ステ治療の日本のリーダー・阪南中央病院(大阪)の佐藤健二先生の名著

(  非ステの方、必読ですよー。)

新版 患者に学んだ成人型アトピー治療

では、化粧をやってみた後は、

2~3日、赤くならないかどうかを観察する。

これでも何も起こらなければ、何か月か後に再度化粧に挑戦する。

これを繰り返して大丈夫かどうかを確認しながら

化粧回数を慎重に増やす。

決して初めから連日の化粧はしないようにする。」

という説明がされています。

これは経験者なら、うなずけますよね。

新しいのを塗ってみたら、翌日塗った部分だけ真っ赤・・・

身に覚えのある方、多数いらっしゃいますよね。(笑)

試しながら、少しずつ、ということです。

 

あるいは、自分だけお化粧も出来ない・・・

と、卑屈になったり、

他人と比べてしまったりするなら、

やっちゃってください。

いいんです。我慢し過ぎもよくありません。

心の在り方はお肌のコンディションに影響を与えますから。

 

ただし、外からの刺激でお肌が負けてしまった時も、

そこは潔く諦めてください。

数日、スカッと不細工顔でいましょう。(笑)

「ブスですけど、何か?」

と、笑いを取ってください。

チャレンジするなら、どこまでも自己責任です。

覚悟が足りないから、泣きたくなるのです

 

ワセリンが合わない人は、ワセリンの入っている化粧品で

赤くなったりするのはあり得ます。

赤くなった顔に落ち込むのではなく、

自分にワセリンが合わないと言うことが

人体実験によりわかった!」

と、喜んでください。

次はそれを使わなければいいのです

そして、数週間はちょっとただれたお肌と仲よくしていてください。

なにも塗らないでいたら、いずれ治まるでしょう。

 

そして、お肌が落ち着いたら、

懲りずに、次の化粧品にチャレンジしてください。

人それぞれ、体質が違いますから、

これはどこまでも各自の人体実験

やっていくしかないと私は思っています。

どの化粧品がいいのか、とか、

どういう塗り方をしたらいいのか、とか、

そこまでお医者さんに頼るのは、ある意味無理があると思います。

化粧間隔を徐々に短くしていって、問題なければいいのではないでしょうか。

連続の人体実験です。(笑)

 

私はベースメークは一切していません。

素肌です。

日焼け止めを塗るなんてとんでもないことなので、

つば広の帽子で外出、

あるいは透明のUVケアのサンバイザーを被って運転、など、

シミを意識。(女優並ですね。)(笑)

保湿は一切なしで、

うるおい成分が出てくるのを、毎日、毎日、楽しみにしています。

出てこい出てこい出てくるぞぉぉぉ~♪)

何年先だっていいんです。いずれ、出てきます。

そのくらい、大きく構えて待ってみてください。

望みがない病気ではなく、望みがあるのですから

ありがたいことです。

 

脱ステ後、私もいっときは、顔も皴まみれで、

70歳くらいと言っていいくらいの状態でしたが、

それがかなり消えてきたので、

まだまだイケるな・・・・。)

と、鏡の前で深くうなずいています。(笑)

・・・それは冗談としても、

皴が消えてきたこと自体、お肌が整ってきた証拠。

(誰ですか?年相応の皴じゃねぇのぉ?と思ってるのは?)(笑)

一旦、しわくちゃになっても、消えますよ、ホントに。

待つの。」

・・・・って、35億のお姉さんが言ってますが、

ホントに待つんです。しばしの辛抱です。

 

私は、間もなく脱ステまる5年になりますが、

最近、生まれて初めて

指の手のひら側にツヤが出てきたことに驚いています。

この調子で行くと、顔も・・・・・・!!!(笑)

美容に対する期待は止まりません。

やっぱり、私は女優かもしれませんね。ははは。

 

度重なる人体実験により

ポイントメークはしています。

それで、結構~~~~、ごまかせている気がしています。(笑)

 

化粧品の成分は、どんな細かい字もチェックしていますよ。

ステロイド使用をやめた方は、

くれぐれも、甘草(=グリチルリチンリコリスアマクサアマキ

の入った化粧品はやめてくださいね。

(多くの食品や、入浴剤など、色々なものに入っています。)

脳が、またステロイドを使ったと勘違いしてしまうそうです

先日、このことを海外に発信した後の反響は世界中でもすごいものがありました。

 

「確かに、いつも、甘草をやめた後に、明らかに悪化していた!」

「そういえば、悪化の前にいつも甘草を使っていたことが判明した!」

リコリス(甘草)ティーを飲んでいると調子がよくて、やめるとたちまち悪化していた!」

「漢方医で甘草を出されて飲んでいるといいが、飲まないとひどくなる。」

「処方された保湿剤にグリチルリチンが入っていた!ステロイドをやめたのに!」

 

などなど、驚くほど、納得する声を聞きました。

 

で、私は、

アイメーク口紅だけしています。

ポイントとしては、はっきりした色を使うと、

ベースを塗っていないのがごまかせます♪

ベースがナチュラルなんですから、ポイントメークくらいはバシッといきましょう!

落とす時もクレンジングなど使いません

ぬるま湯でサラッと流すだけ。

微妙に泡立てた固形石鹸を、さっと

ポイントメークの部分だけに載せる程度のことをすることはありますが、

優しく洗い流したら、

タオルで水分を押さえて終わりです。

多少、色が残っていても、

擦るよりは、(ま、いいか。)で、そのまま気にしません。

自分に合っている化粧品だと、それでも問題が起きたことはありません。

これはあくまでも私流ですが。

 

まつエク(まつ毛のエクステンション)は、

皮膚に触れなくても、糊で負けちゃう方々が続出しているそうなので、

私はちょっと二の足を踏んでいます。

(いいのがあったら教えてください~。)

しかし!やはり、持って生まれた目力で勝負ですよー!

目力で勝負出来ないと思ったら、

おもむろにマイ・女優ライトでも取り出すそぶりをして、

笑いを取りながら対抗(?)してください。

明るく、中身を輝かせることが、一番素敵なことですから。

 

明日も私は答えます。

スキンケアは何もしてないんですよ~ぉ?」

答えた後には、首をさっと横に振って、髪でもなびかせます。

女優と見間違われるかもしれませんがね。(笑)

 

みなさんも、必ず、よくなりますよ。

だって、ステロイドをやめたんですもの。

賢い選択をしたんですから。

 

あとちょっとの辛抱ですよ。

もっともっと、キレイになってくださいね!

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

  👇 英語バージョンはこちら 👇
外国人のお友達にシェアしてあげてくださいね。

Like an Actress…

 

 

脱ステ中のお風呂(シャワー)は、あり?なし?

Facebook にシェア
reddit にシェア
LinkedIn にシェア
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

海外には、脱ステロイドステロイド副作用の患者や家族が

ストレスフリーのために、部外者や関係者以外にクローズの状態でやっている

SNS上のサポートグループのようなものがいくつもあります。

外国でも、ステロイド外用剤は皮膚炎のメインの治療法であり、

その恐ろしい副作用に気付いた非ステロイド派は少ないのです。

あるいは知っていても、社会事情で、

非ステロイドを推進できないのは日本と同じような状態です。

 

先日その中の2~3のポストで、

何人もの人が私のことを話題にしている・・・・

というシステムからのお知らせが出ていたので、

ついに炎上?)

と、少し不安な気持ちで(笑) 開けて見てみたところ、

そのうちの一つで、とある国の一人の母親から、

SOSの写真がアップデートされているのが目に留まりました。

 

ティーンエイジャーの娘さんが、

ひどいステロイドのリバウンド中。(やめた後の副作用=離脱症状です。)

顔も体も白い鱗のような皮で覆われ、

治りかけの部分の茶色いかさぶた、

ところどころに浸出液をにじませ、

動くことも出来ずに寝たきり。

苦痛にゆがむ顔は、見るだけでも切ないものでした。

 

その母親は訴えます。

「この子は、お風呂にさえ入れば

固まったかさぶたも、薄皮も、

そして自分で息を詰まらせるほどの臭いも、

とっても楽になるのはわかっているのに、

“痛すぎるから。” と言っていやがるの。

私は毎日彼女に付き添ってご飯を食べさせ、

朝に夕に薬を与え、

飲み物を飲ませてあげて、

シーツや毛布を取り換え、

一日に5回も(床が皮膚で汚れるので)掃き掃除。

彼女はただ横たわって、自分のことを何も出来ないの。

自分のことを何もやろうとしないのに、

なんで私が何でもやってあげなければいけないの???

まだ、気力を振り絞るにはこの子は幼すぎるって言うの?」

 

・・・・看病に精根尽き果てた親御さんの怒りの叫びです。

散々面倒を見ているのに、娘さんが言うことを聞かず、

臭うのにお風呂にも入らない・・・

そこが最も言いたいところのようです。

わかってはいるのでしょうが、

闘病中の娘にいら立ってしまう母親・・・・。

それくらい、ステロイドのリバウンドが、

看護する側にとっても壮絶だということが伝わってきますが、

そもそもステロイドをやめると、こんなひどい副作用があるなんて、

この親御さんは見たことも聞いたこともなかったのでしょう。

実際、世間では、副作用についてはチラッと聞いたことくらいはあっても、

どれほど恐ろしいことになるのかは、

全く知らない方がほとんどといってもいいくらい、

このことは知られていない印象があります。

 

そのポストを見た方達があれこれコメントを寄せていたのですが、

私が非ステロイドのエキスパートである阪南中央病院(大阪)の

佐藤健二先生の治療について紹介している英語版ブログの記事を

「是非読んで。」と、何人かの見ず知らずの外国の方たちが紹介してくれていたのでした。

別のいくつかのポストでも、

「このジャパンからの記事がとってもためになるから、読んだ方がいいわよ。」

「ドクターサトウの治療を私もやり始めたら、ものすごくよくなってるの!この記事は必読よ。」

「先月から5才の息子がドクターサトウの方法で脱保湿を始めてみたの。劇的なよくなり方よ!」

と、また、見ず知らず同志が私の記事を紹介してくれていました。

炎上でなくてよかった・・・・。)

気の弱い私は(?)ほっと胸をなでおろしました。(笑) 

脱保湿の治療や、お風呂やシャワーのことも説明しているのですが、

多方面で効果を上げている方がいるようです。

 

実際、ステロイドをやめてリバウンドが起こっても、

どう乗り越えるかのノウハウはなかなか手に入りませんし、

それをサポートできる、経験ある医師自体が少ないのですから、

患者や家族はただ戸惑うばかりです。

ネット情報も信頼できるものばかりではありません。

皮膚科に診てもらいに行っても、

時には、頭ごなしに脱ステを否定されることが少なくありません。

どんなによくなるのか、見たことのない医師が多いのです。

だって、脱ステで成功した患者は、ステロイドを使う病院には絶対に戻りませんから。(笑)

この情報不足は海外でも同じです。

 

大きな病院では、まず、ほとんどがステロイド治療ですが、

一方、クリニックなどは、ビジネスでもありますから、

ステロイドを使いたくない患者も受け付けてくれるところはあります

しかし、

私も、最初のリバウンドの重症時と2度目の悪化による重症時に、

非ステで入院出来るところがなかったので、

都内の数少ない「脱ステ」または「リバウンド」に対応できる

というクリニックを探していくつか行ってみましたが、

感染の危険性がないか、他の危険な症状はないか等の状態を診ることは出来ても、

ほとんどの医師がリバウンド症状の対処の仕方を知らないのが実態でした。

 

ですから、人間とは思えないくらいの姿になっていた私にも、

こればっかりは、仕方ないんですよね・・・・。」

と言うお言葉だけで、

ステロイドではない塗り薬を出してもらえるだけでした。

よくなる方法がないので、

それらの薬は効かなくても、

当時は巻いていた包帯が、傷口にくっつくので、

剥がす時が恐ろしく、せっせと塗っていました。

 

また、浸出液が “滲む” 域を超えて “流れる” ように出ている時は、

ガーゼを巻いた上の3重巻きの分厚いタオルを超えて、

あっという間に服まで染み出ていましたから、

「ここまで大量に流れていると、脱水が怖いから、

水をたくさん飲むことだけは大事ですよ。」

とクリニックの医師にアドバイスされましたが、

これも大きな間違いだということが後でわかりました。

実際、死ぬほど喉が渇くので、

水をガバガバ飲みまくっていましたが、

これはよくなかったようです。

 

私がかつてそうだったように、

リバウンド中の患者は、恐ろしい症状を抱えながら、

どうしたらいいのか

どんな治療があるのか

わからない場合がほとんどです。

そして、非ステの入院施設もほとんどない、と言った方がいいくらいですから、

ただひたすら悶々と、自宅で不快指数100の、

いつよくなるかもわからない症状に耐えているのが普通です。

 

そんなわけで、SNSを通じて、

自分の症状の対処の仕方がわからないリバウンド中の方々が、

数えきれないほど、すがるように見ず知らずの私に問い合わせを下さるのですが、

それは一人では対応に追いつかないほどの、莫大な数です。

 

そこで今日は、共通の疑問でもある、

ステロイドのリバウンド中のお風呂の是非について話したいと思います。

 

これは、脱ステロイドや非ステロイド治療のエキスパートであり、

日本の非ステ治療のリーダーである佐藤健二先生と

若手のホープ・山田貴博先生(現・天下茶屋 あみ皮フ科クリニック)から教わってきた、

私の長~~~~~~~~~い皮膚炎人生の中での

一番よかった治療法、脱ステロイド脱保湿の大切な一部でもありますので、

参考にしていただければと思います。

(素人の学びですので、間違った解釈がありましたら、詳しい方は是非教えてくださいね。)

 

 

まず、浸出液について。

浸出液は臭います

これは、患者本人にとって、とても悲しい部分です。

なぜ臭うかって・・・

浸出液はタンパク質をたくさん含んでいるんです。

タンパク質だから、臭うのです。

これはやむを得ません。

子どもの頃、理科の実験で髪の毛を焼いたら臭いましたよね。

あれがタンパク質臭です。

しかし、このたんぱく質は、皮膚を再生するために働いてくれます

臭うけど、ありがた~~~~い液体なのです。

これをふき取ってしまうと

見た目が溶けたかのようになっている皮膚が固まるのが遅くなります

よくなるためには、遅かれ早かれ、どんな形であれ、

皮膚は固まらなければいけません。

固まるために働いてくれるのがこの浸出液なのです。

素人的にわかりやすく言うと、怪我をした時に血が出ると、

血小板が集まってカサブタを作り、外のばい菌の侵入を遮断して、

中で皮膚が再生されていくのに似ていると思います。

この臭う上にベタベタくっつく浸出液を洗い流すと

どれほどすっきりするか・・・・

水はしみて痛いけれど、この臭いと不快感から解放されたい・・・・

これは患者の悲願であることは、よくわかります。

 

 

そこで、お風呂 (シャワー) に入っていいかどうか

の問題です。

これは、患者なら誰もが前傾姿勢になって聞きたいところですが、

特に重症時は、

早く治りたいのであれば

入らない方がいいのです

 

私は上記で話したように、最初の2回のリバウンドは

都内のクリニックで経過を診てもらいながら、

ステロイド以外の保湿程度の塗り薬を塗って自宅療養していました。

全身を白い皮(痂疲)がウロコの様に覆って、ところどころは浸出液ダラダラ。

悲しいかな、臭います

衣類に皮膚がくっつき

一日何度も下着を替え、それでも服まで浸出液が染み出てきます

着替えようと服を脱ぐと、

ウロコのような全身の白い皮は、

バサバサと落ちてきて、

一枚脱ぐたびに片手に山盛りの薄皮。(この量はスゴイ!)(笑)

全部脱いだ時には両手にてんこ盛りのコーンフレークス(?)です。

素晴らしい生産量。売れるものなら大儲けですね。(笑)

これ、全く大げさに言っていません。

 

で、このような症状では、

当然のように、気持ち悪いので、

当時は痛みを押して入浴していました。

痛くて痛くて、背中しか入れないと思った時も、

清潔にしていないと、感染なども怖い気がして

スゴイ体勢で、がんばって

少しましだった背中だけでも浴槽に浸かったりしました。

これは、腕力を使う、高い技です。)(笑)

とにかく、ベタベタ状態などが気持ち悪すぎて、

お風呂で洗い流したくなるものなのは、経験上よくわかります。

 

お風呂に入ると、服を脱いだ時に落ちた白い皮(痂疲)以外の、

全身をウロコ状に覆っている薄皮(痂疲)が剥がれるので、

浴槽内はあっという間に、入浴剤を入れたように白く濁ります

せっかく出来始めているかもしれないうるおい成分も流れ出てしまいます。

当然、浸出液も洗い流されます

 

お風呂から出た時は、全身ずる剥け火傷の人の様に戻りましたが、

なんともスッキリ感はありました。

しかし、これは、恐ろしく危険なことだったのです。

 

お風呂から出た直後から、ズル剥けになった体は乾き始めます

同時に洗い流したばかりの浸出液も出始めます

人間の体は、怪我や病気をすると、自分の力で正常な細胞に戻ろうと働き始めますから、

ものすごい勢いで、浸出液が、新しく薄皮の様な皮膚(カサブタ)を作ろうと再生を始めます

 

お風呂やシャワーで流れ出す薄皮やらカサブタ(痂疲)は

タンパク質が作ったものです

浸出液も

成分はタンパク質です

 

タンパク質が、治るためにがんばって作ったものが、

お風呂で流され、

しかし、

流された分、一斉に急稼働で再生を始めるのですから、

体はたまったものではありません。

ものすごい勢いで莫大な量のタンパク質を使って

また作り直す作用が起こるのです。

 

そんな体は低タンパク血症、

低アルブミン血症

を発症することがあるのです。

 

つまり、タンパク質の大量の欠乏です。

人間の限界までタンパク質を失った体は、

究極の疲労感を感じます。

最初の2回の悪化時、

自宅療養中の私は、今思うと、明らかにそれらを発症していたと想像します。

 

自宅療養中は、全身の恐ろしい症状と共に、

顔も限界まで腫れて、目も指で広げなければ開かないほどだったのですが、

シャッターを押す力もないほどの疲労感だったので、

私の最悪の、最初の重症の顔写真はありません

あれほどのひどい顔の写真があれば、

コホン・・・・現在の美形との比較が出来るので(・・・というのは冗談です。)(笑)

どれだけ他の重症患者さんをなぐさめられたか・・・

と思うと、人生で唯一の後悔なのです。

自撮りシャッターも押せない

空腹でも箸も持ちたくない

それくらい、ひどい疲労を感じるということです。

 

3度目に悪化したときは、阪南中央病院に入院出来たので、

低タンパク血症・

低アルブミン血症を発症していたことは、

最初の検査ですぐにわかりました。

皮膚炎だけでも病棟一の重症を誇っていたにも関わらず (笑)、

それ以上にタンパク質の欠乏がひどかったので、

入院時の主病名低タンパク血症低アルブミン血症でした。

皮膚炎はどこへやら、の状態です。

(あなたも、今、“そっちかい!” とツッコミを入れましたね?)(笑)

 

このように、タンパク質やうるおい成分を洗い流してしまう入浴・シャワーは

時として危険です。

 

阪南中央病院では、症状が重い時はシャワーの許可がおりません。

切ないけれど、これは本当に理にかなったことでした

医療の管理下でしたので、異常な量のあふれ出続けた浸出液も、

入院後たったの1週間で体重12kg減少・・・・という、

ダイエットの神様が降りたかのような (笑) 水分排出の経過のあと、

見事にしっかり止まり、症状が落ち着いてきた為、

ついにシャワーの許可がでました。

 

しかし、その後も、出来るだけシャワーは使わず、

症状に合わせて、先生の許可の下、

3~4日に一度などの頻度で、

使用時間も数分という短時間で済ませる方法にし、

見る見るよくなりました。

毎日お風呂やシャワーに入る現代日本人には、ちょっと辛いかもしれませんが、

これが、本当に症状を安定させてくれます

 

佐藤健二先生は、シャワーが使える範囲であっても、症状のよくない患者には、

「シャワーは2秒。」

などと、真顔でおっしゃいます。(笑)

それは、半分冗談でも、半分真剣な、愛のアドバイスです。

真面目な患者は、真剣に

(どうやって2秒で終わらせよう・・・。)

と、悩みますが、(笑)

それくらい、短時間で済ませた方が、早く良くなるということです。

潤い成分を流してしまわないよう、さっさと済ませましょう。

 

そもそも、昔の日本人は、

毎日お風呂に入っていたわけではないと思いますが、

商業広告に踊らされた現代の私たちは、

やれ除菌だ、やれ清潔だ・・・・と神経質になりすぎ、

それが風潮となってしまっているようです。

特に、アトピーなどの乾燥肌は、

汚れにくい体質ですから、

そこまで神経をとがらせる必要がないのかもしれません。

 

ただ、

不潔になって感染したのでは本も子もありませんので、

そこは、どこまでも医療の管理下で・・・

ということは付け加えさせてください。

上述したように、私も自宅療養中は、

たとえよくなる方法がなくても、

定期的に都内のクリニックで状態は診てもらっています。

素人には判断できないことがあることは、肝に銘じてください

 

シャンプー石鹸ですが、

基本は湯シャン石鹸なし、が一番のお勧めです。

シャンプーもどうしても使いたい時は

固形石鹸を泡立てて・・・・です。

ただ、自分に合っているものがあるなら、

それはそれでいいのではないでしょうか。

 

固形石鹸についてですが、

脱ステロイドには脱保湿を同時にやった方が治りの速さが全然違いますので、

保湿成分の入っていないもの

グリチルリチン(甘草)などの入っていないもの

刺激の強い香料など、余計なものが入っていないもの

・・・など、成分には十分に注意してください。

 

また、汗や垢で汚れて細菌がたまった場合は

刺激の少ない石鹸の泡だけでさらっと表面を洗い、

すぐに優しく洗い流すのであれば、

よいのではないかと思います。これは私の考えですが。

 

液体石鹸液体洗剤についてですが、

石鹸を液体にする時には、

界面活性剤(石油化学製品)なしでは製造できませんし、

しっかり洗い流したつもりでも、

皮膚の中に残留するので、使わない方がいいようです。

アトピーに固形石鹸の方がいい理由

 

私は、界面活性剤なしのシャンプーを見つけたので、

それをずっと使っていますが、

特にそれで問題もなく、大丈夫のようです。

宣伝になってしまうので、商品名はブログ上でお伝え出来ませんが、

使ってみたい方は、自己責任の下で

少しずつ試すのもいいのではないかと個人的には思います。

ただし、負けてただれてしまった後は、

よくなるまでしばらくは我慢の子でがんばってください~。

そういう時は、ひたすら乾かす、掻いても、また乾かす・・・・

この繰り返しでよくなることは、読者さんはもうご存知ですよね ♪

合わないものによる悪化だけは、しょうがないことですから、

チャレンジャー耐える覚悟もしてくださいねー。(笑)

 

 

ここまで読んでみて、お風呂のことはまだ不安に思うかもしれませんが、

やってみた患者たちが皆、一様に口を揃えてよかったと言い、

効果を確信しています

少なくとも、私は劇的によくなりました

 

白い薄皮・カサブタなど(痂疲)を洗い流した方が、

早くよくなる・・・という説を唱える方もたま~~~にいらっしゃるようですが、

このブログは、『元気が出るページ』でなければいけない、

というポリシー上、

私は争ったり、反論したりはしません。

あのユルイはずの徳子が争っているのでは、

読んでくれている皆さんも、なんとも不快になりますからね。(笑)

ただ、少なくとも、私の長~~~~~い皮膚炎の経験上からは、

たまたま痂疲を洗い流した後に、そのまま治って行く場合は、

そもそもその患部がよくなる状態にあったと強く感じています。

皮膚の深い部分で、治癒の最終段階にある患部には、

洗い流してそのままよくなることはあり得るとは考えます。

これは、怪我をした時のカサブタと同じ原理でしょう。

中が治りかけていれば、カサブタをはがしても、キレイに治るものです。

 

 

いずれにせよ、乾燥肌だからこそ、ステロイドを使い、

その結果、ステロイドをやめるに至り、リバウンドを経験している場合がほとんどでしょうから、

お風呂やシャワーを浴びるのは控えめにすることを強く強くお勧めします。

阪南中央病院で教わって実践し、

多くの患者さん達の効果をはっきりと確かめたからこそ言えることです。

今も、仲間たちはお風呂やシャワーを控えめにして、がんばっています。

 

そして、

いつの日か、よくなった暁には・・・・

あなたの判断で、

好きなようにやってください

 

私は元々温泉が趣味の一つなので、

心にも、体にも、プラスの部分が多い上に、

近頃は症状が安定しているので、

思い切ってたまに行ったりします。

(症状の経過のいい方だけですよ。佐藤先生も、温泉は勧めていません。)

もちろん昔の様にしょっちゅう行くのはやめていますが、

たとえ症状がよくてチャレンジしても、

長く入ると痒くなるでしょうから、

短時間入っては出て、

入っては出て、

という入浴方法をお勧めします。

私はたまたまナトリウム塩化物泉は相性がいいようで、

それに限定して入っています。

合わない温泉に入って悪化したなら、

100%、自分の責任です。

また、乾かして、掻いて、乾かして、掻いて・・・・

そしてよくなります。もう心配はありません。

 

(注・温泉の効果については、私の経験上では一長一短があると思います。

循環がよくなることと保湿になることとで、翌日調子がいいことがあります

一方、水ですから、時間の経過で乾燥することと、

温度の高さで痒みが増すことがあります

どこまでも、自己責任で、チャレンジャーはやってみてください

何度も言いますが、脱ステ脱保湿治療では、佐藤先生は温泉は勧めていません。

温泉は保湿になるからです。

治ったあとに、自由にやりましょうという話なので、

誤解のないようにお願いしますね。)

 

よくなったらこっちのものです。

好きなことをして、

心にも、体にも、楽しいことにどんどん挑戦してください。

今だけ

ちょっと辛抱してくださいね。

きっと、

いえ、必ず、よくなりますよ

だって、あなたはステロイドをやめたのですから。

あなたの賢い選択に、

心からエールを送ります。

ブラボ~~~~~♪ ♪ ♪

一日も早くよくなってくださいね。(^o^)/

 

 

 

What would happen after you recovered from TSW? How your Atopic Dermatitis/Eczema would heal?

Facebook にシェア
reddit にシェア
LinkedIn にシェア
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

Topical Steroid Withdrawal warriors,

The other day, I postedHow to get over Topical Steroid Withdrawal asap!’ on my blog and shared it on Facebook and some other SNSs.

So many people shared it and the action encouraged other shares one after another and finally, several tens of thousands of people read it all over the world within a few weeks as long as I know.  I would like to express my gratitude to everyone who has been supporting me to disseminate important information.  Thank you very much!

Also, I have received more than 500 messages with appreciation and encouragement from people in the world in one week.  This experience taught me a renewed recognition of the necessity of spreading the fact.  Thanks again for your kindness!

If you haven’t read it, please CLICK below site;  👇

     👇  👇  👇 Click here 👇  👇  👇  

How to get over Topical Steroid Withdrawal asap!

Tokuko’s roomto feel uplifted = Genki ga deru Tokuko no heya

 

At the same time, I received tons of Questions for details via SNSs.  I have been trying to respond to everyone but as for two common important questions subjected above, I realized it must be better to post as a new topic.

Hope you read the below topics to clear your questions/problems.

 

How many times your TSW would happen?

 

Even if you recovered from your current Topical Steroid Withdrawal, nobody knows what would happen next or how often or how bad you might or might not have the same symptoms in the future because there’s no data in the world.

As you know, skin problems are really difficult to form data.  It is hard to do comparison with others in the first place and even if you think back your medical history, you usually don’t have records like what day or what kind of steroids or how much or how often or how strong or what part of your body or how many days you applied them…….precisely.  Thinking about yourself only, you can imagine that it is impossible to have concrete data.  Even if well-experienced doctors could guess it, still it will be just a guess.

I also had experienced acute aggravation 4 times after I stopped using Topical Steroids including the first TSW within 3 years.  This means, even after you are recovered from TSW, you might have the same kind of unexpected aggravation in the future. 

Longer periods of application and more potent strength of TS tend to lead severe symptoms but even mothers who applied TS on a child’s back can have the same TSW on the entire body.  Or it can spread from one eczematic finger to the entire body.  That’s why we can say, ‘Nobody knows.’

Of course, I would like to believe that it won’t happen to you and me anymore for good….but there’s no guarantee.  We are the first patients who suffered from Topical Steroid Withdrawal/Side-effects on the globe so we’ll see it in the future.

 

Then, there’s no hope?

However, after you finished TSW, you can tell your skin is getting stronger little by little.

I can let you know that the symptom like TSW is getting much better than the first TSW each time even if it happened again and your skin condition is going to be extremely better than the one while you were using TS.

(Yes, it sounds crazy that the condition ‘not using’ Topical Steroids is better than ‘using’ but it’s true…Did we pay money for that?  It was ridiculous!…..lol)
 

As for me, though it passed almost 5 yrs after stopped using it, my skin became stronger amazingly.

For example, while I was using TS, my fingers looked like having very thin cellophane on raw skin but currently, they look strong like ordinary people’s ones o(^o^)o  and have started to shine lately, meaning, I see they are moisturized though I have ultra-dry skin originally.

All of my friends who accomplished No Steroidal and No Moisturizing Treatment (=NMT)‘ feel the same improvements at least.  Their skins also are getting stronger even when they have problems on some parts partially, and the entire condition is much better than before.  This is the amazing fact of No Steroidal and No Moisturizing Treatment.

 

How does an original skin problem heal?

 

Patients who are prescribed Topical Steroids by dermatologists usually have Atopic Dermatitis/Eczema or other skin problems originally.

There are many treatments for eczema/atopic dermatitis in the world but unfortunately, human beings still can’t find out the perfect way to heal them because we found out only one etiology, meaning the filaggrin gene

So, you must be wondering what would happen to your original skin problems even if you got over TSW after achieving No Steroidal and No Moisturizing Treatment (NMT)going through the horrible symptoms.

 

Well, to go straight to the bottom line, even if you got over TSW, your Atopic Dermatitis and Eczema (Original skin problems) would remain. 

However, you’ll see the Big difference before and after No Steroidal and No Moisturizing Treatment (NMT).

You might have been diagnosed that you had Atopic Dermatitis or Eczema or something and applied Topical Steroids first, but remember their side effects below;

 

  • Topical Steroids are highly addictive.
  • Topical Steroids induce various kinds of skin problems.
  • Topical Steroids make your dermatopathy intractable.

 

So, your original skin problems might not have been such bad without Topical Steroids and the medication might have developed them or induced a myriad of symptoms. 

 

The thing is, many parts of your eczema that were diagnosed as eczema or atopic dermatitis might not have been them but were side-effects of Topical Steroids.

I mean, you’ll see some symptoms were side-effects of Topical Steroids but not your original skin problems after you accomplished ‘No Moisturizing Treatment’.

As I mentioned, I have had atopic dermatitis since I was 6 months old but after I recovered from TSW, I realized that atopic dermatitis was not such a horrible skin problem to use immunosuppressants= Steroids/Protopic/Neoral.

And as long as I know, all of us who accomplished ‘NMT’ were convinced that our skin condition became very well or much better than before.

So, I’d like to say to you guys who are worrying about your original skin problems that everything is going to be much better than when you were applying TS and what is more, your skin is going to be stronger like healthy skin even if you still have original dermatopathy or some skin problems partially. 

 

Per Dr. Kenji Sato who is the leader against Topical Steroids in Japan, Steroids are exhausted from your body approximately 1 month after you stopped using Topical Steroids in theory

So if you have skin problems like TSW over and over after you exhausted Steroids, I guess the symptom might not be your original skin problems but the remaining side-effect of Topical Steroids.  Your skin itself remembers that you used to use steroids.  This is going to be proof of their inducement and refractory nature.

 

Is our future hopeful?

 

I believe, someday, someone will invent a perfect treatment to heal eczema/atopic dermatitis…Let’s look and hope in the future! (^o^)b  However, until the day, your skin will be better than before because you chose to stop using Topical Steroids.  Immunosuppressants shouldn’t be used for skin problems but for life-threatening cases only.

Some of you are struggling to get over your horrible symptoms of TSW now but still, it won’t be forever.
Now you know the best way to get rid of your symptoms asap, meaning, No Steroidal and No Moisturizing Treatment (NMT)‘ so just hang in there for a while.   

It might not be perfect but you’ll see the amazing improvement in the near future.  Even if the side effect happened again, you know how to take care of it….Scratch and dry, then scratch and dry and then scratch and dry….your skin is going to be stronger in the long run.

Sleep tight during the prime time, work out if possible…and keep on Smiling!

You are not alone and will be healed soon. 

For awareness of this worldwide misstep of Topical Steroids and supporting you, I’ll keep disseminating this information to the world. (^_~)b

 

Thanks again for your support.

 

Hugs,

Tokuko

Copyright © 2018 Tokuko Abfab All Rights Reserved.

Mt. Fuji

 

 

***If you’d like to initiate NMT, this video that Dr. Kenji Sato has reviewed is a must-see to get correct protocol and to not prolong the symptoms.

Your strong determination, tremendous efforts to master NMT and perseverance are required to get expecte results (faster healing) with NMT.

 

 

 

 

#NMT  #nomoisturizingtreatment  #TSW  #topicalsteroidwithdrawal  #TSA  #topicalsteroidaddiction  #drkenjisato  #drmitsukosatou  #drshigekifujisawa  #drsatokominaguchi  #atopicdermatitis  #eczema  #tokuko’sroomtofeeluplifted  #アトピー #ステロイド副作用 #脱ステ #脱保湿 #湿疹 #ステロイド危険 #ステロイド安全 #スキンケア #リバウンド #保湿剤 #保湿クリーム #drsachiesumida  #阪南中央病院 #子供の脱ステ

2018・新年のご挨拶を申し上げます!

Facebook にシェア
reddit にシェア
LinkedIn にシェア
LINEで送る
Pocket
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

読者の皆様 ♪

 

2018年が明けましたが、いかがお過ごしでしょうか。

昨年中は拙ブログを読んで下さり、本当にありがとうございました。

 

たった一人で、数人の友人に知らせて始めたブログが

たった一年で莫大な数の読者の方に訪問戴き、

反響の多さに私自身も驚いています。

ありがたい、の一言です。

 

 

の折れた方や、

 

旅行好きな方、

 

スピリチュアルの世界に興味があって、

そこから

前向きに生きる方法を学ばれている方、

 

そして、

 

ステロイドの副作用と戦っている方や、

 

お子さんがステロイドを処方されてしまった為に

その離脱症状に苦しむお子さんと共に

心の苦しみを抱える親御さん、

 

ステロイド離脱症状の真っ最中で、

悪化にひたすら耐えながら、

自分がどうなってしまうのか、

恐怖と不安に怯え、

自分の心を支えて持ちこたえている方、

 

ステロイドを止めたいけれど、恐ろしい離脱症状が不安な方、

 

etc….. etc….

 

そんな色々な苦しみと戦っている皆さんの

心のよりどころになれることを目指し、

ほんの少しでもを見つけられる場所を提供したく

時間が出来た時にポストしていましたが、

日本全国だけでなく、

英語ポストに関しては世界中からも

返答に追いつかないほど

SNS経由で感謝の言葉や、

激励の言葉をいただき、

私の方が逆に励まされ続けた一年でした。

本当にありがとうございます

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

さて。

ここからはステロイド関連で読んでくださっている皆様へ。

 

昨年末、たまたま2度ほど

20人くらいの皆さんの前でお話することがありました。

まったくアトピーやステロイドと関係のないグループで

ステロイドの副作用と、

止めた時に起こる離脱症状について、

患者目線でお話させてもらったのです。

 

まず、どちらの集まりでも、

アトピー性皮膚炎を知らない方は

ゼロでした。

アトピーに処方される、ステロイドという薬を知らない方も

ゼロでした。

しかし、

そのステロイドという薬が、

恐ろしい副作用もあり、

止めると、あり得ない離脱症状が起こって

身も心も蝕まれてしまうことがある

という事実を知っていた方は

ゼロでした。

 

たった二つの例をあげて結論付けるのは無謀ですが、

これが、ある意味、日本の実態だと思います。

 

世界中の数万人の患者さんと接点を持った今、

私は、この実態が地球規模だと言うことをひしひしと感じています。

患者は気付いている、

一部の医師も気付いている、

でも、社会的に多くの人々が知らない・・・・

 

この認知度の低さは

なんとかしなければいけません

 

実際に、今現在も、

その恐ろしい離脱作用で

全身ドロドロに溶けたようになったりしながら、

誰なのか判別がつかないほどの化け物の様な姿になり、

精神面もギリギリまで追い込まれながら、

明確な治療方法にたどり着けず

すがるところもない患者さんが

あふれているのですから。

 

現実に追いついていない実態を

なんとかしたい・・・・

これ以上、

自分以外にこんな経験をしてほしくない・・・・!

この思いは止まりません。

特に、小さなお子さんの

苦しむ姿は見たくありません。

 

 

地球規模での間違った一歩である

皮膚炎への免疫抑制剤(ステロイド・プロトピック・ネオーラル)使用を

堂々と拒否する必要があること

この事を患者側の立場から、

知ってもらいたい・・・

 

ですから、

 

このブログを訪問してくださっている皆さんは

それだけで、

この啓蒙運動の一翼をになってくださっていることになります。

訪問してくださるだけで、

大感謝なのです。

知らないからステロイドを使うのです。

本当の意味で、知らないからステロイドを処方するのです。

知らないから、手軽な薬になっているのです。

知らないから、仕事も休み辛く、

知らないから、学校や幼稚園でも理解してもらえないのです。

知らないから、ステロイドをやめたことによる悪化で

医師に対して訴訟を起こすような患者がいたのです。

知らないから、患者が生きづらい世の中になっているのです。

 

 

ステロイドのリバウンドや副作用を体験された方。

せっかく、こんな苦しみを体験させてもらったのです。

ただで立ち上がるのはもったいない

どうせ自分の力で立ち上がらなければいけないのですから、

何かをつかみながら、立ち上がりましょう

あなたにも出来ることがあるんです。

 

人為的に、苦しい思いをしたからこそ、

人為的に、この経験を地球規模でなくしましょう。

あなただからこそ、出来るのです。

 

この先、たとえ何度か悪化が起ころうとも、

その悪化を有効利用してやろうじゃありませんか。

知らせて行きましょう。

一人でも多くの人が知る流れを作って行きましょう。

 

小さな力を大きな波に・・・

そして、山を動かす・・・。

そんなつもりでこの2018年も

進んでいきますよ~~~~♪

 

みなさんのブログへの訪問が、大きな力です

 

なんだかすっきり気分になって、

前向きになれて、

勇気が湧いて、

ちょっと耳より情報も手に入って、

で、元気が出ちゃう・・・

そんなブログに育てていきたいです。

 

あなたの存在が、

私にも大きな力を与えて下さっています

 

史上最高の年にしてくださいね。

今年もよろしくお願いいたします!!!