今月はオーストラリアに行って来ました!
排水溝の水が日本とは逆回りの渦で流れて行ったり、
星は日本と逆向きに見えたり、
日本からは見えない南十字星などが見えたり、
あちら特有の生き物がたくさんいたり・・・
季節も夏冬が日本と逆ですから、3月現在、あちらは夏の終わりくらい。
日本人にとっては地球の下の方(笑)、という程度のイメージが多いですが、
なんとも不思議な国でもあります。
今回は、日本人に人気のゴールドコースト、シドニー、そしてほんの少しブリスベンのご紹介をしていきたいと思います。
これから旅をプラン中の方も、なかなか行く機会のない方も、ご一緒に旅行気分を楽しんでいただければうれしいです。
まずは、ゴールドコースト。
この景色で有名ですよね。オーストラリアの東の海側にあります。赤道から暖流が流れてくる位置ですね。
成田からブリスベンまで約9時間10分(今回の旅では、行きが8時間22分、帰りが8時間40分でした!)、
ブリスベンを見てから、車で約90kmのゴールドコーストに移動しました。
(オーストラリアQuantas 航空を使いましたが、現時点ではQuantasのゴールドコーストへの直行便はありません。)
ゴールドコーストに行ったらまず、多くの人が訪れるのが
カランビン・ワイルド・ライフ・サンクチュアリー。
サンクチュアリーとは、動物保護区域のことです。
動物たちが自然に近い環境で保護されています。
もともとは創始者が、自分の栽培する花を野鳥についばまれないように、餌付けしたのが始まりらしく、
その後、クイーンズランドのナショナルトラストに寄付したそうです。
現在、ナショナルトラストは非営利でここを運営し、傷ついた動物の保護なども行っています。
さて、入り口に入っていきなり何もない公園のような光景。
しかしお金を寄付すると、係りの方がお皿にうっすら白い液体を注いでくれ、
それを空に向けて差し出すと・・・・
あらら・・・!!! 見る見る間に野鳥が・・・・!
すごい勢いでやってきて、水のような餌をついばみます。
それにしてもキレイな色合い。
レインボー・ロリキート(ゴシキセイガイインコ)という鳥です。
でも、アップで見ると、結構ワルな面構えです(笑)。
こんなキレイな姿で、気性も荒い??(笑)
「キィィ~~ッ!!餌はもうないのかよ~!?」
次は、のどかにコアラさん抱っこ写真コーナーですよ。
お決まりのこんな写真。それにしても、可愛い~~~♪ コアラさん!
写真はプラス2ドル(AUD 2.00)を支払うと(今、世界中の観光地でこのやり方が広まってますが)
自宅で自由に自分の写真をダウンロードできるURLがもらえます。
携帯のトップ画面にしたり、デスクトップにしたり、色々使えますね。
ただし、顔に自信があれば。ははは・・・。
私くらいのレベルになると、あえて使いませんけどね。(見栄を張りました。すみません。)(笑)
コアラは1日18時間も眠ります。つまり、起きてる時間は6時間!
しかも半夜行性ですから、人間たちが訪れる時間帯はコアラさんにとっては、と~~っても眠いんです。
こう見えて、結構がんばってるんです、抱かれるコアラさん。(笑)
(ん~~~、眠いよぉ・・・・)
赤ちゃんは一度に最大2匹まで産むことが出来ます。なぜならお腹の袋の中におっぱいが二つ。
産道から自力でお腹のポケットの中にたどり着くそうですよ。人間よりスゴイ!
**ちなみにカンガルーはお腹の袋の中のおっぱいが一つの為、一度に1匹しか産めないそうです。
2匹目を妊娠してもその受精卵の細胞分裂を止める能力があり、1匹目の赤ちゃんが袋から出た時点で、
2匹目の受精卵の成長を再開することが出来るんですって!すごい不思議!**
枝につかまって眠る姿はなんとも愛らしい・・・。
抱き合って眠っている姿も多々見かけます。
どの子も寝てます。(笑)手前も、奥の方も。
器用に、枝から落ちません。
団体ねんねです。下段は3~4名様?(笑)
抱き寄せてるような姿・・・可愛い~~~~ぃ!!!
何匹いるの?
数匹、抱き合っているように眠る姿がたまりません。
アップで見ると、こんななんです。もう、カワユ過ぎて連れて帰りたい・・・・(涙)!
実際に、荷物の中に赤ちゃんコアラを詰めて帰ろうとした女性が最近いたらしく、
空港で捕まったそうですが、理由は「どうしても連れて帰りたかった・・・。」だったそうです。
コアラがユーカリの葉しか食べないのは有名ですが、グルメなために、
オーストラリアに600種もあるユーカリの中でも、1頭のコアラが食べるのは特定の2~3種類、
自分のお気に入りのものしか食べないそうです。しかも、(毒性の弱い)新芽だけ。
すっごく限られた食料になりますね。
ユーカリは毒性が強く、栄養価が低く、繊維質のために、それらを消化するためにたくさんのエネルギーが必要。
だから、コアラさんはたくさん眠っているんですって。
しかもライバルなしの食料ですから悠々、眠る時間もがっちり確保。
ちなみに、私もなぜかたくさんのエネルギーが必要なようで、常に食欲旺盛です(笑)。
ただし、雑食系、なんでも食べるよい子です~。(;~_~A
さてさて、この自然動物園の中には、このようにアスレチック・エリアもあります。
子供たちには冒険心をくすぐられるものばかりです。
でも、ちょっと難易度高そう・・・?
私なら足を踏み外して、ぶざまに逆さにぶら下がりそうです。(笑)
園内にはこのように全体を一周する線路がひかれていて・・・
このような汽車ぽっぽで一巡出来るんです。
こんなお花も見ながら。
こんな鳥さんたちもあちこちに。
子供にとってはワクワクものですよね。乗ってるのはほとんどオトナですが。(;^_^A
さて、汽車ぽっぽでカンガルー・コーナーへ移動です。
あらら・・・どの子もどう見てもやる気がみられません?(笑)
たとえ鬼軍曹がいて、「貴様!やる気があるのか!!!」と、怒鳴られても
「いや、ありませんけど?何か?」
と、軽くかわしそうです。(笑)
この子は模範的カンガルー。レア系です。
なぜなら、ほとんどがこれなんです(笑)。ほら、後ろのカンガルーも。そのまた後ろも。
餌の自販機から大量に餌が出てくるので、朝から餌付けされまくって、労せずしてお腹いっぱい。
もう、やる気も何も出てこない状態なのでしょうね(笑)。
当然のように、ジャンプしているカンガルーはゼロでした。
こちらでは、エミューも触れますよ。
歩き回っているといろんな動物に出会えます。ワラビー君も登場です。
基本、檻に入ってません。危険じゃない動物は。
さて、動物園を満喫した後は、市内に向かいます。
こちらも、(アラブ首長国連邦ほどではありませんが)結構、形に凝ってます。
目の錯覚ではなく、さざ波デザイン?のバルコニーです。↑
You can see various shapes of buildings in downtown Gold Coast.
さて、まず、街に入ったのなら、出来るだけビルの影の出ない午前中のうちに(午後でも早めに)、
展望台から例の有名な景色を見なければいけません!
下の写真の真ん中の背の高いビルがゴールドコーストの展望台、
スカイポイント(Qデック展望台)です。
この有名な眺め ↓ はここから見てたのですね~。
ちょっと曇りですが、それでも、さわやか。南北に連なる白砂のビーチは42kmに及びます。
北から順に、メイン・ビーチ、サーファーズ・パラダイス、ブロード・ビーチと呼ばれています。
下の写真の ↓ 人々が点在して見える砂浜が、中心地になっているサーファーズ・パラダイスです。
遠方が北でメインビーチ方面。
遠方は南のブロードビーチ方面
海辺のギリギリまでビル、ビル、ビルです。
地上77階、230mの展望台の中はこんな感じです。
上を見上げると、通路が・・・!
安全ベルトをつけて外周を歩く恐怖のアクティビティがあるそうです。ぞ~~~~~っ。
ゴールドコースト全体を展望台から見た後は、街に繰り出します。
面積当たりの人口がとても少ないオーストラリア。
街の中心部に向かっても、とにかく人が少ない。ゆったりした雰囲気です。
サーファーズ・パラダイスの街の中心部です。
ビーチ側から見た街の中心。
そして、この高層ビル群の目の前はビーチ!
夏の終わり(3月)でも、ビーチの中心、サーファーズ・パラダイスでは泳いでいる人がいます。
水は決して冷たくなく、寒さも感じないそうですが・・・
人が集まっているのは一部だけで、その周りはチラホラ見えるだけ・・・?
実は、サーファーズ・パラダイスの遊泳できるエリアは、なんと、この ↓ 旗から旗の狭い間だけ。
これを少しでも超えると、ライフガードに注意されます。
ライフガード達はこの狭い範囲の泳ぐ人々を、目を離すことなく真剣な表情で見ています。
なぜなら、意外にも波は高くないけれど激しいんです。サーフィンも可能なくらいですから。
これ以上広い範囲にすると、目が行き届かない上に、いざという時のレスキューが不可能なのでしょうね。
これがその旗。
ビーチサイドにはこんな簡易シャワーと足洗い場。
着替えるところはありません。
道理で、街のど真ん中のショッピングモールを水着で歩いている人達がいたわけです。(ナルホド!)
海のギリギリまでビルが建つのはハワイのワイキキのようです。
目の前までビル!確かに便利ではございますが、ひと言言いたくなる日本人の私(笑)。
曇りでも、けっこう暖かいですよ。
ゴールドコーストの3月の平均気温は27.7℃です。
人に慣れているカモメたちが、マックのポテトを持つオジサンを見つめています。
カモメたちはマクドナルドを知っているようです。
ビーチ側から見た街の中心の通りも夕暮れ時になりました。
100mくらいの短い歩行者天国ですが、これが街のド中心です。意外と地味です。
ビーチ沿いには夕方から出店が出始めます。
平日とは言え、とにかくゴミゴミしてません。人の少なさがある意味心地いい。
これがメインストリートです。
カモメも散歩中。夜でも明るいですからね、鳥目でもOKなのでしょう(笑)。
繁華街で人出がこのくらい・・・って、とっても歩きやすい。
ビーチの方を振り返っても、とにかくゴミゴミしてません。
中心の交差点です。
歩行者天国も、中心の交差点側から見るとこんな感じ。
そんなに混み合ってません。
さて、夜の腹ごしらえタイムです。
オーストラリアと言えばオージービーフですが、海沿いではシーフードも有名。
地元でトップ10に入っているというシーフードレストランに行ってみました。(Fables Restaurant)
カニの食べ放題・・・と言っても、あちらの、脚の平たい、甲羅の薄いカニです。
松葉ガニ、ズワイガニ、毛ガニ、タラバガニ・・・などを想像して行くとショックを受けますので、そこんとこヨロシク。(笑)
身が少なめなので、一生懸命格闘していたら、手を切りました・・・。(涙)
ボイル海老は身が大きいです。ソースは普通によくある海老のカクテルソースとタルタル風のソース。
生牡蠣も食べ放題。味付けはレモンだけです。
日本のと違って、小ぶりな牡蠣ですが、おいしかった~~~。
以前、牡蠣にあたったことがございますが~、おいしそうな牡蠣を見ると、我慢が出来ません!(笑)
他にもシーフードのサラダなどがあれこれありました。おいしゅうございました。v(^o^)v
そして、食べまくりの夜は続くのでした・・・・・。
ゴールドコーストもあなどるなかれ、まだまだ見所はたくさんです。
続編をお楽しみに~~~~♪
オーストラリア・レポート他3部作はこちら👇
オーストラリア体験2(ゴールドコースト)Australia #2 – Gold Coast
オーストラリア体験3(シドニー)Australia #3 – Sydney
オーストラリア体験4(シドニー・ブリスベン)Australia #4 – Sydney & Brisbane
ピンバック: オーストラリア体験3(シドニー)Australia #3 – Sydney | 元気が出る 徳子の部屋