オーストラリア・レポート第4弾はシドニーのブルーマウンテンズから始めます。
この景色、テレビなどでどなたもご覧になったことがありますよね ♫
シドニーから車で2時間ほどの所に位置する世界遺産、
ブルーマウンテンズ国立公園です。
この山々が青~~~く見えるからその名がついたのですが、
なぜ青っぽく見えるか?・・・というと、
気温が上昇した時に、ユーカリの木から揮発されるオイルが太陽光に霞むからなのです。
ちなみに、ブルーマウンテン(ズ)と呼ばれるところは世界中にあちこちあって、
あのコーヒーのブルーマウンテンはジャマイカのブルーマウンテン峰。
こちらは、ブルーマウンテンズ国立公園です。ややこしっ。(@_@)
この山々が見えるところに、キングス・テーブル・ランドというのがあって、
一見超危険な、柵のない崖・・・・。
こんなスゴイ写真が撮れちゃいます。
ええええ????こんなの危険過ぎじゃないの???
と、思われそうですが、行って見るとそうでもないのですよ。カメラ・マジックです。
あちらに行く機会がありましたら、是非、体験なさってみてください (^^♪
ブルーマウンテンズ国立公園にはシーニック・ワールドというアトラクション施設があります。
乗り放題チケットを買って、まず、スカイウェイというロープウェイに乗ります。
このロープウェイでイースタン・ステーションから、メインになるトップ・ステーションまで、
絶景の渓谷を見下ろしながら渡ります。
床面が透明なところがありますが、ん~~~、いまいち透明でもないかな~~~(笑)。
次は、そのトップステーションからレイルウェイで、“真下” に(笑)向かいます。
これは、世界で最も急なケーブルカーで、かつて鉱業用に使われたトロッコ跡地を観光用にしたものです。
スタートはこのくらいのよくあるアングルです。↓
これから急な坂を下るのはわかっていますが、一層急なアングルを楽しむために、(^_^)v
椅子の角度調節が出来るようになっています。(;´∀`)
ドアが閉まり、スタートと同時にインディ・ジョーンズの曲がかかりますよ。
標高650mを一気に急降下です。最大傾斜52度。
そのアングルになった時に、椅子が最大斜度だと、結構~~~下を向きます(笑)。ご注意。(経験者の声)
下から見ると、こんな感じでした。が、もっと上の方の写真に入らない部分がさらに急。
渓谷の絶景を興奮しながら見た乗客たちは、静かな山道に降り立ちます。
このボトム・ステーションから、次のケーブルウェイのボトム・ステーションまで徒歩で15分ほど、
散策を楽しみながらの移動です。
やや下り坂の木道がきちんと作られているので、歩くのも苦ではありません。
途中、昔のトロッコの展示などもありますよ。
こんな道をのらりくらり。小鳥のさえずりも聞こえてきます。
上の地図にありますように、散歩をゆっくり楽しみたい方は、遠回りの道を通ることもできます。
いずれにせよ、整備された木道で快適な散策です。足腰の弱っている(?)私でもOK。(笑)
自然が織り成す景観を楽しみながら、ゆったりお散歩できますよ。
高いところから、静かに流れる滝も・・・。ん~~~、のどかです。
ボトム・ステーションに着いたら、このケーブルウェイというロープウェイで、
トップ・ステーションへ戻ります。
売店、レストランなどのあるメイン・ステーションです。
これ ↓ が有名な奇岩、スリー・シスターズ。
魔法で石に変えられてしまった3姉妹だ、という先住民アボリジニの伝説があるそうですよ。ごっつい姉妹ですね。
シーニック・ワールドの先ほどご紹介した3つの乗り物からもその絶景が見られますが、
ブルーマウンテンズ国立公園のあるカトゥーンバという街の、
エコーポイントという展望台 ↓ が、この3姉妹の最も近く美しく見える場所。
ユーカリの樹海も一面に見渡せます。
こちらエコーポイントからは、やる気さえあれば、徒歩15分でスリーシスターズにたどり着けるそうです。
オーストラリア人との悲しいいさかいの歴史がある先住民アボちゃんことアボリジニ。
もっと色々なことを知りたかったのですが、どのガイドさんからもあまり話題には出ず、
オーストラリア滞在中は、意外にもこの辺りの観光地で数人見かけただけでした。
ブルーマウンテンズの大自然を満喫した帰り道は、必ず寄るのが ルーラの街。
ルーラの街ってなんですか?っていうと、まあ、シーニック・ワールドやエコー・ポイントのある
カトゥーンバという街の、短い一本道の小さな商店街なんです。
ブルーマウンテンズを訪れた観光客が、お茶をしたり、ちょっとした食事をしたり。
女の子だと「かわいいぃぃぃ~~~~」とか言う土産物があったり・・・
山道の途中で、ここだけちょっとオシャレな商店街なんです。
ルーラの街を散策したら、あとはまた街中に戻ります。
ブルーマウンテンズの観光ツアーはおしまいです。綺麗な空気、いっぱい吸いました!
さて、ダーリンハーバーで車をおりて、シティーを背に、もう何度も通ったピアモント橋から次に向かうのは・・・
フィッシュ・マーケット。 ↓
何しろ、すごく楽しいらしいんです。
急がねば。クローズ時間まであと2時間。
しかし、橋から10分も歩かずに、
フィッシュ・マーケットに到着できました!!
これがまた、予想外におもしろかったんです。
そういや、テレビでも何回か見たことがありましたよ~。「ここだったんだ~!」って、ちょっと喜びがわきます。
それにしても、納得です。
何が納得かって・・・テレビ取材が多いのもわかります。
いきなり、氷の上にたっくさん並べられたおいしそう~~~な、すぐ食べれる類のシーフード。
おお!タコも、イカも、召し上がるのですね~、オーストラリアの皆さんも。
魚も綺麗に、大量に陳列してあります。
すでに14時はまわっていますが、クローズまでの2時間でこんなに売り切れるのでしょうか?
(大きなお世話ですね、ハイ。)
陳列が綺麗で、むしゃぶりつきたくなります(笑)。
おおっ!刺身文化、こちらにもあったのですね~~~。SASHIMIなんて書いてると、なんか、優越感(?)。
どうだ、日本の食文化はすごいんだぞ~~~。<(`^´)>
こちらの市場は生ものだけでなく、調理してすぐに食べられるシーフードもいっぱい。
どれもこれもおいしそうなんです~~~。
こんな感じで、キレイ~~~に盛り付けてあったり・・・
寿司なんかも人気だそうですよ。
ただ、日本のみたく、シャリの上にポコッとネタを乗せるタイプは少ないらしく、
こんな感じでロールになっていたり。見た目は結構違うと聞いてましたが、確かに。
生ガキもあちこちにオイスター・バーがあって、そのままここで食べられます。
先日も話しましたが、牡蠣にあたって死ぬ思いをしたことのある私ですが・・・
「もう、たまら~~~~ん(涙)!どうにでもなれ~~~!」と言いながら購入いたしました!(笑)
エビコーナーだけでも、すごい広いんです。
ここまでエビを大量に並べてる市場は見たことがありません。
見渡す限り右も左もエビちゃん。
そして、なんと、このようなステキな雰囲気の屋外に、
購入したものを持ち出して、自由に食べられるんです~~~!
カモメ君たち ↓ も、しっかり餌場として心得ているようです。
チーズと共に焼いたロブスター、
貝殻に入ったグラタン風ホタテ、
あれこれトッピングしてある牡蠣・・・・時間は決してご飯時ではございませんが・・・
まあ、せっかくここまで来ましたからね。ブツブツ。
(注・食事時間以外の食事には、正しい理由付けが必要です。)
いや~~~、おいしいだけでなく、のどか。カモメがいっぱい。
見えているのは、ブルーマウンテンズ国立公園の帰りにも通ったアンザック橋のようです。
こんな景色を見ながらのシーフード。高級レストランよりも何よりも、旅行中で一番おいしかったかも。
空腹でもなかったのに、腹ごしらえを終え、満足しながら
また来た道、ピアモント橋をシティ方面に戻ります。
遠くに見えるあの展望台から、夜景を見なければいけませんからね。
旅に行ったら、夜景の一番美しく見えるところは必須・・・です!
途中、こんなステキな建物(クィーン・ビクトリア・ビルディング=QVB)を通り・・・
突き当たりの市庁舎・タウンホールを遠くからパチリ。
このクィーン・ビクトリア・ビルディングの横はジョージ・ストリートと言って、シティのメインストリートなのですが、
交通渋滞緩和の為に、ずっと路面電車の建設中だそうです。
近い将来には、より便利に、美しくなっているのでしょうね。
さあ、これが、シドニー・タワー・アイ。
入場してからのコースでシネマ鑑賞などをしているうちに、いい感じで暗くなり、ベストな時間になりましたよ!
やっほうぅぅぅ~~~!シドニー、キレイ!
やはり、水のある景色っていうのは美しいものです。
360度パノラマ・ビューの夜景を楽しめます。
ちなみに先ほど遠くから見えたタウンホールは、日によってこんな風にライトアップの色が違います。
初日に真っ赤なのを見たときは、やや衝撃。(いいんですか?これで・・・・。いや、いいんです。)
翌日にフツー系の色を見てなぜか胸をなでおろしました。(笑)
さあ、次は、ピアモント橋下のキングストリート・ワーフという埠頭から出る
ショー・ボート・ディナー・クルーズのご紹介です。
ステージのすぐ前の席に案内されて、ラッキー。v(^_^)v
飲み物、前菜・・・と順に、ショーを見ながら食事を楽しみます。
ショーやディナーを楽しみましたが、それより何よりよかったのは、
船から見る世界3大美港の美しい夜景!
短い花火も、旅のクライマックスを盛り上げてくれます。
You can see fireworks during the cruise. It’s dramatic!
シティの街並みと、オペラ・ハウスと・・・・。夜景がキレイです。
The contrast of City, Opera House and Harbour Bridge is brilliant!
お腹いっっぱいになって、夜景も楽しみ、
なんだか幸せだな~~~~・・・と思いながら下船。
このダーリン・ハーバーは、さして広くはありませんが、楽しさと美しさが凝縮されています。
夜の姿も美しいダーリン・ハーバーのコックル・ベイ・ワーフ。
金曜の夜は更けていきます。
そうそう、報告し忘れていましたが、オーストラリアの紙幣って、プラスチック製なんですよー。
「ポケットにお札を入れたまま海に入っても、全然OK。」・・・とオーストラリア人ガイドさんが言っていました。
右か左の下の角に、‘透かし’ ならぬ、透き通った部分があるところが珍しいですね。
夜中にシドニーで一番大きなセントラル・ステーションまで散歩してみました。
レトロな感じは中欧にいるみたいな気分にさせてくれます。
帰りはブリスベンから日本へ向かいます。
ブリスベンもほんの少しご紹介。
こちらはマウント・クーサ展望台からのブリスベンの街の様子。
ちょっと曇っていますが、都会が一カ所に集中した小さな街・・・
というイメージが伝わりますでしょう?
街を歩くと、シドニーと同じように、古い建造物があちこちに残っていることに気付きます。
こちらはブリスベン空港の国際線ターミナル。
さあ、もう、オーストラリアとしばしのお別れです。
まぶしいほどの青空を見ながら離陸。
機内の窓から離島がところどころくっきり見えましたが、この島?らしきもの、
あり得ない美しい色だったので、記念にパチリ。訪れてみたいものです。
また来たいな・・・オーストラリア。
(必ず、来るね)と上空から大地に声をかけました。
また会う日まで、どうかこのまま平和な時が流れていますように。
美しい自然が守られていますように。
オーストラリアもとっても素敵な国でしたよ。
皆さんも、機会がありましたら、是非、訪れてみてくださいね。
オーストラリア・レポート他3部作はこちら👇
オーストラリア体験1(ゴールドコースト)Australia #1 Gold Coast
オーストラリア体験2(ゴールドコースト)Australia #2 – Gold Coast
オーストラリア体験3(シドニー)Australia #3 – Sydney
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