インドに行って、人生観を変えてみませんか? - インド紀行・その2(食べ物・生活編) (India 2 – Food & Life)


 

さてさて。

インド紀行第二弾は “食べ物・生活編” です。

前回のポストをご覧になっていない方は、そちらも是非。

       ☟ 第一弾はこちら。☟

 

インドに行って、人生観を変えてみませんか? - インド紀行・その1 (India 1)

 

今回は、インドでの食べ物、生活などのレポートです。

 

だいたいほとんどの皆さんからの質問は

食べ物は毎日カレー?」

です。(笑)

はい、まあ、3食インド料理なのは間違いありません。

日本人のように、ある時はイタリアン、ある時は中華、ちょっと凝っちゃって今日はタイ料理・・・・

そんな習慣はあちらにはありません。

ただ、どうも日本人のイメージしている、玉ねぎと人参とジャガイモに肉などを入れた、

ドロっとしたルーのあの定番カレーは、=インド料理・・・ではないのです。

ご存知の方も多いように、あれは日本風にアレンジされたカレーなんです。

あれが毎日だったら、結構カレー好きでも拷問になるやもしれません。

実は、インド料理はそれとはかなり違って、すごいバラエティーに富んでいるんです。

 

近頃は日本でもインドレストランが増えましたよね。

長男が幼い頃は、まだ数少なかったのですが、

我が家は昔から日本のインド料理レストランが好きでした。

当時、長男は、抱っこされてタンドール(釜)をのぞくのが大好きで、

インド人シェフが “ナン” をパシッとタンドールの壁に貼り付ける見せ場は、

彼の興奮が最高調になるところです。

そんなパフォーマンスも大好きで、ちょくちょく食べ歩きしていました。

ある時、新宿の初めてのインド料理屋さんに行き、

彼が、たどたどしい日本語で

「うんとねっ、タンドーリ・チキンと~、ナンと~、あと、ラッシーくだしゃい。」

と、通のようにオーダーをした時、

インド人の従業員さんの表情がみるみるとろけるのがわかりました。(笑)

やっとしゃべれるような幼い子の口から、インドの料理名が次々出てきたことに感激されたのです。

厨房に戻ったウェイターさんが、シェフたちにこちらを見ながらニコニコ何かを説明していると思ったら、

その後、サービスで、何種類もの甘いインドのデザートを無料で出して下さった・・・ということがありました。

たったこれだけのことでインド人従業員の皆さんのとろけるような優しい視線を四方八方から感じ

全員に見守られながら (笑)、無料のおいしいデザートを戴く、

という恩恵を授かった・・・そんな思い出があります。

それくらい、インド料理は(ちょっと前までは)日本人に知れ渡っていなかったようです。

 

     

現在の日本では、どこにでもインド料理レストランはありますし、

ナンも給食で出たりするほど広まりましたよね。

30年そこそこの短期間で、ものすごい躍進です

インド人の世界へのビジネス進出は目を見張るものがありますね。

今や、上記の料理名などは日本人の誰もが知っていますが、

それでも、チャイや、(インドでも最近流行の)バターチキンや、チーズナンなどを知っているだけでは、

インド料理は語れないのですよー!

(知ったか徳子、誇らしげ~~~。) 

インドには、本当~~~に、いろいろなインド料理があります。

本家本元を甘く見てはいけません。(笑)

日本料理が数え切れないほどあるように、

インドでも、数え切れないインド料理があります

炒めたり、煮たり、焼いたり・・・・

いずれにせよ、カレー味  (◞‸◟)・・・

というのが日本人にはわかりやすい説明になってしまいますが、(笑)

日本人の言う “カレー味” 自体が、インドでは一種類ではないのです

毎日 ‘3食’ 食べても、全く、飽きません

 

  

Images  <順に、ターメリック・コリアンダー・クミンシードとクミンパウダー>

 

あの黄色い色を出す、ターメリック(=ウコン)や、

チリ(唐辛子。インドのチリは日本のより辛いです。)、

コリアンダー(今や日本ではタイ式にパクチーと呼んで、大ブームですね。

中国では香菜・シャンツァイと呼びますね。英語ではシラントローともよく呼びます。)、

クミンシード・・・などをメインに、スパイスを必ずあれこれ入れるので、

出来上がりが、やはりインド料理としか呼べない独特の物になります。

 

一般家庭では、実はナンは作りません。

専門のところで焼いてもらって食べるそうです。

そらそうですよね。

各家庭に400℃以上にもなるタンドールという釜があったのでは

管理もタイヘンです。

家庭の主婦が皆、灼熱のタンドールに手を入れてナンを焼いたのでは、

プロを一切立てない職人芸になってしまいますよね。(笑)

主食は薄い固めのトルティーヤ風パンをフライパンで一枚一枚焼いて温かいうちに食べたり、

(焼いたものは冷めないように、“おひつ”のような入れ物に入れています。

“おひつ”がなんだかわかった方、あなたに歴史あり!)

日本で言うパンとは全く違う様相の穀類ばかりですが、

日本的な食パンを食べることもあります。

(あの四角い食パンは日本的なパンなのですよー。お気付きでしたか?)

      

親友のお母様が料理上手で、外食時以外は、毎日おいしいインド家庭料理を作ってくれました。

ちなみに、友人の家庭では、辛い料理は一度も出ませんでした

これも、当たり前と言えば当たり前を勘違いしていましたが、

辛い料理を好む、好まないは家庭によるそうです。

インド料理=辛い・・・という常識は覆されました

とにかく野菜をいろんな方法で調理し、いろいろなスパイスで味付けしています。

本場ですから、マジ、おいしいんです。

全部写真に撮ってくればよかった・・・と、今更ちょっとザンネンですが、

楽しい食事中に、撮影しまくりは失礼な気がしてやめました。

だって、どれもこれも新しくて、全部撮影になってしまいますから。

(・・・それでも、執念でビデオは撮りました!結局。)

料理と、スープと、デザートと・・・・

そして、食後に必ず入れてくれるミルクティーは最高においしかったです。

学生時代に、東インド会社(アジア貿易の独占権を持っていた勅許会社)のことを習いましたよね。

あの輸出入の歴史の恩恵に、実際インドに行って授かれるとは思いませんでした。

とっても紅茶がおいしい国なんです。

 

お茶の時に、あちらのお父様が、

「これは確か、日本のものだよ。」

と見せてくださったコーヒーカップとソーサーを見て、キャ~~~ッ♪ と声をあげました。

「それ!!!!オキュパイド・ジャパンの陶器ですよね~~~!」

アメリカの占領下だったころの日本では、輸出用に作った製品に、

“オキュパイド・ジャパン”(占領下日本)と刻印するよう、

GHQから命じられていました。

アメリカ人でコレクターの人たちに会ったことがあるので、たまたま知っていただけに、感激。

遥か遠くの東の国から、何十年も前に船で時間をかけて輸出されたであろう陶器が、

インドの一家庭の食器棚にあるとは・・・・。

想像力が膨らみます。

ただし、わたしは、決して戦時中を生き抜いたグループではありませんからね。ブツブツ。(笑)

 

インドでは、ベジタリアンのファミリーが結構多いようで、

友人の実家もベジタリアンですが、

肉好きな人でも物足りなくありません

代替の野菜のハンバーグみたいのがあったりで、全然満ち足りるんです。

 

親戚一同が集まって、歓迎のパーティーを開いてくれた時は、

早くから女性たちが集まって、居間で会話を楽しみながら、

大量のオクラを丁寧にナイフで下ごしらえしたり、

豊富な野菜を切ったり、和えたりしていました。

そして、それらをスパイスで炒めたり、煮たりしながらどんどん出来上がるパーティー料理。

目を見張るような、おいしくて珍しいインド料理ばかりでした。

ここでも辛い料理は一個もなし

 

   

Images

 

みなさんフレンドリーで、世界の料理に興味のある私が、おいしそうに頬張っていると、

「徳子!必ず、私の家にも寄って!XX地方の珍しい料理も味わうべきよ!

絶対に、立ち寄って!すごくおいしいんだから ♪」

とたくさん声をかけてくれました。

昔から私は、食事中に、よく人から

おいしそう~~~に食べてるね~~~。」

と言われます。(笑)

この時も、ハムスターみたいに、

ほっぺたが膨らんでいたのかもしれません。

思わず誘いたくなる食べっぷりなのでしょうね。

もっと日程をとれたのなら、

是非とも各地方の料理も味わいたかったほど、

毎日の料理がおいしかったです。

肉好きの私が(あ、野菜も大好きですよ。)、一度も肉を食べたいとは思いませんでした。

食感が、野菜だけを食べているとは思えないような

バラエティーに富んでいるからなのでしょう。

さらに、インドのスパイスが、結局、カレーライスを食べ慣れた日本人の口に合うのでしょうね。

 

ちなみに、牛様の肉を食べないインドにも、マクドナルドはあるんですよ。

マクドナルドは、定番のフィレオフィッシュとか以外、どこの国も各国バージョンがあるんですが、

インドでは牛肉代わりに、パテが野菜で作ってあるのが売っているんです。

ところがこれが普通の牛肉のパテのような食感で、これまたなんともおいしいんです~。

かまぼこみたいな食感のものもあり、(何個食ってんだ?と、思いました?)

それなのに、野菜で作ってあるんです。作り方、興味津々。知りたい!

空港内にもあるので、いらした時は是非、お試しを。

ただ、インドバージョンはどれも辛いです。そこがまた、癖になるほどおいしいんですが。

マクドナルドだけでも食べに行きたいくらいです。

Image/ McDonald at India

 

ところで、南インド料理で、ドーサって聞いたことがありますか?

意外と日本のインド料理レストランでも出しているところが滅多にないのですが、

Dosa at a restaurant in Tokyo

これ、うまいんです~~~~(涙)。

日本でも、どこかで見つけた時は、是非、味わってみてください。

チーズでもなければ、パンケーキでもなければ、ラングドシャでもなければ、クレープでもない・・・

でも、それらを混ぜたような食感。発酵してあるようで、微妙な酸味とコクのある塩味。

アツアツの焼きたてで出てきますが、

熱いうちにちぎっていただくのが、お勧めです!

Image ドーサ

 

そうそう、話は飛びますが、インド人の女性たちは、

器用に右手だけでこういった穀類をちぎるのですが、

その指先の使い方は、と~~~~ってもセクシーですよ。

機会があったら、是非、その右手に注目してみてください。

Image

 

インドの市販のヨーグルトも、めっちゃおいしかったですよ。

固めで、クリームみたいなねっとり食感。

料理にもよく使うせいか、自家製ヨーグルトも普通によくあります。

しかし、一度、タクシーの運転手さんが連れて行ってくれた、

高級そうなレストランに立ち寄った時、

入口の横に、牛乳様のものをバットに入れて、

灼熱の太陽の下で発酵させているのを見ました。

明らかにヨーグルト製造中・・・・でしたが、

そのバットに蠅が何匹もとまっていたのには閉口しました。

さらに、そこのレストランでミネラルウォーターを頼んだら、

高級そうなレストランでありながら、瓶のまま出てきたのですが、

2本目をオーダーした時は、蓋の開いたミネラルウォーターがでてきました。

これ、インドでは要注意だそうです。

蓋の開いているのは、ただの水、という可能性が大なのです。

(ていうか、そもそも2本も飲むな~~~~!)って、影の声?(笑)

料理が食べ切れなかった場合の持ち帰りは、透明なビニール袋に入れてくれます。

ふと、黄色い料理の入ったビニール袋を2~3個持っている友の後ろ姿を見て、

(ん?)と、別なものをイメージした私は、やはりインドになじみ切れていない日本人ですね。(笑)

 

さてさて、いつもの調子で、また食べ物の話ばかりになりましたが、

生活の面についてのお話もしましょう。

 

街なかでは、日本の昭和初期かそれ以前を思わせる部分を時折目に入ります。

まず、男性の立ちション。(笑)

日本では相当減りましたよね。

しかし、インドでは今も普通に(?)

男性は壁に向かって路上でしています。

地下鉄を降りて2~3分歩いたところで、

歩道沿いの塀に向かって、

4人ほど並んで ‘なさって’ いるのも見たこともあります。

地下鉄駅そば、ということは、街なかです。

(あららら・・・・。)

と、思いますが、この今も残る習慣と、人口の多さで、

道を歩いている時に、舗装された歩道が濡れていたり、

強い尿の臭いがするところがあります。

これは残念なところです。

犬が電柱とかにしちゃうのと同じで、人間の男子も壁に向かってなさる(笑)・・・

という習性があるようですから、決まって臭うところがあるようです。

 

住宅街などの近くには、スーパーもありますが、道の所どころには

建物のない店舗(?)が散らばっています。

屋根もなければ、小屋もない屋外で、台を1つ置いただけのお店、

あるいは、屋台と呼ぶには及ばず、その数歩手前くらいの超簡易的な

幌の様に布をかけただけのお店などを出しているのです。

それも、露店と違って毎日なので、商店街インドバージョン(?)のようです。

日本にも昔あったような足踏みミシンだけを一台置いて、リフォームサービスの商売をする人、

ひとつの果物野菜を山ほど台車に置いて売っている子供・・・。

地面に敷物を敷いて商品を並べて売っている人々も、もちろん見かけます。

貧富の差ははっきり見られますが、それでも商品は豊富にある印象です。

 

スーパーは日本のスーパーのように、きれいに商品を並べて陳列されています。

ただ、デリーの辺りはそもそもが砂漠らしく、すぐ北側は完全に砂漠地帯のせいか、

どこに行ってもなんだか砂っぽく、

そのせいか、細長いスーパーの奥の方にあった商品すらも、なんとなく砂っぽい(?)のには少し驚きました。

決してだらしないのではなく、その地質から、どうしようもないことのような気はしました。

日本の小さな砂浜や砂丘とは全く規模が違いますから、

搬送中に多少砂っぽくなるのは防ぎようがないのかもしれません。

 

Image

ショッピング・モールなどもありますよ。

日本と遜色なく・・・というとインドに失礼ですが、

日本と同じように、キレイでおしゃれな大きなモールもありますし、

同じように清潔感も感じられます。

とにかく、一般的日本人がイメージしている、豊かでない部分のインドだけでなく、

首都・デリーの辺りなどは、地下鉄が張り巡らされている上に、

街並みも普通に近代的な大都市の姿も見せてくれるのです。

地下鉄が外を走る部分の車窓からは、立派なビルが立ち並んでいるのが見えます。

Image

 

生活面で、ちょっと面白いと思ったのは、

友人の実家に、毎日午前中に一回、メイドさんが来て

掃除をし、その日のご飯のおかずを数品作って行くこと。

これは、日本の老人福祉でやっているようなものとは違うようです。

メイドさんは、目が合うとにっこり笑ったりしてくれますが、特に誰とも会話をしません

雇い主と、仕事上の短い会話をしたり、指示を受ける程度です。

深くは聞きませんでしたが、

(もしかして、こういうのもカースト制度の名残なのかなぁ・・・。)

と、想像しました。あくまで私の感想です。

若い彼女たちも、サリーかパンジャビースーツをまとっていますが、

友人のお母様のサリーのような華やかさではありませんでした。

 

Image インド式商店街(?)には色々なサービスがあります

また、アイロンがけサービスというビジネスもあります。

毎日、サザエさんの三河屋さんみたく、御用聞きのようにやってきて、

同時に、前の日に頼まれたものに、しっかりアイロンがけをして、

風呂敷のようなものに包んで持ってきてくれるのです。

昔からある商売だそうです。

 

友人の家には、ユニットバスならぬ、シャワー室とトイレ(普通の洋式)がセットになっている

畳1.5畳くらいのトイレ室?(シャワー室?)が4カ所ありました。

シャワーを借りた時、どんなに気を付けても、

シャワーのすぐ横にある便器や壁がびしょ濡れになってしまいます。

長期滞在させてもらっていたので、掃除などを手伝いするのは当然ですから、

どうやってその水滴を清掃するのか教えてもらいました。

各トイレには、ハケのようなホウキのようなブラシ?があり、

それで水滴をザッザッと掃いて、排水溝の方に流す。

以上。

「え?それだけでいいの?拭かなくていいの?」

当然の疑問を投げかけましたが、それだけでいいとのこと。

しかし、トイレに入るたびにキレイに全て乾燥しています

なぜか。

これが、砂漠の気候による想定外の現象だったのです。

ほんとぅ~に、あっという間。

次にトイレを使うまでに、

自然乾燥で全てがカラッカラに乾いてしまうのです。

(そこまで乾く?)

と、信じられないかもしれませんが、日本育ちには想像を超えた速さです。

濡れた壁も、床も、便器の蓋にかかった水も、すべてカラッカラ。

ですから、洗濯物もあっという間に乾きます。

友人は、日本にいる時もヘアドライヤーを使いませんが、

インドのデリー付近では、髪の毛の多い私ですら、

シャンプー後にみるみる間に髪が自然に乾くのです。

恐るべし、砂漠気候。

ここまでスゴイとは想像だにしませんでした。

 

さて。

インド紀行第二弾では、

インドの日常生活や食事の様子などをレポートしましたが、

この情報からは、まだまだ「人生観が変わる?」というほどの衝撃はないでしょう。

しかし、次の章からは、観光地をご案内しながら、

実際に自分の目で見た、インドの現実をレポートしたいと思います。

 

テレビや雑誌やネットやら、情報が溢れている現代にありながら、

平和で感覚が鈍ってしまっている日本人には、

想像を絶する、衝撃的な現実がそこにはありました。

行ってみなければ感じ取れない、知り得ないお話をしたいと思います。

私自身、愕然となりながら、学んで来ました。

自分の立ち位置を、深く、深く、顧みました。

 

ネット上で、どこまで話していいのか・・・そういう苦しい選択もありますが、

話せる範囲でありのままに、その姿を浮き彫りにしていきたいと思います。

あなたの人生観がほんのちょっとでも(いい方向に)変わるきっかけになれれば

と思い、勇気を持ってレポートします。

 

どうぞ、お楽しみに!!

 

Taj Mahal

 

 


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