アトピーによるステロイドの長期使用をやめた後、
せっかく脱ステロイドを決行しても、
脱保湿の日本のリーダーの先生たちがおっしゃる通り、
“脱保湿も同時にしなければよくならない”
ということを身を持って学んだ経験から、
日本発の『脱ステ・脱保湿』治療の提唱者である
阪南中央病院・佐藤健二先生(大阪)の入院患者さんとの学習会情報を
このブログを通してご紹介しています。
今回の情報は過去のものを引っ張ってきたものですが、
みなさんが何より興味がある、
痒みについてのお話をしてくださっていますよ。
(脱ステ・脱保湿だけでなく、一般的情報も含んだお話しです。)
それではみなさん、いつものように参りましょう~!
「教えて♬ 佐藤センセイ~~~~❣」
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◆痒み対策について◆
佐藤健二先生 談
今回のテーマは『痒み対策』についてです。
まず前提として今からあげることは、
その人の皮膚の状態により、良くなる場合も悪くなる場合もあるので、
誤解のないようにしていただきたいです。
① 痒みを減らす方法
・抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めを服用する
・保冷剤をガーゼで巻いて患部に当てる
・熱いシャワーをかける (悪くもなる)
・冷たい水をかける (保湿にもなる)
・クーラーや扇風機に当たる
・紫外線に当たる
・掻く (一番確実ではあるが傷がつく)
② 痒みが出ないようにする方法
・抗ヒスタミン剤を服用する
(アトピーの痒みに2割前後しか効かないと言われています)
・ステロイドを使う (問題あり)
・免疫抑制剤を使う (問題あり)
・デュピクセント (TNF-α阻害剤) を使う。ステロイド継続使用)
・体温を上げない (夜、分厚い布団をかけないなど)
・ストレスを避ける
・紫外線を当てない
・子供の場合などはゲームや手遊びをさせる
・シャンプーする
・保温にはなるがガーゼや包帯で巻く
・運動する
など
◆入院患者さんから佐藤先生への質問◆
Q. 患者の方の対策方法があれば聞かせてください。
A. ・あえて人前に出る
・爪にジェルネイルをつける
・無の境地に自分を持っていく
・ツボを押す
・皆で出かける
・好きなものを食べる
・海水浴 (保湿にもなる)
・患部以外に強い痛みを与えてごまかす
・手に靴下を履く
・激落ちくん (メラニンスポンジ) で掃除する (集中出来てスッキリする)
・深呼吸する
・立ち上がって水分を下に落とす
Q. アトピーのない国はありますか?
A. ネパール
Q. 寝られない日が続きますが、寝られる日が来ますか?
A. 症状が改善したら寝られるようになります。
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アトピーやステロイドの副作用の痒みって、
切ないですよね。
が~~~~っと発作的に痒くなった時は、
これは人間には我慢できるレベルではありません。
だから、掻いたあとに、落ち込まないで。
そういう病気なんです。
掻いて、乾かして、掻いて、乾かして、
そして・・・
忘れる。
それが一番いいですよ。
何も塗らなければ、お肌は年ごとに強くなっていきます。
脱保湿治療がそれを教えてくれました。
人間の自然治癒の力・・・
ほんとうに素晴らしいな、って思います。
今日も素晴らしい一日を!
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