伊勢神宮巡り、いよいよ二日目です。
今日は内宮(ないくう)=皇大神宮(こうたいじんぐう)を歩きますよ。
こちらは外宮(げくう)をお参りした後に訪れるのが普通です。
日本の氏神、アマテラスオオミカミ様のお宮です。
ところで神社と神宮の違いってご存じですか?大きさ?人気?(笑)
ザクッと言うと、天皇家の祖先を祀っているのが神宮、そうじゃないのが神社という感じでしょうか。
こちらもサクサク周るか、じっくりお参りするかで30分から90分をみられたらいいかもしれません。

提供:神宮支庁広報室
有名な宇治橋がまず、ど~~~んと出て来ます。👇
こちらは外宮と違って右側通行ですよ。真ん中は神様の通り道なので通らないようにしましょうね。
この橋は清流五十鈴川にかかっていて、
日常から神聖な域に入って行く架け橋なんです。
穏やかな自然を満喫しながら入って行きますが、だんだん空気が引き締まって行くのを感じますよ。
なんとも神社って不思議ですね。
右側通行、守ってますね。
ただただ、のんびり歩みを進めるこの辺りは、神苑と呼ばれる松と芝生の美しい庭エリア。
さてさて、やっと手水舎が右手に見えてきましたが・・・
(
さらにこの先で五十鈴川のほとりに降りて、
参拝前に身心を清める五十鈴川御手洗場もありますよ。
さらに先に進み、もうひとつ鳥居をくぐると・・・
左手には神楽殿(かぐらでん)が見えてきましたよ。
こちらでお札やお守りを受けられます。「買う」ではなく、「受ける」と言いましょう。(笑)
日本語って、シブいですね。(つい、買う、という言葉を使ってしまう徳子の言い訳。)
さてさて、この、ど真ん中に大木がドン、ドン、ドン、と鎮座するのを見かけたら、
もうこの先の左手が正宮ですよー。
ハイ、左手を見上げると、伊勢神宮内宮の正宮。
天照大御神様がおいでです。👇
が、この先は撮影禁止です。上って行った先の左右は大丈夫ですが、正面は撮影できません。
こちらも、もし、風もないのに帳(とばり)が上まで上がった場合は、
あなたはきっと神的な生き方をしているかもしれませんよ!(笑)
私はまたまたすごい強風に見舞われ、帳はビュンビュンはためいていたため(?)
奇跡を経験できませんでしたがね・・・(笑)。ぶははは。(全く神的でない自分をごまかす笑い。)
お参りをして、サイドからぐるっと周って降りてくると、
先ほどの木が見えるところに戻って来ます。👇
出口へ戻りがてら、その先もいくつものお宮を周ってお参りしてみてくださいね。
すぐ右の小道をお散歩気分で入って行きます。
こちらは御稲御倉(みしねのみくら)👇と言って、神宮の神田で収穫された御稲が奉納されるところ。
突き当りには外幣殿(げへいでん)と言われる高床式の建物。
さらに奥まで行くと、別宮のうちの第一位とされる荒祭宮(あらまつりのみや)。
ブラブラ神楽殿方向に戻りつつ・・・
巫女さんがみんなで床の雑巾がけをされている光景を(ほほう~・・・。)と眺め・・・
今度は脇道である左手遠方の橋を目指して、てくてく。
この橋を渡りながら・・・・
静かで穏やかな川の流れと自然を味わいます。なんだか別世界です。
さらにこの先の鳥居をくぐって行くと、お宮が一つありますよ。
帰り道、神楽殿も正面から見ると立派。👇
脇からちょっと覗いてパチリ。
馬のいる御厩(みうまや)方面を通って出口に向かうと、👇池にはたくさんの立派な鯉が。
さあ、長さ101.8mの宇治橋を右側を通って渡り、下界へ戻りますよ。
右側通行、よい子は守ります。
それにしても、この日常と神域の境目と言われる橋👇、なんとものどかです。
上から覗くと、五十鈴川は本当に清流だなぁ~、と思えます。👇
外に出たら、振り返ってお辞儀です。👇
さて。お参りを終えると、すぐに日常が待っていました。(笑)
こちらはおはらい町と言って👇、お土産屋さんやお食事処がずらり。
いい雰囲気を醸し出してますねぇ。
おはらい町の様子、いくつかご覧ください。
風情がありますね。
お?私の大好物の赤福ですよっ♪👇
関西方面に行った時は、帰りの空港で必ず赤福を買う、という私の習性がございます・・・。
まあ、習慣ですからね、守らないと。
こちらでお茶と赤福を頂けますが、私が狙って行った3色赤福はここではなく、一番端っこの本店のみ。
しかも、時間限定・・・。
今回は無念ですが、時間の関係で断念。(涙)後ろ髪~~~~。
心の中は四つん這いでうなだれていました。(?)(笑)
なんか映画村ちっくですね。酒樽がおしゃれ~。
休憩は、コーヒーを飲みながら五十鈴川を眺められる👇五十鈴川カフェ。
こちらは有名ですよね。
おはらい町の一角に、これまた有名なおかげ横丁の入り口が。
なんとも映画村のような雰囲気が随所に。
「てやんでい!」って言いながら、手のひらの一番下で鼻水をぬぐうような江戸っ子が
着物をはしょって家から飛び出してきそうですね。(妄想が進むトクコ・・・。)
レストランやお土産屋さんがいくつもあります。
招き猫を売っているお店にこんな👇怠け者のデカイ猫ちゃんが。
さてさて、お買い物とお腹を満たした後は、
時間の許す範囲で、是非とも行きたいのが夫婦岩。
内宮前から路線バスが出ていますよ。
伊勢シーパラダイス👇で下車して、シーパラダイスのお土産屋さんコーナーを抜けて外に出ると・・・
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)👇が見えてきます。
実は伊勢神宮を訪れる前に、ここで禊(みそぎ=身を清める)をしてから行くのがいいそうですよ。
つまり、『伊勢神宮ひとり歩き その1』でご案内した猿田彦神社とこちらに立ち寄ってか~ら~の~、
伊勢神宮・・・というルートがホントはベストらしいです。
海沿いを神社に向かい・・・
さあ、ここです。とっても小さな神社。
さらに海沿いを進んでいくと夫婦岩が。鳥居越しに撮るのもお決まり。
この夫婦岩(めおといわ)は、日本人なら誰しもテレビなどで見たことがありますよね。
岩を見たからどうした、って言われるかもしれませんが (笑)、
やっぱ行ったからにはここにも寄らないと、と思います。
夏至にはこの真ん中からご来光が見られ、冬至にはこの真ん中から月が上るそうですよ。
そう聞くと、(なんか、ただもんじゃない・・・!)って見直してしまう。
この神社では至る所に蛙さんの石像👇がありますよ。
無事帰る、若返る、失くしたものが返る・・・とかの縁起担ぎだそうです。
そして、手水舎にいるのは満願蛙👇。水の中にいる方の蛙さんたちがそれですよ。
水をかけると願いがかなうそうです。
そしてここが、天の岩屋(天の岩戸)。👇
どこかで聞いたことがある名前の気がしますよね?
そう、日本神話で一番有名なお話に出てきます。
太陽神の天照大御神(アマテラスオオミカミ)様がお怒りになって岩屋に隠れてしまい、
世界が闇に閉ざされてしまった・・・。
そこで八百万(ヤオヨロズ)の神が作戦会議を開いてアマテラス様に出てきてもらえるように、
歌えや踊れやの宴会を岩屋の前で開いたら、扉を開けて覗いていらしたので、
引っ張り出した・・・!という、何やら怪しいお話。(笑)
この天岩戸伝説の地も日本各地にありますので、その一つ、というところでしょうか。
伊勢であまり滞在時間のない方も、外宮と内宮だけを周るなら一日でもなんとかなりますよ。
すがすがしい神社の空気を味わいにいらしてみてくださいね。
でも、やっぱり旅はたくさん時間を作って、ゆっくり満喫したいものですね。
みなさんも、素敵な旅をしてみてください。
今日も素晴らしい一日を!
『伊勢神宮ひとり歩き — その1 外宮編』 はこちら。
👇 クリックしてね 👇
「神的な生き方をしてない」なんて書いてましたが、(^.^)/~~~いやいやですよ。
笑顔と思いやりと、絵は上手いし文章は面白いし写真撮るの上手だし穏やかな人柄だしあとは…とにかく人としてのうらやむ才能を持ちまくりで、それでいて人には優しく誰にもフレンドリー、上手く表現しきれませんが、とにかくいっぱい、すごいなぁ!って思っています!
だから写真に神的な紫の光があったり、写真からのパワーを感じます!
おすそ分けいただきました。
いつか行ってみたいです。いつもありがとうございます。
さっちゃん
早速読んでもらって、しかもナイスなコメントをありがとうございます!!とってもうれしいです!
いや~~~、こんな褒められるのはめったにないのでありがたいことです。
私は絵は、まあ、そこそこ人並くらいは描けるかな、と思っていたし、読書感想文も小学校・中学校とずっと最優秀賞以外とったことがなく、文章がテレビや新聞や雑誌に載ったりしたことも多いので、そこそこ人並くらい書けるのかな、とうすうす思っていたのですが(思いっきり自慢してますね?)(笑)、でも、ただ、卓越してるという風に思ったことが今まで一度もないのですよ。どれもまあ、そこそこ、人並に出来るようになって、そこで納得、何かに生かそうと思ったことがなかったのです。
それだけに、今まで人生で自分から前に出ていこうとしたことがなかった。というか、自分から前に出るのは好まなかったのです。(;^_^A
でも、今、ステロイドのこととかで、出ていくしかないな・・・・という状況になった時に、(あれ?この程度の実力でも必要とされてるかも?)と、少しだけ気付き始めた次第です。(笑)だから、この程度の持っている実力で、やれるだけのことはやろう、と思っているので、こういった声掛けを頂けるのは何よりの励み。ありがたいですよー。
そうそう、写真に写ってる紫の光はなんですかね?やたらしょっちゅう写るので、光が入っちゃってカメラがおかしくなっていると思ってましたが?オーブとかもしょっちゅう写るけど、これも空気中の水分(湿度)のせい?とか思って納得してましたが?
いずれにせよ、世の中には唯物論を通したくても、科学で解明できないこともいっぱいあることは信じてます。
ちょっとくらいは神的な生き方が出来るように精進していきたいものです。
素敵なメッセージに励まされました。
ありがとうございます!!!!
伊勢も是非、行ってみてくださいねー。