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アトピーにステロイドを塗ることは必要?

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アトピー性皮膚炎にステロイド外用が必要か?」

・・・・な~~~んて言い方をしてしまうと、私たち一般人にはとっつきにくい文章になりそうですし、

文字を読むのがあまり好きでない方には、

題名を見ただけで本やブログを閉じられてしまいそうなので、(笑)

今日は、ユル~~~い話し方で説明をしてみますね。

 

たくさんの方に知ってもらわないことには

せっかくの素晴らしい研究結果すらも功を奏さないので、

医師という立場でない私だからこそやっちまえる(?)、

ゆるふわ説明をしてみます。

ちょっとユル過ぎても、ちょっと間違ってても、

「な~~~~にぃぃぃぃ~~~~?やっつまったな~~~?」

・・・・程度で、軽く笑って許してもらえそうな立場を利用して(?)お話しします。(笑)

 

題して、

アトピーにはステロイドを塗った方がいいのぉ~?』

です。

阪南中央病院の佐藤健二先生のブログ

の小論文を参考に、私の全く的外れかもしれない解釈です~。

 

さて。

ステロイドは、体の副腎皮質というところで作られる・・・・らしい、(笑)

と、多くのアトピー患者は思っていますよね。

そもそも、副腎ってどこよ?っていう人々がほとんど・・・というレベルの私たち一般人ですが。(笑)

(現時点で、”そうだ、場所を知らなかった!”と気付いたアトピーさん、すぐに検索!ですよ。

まあ、場所を知っても一般人にはなんの影響もありませんが・・・。ははは。)( *´艸`)

しかし研究者達は、ステロイドを作れるのは副腎だけではない、

つまり、皮膚さんだけでも作り出すことが出来るのでは?と考え、

ネズミさんを使って、ちゃ~んと実験しているんです。

 

どういうことをやったかというと、

副腎を取ってしまったネズミさんの皮膚に、

一週間後にかぶれを人工的に起こしてみたんです。

さて、副腎のないネズミさんの皮膚は、治るために、

ステロイドをちゃんと作り出せたのでしょうか?

 

結果は・・・

 

なんと、皮膚にも血液にもステロイドがあったんです。

つまり、(副腎がなくても)皮膚だけでステロイドを作れる、ということがわかったんです。

 

わたしたちのアトピー性皮膚炎尋常性乾癬では、

皮膚さんが自分でステロイドを作り出す量が減っているので、

減ったところに人工的にステロイドという薬を塗って補う必要がある・・・

だから、ステロイドという薬を塗る治療には根拠がある・・・とその論文はまとめているそうです。

(誤解のないように、この部分は佐藤先生の論文ではありません。)

 

ただ、その研究発表では、

ステロイドという薬を皮膚に塗ることで、

皮膚が自分でステロイドを作り出す力が落ちる、ということには触れていないんです。

 

そもそも、それってネズミの世界の話じゃないの?

と思うかもしれませんが、人間でも同じようなことが言えるそうですよ。

 

例えば、日焼けすると、私たちの肌は焼けたところだけ赤くなりますよね。(=炎症中~♪)

色素沈着も、炎症が治まったあとに、その日焼けしたところだけに起こります。

(余談ですが、昔、飛行機の右席に座る

コーパイロット=副操縦士が、

右半分だけ日焼けしているのを

”コーパイ焼け” と呼んで私はからかっていましたが、(笑)

そういう私も、スキーのゴーグルを華麗に外した後に、

ぶざまなタヌキ焼け・・・。

はい、経験あります~。( 一一)

別な友達は、大昔のすっぽり被る水泳帽で、顔全体がカマクラ(トンネル?)みたいになってたっけ。

ニヤニヤ読んでる同じ経験者諸君、チミたちも隠してないで、今すぐダサい日焼け、白状なさい~~~。)(笑)

 

さて、こういった赤くなったところだけに色素沈着が起きた、ということ自体、

その部分でステロイドが作られ、(日焼けの)炎症を抑えた、ということになると考えられます。

だから、結論、

副腎だけでなく、私たち人間の皮膚さんだけでもステロイドを作ることが出来る、

そう言えるということです。

 

ん?これだとわかり辛いですか?

つまり、言いたいのは、

もし副腎が一人で仕事してるなら、

全体に働きかけるけど、

体の一部だけに働きかけられている、ということは、

事件(その現象)は現場で起きている

って意味だと思うんです。

(ここで、あなた好みの刑事ドラマのBGMを、是非・・・・🎶)

 

人間も、ネズミも、ステロイドを全身的に投与すると、

副腎の機能がおさえられてしまうそうです。

では、ステロイドという薬を塗ると同じ事が起こるのか。

これには直接的な実験データがないそうですが、

佐藤先生の日々の診察と長いご経験では、

長期間ステロイドという薬を使ってきた患者さんに、

二つの共通した現象が見られるそうです。

 

ひとつは、ステロイドという薬を使っているうちに、効かなくなってくる、ということ。

(だからお医者さんはさらに強い薬を出します。)

もうひとつは、使っていたステロイドという薬を減らしたり、やめたりすると、

ひどい炎症が起こるので、やめることが出来ないということ。

素人的には、ほぼ、これだけでも答えは出ている気がするのですが。

日本皮膚科学会のガイドラインでは、これを、アトピーの悪化だと考えているそうです。)

アトピーは年齢と共に軽くなって行くと考えられているのに、

だんだん強い薬を使わなければならないというのは、アトピーの特徴と合っていませんよね。

 

***ガイドラインでは、「ステロイドを飲むのをやめると悪化する」と思っているのは

飲むことよって起こる副腎不全ごっちゃにして考えてしまっている、と説明されています。

で、別な部分では、

ステロイドという薬を「塗ること」では副腎不全はほとんど起こらない、

とも説明されているそうです。

この二つについては、ステロイドという薬を塗ることで、

皮膚さん自身が自分でステロイドを作る力が抑えられてしまう

と考えると、矛盾なく説明できるのではないでしょうか、という話しです。

平たく言うと、飲むということは体全体への作用が起こり得ますが、副腎不全は起こり得る、

しかし、塗るということは体の部分的に作用する事ですが、副腎不全はほとんど起こらない、

という部分に着目して結論を導けるかもしれません。

ここは私には説明できないので、下記の先生のご説明をじっくり読んでみてください。

 

ステロイドという薬をずっと塗っていると、

皮膚さん自身がステロイドを作るのを徐々に抑えてしまうようになっていくのに、

その状態でステロイドという薬を塗るのを減らしたり、やめたりすると、

起きた炎症に対処する力が残っていないから悪化するようです。

また、皮膚がステロイドを作る力は徐々に抑えられてしまうから、

徐々に強いステロイドという薬が必要になっていく

というのも、理にかなっています。

後記: この記事をFacebookやTwitterでシェアして下さっている

    非ステのカリスマ小児科医・佐藤美津子先生(大阪)が付けてくださった

    補足説明をご紹介します。

       *****

   皮膚がステロイドを作る!副腎以外に。

   びっくりびっくり。(^_^)

   皮膚にステロイドを塗ると、皮膚でのステロイド産生が無くなったり減ったり・・・

   だって、ステロイドはたっぷりあるって勘違いしてしまうんだから。

   そうなっている時に、止めると、あわあわってなってしまうんだね。

   だって皮膚での産生は無くなっているんだから、離脱症状が出る。

   これがリバウンドだ。

       *****

さて。

ステロイドという薬を塗ることで、

自分でステロイドを作る力が抑えられてしまう、ということはわかりました。

そもそも、ステロイドを作る力が落ちてしまっているアトピーという病気に、

ステロイドという薬を使うのであれば、

かなり慎重にならなくてはいけない、というのがまとめです。

 

しかし、理屈ではわかっても、

実際に、皮膚でステロイドを作る力が弱いのに、

塗ることによる悪循環を避けるためにステロイドという薬を塗らないのであれば、

そのための対策も考えなければいけませんよね。

 

佐藤先生は、長年のご経験から、

運動をすることがステロイドを作り出す助けになるのでは、

と、感じられているようです。

確かに、運動量を増やした患者さんたちがよくなっているんです。

 

はい、私も、見ましたよ。

走ったり、早歩きなどの運動をたくさんして、

代謝を上げる ことで、

どんどんよくなって退院していく仲間たち

たくさん見送りました。

ですから、患者的視線からも、間違いないと思っています。

    by 大泉緑地に一度も行ったことのない元・阪南入院患者 徳子 ( *´艸`)

(注・阪南中央病院の入院患者で、大泉緑地を走ったことがない人は、

非国民と呼ばれてもよいくらい、まれです。ははは。)

 

ステロイドという薬は、塗り始めてしまうと、

もともと皮膚が持っていたステロイドを自力で作り出す、という実力が衰えてしまうのですから、

先を考えると答えは自ずと出て来る気がします。

まあ、恐ろしい副作用の経験者の私としては、

命にかかわる病気以外ではステロイドという薬はやめた方がいいと思っています。

それくらい、私にとっては二度と使いたくない薬ダントツ1位~~~♪です。(~_~;)

使わなくても使っていた時より楽になることも知りましたから。

 

なにごとも、その立場を経験してみないと、なかなか賛同できるものではありませんから、

過激な争いはするつもりはありませんが、(笑)

一人でも、経験者の発言に耳を傾けて下さる方がいたなら本望です。

 

さて、以下は、阪南中央病院佐藤健二先生のブログからの引用です。

なんとも怪しい徳子説明ではなく、

こちらをしっかり読んで、確かな知識をゲットしてくださいね。

 

 

************************

 

【佐藤健二先生のブログ&Facebookのご投稿より】

この小論はアトピックHPの私のブログの2017年11月に書いた、「皮膚の”副腎不全”」を詳しく述べたものです。

良く理解して、近所の皮膚科医や小児科医に説明してください。

1.はじめに 皮膚でステロイド産生はあるのか?
 ヒトでは、表皮細胞において視床下部・下垂体・副腎系のすべての酵素の存在することは分かっていた。それでは、皮膚だけで本当に糖質コルチコイド(いわゆるステロイド:ヒトではコルチゾール)を産生することができるのであろうか。副腎を身体から除去して皮膚に炎症を起こし、皮膚でステロイドができているかどうかを調べれば分かるが、この実験は人間ではできない。そこで研究者は、ネズミを使って実験した。

2.皮膚での産生を証明した論文
 表皮の糖質コルチコイド受容体遺伝子を潰した(ノックアウト)ネズミで、副腎を除去して一週間後に皮膚にかぶれを起こし、皮膚と血液にステロイドがあるかどうかを調べる実験をすると、両者にステロイド(ネズミの場合はコルチコステロン)の存在が確認できた。この事は、皮膚だけでステロイドを作れることを示している。人間の皮膚でのステロイド産生の量を調べると、尋常性乾癬とアトピー性皮膚炎では減少していることが分かり、ステロイド外用治療の根拠ができたと論文では説明しているが、外用ステロイドによる視床下部・下垂体・副腎系の酵素機能へのネガティブフィードバック作用(外用により皮膚にステロイドが与えられると皮膚でのステロイド産生が落ちる現象)には触れていない。
文献
Hannan R et al. Dysfunctional skin-derived glucocorticoid synthesis is a pathogenic mechanism of psoriasis, J Invest Dermatol 2017; 137: 1630-37.
Slominski AT et al. Cutaneous glucocorticoidogenesis and cortisol signaling are defective in psoriasis, J Invest Dermatol 2017; 137: 1609-11

3.皮膚でのステロイド産生を予想させる臨床的観察
 人間において皮膚だけでステロイドホルモンが産生されているであろうことは上記のような実験をしなくても次の事実で推測できる。人が日焼けすると日に焼けた所だけに発赤が起こり、炎症が治まると発赤の起こった所だけに色素沈着が起こる。色素沈着が生じるためには皮膚にある色素細胞に色素細胞刺激ホルモン(αMSH)の作用が必要である。色素細胞刺激ホルモンは副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の遺伝子の一部に含まれている。だから、色素が皮膚だけで出現することは、その場で副腎皮質刺激ホルモンが産生されていることを示す。人間の体は無駄には作られていないとかんがえられるので、副腎皮質刺激ホルモンが産生されるがステロイドが産生されないようになっているとは考えにくい。色素沈着が起こったことは、その場所でステロイドが産生され、炎症を抑えたであろうということである。ネズミの皮膚での実験でステロイドが産生されていることが証明され、上記の色素沈着と消炎の事実を見るならば、人間の皮膚では、副腎とは別にステロイド産生が起こっていると考えなければならない。

4.皮膚での視床下部・下垂体・副腎系酵素のネガティブフィードバック現象
 人間でもネズミでも、ステロイドを全身的に投与するとネガティブフィードバック機構で副腎機能の抑制が起こる。では皮膚にある視床下部・下垂体・副腎系の酵素機能に対して外用ステロイドはネガティブフィードバック作用を示すのかどうかが問題となる。この点について直接的に示す実験データは無い。臨床現場で経験することのなかでは、長期にステロイドを使用した患者が共通して訴える二つの事が重要である。一つは、治療しているうちにステロイドが効かなくなる、だから医師は仕方なく強いステロイドを使うよう指示するということ。もう一つは、ステロイドの外用の減量や中止をすると激しい症状が出てくるので止めることができない、ということである。日本皮膚科学会のガイドラインでは、長期にステロイドを外用していたアトピー性皮膚炎患者がステロイド外用治療を中止すると生じてくる症状をアトピー性皮膚炎の悪化と考えている。アトピー性皮膚炎は年と共に症状が軽くなって行くと考えられているのに、少しずつ強い外用剤を使わなければならなくなることはアトピー性皮膚炎の臨床経過とは合わない。内服を中止すると激しい症状が出ると思っているのは内服ステロイドによる副腎不全との混同であると説明しているが、外用ステロイドでは殆ど副腎不全は起こらないとガイドラインの別の場所で説明している。この二つの現象を、皮膚における視床下部・下垂体・副腎系酵素機能の外用ステロイドによるネガティブフィードバック現象であると考えると矛盾なく説明できる。外用ステロイドにより皮膚でのステロイド産生が徐々に抑制されていく過程で、ステロイド外用を減らすあるいは中止すると、皮膚でのステロイド産生が減少しているためにストレスに対して十分に対応できずに皮膚の悪化が生じるということである。また、徐々に皮膚でのステロイド産生が抑制されるため、徐々により強いステロイド外用が必要になって行くということである。

5.皮膚への安易なステロイド外用は控えるべき
 皮膚に対するステロイド外用は皮膚の視床下部・下垂体・副腎系酵素機能を抑えることになるので、元々産生機能が低下しているアトピー性皮膚炎などの疾患に対しては使用について慎重になるべきであると考えられる。2018年版ガイドライン作成時には上記の論文は知られていたはずであるのに言及されていない。この論文の持つ意味を十分考えてガイドラインは作り変えられるべきであると考える。
 皮膚でのステロイド産生を増加させる方策は検討されなければならないが、おそらく運動はその一つと考える。脱ステロイド中の患者が運動量を適切に増加させると皮膚の改善が早くなるという観察からの推察である。

 

************************

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

P.S.  元気が出る徳子の部屋を応援して下さっている読者の皆様へ

 

いつも新しいポストを楽しみにして下さっているのを知りつつ、

近頃なかなか発表できずにごめんなさい。

こちらのブログ以外にも、ステロイドのことと脱保湿のことを知って戴きたくて、

いろいろな活動をしています。

書きたいことは腐るほどあるのですが(笑)、全く時間が作れていません。

 

特に、世界中でも同じようにステロイドの副作用で苦しむ方々が溢れているのに、

日本の様に、明確な効果を表す治療法が

地球上のどこを見渡しても見つかっていないのですが、

私が脱保湿という素晴らしい治療があることを世界に発信してから、

やってみて成功された方々が日に日に増えていることで、

日本の脱保湿治療がスゴイという、

世界規模の一大ムーブメントが起きています。

その為、世界中から私宛に莫大な数のSOSやら感謝のメッセージやらが届き、

ブログにもなかなか取り掛かれないほどの忙しい日々が続いています。

(夜中の2時、3時まで起きてやっているのもしょっちゅうなんです・・・。)

 

一人一人の対処よりも、全体を助けたい・・・という思いはありますので、

日々、時間の捻出などと共に、効率的にムーブメントを広めるがために、

出会ったこともない世界のたくさんのサポーターの方たちと共に

効率的に回して行けるよう、前向きに取り組んではおります。

しばしこの状態をお許しくださいね。

 

先日も、私の広めている脱保湿を絶賛し、フランス社会にも広めたい、と、

フランス語に訳してくれたフランス人の読者さんが出て来てくれたり、

さらに、その要点を英語でまとめてくださったり・・・・

草の根で『脱ステ・脱保湿』のサポート体制が広がって行っています。

ステロイドの副作用をアトピーの悪化だ。」

と言い続けるのにはもう無理があるのでは・・・

と思えるくらい、世界は動き始めています。

素晴らしい治療法を発見できたドクター達のいる日本は、

その動きをリードしていける国だと思います。

 

皆さんのワンクリックやコピペによるシェアも、

世界を動かしていくことになることを

是非、心に留めておいてください。

(清き一票、とかより、格段に楽ですよね。

ソファーにひっくり返りながらでも出来ます!)(笑)

 

さて、

よく、このブログの古い記事も随分あちこちでシェアされているのを、

データ上で見かけるのですが、

気付いて久々に読み返すと、書いた当の私ですら、

内容を忘れていることに気付くことがあります。(^_^;)

新しい記事が出るまで、是非、過去記事もたまに読み返しながら、

なんとか気力をふりしぼって、明るく乗り越えてくださいね。

 

みなさんのことを、ずっとずっと、思っていますよ。

一日も早くよくなってくださいね。

陰ながら、心より応援しています!

 

徳子 あぶふぁぶ

 

 

アトピー性皮膚炎 講演会 in 埼玉(2019年4月14日)

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アトピー性皮膚炎の自然治癒を目指す

スーパー・ドクターたちの中のお二人の先生が

4月14日(日曜日)、埼玉のふじみ野市で講演会をされます。

 

佐藤美津子先生 佐藤小児科 - 大阪

水口聡子先生 上尾二ツ宮クリニック - 埼玉

 

主催など、私と全く無関係ではありますが、

よいことは広めたい・・・という方針ですので、ご紹介します。

ご都合の付く方は、是非申し込んでいらしてみてくださいね。

ステロイドなしで、どのくらいよくなるのか、

脱ステ脱保湿治療がどのように効果を発揮するか、など、

興味深い話題がたくさんありますよ。

 

 

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

P.S.  いつもブログのアップデートを楽しみにして下さっている皆様へ

近頃、なかなか新しい記事をポスト出来ずにすみません。

世界中の読者さんから、毎日あり得ない数のメッセージやコメント、問い合わせを戴き、

その対応に追われて(一人で対応しているため)、全く時間が作れていません。

一括して対応できるようにFacebookのグループを作るなど、色々試みていますが、

日ごと、脱保湿のファンは増え続け、かえって忙しくなってしまっています(笑)。

なんらかの対処法を考えて行きますが、過去記事もたまにふりかえってみながら、

是非、今の状況を強い意志で乗り越えてくださいね。

陰ながら、応援しています。

 

 

Facebookに脱ステ・脱保湿のサポートグループが出来ました!

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Facebookフェイスブックユーザーのみなさまへ、

耳より情報です ♪

 

特にまだ公開募集はしていなかったのですが、

ステロイドの副作用と戦う患者さんに絶大な効果を発揮している

脱ステ脱保湿について知りたい方、語りたい方々のコミュニティーを

Facebookをやっていらっしゃる方々限定に、

ごく最近、発足しました。

ステロイドの副作用に気付き、使用をやめた方、やめたい方の情報交換の場です。

 

脱ステ脱保湿

スーパー・ドクター達のコメント情報

講演会

ベントのご案内、

atopic アトピックアトピー性皮膚炎患者会atopic.info

で発表されたお役立ち情報などを

いち早くお届けするようにしています。

 

グループは、以下の脱ステ・脱保湿をリードする先生たちを応援すると同時に、

頼もしい応援を頂いております。

 

佐藤健二先生 阪南中央病院(皮膚科)- 大阪

佐藤美津子先生 佐藤小児科 - 大阪

藤澤重樹先生・藤澤大輔先生 藤澤皮膚科 - 東京

水口聡子先生 上尾二ツ宮クリニック - 埼玉

山田貴博先生 天下茶屋あみ皮フ科クリニック - 大阪

 

特定の医師やメンバーが質問に答えるというグループではありませんが、

脱ステ脱保湿の経験者たちが、素敵なアイディアや経験談をポストしてくれることもありますよ。

また、お子さんの自然治療に寄り添う活動をしているいくつものグループのリーダーの方々も

心温まるアドバイスやお役立ち情報を入れてくださっています。

 

ご興味のある方は、以下にアクセスして、

+グループに参加のボタンを押して、3つの質問にお答えください

 

脱ステ脱保湿 サポートグループ

👇   👇   👇   👇   👇

脱ステ・脱保湿サポート・グループ

うまくサイトに飛べない場合はこちらをコピペで  → https://www.facebook.com/groups/DatsusuteDatsuhoshitsu/

 

ステロイドの副作用については、まだまだ広まり切っていませんので、

お考えの違う方々とのストレスをなくするために、

クローズドグループで運営されています。

 

また、ネット上の世界では、真面目に運営している誠実なグループを

ビジネスに利用したり、

写真を無断で転載するなどの悪質な犯罪も(他のグループで)起きています。

(ビフォーアフターの写真を盗用して、商品を売りつける、など。)

 

以上の理由から、

3つの質問へのお答えは必須となっていますので、ご協力くださいね。

 

参加リクエストをいただいてから、管理者が承認する形式になっています。

承認まで少しお時間を戴くことがありますが、

是非、お気軽にご参加ください。

 

注1・Facebookに登録してからでないと、アクセスできません。

注2・誤解のないように説明させて戴きますが、世界でも、

アトピー性皮膚炎の原因の一つは、フィラグリン遺伝子だ、

ということしかまだわかっていません。

世界中のどこにもアトピーの完璧な治し方は発明されていないので、

アトピーの完治法としてのご案内ではないことをご理解ください。

注3・参加申し込みをされて、なかなか承認されない方、3つの質問にお答えください。

メンバーの安全の為、必須となっています。

 

     ********************

 

また、特に外国人の方に向けてなのですが、

英語での脱ステ脱保湿学習グループも発足されました。

こちらは相互サポートグループではなく、脱保湿の知識を学ぶグループで、

NMT (No Moisturizing TreatmentEducation Groupと言います。

 

 

このグループも正式に公開募集や宣伝をしていないにもかかわらず、口コミで広がり、

発足間もないのですが、世界中からすでに約400人ほどの方が参加申し込みをされ、

日々驚異的なスピードでメンバーが増えてています。

 

脱ステ・脱保湿の本場(笑)の日本で、入院治療を受けた私のブログの英語版の中に、

入院中にどんな治療をして3か月で症状が消えたかをレポートしているのですが、

それを読んだステロイド副作用に苦しむ世界中の方々が、

一個でも多く豆知識を得ようと加入されて、自力で脱保湿をがんばっていらっしゃいます。

どこの国でも、ステロイドの副作用に対する決定的な治療法が見つからない中、

ほとんどの方が、

「出来ることなら日本に来て診てもらいたい・・・!」

と、日本の環境をうらやんでいるほどなんです。

脱ステ・脱保湿のスーパードクターたちがいる日本に生まれた私たちは、とってもラッキーですね。

 

こちらもクローズド・グループで、

学習グループという性質上、

3つの質問答えてくださった方だけ

承認制で加入できます。

(愚痴や悩み相談だけになってはグループの担う役割を果たせないので、

そいういったコメントを前もってお断りしています。)

ステロイドの副作用に悩む外国人のお友達に教えてあげてくださいね。

****質問に答えるのを忘れられた方々が、かなりたくさん未承認ボックスに入っています。再リクエストを!

 

NMT (No Moisturizing TreatmentEducation Group

👇   👇   👇   👇   👇

NMT (No Moisturizing Treatment) Education Group

When you request to join us, please answer ‘all 3 questions‘. 

After you got approval, you can see the posts/comments.

***In case you can’t open it, please copy and paste this URL below.

→  https://www.facebook.com/groups/NMTeducationGP/  ← 

 

現時点でも、欧米東南アジアだけでなく、南アフリカ南半球の島々南米インド・・・等々、

すでにメンバーは地球を一周して分散しています。

 

このブログの読者さんは世界を完全に網羅していて、データ上の地球の白地図は、ほぼ塗りつぶされています。

それだけ、ステロイドの副作用に苦しんでいる患者さん

地球上に溢れていて

それを診るノウハウのある皮膚科の先生が、

世界を見渡してもほとんどいない・・・ということです。

 

患者がNo more ステロイドと言っているのに、

どこの病院に行っても、さらに強いステロイドを出されるばかり。

免疫抑制剤を使わないでどうやって治すのか、世界中の医学部の授業でも教わりません。

聞く耳を持たない、という以前に、聞いても対処の仕方がわからないのが現実です。

ですから、患者の誰もが、どうやったら地獄の副作用から一日も早く抜け出せるのか、

日本の最先端の情報を知りたくてしょうがないのです。

 

(グループを公に発表していないのは、Q & Aグループでないにもかかわらず、

世界からの殺到する質問などに対処できる、

脱保湿経験者の英語ボランティア・スタッフが確保できないからなんです。

英語が得意で、ご自分の脱保湿経験で世界の患者さんを助けたい方、

いつでもご加入、発言してください~。)

 

     ********************

 

ステロイドをやめたからには、皮膚を乾燥させないことにはよくなりません。

(ケガをした患部にカサブタがはって、中も乾燥してから治る、

というプロセスと同じようなことかと思います。)

その理にかなった脱保湿のノウハウをマスターして、

あなたが一日も早くよくなられますように。

 

グループ・スタッフ一同、皆さまとご家族が

健康な日々を取り戻されることを心より応援しております。

 

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

#脱ステ・脱保湿サポートグループ

To Fellow Sufferers in the Hospital

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Hospitalization……

This word has very negative image and dark connotation for anyone.

I used to be confident in myself about my health and actually, appeared extremely healthy by others except for having Atopic Dermatitis.

 

However, after stopping use of Topical Steroids for AD, I got severe symptoms all over my body and wasn’t able to even walk.

 

I looked like a burn victim and it was impossible to have ordinary daily life.

So there was no choice except admitting myself to the hospital.

 

The name of my primary sickness was hypoalbuminemia but not dermatitis induced by Topical Steroids due to my unique case.

Since so much protein was spent to repair my skin because of a huge amount of shedding skin every day and ooze that contains important nutrition, protein, ran all over the surface of skin, the protein in the blood diminished until the limit of human-beings.

 

 

My symptoms of Topical Steroid Withdrawal (TSW) was the worst in the hospital.  However, the secondary medical condition turned out to be the very serious problem.

Still, my hospitalization for TSW was not life threatening disease and I didn’t believe I could die due to dermatitis.

 

 

So, I made a big resolution before I enter the hospital.

Ok, I’ll be the patient who has the sunniest and most upbeat disposition in the hospital!”

It may seem like a very out of place decision to you….lol

However, yes, that’s me.  Although I enter the hospital due to VERY severe dermatitis, I still thought about such a lighthearted detail…LOL!

 

As a challenge, I made a decision thinking, YepI’ll erase the bad image of HOSPITALIZATION!”

….My entire body was like a tattered T shirt and I barely tottered to the bathroom panting with breath-stopping pain.

Still I entered the hospital with passion like a leader of a motorcycle gang who is about to head for the enemy’s territory….LOL!

 

Even if the symptom is the worst in the hospital,

even if I can’t sleep at all with the discomfort of intense itch,

even if I am struck down with unimaginable pain when I step forward 1 cm,

I knew I would not die with it.

(While doctors/nurses were bothering themselves with my severe symptoms monitoring me due to serious deficiency of protein, I was thinking of such a funny/trivia thing.  I guess I was a real gang…lol)

 

 

Because of the word of hospitalization, the fact that you have an illness and your image that you are in the battlefield against it, anyone tends to be a real patient beyond necessity after we entered the hospital normally.

Yes, in our minds, we may want to give in to our situation/symptoms.

 

 

However, we should remind ourselves this. 

There is hope if it is not a life threatening disease or is not the one you thrash about with pain though it takes a while to get well from the symptoms of illness.

We should feel grateful about that and try to make our days enjoyable.

 

 

When you go in to the darkness, you should go with the light turning on

Fortunately, I entered a 4 beds room in the hospital that became vacant right before my doctor in Tokyo called.

Since I’m a such peculiar person, I guess it was too much for other 3 room mates….LOL!

However, light and dark can’t exist together.

If you turned on the light, the darkness would be light, so the darkness disappears.

 

 

I believe my room mates were irritated by my cheerfullness for a while……Ahem….I’d like to say sorry for them…lol

However, we made best friends so quickly after all.  We laughed the whole time during the hospital stay.

All of us were having Topical Steroids Addicted symptoms.  So we knew it was not life threatening case and wouldn’t be forever,

We enjoyed life in the hospital.  As long as we remain positive, it would accelerate our healing and could be a kill-two-birds-with-one-stone solution.

 

Ahem….I thought ‘considerately’….however, sometimes nurses stopped by our room to see us laughing out loud and said,

“Excuse me……, let me close the door.”…….smiling.

I have to apologize about our childish behavior….and I still feel sorry for that……..Anyway, it was fun!

 

After the nurses left, I always said,

“See?  It was your fault!  You guys are SO funny so I can never stop laughing!”

We struggled not to laugh, but laughed out loud again even more…..LOL!

 

 

In the meantime, my room mates left one by one, since their symptoms were less severe than me.  Then, new room mates entered to my room one by one.

Still I heard the nurses said,

“Excuse me, let me close the door. (^o~)b”

with a nice smile…..LOL!

Nurses were really kind all the time and I finally realized,

The source of evil was ME, after all.”………LOL!

Yes, I reflect deeply on my behavior, I guess, maybe since it is the hospital!

 

 

I believe it is better to enjoy your life this much!

Again, there is hope even if your body is tattered condition, if it is not life threatening disease, and if it can’t be healed today or tomorrow you should focus on hope but not getting depressed through dark times.

 

 

Although the strongest Topical Steroid Usage of mine was incommensurable long period, and my symptoms were extremely severe compared to other sufferers, I was able to enjoy my hospitalization.

My experiences with room mates one after another for 3 months kept me laughing and in high spirits.

I feel as if their warm hearts are still with me to this day.

The continuous encounters of such wonderful friends made my heart fill with thankfulness and I was able to keep my state of mind very positive.

 

 

It seems as though my positive outlook helped in my healing process.

My extreme and severe symptoms were miraculously improved in a very short time frame.    

Amazingly, the abject flare all over my body became completely smooth and cleared up even though I haven’t applied anything on my skin for 3 months.

I believe it was due to the logical and proven method, No Moisturizing Treatment (NMT), and power of laughter.

 

 

               *** If you are interested in seeing pictures to see the improvement

                    without applying topical products, click below.

                     (I don’t attach pictures of my symptoms often in this blog

                      because this place should be uplifting one for you.)

                       Pictures are very bottom of the article.

               👇 CLICK HERE!  👇

                             Topical Steroids Do Not Cure Atopic Dermatitis

 

 

As most of you can see, our state of mind has a clear cause-and-effect relationship with healing of skin problems.

It is supported scientifically that if you laugh or have fun, your body heals itself from sickness

If I made all sorts of complaints every day during the hospitalization, I don’t think healing (and the miracle) happened to me so quickly because my symptoms were extremely severe.  And even worse, such action would have negatively affected my dear room mates if I did. 

Well, aren’t you despairing over your symptoms with loss of hope every day?  If you are, do you think you can get well fast with such state of mind?

Also, if you keep complaining about it to other sufferers, it affects not only your symptoms but other sufferers’ also.  If you don’t cry over, it will make a win-win result and you’ll be surrounded by happy people after all.

 

 

To fellow sufferers in the hospital,

You may cry or be depressed at times, but please try to set out to be the patient who has the sunniest and most upbeat disposition in the hospital.

I know you can make it! 

 

It’s your turn.  Healing happens to you too.  You knew how to make it happen.

I wish you get well soon.

 

Have a GREAT day!

 

 

 

 

The Original Post in Japanese

    👇CLICK HERE👇 日本語版はこちら

現在入院中のあなたへ - ステロイド副作用を乗り越えるために

 

 

 

#Tokuko’s Room to Feel Uplifted

Are you on sick leave? – For sufferers enduring the agony of TSW

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During severe TSW (Topical Steroid Withdrawalsymptoms, you are pushed into the situation that you can’t go to school/work and there’s no choice usually.  TSW is such a horrible condition.

You might think like,

I guess I need to quit my job soon….” 😭
I can’t have even ordinaly school life!  I would be better off dead!” 😭
I can’t keep being on sick leave anymore.  My boss and co-workers are sick and tired of me….” 😭
 
 
….I hear such voices very often from sufferes.  However, your symptom won’t change tomorrow obviously.  Skin problems always take time to heal.
Well then, how about thinking as follows?

 
Thank goodness,
I can concentrate on treatment!”
 
 
Even if your boss made a sarcastic remark,
as of this moment, you have been concentrating
on treatment actuallyIt’s the actual happening fact.
 
 
Without having gratutude for the present fact,
do you repeat what your boss said again and again in your head?
If so, it just gives you a stress and would affect to your symptoms.
And even worse, healing takes longer after all.
The late healing will be worse result for your co-workers too.
I mean, it is waste of your time to lament over things uncontrolable.
 
 
 
Anyway, the fact is, you are on sick leave or are absent from school currently.
In other words, you are able to be on sick leave and can be absent from school.
If that was the case, you should appreciate it.  In any situation, try to find out gratitude.  It’s here and there!
 
 
Again, it is waste of time if you think like,
I can’t extend sick leave anymoreI can’t deteriorate it anymoreWhat should I doWhat I can do?”😭
Ahem….what are you thinking about?  What do you have to do now?  You are on sick leave anyway, right?…….It shouldn’t be the time to think like that now.
 
You got a time to concentrate on treatment fortunatelly!

 
Please focus on your treatment.   Feel grateful about such a precious time and circumstances.  Utilize this opportunity being on sick leave.
Your anxiety should come next, maybe after healing happened, because current situation is uncontrolable right away.  If symptoms are incurable ‘right now’, it’s better to try to get well faster thinking about positive things but not sitting there with discontent.

 
As you have already realized, your mental state affects to your skin condition
Sometimes we run across agonies that nothing can be done about it in our life.  However, nothing good happens even if you had grief and sorrow about it.
You should notice this.  It is not the time having anxiety about your futureFocus on getting well first.  That is what you have to do now!
 
 
Be happy with your given intermission/interval while being on sick leave.  Keep being positve.  It’s for yourself.
 
Healing happens definitely to anyone.  
 
 
Have a GREAT day!
 
 
 
 
P.S.  For the fastest healing of TSW (Topical Steroid Withdrawal), I recommend ‘NMT (No Moisurizing Treatment)’ as one of experiencers.
If you are interested in it, please read other articles going to the menu below.
 
 
 
 
👆This article above is a partially translated one of below original in Japanese.
 
 
 
👇Below is the original post.    

For sufferers enduring the agony of TSW 
– To get over rebound symptoms of Topical Steroids even a little easier👇
 
 
 
 
# Tokuko’s Room to Feel Uplifted

脱ステ・超お役立ち情報 — その4 (Q & A コーナー)

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阪南中央病院(大阪)では、1~2週に一度、

佐藤健二先生が、(溢れるほどの数の患者さんの診察を終えられた後に・・・!)

夜まで残って、入院患者と交流の時間(=『とまり木』)をわざわざ取って下さるのですが、

その内容が素晴らしすぎるので、こちらのブログでシェアさせて頂いています。

 

今回はお役立ち情報は、‟その4”の続編で、

現在の入院患者さんからの質問に、先生が次々と明快に答えてくださったものです。

(なんと、その4では、先生の過去のご経験だけでなく、

先生のお風呂事情まで質問された患者さんも!

芸能人並の人気ですね!)(笑)

あなたの知りたいことがいっぱいあると思いますよ♪

 

  ****************

 

患者から佐藤健二先生への質問

 

Q.ステロイドを使っていた人が、ほとんど症状が出ないような肌に戻った際、

一般的な保湿(ローション)などはしてもかまわないのでしょうか。

A.今までの経験では、全身真っ赤だった人が脱ステして、脱保湿して、

半年後に化粧して何も起こらなかった人もいる

一方で、何年も待って、化粧を2, 3日しただけでどかっと悪くなった人もいる

そのため、絶対に安全ということはない。

保湿依存もおそらく、人の細胞は記憶しているので、

できるだけしない方が安全だろうと思う。

ただし、どうしてもしたいときは自己責任でやってみて、

悪くなったら仕方がないと言うしかない。

 

 筆者注:これに関しては、私もどこまでも自己責任だと思います。

     まだ、読んだことのない方、以下のブログ記事も是非、

     読んでみてくださいね♪

   👉  女優ではありませんが・・・。   (日本語版)

   👉  Like an Actress…       (英語版)
    

 

Q.冬場は乾燥しやすく、とくにアトピー肌の人は普通の人よりも乾燥しやすく、

かゆみも出てくると思いますが・・・

A.そう思っている人が、軟膏を塗ると大抵ものすごく悪くなる。

 

Q.それはやってみて、悪化したらやめたらいいということはありませんか。

A.ただ、その時はまた離脱症状が出てくると思う。

 

Q.ということは、なるべく保湿しないで、自然に自分の皮脂が出てくるようにするべきということですか。

A.その通り。

 

Q.以前の『とまり木』で、「指の第1関節までは塗ってもあまり影響はない」という記憶(?)があるのですが。

A.亀裂の痛みを抑えるために、ワセリンくらいであったら、

指(第3関節より先)の部分にぬっても、それほど影響は出ない。

同様に足の裏の亀裂に対しては、塗ってもそれほど影響は出ない。

 

Q.唇が切れたときは軟膏を塗ってもいいでしょうか。

A.やらない方がいい。リップクリームもやらない方がいい。

 

Q.運動ができない時など、運動以外で、自分の皮脂を出す方法はないでしょうか。

A.① 下着を連続で着ること。

  ② お風呂を減らすこと、 が有効。

 

◎下着を連続で着ることについて

シャツについた皮脂成分がまた戻ってくるからよい。

昔の教科書には、子供にはそのようにさせろと書いてある。

大人の場合、多少においがつくかもしれないが、

子供の場合、ほとんどにおいはしない。

 

◎お風呂を減らすことについて

お風呂に入る際、石鹸を使って二通りの洗い方をしている。

普段は、石鹸を直接パパッとつけて、パパッと洗って終わりにしている。

たまに、タオルに石鹸をこすりつけて泡立てて洗う。

このタオルで洗ったあと、タオルを絞ったとき、泡の粒は小さく、ドロッとした泡が落ちる。

その翌日にもう一度同じ洗い方をすると、大きな泡が出来る。

その違いは、1回目は体に油が残っていて、その次の時には油がものすごく減っているということである。

あと、運動していなくても実は出ている。

自分が乾燥しまくっているとはあまり思わない方が良い。

 

Q.食べ物などで、コラーゲンや油を作るものを多く含むもの

(鳥、サバの煮凝り、サプリ、プラセンタなど)をとって、油脂は作られますか。

A.食べても全部分解されてしまうため、

コラーゲンは残っていないし、油も残っていない。

自分で作れるようにしなくてはいけない。

唯一効くのは、コラーゲンを直接患部に注射するものだが、

それでも分解されてしまうし、めちゃくちゃ高い。(1か月100万くらいかかる)

 

Q.佐藤先生は湯船には、浸かっていますか。

A.浸かっている。ただし、短時間。

お風呂入って、かけ湯して、おそらく1分くらい入る。

その後出て、身体を洗ってから、またお風呂に入り、そのまま栓を抜いて、

水が抜けるまでの数分間だけ入る。

お風呂を入れていない時はシャワーを浴びる。

 

Q.お湯の温度は低ければ低いほど、油脂が取れないということはありますか。

A.ある。お皿を洗うとき、水で洗うと取れにくいが、

湯で洗うと取れやすいのと同じ。

 

Q.水で浴びた方が強くなると聞いたことがあるのですが、関係ありますか。

A.それはわからないが、わたしは、冬でも毎日湯から出るときは水をかける。

何十年続けている。ただし、これは心臓の弱い人はやめた方がいい。

 

Q.何で最後に水を浴びるのですか。

A.目を覚ます、血管を収縮させる、老化を防ぐ、かな。

 

Q.腕など、ステロイドを塗っていたところに白斑が良くできるが、

ステロイドを塗っていたことが原因でしょうか?

A.傷が出来、掻くことにより悪くなるのを、同じ個所で

何度も繰り返すことにより、なっているのではないか。

おそらく、その時に色を作る細胞が殺されてしまっているのだと思うけれど。

 

Q.帰ってきたとたんに痒くなるのは、個人差ですか、副交感神経も影響していますか。

A.かなりの人がそれはあると思う。

リラックスするとなる、ということもあると思う。

副交感神経の関係もあるとは思う。

 

Q.脱保湿をすることにより、少し保湿する成分が手についた際、悪くなったりすることはないか。

A.自分の皮膚が皮脂を作ってくれるようにもっていけばよい。

そこまで回復しないといいことはないだろう。

時々、ちょこちょこっと油が付くくらいなら、それほど問題ではないと思う。

 

              2018.12.12『とまり木』より

  ********************

 

いかがでしたでしょうか?

みなさんの知りたかったことがたくさんあったことと思います。

参考にして、一日も早くよくなってくださいね。

 

情報公開してくださっている『アトピック』のみなさん、

『とまり木』でメモを取って下さった方、

そして寛大に、最高の治療法を公開して下さり、

世界中の目に見えない莫大な数の患者さん達を救い続けてくださっている佐藤先生。

いつも本当にありがとうございます

さて、こういった情報を目にしている闘病中のあなた!

今日も嘆きたい気持ち・・・わかります。辛いですものね。

でも、その前に、

ああ・・・・こんなありがたいお医者さんがいてくださるんだ・・・。)

そう思って、ほんわか温かい気持ちになってください。

嘆く方を選ぶか、温かい気持ちになる方を選ぶか。

起きている現象は同じでも、あなたの脳の選択次第で人生が変わりますよ。

今は、ありがたいことを見つけ出すのがあなたの仕事です。

 

なんでしたら、大阪方面に向かって、

ご一緒にひれ伏して感謝の行・・・なんていかがでしょう?(笑)

・・・・ていうのは冗談ですが(笑)、

ホントに、考えていることで症状は違ってくるはずですよ。

全て、自分の為。よい選択をしてくださいね。

自分で自分の機嫌をとる・・・いや、とれるようになること、

どんな人生であろうと、それが大事だ、と私は思っています。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

#ステロイド #リバウンド #脱ステ #脱保湿 #乾燥 #化粧 #風呂 #アトピック #とまり木

脱ステ・超お役立ち情報 — その4

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阪南中央病院(大阪)で、たくさんのステロイド副作用の患者を診てくださっている

佐藤健二先生と、入院患者さんの交流の場・とまり木レポート第4弾です♪

今回も、さらに深い内容になっています。

 

佐藤先生が脱保湿と言う治療に到達されたきっかけ、

脱保湿の深い意味、etc….

読み物の様に興味深く読める内容です。あ、読み物でしたね。(笑)

(話し言葉ですので、多少わかりやすいように編集はさせて頂いています。)

是非、最後まで読んでみてくださいね。

 

  ******************

 

◆ 「脱保湿の総論について

佐藤先生のご講話

 

【1】保湿依存の状態とは何か

 

今回問題にする保湿依存は、「ステロイドを塗っていたから起こる保湿依存」である。

(女性が化粧をしていて、土日に化粧をやめたときに

皮膚がカサカサになる状態も軽い保湿依存といえるが、今回の保湿依存とは別である。)

保湿依存とはどんな状態か

 ・保湿していて、皮膚の赤い状態が続いている状態

 (これは、炎症が続いているのとほぼ同じ状態である。)

 ・皮膚に水がたくさんあるという状態に適応した代謝経路

  なってしまっている状態

 

保湿依存の状態をやめるとどうなるか

  • 強烈な炎症が起こり、皮膚が切れたり、浸出液が出たりする。
  • 皮膚が真っ赤になり、強いかゆみを引き起こしたりする。

これは、強い炎症が起こるという意味で、女性の化粧による保湿依存とは違う状態といえる。

皆、保湿を続けるということによって、悪いことが起こるとあまり思っていないが、

それをやめると強烈な離脱症状が出てくることが現にあり、これを認める必要がある。

 

【2】脱保湿のイメージ

 

実は、人間は皆、一度、脱保湿している。

それは赤ん坊のときである。

お母さんのおなかの中にいる時は、

水(羊水)の中にいて、

生まれてきた時は、突然に空気のところに出てくる。

そのときに、赤ん坊は真っ赤な状態から皮が一枚めくれて

すぐに乾燥した空気の状態に慣れた皮膚に変わる

おそらく、脱保湿をするということは、この赤ん坊の時と同じように、

ステロイドを塗っている間におかしくなって、

水がたくさんあるという状態に慣れてしまっている皮膚が、

空気だけの状態に慣れた皮膚に変わっていくのと同じような変化ではないかと思っている。

 

【3】佐藤先生がなぜ保湿が悪いということに気が付いたか

 

(保湿が悪いと気づいた理由・経験)

脱ステをはじめた、ごく初期のころは、保湿をやめなくてはいけないとは知らなかった。

そのころ、ステロイドを塗っている子の皮膚を見ると、

 ・毛細血管の拡張がある。

 ・皮膚が萎縮している。

という副作用が出ているのは分かっていて、その子は痒くなって、掻いてしまう。

 

この時、対処として、塗っている薬よりも強い薬を塗る

または、 塗る回数を増やすことをすれば一時的に痒みは治まる

ただし、毛細血管の拡張、皮膚の萎縮もさらに進み、

かゆみはさらに強くなることも分かっていた

 

抑えようと思うと、さらに強いステロイドを使うという繰り返しの中で、

一番強いステロイドを使わないといけなくなった際、

(次は、どうすればいいか。)と考えた。

しかしながら、考えても、もう他の手がない。

(そのような状態でやめるよりは、あまり強くない状態でやめる方が

ステロイドからの離脱症状は少ないのではないか。)

 

じゃあステロイドをやめよう。)

と思って、やめた。

 

しかし、やめたら強い離脱症状が起こった。

この時は子供のアトピーで、関節も痛がっていたので、

ワセリンやアズノール軟膏を塗った。

多少は治まる。けれど、ものすごく痒がる。

あとからわかったことだけれど、軟膏を塗っていると

皮膚がやわらかい状態なので掻いたときに削れやすい

 

困ったなと思って、次にどうしたらいいか考えた時、

自分の昔を考えてみた。

(注・佐藤先生も昔アトピーがあったそうです。)

朝起きて、パジャマから普通の服に着替える時、

かゆくなり、いっぱい掻いていた。

ただし、当時の記憶の中で、

出血していた記憶はなく

白い粉(鱗屑)は落ちていた。

そのときに、乾いている皮膚の方が強いのではないか。)と考えた。

 

そして、一旦塗り薬を全部やめて、乾かしてみようと、方針を変え、やめてみた。

そうして、乾燥させると、予想していなかったが、ものすごく強い離脱症状が起こった。

 

ステロイドを塗っている時よりも炎症を抑える力が少ないので、

赤くなるし、ものすごく痒くなる。

掻いていると、ものすごく深い傷ができる。

その子はものすごく辛くしており、困り果てていた。

しかしながら、どのくらい続くかというと、一週間ぐらいがピークだった。

ちょっと後になると、皮膚が黒くなり乾燥してきた

2~3週間くらい経つと、痒みはましになり、掻いてもあまり傷つかなくなった

 

あとから考えてみると、ステロイドを塗っているときに

保湿を続けていると皮膚は弱いままだけれど、

保湿をやめると皮膚はだんだんと強くなっていく

その時に、

保湿の依存というものがあるのではないか。)

と思った。

 

その後も、ステロイドやめているけれど、

保湿をしている人に保湿をやめさせると、

同じような経過で良くなっていくということがあったので、

保湿依存というのは間違いなくあるという確信に至った

 

【4】脱保湿という表現とその意味

 

当時は、ワセリンやアズノール軟膏などの軟膏を塗っていると

起こるのではないかと思っていたため、

言葉としては『脱軟膏』という表現をしていた。

 

しかし、ステロイドをやめた後に皆色々やっていることに気づいた。

ある人は、

掻くことを防御するためも含め、全身をさらしで巻いて皮膚を保護していた。

その状態をやめるとものすごい離脱症状が起こった。

その他にも、

ガーゼリント布を巻いているのをやめさせても、強い離脱症状が起こった。

 

それにより、 軟膏をつける以外にも皮膚を保湿してしまうという条件の時には、

ステロイドをやめようと思っても、皮膚は赤い状態が続くことがだんだん分かってきた。

このときから、脱軟膏という表現より、保湿をやめていくという表現の方が良いということで、

脱保湿という言葉に変えていった。

 

【5】保湿の内容

 

 保湿にはどんなものがあるかというと、 

軟膏クリームオイルをつける

化粧をする

日焼け止めを塗る

(さらし)で体を巻く

ガーゼやリント布を巻く

一日中布団に入っている

かさぶたを取る

浸出液を取る

水を飲みすぎる

等があげられる。

 

一日中布団に入ることについて

ステロイドをやめたとき、ものすごく痛いので、痛みを軽減させるために布団の中に入る。

湿ることにより、痛みが軽減されるため、一日中布団に入っている人も多い。

夜は寝るために布団は必要であるが、昼は起きて活動し、できるだけ布団の中に入ってはいけない。

 

かさぶたを取ることについて

保湿をやめた後、かさぶたができる。かさぶたになるということは、

皮膚が乾燥するということであり、乾燥してくると伸び縮みしなくなる

そのとき、運動しようとすると、亀裂が起こり、強い痛みを伴う。

その痛みを避けるために、かさぶたを取る。

ということを繰り返して、自分の体が動きやすい状態を続けている人もいる。

実はこれをやめると、同様に離脱症状が起こる。

 

浸出液を取ることについて

また、かさぶたを取るひとつ前の段階で、

浸出液が出てきたときにそれを取ってしまう、 といったやり方で保湿を続けている人もいる。

これは、浸出液がかさぶたになるため、かさぶたにしないで、亀裂も起こさせない。

こちらの方がかさぶたを取るのに比べ、少し痛みは少ないが

いつまでも浸出液は出てくるため、保湿と言える

また、最近になってわかってきたことだが、水を飲みすぎることも保湿になっている。

上記に挙げたことは、保湿になっているから、やめなさいと伝えている。

 

【6】保湿をして良い場合と悪い場合

 

ただ、保湿を絶対にしていけないかというと、

そうではない。

保湿には、して良い場合と悪い場合とがある。

それは、その人の皮膚がステロイドを使っているか

いないかによって区別して考える

ステロイドを塗ったことがない人が、皮膚が乾燥してかゆくなった場合に、

保湿してかゆみを抑えるのは良い方法である。

ステロイドを使っていないし、実際にかゆみもおさまるため。

ステロイドを塗って、ステロイドから離脱する時軟膏などを塗る場合は、

治らない方向にもっていくことになるので、その保湿をしてはいけない

 

【7】標準治療における保湿の認識について

 

保湿をした方がいいと言っている人は、ステロイドの使用経験の有無を全然問題にしていない。

とくに標準治療をしている人は、ステロイドを塗ったことが悪いと思っていないから、

塗った塗ってない関係なく保湿をしなさいと言っている。

それはアトピーが乾燥しているからという理由である。

特に子供は、乾燥してかゆみが起こっている場合

少し保湿してかゆみを抑えるのは良い治療だが、

ステロイドをやめる際にはよくない

 

【8】世間における保湿の認識について

 

保湿してはいけないということを、ほとんどの人は知らない。

しかしながら、実際は無意識に知っている人がたくさんいる

なぜなら、多くの人は、お風呂を出たら、すぐに保湿する。

時間をおいて保湿はしない。

理由は、お風呂を出てすぐに塗らなければ、

痛くなる、突っ張るということを知っているからである。

しかし、これが保湿依存であるとは知らない。

みんな、無意識のうちに知っていることなのである。

こういう人は、昼でも仕事最中に皮膚が乾燥してきたら、

軟膏を塗ってまた仕事に戻るということをしているが、それは良くない。

 

【9】脱保湿が受け入れられにくい理由

 

保湿をしてはいけないことが、受け入れられにくい理由は

以下の2点が挙げられる。

一般的な常識としては、

アトピーの人の皮膚は乾燥しているから、

乾燥を抑えないとかゆみが抑えられないので、

保湿しないといけない、となっており、逆の話で信じられない。

 

・保湿するときにワセリンアズノール軟膏ヒルロイドソフトなどを使うが、

あまり痒みには効かない。

 

多くの医者は、そんなに力の弱い薬をやめることによって、

非常にひどい離脱症状が出てくることが信じられず

その離脱症状をワセリン程度で抑えることはできないとも思っており、

そのギャップが全然違うので、医者は脱保湿を信用する気にならない

 

そういったことはあるが、ステロイドをやめるときには、

保湿をやめないとよくなっていかない

 

【10】保湿のやめ方

 

では、保湿をやめるにはどういったやり方があるか。

1.使用量を減らす(例:一回の使用量を10g→5gに減らす)

2.塗る範囲を限定する減らす

(例:赤みの強いところに塗って、赤みの弱いところは塗らないようにする)

3.頻度を減らす

(例:毎日塗っていたものを、2日に1回、3日に1回、と間隔を減らす)

また、毎日1回の頻度になると、普通は入浴直後に保湿する。

これを、入浴1時間後に保湿 →  入浴2時間後に保湿

→ ・・・ 翌日に保湿、と入浴後の保湿する時間を後ろにずらして、

1日のうちで何時間かを保湿していない状態から始めて、頻度を減らしていく

 

なお、入院の場合は、入院期間が短いため、すぐに完全にやめる

外来の場合は、徐々にやめていく。とくに子供の場合はそのようにする。

徐々にやめる際は、上記の3つのやり方を上手に使って減らしていく。

その他にも、仕事をしながら脱保湿をしたい人は、

服で隠れたところからやめていく方法をとることもある。

(例:顔手首は保湿を続けるが、おなか腰ふとももなどをやめていく)

 

このとき、離脱症状も起こるが、良くなるということを確かめ、自信が付いたら、

多少悪くなることも覚悟して一時的な休職や入院をして、顔や手もやめる。

とくに接客業などでは、そういったやり方で減らしていくことが提案できる。

 

【11】赤ちゃんに保湿させることによる

アトピー発症を防ぐ方針に関して

 

最近、アトピー性皮膚炎を起こさないために、

生まれたときから全身に保湿剤を塗って、

アトピーを発症させないようにしようという取組みが

日本で行われた。

104名の赤ちゃんを、

 ① 1日1回(または2回全身にヒルロイドソフトを塗るグループ

 ② 親が塗りたい時だけワセリンを塗るグループ(ほぼ塗っていないとしてよい)

52名ずつの2グループに分け、1年後に何人アトピーが出たかを確認した。

 

①の方法では、19名の赤ちゃんがアトピーを発症した。

②の方法では、28名の赤ちゃんがアトピーを発症した。

この結果に対しては、以下の考えを持っている。

 

1⃣ 28名から19名に減ってはいるが、19名は起こっているし、

減った人数も9名/52名中(20%にも満たない程度)なので、

それほど良い治療法ではない

 

2⃣ 赤ちゃんが羊水(水)から出てきて、乾燥した世界に出て、

乾燥した空気に適応しながら生活するということを考えた際、

生まれたときから全身に何かを塗って保湿状態で生活させるということが

本当に安全なのかどうかを、この取組みでは全く問題にしていない。

 

佐藤先生の経験談

 

アトピーで脱ステをした父親が、子供にアトピーを発症させたくないとして、

生まれたときから1日2回、子供の全身にワセリンを塗っていた。

生後3か月が経ち、連れてくると、よくあるアトピーの湿疹はないが、

全身の皮膚が、特殊な病気の皮膚に似ていた

それは良くないので、やめなさいということで、やめさせると

次回の診察の際には赤ちゃんのきれいな皮膚に戻っていた。

 

全身に早くから塗っているとそうした環境に適応していくということになり、

非常に変な状態で育てるということになる。

それはまずいと思う。

生まれてすぐから保湿剤を塗って、アトピーを発症させないように

保湿させるという方針については良くないと思う。

 

【12】保湿していないという人について

 

脱保湿をしていると言っているが、実際はできていない人が意外と多い

実際に1週間に1回塗っていたら、十分保湿を継続していることになる。

そのため、もしその状態をやめたら、離脱症状が出る。

 

 

               『とまり木』2018.12.12より

 

  ********************

 

いかがでしたでしょうか?

深い!と、膝を叩いた方も多いと思います。

参考になさって、一日も早く、よくなってくださいね。

 

なお、『脱ステ超お役立ち情報ーその4』は続編があります。

そちらも併せてご覧ください!とってもためになりますよ。

 

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

#脱ステ #脱保湿 #ステロイド #アトピー #阪南中央病院 #佐藤健二先生 #とまり木 

脱ステ・超お役立ち情報 ー その3

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大好評の、阪南中央病院(大阪)佐藤健二先生と入院患者の集まり、

とまり木の先日の内容がまたシェアされていますのでご紹介しますね。

脱ステ脱保湿の治療中に出てくる疑問や困ったことへの答えがちりばめられています。

とってもためになりますので、是非、ご一読、いや、

しっかりノートに取って暗記してください。ここ、試験に出ますからね。(笑)

 

    ********************

 

◆「脱ステの総論について佐藤先生のご講話

 

佐藤先生の著書「患者に学んだ成人型アトピー治療‐脱ステロイド‐脱保湿療法」

の重要な点を解説していく。

 

【1】脱ステロイドとは

 

脱ステロイドとは、ステロイドをなくすということだが、基本的には2つの意味がある。

1つ目はステロイドの物質としての科学的な構造物が無くなることである

皮膚に塗っていたものを塗らなくすれば、なくなっていくはず。最後には化学物質がなくなる。

2つ目は、生態機構の攪乱がなくなり、元の状態に戻っていくこと

これらが、どれくらいの期間でなくなっていくのか。

1つ目の意味「化学物質」

ネズミを使った動物実験で、

ネズミの皮膚にステロイドを塗り、

塗った日を100%としたら、

4日後には塗った濃度の10分の1にあたる10%になっていた。

8日後には4日後の2倍なので1%になる。

0.001%になるには、4日後の5倍である20日後ということになる。

つまり、塗ったステロイドは20日経てば、だいたい無くなる。

塗ったステロイドはおおよそ1か月で無くなると思ったらいい

2つ目の意味「生態機構の攪乱」

これについては全く分かっていない。

どんな攪乱があるかというと、ホルモンの影響がある。

・生理が止まる

・妊娠していないのに乳が出る

等である。

他には、尿を出さないようにするホルモンの値が異常に高くなっている人が多い

だいたいの人は皮膚が良くなると戻るが、かなり高い値で残っている人もいる。

これがいつまで元に戻らないかは不明。(これを研究している人がいないため)

 

【2】脱ステロイドを行う心構え

 

脱ステロイドにあたってどんな心構えが必要か。

脱ステロイド治療とはアトピー性皮膚炎の治療ではなく

ステロイドによる副作用の治療ということを理解するのは重要なことである。

大変つらい治療であり、特に開始直後がきつい

治っていく段階で、痛み、痒みが強くなる段階が出てくる

こういう経緯が起こることを分かっていなければ、失敗する。

失敗しないためには医師のサポートは重要。

 

【3】脱ステロイドの継続

 

脱ステロイドは、日常生活をきっちり

コントロールしていかないとできない

例えば、早起き運動水分制限

食事入浴の時間温度調節等である。

よって、ずぼらに手を抜きながらは出来ないため、ずぼらな人は挫折しやすい。

 

【4】保湿について

 

脱ステロイドを行うにあたって、保湿が問題になるということをよく理解しなければならない。

ステロイド依存症の人は同時に保湿依存症を併発している

世間一般では、アトピーは乾燥肌だから保湿をすべきと言われ、

保湿のための商品もありふれているが、それを使うと大変なことになる。

世間で言われていることと真逆のことをしていかないといけないため、

保湿に関する考えをしっかり理解しておかなければならない。

 

【5】食事について

 

【4】と同様。○○を摂ると良い、または悪いといったことを信用してはならない

(サプリメント、乳酸菌L-○○等)様々な宣伝や情報を信用しないことが大事である。

 

【6】ステロイドをやめる方法

 

ステロイドをやめる方法は2つある。

1つ目は突然やめる方法、2つ目はゆっくり徐々にやめる方法である。

ただ、その前にまず保湿剤を塗っているかいないかを先に考える。

これは保湿依存の問題があるからだ。

ステロイドと保湿、両方を塗っている人の場合は、まずその保湿を断つ必要がある

保湿剤をやめると、ステロイドだけを塗っている状態になるが、実はステロイドを塗ることも保湿になっている。

しかし、少しでも余計な保湿を取り除くために、まず保湿剤をやめる

その上で、ステロイドを突然やめるか、ゆっくりやめるか選択する

 

1つ目の突然やめる方法については、上記で述べた保湿依存の問題があるので、

ステロイドをやめるなら保湿剤も同時にやめ、できるだけ保湿をしない方向にもっていく。

 

2つ目の徐々にゆっくりやめていく方法にどんな概念があるかというと、

1. 毎日塗っていたら1日おきにする等頻度を減らす

2. 全身に塗っていたなら、体の半分にする等、塗る面積を減らす

3. 湿疹に対し、塗る量を減らす。単位面積あたりの量を減らすということである。

    例えば、体幹前面あたり10g→5gに減らす等である。

 

この2つのやめ方が、全ての人に適応できるわけではない。

ステロイドをやめるとかなり痛くなるので、

子供に関しては保湿をしてあげないとうまくいかない場合もある

相手を見ながら対応していく。

 

【7】脱ステロイドの成功率について

 

脱ステロイドの成功率がどのくらいあるかということだが、

脱ステの論文を書いていた当時、既に脱ステをやっていた病院がいくつかあった。

そのデータを見ると、脱ステロイドだけでの成功率は50%程度であった。

私がステロイドだけでなく、保湿もやめることを強調している理由は、

脱保湿も行うと急激に成功率が上がり

大方100%となったから。

それくらい保湿が重要な問題ということを示している。

 

非常に重症な人でも、2か月程あれば仕事に戻れるくらいになって退院する

ポイントは、脱ステロイドだけでなく、脱保湿をしなければならないことである。

 

【8】ステロイドの副作用の悪化か

もともとのアトピーの悪化かを見分ける方法

 

一旦良くなってきたが再度悪化した場合、それはもともと自分が持っていたアトピーの悪化なのか、

ステロイドの副作用なのかを区別するには、自分の湿疹が起こり始めた時のことを考えるようにする。

おそらく、普通はもともと持っていたアトピー性皮膚炎の好発部位(肘、膝、手首などに出る人が多い)に出る。

この場合はアトピーが直接関係しているだろう。

 

ところが、以前よりも湿疹が起こりやすいということであれば

ステロイドの影響があって抵抗力が弱いから悪化していることになる

例えば、風邪をひいた時、好発部位だけが悪くなっていたら、アトピーだけが悪くなった、と考えられる。

 

脱ステしているとき、通常は全体的によくなっていき、

後から好発部位が悪くなって出てくる。

しかし、これとは違って、好発部位が後から悪くならない人、

こういった人の湿疹は副作用によって起こった悪化だけであろう。

ステロイドを塗っている間に、もともとのアトピーは治っていて、

薬をやめたら好発部位以外が一気に悪くなった・・・

つまりそれは、アトピー性皮膚炎のみに対する治療ではなくて、

副作用を抑えるために一生懸命ステロイドを塗っていたと考えられる。

 

よって、好発部位のみだとアトピーが悪化した、

好発部位とそれ以外だとアトピーに加えステロイドの副作用も問題になってくる。

そこを区別するとわかりやすい。

 

 

患者からの質問

 

Q.  人によって、痒みの強さに違いはあるのか。

A.  痒みは自覚症状の問題。個人の感覚であるため、比べることはできない。

私の痒みの感覚としては3種類ある

 1. ピンポイント
 2. 特定の面積
 3. どこが痒いか分からないが、触っているうちにどこか分かってくる痒み

他の人がどうかは知らないが、一度検討してみてほしい。

 

Q. 脱ステの時の痒みと、元々のアトピーの痒みの違いはあるのか。

A. 病気の状態がどうかによって痒みの強さが違ってくるだけで、先程の部位の違いとは関係ない

 

Q. 目から滲出液が出ている感覚があるが、これは目やに、滲出液のどちらなのか。

A. 目やには濁ったものが目頭に溜まるもの。滲出液だったら、濁ってはいないはず。

それは眼球から出ているのか、皮膚から出ているか、よく観察することが大事。

 

Q. 症状として目から滲出液が出ることはあるのか。

A. 瞼をひっくり返したら粘膜があるが、そこから滲出液が出ることはある。

 

Q. 目が痒い時はどうすればいいか。

A. まず痒み止めの目薬を使用してそこから経過を見る。

内服の痒み止めは目にはよく効く。

痒いからと言って目を叩くと、白内障網膜剥離になるので叩いてはいけない。

 

Q. アトピーや脱ステの症状は粘膜には出ないのか。

A. アトピーの痒みと、粘膜の痒みは別の病気。

鼻の中には粘膜の弱い部分があるため、鼻を強くかむと粘膜が多少痛むので

出血が起こることがある。

 

Q. 脱ステをした人がいるが、経験者の自分達がアドバイスするより、

入院などで先生に診てもらった方がいいか。

また、入院するにあたって、空きやすい時期はあるか。

A. はい、より安全でしょう。空きやすい時期はわからない。

 

Q. 入院前、脱ステと脱保湿は別々に始める人が多いか。

A. 入院したら、同時にやめてもらう。脱ステはしていたが、

保湿をやめると急激に悪くなり入院してくる人はたくさんいる。

 

Q. 首にコリコリしたしこりが最近増えた

A. リンパ節でしょう。湿疹がよくなれば小さくなると思う。

 

Q. 運動時、汗は出した方がいいのか。

またその汗が保湿になる事はないのか。

(温かい服装をすると、保湿になるから薄着がいいのか。

でも寒いと汗はでにくくなるし、

結局乾燥させた方がいいのか。)

A. アトピーの人は、汗が出にくいことが多いので、

汗を出しやすくするために運動をすることは良いことである。

汗が保湿になる点は、服を着ている段階で元々保湿になっているので、

汗が出たからといって気にすることはない。

 

Q. アミロイド苔癬ができやすい体質はあるのか。

A. 何か体質があると思うが、わからない。

 

Q. 汗をかくことがいいのはわかっているが、汗の刺激で痒くなる。また、汗がしみて痛い。

A. かく程度がどれくらいにもよるけど、汗が痒くてかいてしまっても、

運動する方が早く良くなるように思う。

運動の汗と、夏の暑さでかくじとーっとした汗は別物らしい。

 

Q. 寒くなってきたので、シャワーの温度を上げてしまう。適温は何度か。

A. 温度を上げたら、皮脂が取れやすくなることを

念頭に置いたうえで、自分で考えて温度設定するしかない。

 

Q. 休職して入院しているのだが、休職申請する時、脱ステが理解されにくく、

認めてもらいづらかった。悩んでいる人が沢山いるのに、公にはならないのか。

A. 患者や経験者が一生懸命発信していかないと変わらない。

 

 

            とまり木(2018.11.28より)

 

    ********************

 

記録を担当された方、ありがとうございました!

そして、佐藤先生、ためになる素晴らしいお話をありがとうございます!

 

そうなんです。

佐藤先生が最後に一言おっしゃっているように、

私たち患者は、症状に嘆くだけではなく

ほんの少しでいいから、発信しこの事実を広め

こんな悲惨な薬害による症状を撲滅するために、

小さな一歩でもいいから前進することが大切なのです

 

症状が辛いのなら

発信してください

シェアをクリックするだけでもいいのです。

いいね、をポチッ、と押すだけでも、発信なのです。

 

あなたがこれほど苦しんでいるのに、

世間を見回しても、ステロイドの副作用なんて

見たことも聞いたこともない人であふれています

それでは、何も変わらないのです。

 

チラッと話題に出すだけでもあなたのそして世界の前進です

相手を説得する必要も論破する必要もありません

ただただ、小さな発信を一人ずつがすること・・・

そのことで、巡り巡ってあなたを囲む状況も変わってくるのです。

世間が知ることで、世の中があなたを理解し始めるのです

 

あなたにも何か一つ出来ることが必ずありますよ。

変えましょう!変えられるんですよ。

小さな、小さな、静かな革命戦士の一人として、

あなたが一歩踏み出すことを、私は両手を広げて待っています。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

  👇その1を見逃した方はこちら👇

脱ステ・超お役立ち情報 ー その1

 

 

  👇その2を見逃した方はこちら👇

脱ステ・超お役立ち情報 ー その2 

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 ー その2 

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前回大好評だった阪南中央病院皮膚科での

入院患者と佐藤健二先生とのミーティング・とまり木のシェア第2弾ですよ。

 

今回もまたメモ形式ですので、読みやすいように、

あるいは文字を読むのがあまり好きではない方々のために、(^◇^)

カラー文字でお届けしますね。

 

見逃した方、 第一弾はこちら

脱ステ・超お役立ち情報 ー その1

 

   ********************

 

佐藤先生より患者が間違いやすい症状(経過)についてのご講話

 

1.患者が間違いやすい症状経過について

 

脱ステ後、ゆっくり良くなる過程で、しばしば悪くなったりする時

間違いやすい他覚自覚症状の変化とは

 

他覚症状・・・まず見た目がどう変わるか

  • 最初、黄色い浸出液が出る
  • 浸出液が止まり赤い血が出る ⇒ (びっくりして悪いと感じる)
  • から黒い状態になる ⇒ (特に女性が気にする)
  • 白い粉が出るようになる

 

自覚症状・・・「より悪くなっている」と間違う変化

  • ずるずるの時 ⇒ (動かしても痛くない)
  • 乾いて突っ張る
  • 瘡蓋が切れて痛い ⇒ (痛みで悪くなったと思う)
  • 瘡蓋がくっつき、瘡蓋が取れる時痒くなる ⇒ (悪くなったと思う)
      * じくじくの時はかいても痛くない
      * かさかさの時はかいたら痛い   

*この経過を知っておかないと悪くなったと心配し脱ステを失敗してしまう

 

2.患者たちはどういう時に悪化したと感じるか
  また、経過についてどのように感じるか

 

患者:   浸出液がサラサラとドロドロの時があるが、サラサラの時の方が悪いと思う。

先生: 認識通り。例えば子供などは、最初の頃食事ができないと汁はサラサラ、

    次第に良くなってくるとドーム状になってくる。

    ドロドロの浸出液にはたんぱく質が多く含まれている。

    (血中アルブミン 正常値の最低3.5g、悪い場合2.5g以下

               ということもある)

 

患者:   赤黒い瘡蓋から黄色い汁に戻った。悪くなったと評価しているが、

      それはストレス、生理前、食事等の要因があったため?

先生: それで間違いない。

            季節の変化や生理等、自分ではどうしようもないことは仕方がない。

            ストレスは回避するのがベスト。

            その他の要因として、瘡蓋を取るのも保湿。お風呂も保湿。

 

患者:   光線療法をしたら、顔と手足が腫れた。

      どこまで腫れるか不安だったが、その後引いて、先生のおっしゃる順番通りだった。

先生: 強い炎症(日焼け)を起こした。

            脱ステを始めた時と同じで当然のことが起こった。

 

患者:   今までの悪化の経過は突然真っ赤になり、それが早いスピードで全身に広がる。

      治るのはゆっくり。全身に広がるのを食い止める方法は?

先生: ない。悪化するのが早いのは、ステロイドを使っていた人の特徴。

            ステロイドを体内でつくる指令が止まったのでは、と考える。

            ストレスを除外し、体を強くするしかない。

            それには運動と食事をしっかり摂ること。

            自宅では炎症の期間が長くなり不安になるものだが、

      入院すると安心感が大きい。

            悪くなったと思い、先生に診てもらえばいいと、

            自分で考えなくなることがダメ。

            自分で変化を観察し、自信をつけてやってほしい。

 

患者:   悪化の際、家で耐えたが良くならなかった。入院すると治りが早い。

先生: 家と入院を比較して、そのとき何をしていたか、

            していなかったかを明確にしないとわからない。

            必ず違いがある。(ストレスを含め)

 

患者:   冬に皮膚が腫れて、掻くと血が出る。その症状は脱ステの変化と違うか?

先生: それはアトピーの症状であり、誰でもあること。

 

患者:   脱ステ+脱保湿と、脱ステだけしていた時とは経過が違う。

      脱保湿をしていない時は、皮膚がぼろぼろと剥けてきた。

先生: 脱保湿をしなければ炎症が起きている皮膚だから、当然経過は違う。

            正常な皮膚とケラチンの質が違うと思う。

 

患者:   水分が足りていないと掻いても浸出液が出ない。

先生: 脱水状態は良いことがない。

           過剰な水分制限は、血中ナトリウム濃度が高くなり命の危険もある。

           大人と子供では体の体積と表面積が違うので、たんぱく質が多く出る。

           子供は特に注意が必要。

           赤ちゃんの場合は、母乳100gに対し、

           たんぱく質は1gしか入っていないため、

           母乳を中止し、ミルクに切り替えるのが良い。

 

患者:   瘡蓋の種類の見分けがつかない。

先生: 瘡蓋(=痂皮)⇒ 色がついている。(たんぱく質が多い)

            鱗屑     ⇒ 色がついていない。(白は問題ない)

 

3.患者からテーマ以外も含めた質問

 

Q.    浸出液が出ないのは、年齢に関係しているか。

A.   関係ない。浸出液が出るほど、炎症が大きくなかっただけ。

 

Q.    浸出液がついた衣類を洗っても取れない場合には、新しい衣類を買ってきた方がいいか。

A.   どちらでも同じ。

 

Q.    蒸れると瘡蓋は湿って浮いてくるが、それも取るのは良くないか。

A.   取らない方がいい。下の皮膚が正常ではないから繰り返すことになる。

 

Q.    爪ではなく、他のもの(市販の美顔ローラーや小児用ローラー針など)で掻くのは?

A.   一生懸命掻いているのと同じ。指の腹が一番まし。

      広告に惑わされず、実際に行われていることに対しての

      評価をしないといけない。

      例えば、マッサージも強烈に掻いているのと同じ。指圧もしない方が良い。

      イボイボスリッパも良くない。足が悪くなる。

    <ポイント>
    いかに傷つけずに痒みを減らせるか。
    自分で発見しないといけない。それがアトピー患者の仕事である。

 

Q.   心拍120に上げるための走る以外のおすすめの運動は?

A.   ラジオ体操も思いっきりやれば心拍は上がる。

       ヨガも良いがやりすぎは良くない。(やりすぎると皮膚が切れる等)

       その人の持っている体力に合わせてやるべき。

       しんどくなって、次やりたくなくなるようなものではなく、

       楽しくできるものを見つければよい。

       運動は能動的なものをすすめる。サウナなどは受動的な運動。

 

Q.   脱ステ後、何度か悪化を経験したが、今後ひどくなる場合も同じ経過をたどるのか。

A.   YES。ただし、気を付けることで痒みが起こりにくくはなる。

      起こった後は、ゆっくり治るという同じ経過をたどる。

            <ポイント>
              運動・生活習慣等、どういう悪い点、良い点があるのかを考え、

              差し引きして選択する。

              日頃から健康的な生活を送ることが重要。

 

              とまり木 (2018.11.02)より 

              (メモを取ってくださった方、ありがとうございます!)

 

    ********************

 

知識不足のまま脱ステ脱保湿をやっていると、途中で

(悪化しているのでは・・・・?)

という不安に陥る方がほとんどです。

 

炎症を起こした皮膚が乾燥する(=治癒に向かう時は、

かなりグロテスクに見えたり痒みが増したりします

でも、乾燥してきたということは

治癒に向かっているのです。

その途中経過の真っ最中に、

「一生懸命、脱保湿をしているのに、悪化してしまった!」

と勘違いし、せっかくがんばってきた脱保湿をやめてしまうのは、

本当にもったいないことです

少しでも多くを知って、心もリラックスしながら

今の試練を乗り越えてください。

**ただし、感染がないこと他の病気を発症していないこと

定期的に信頼できるお医者さんに診てもらいながら進めてくださいね。

 

あと少し。

あなたも、必ず良くなりますよ。

希望を持って明るく明るく、前に進んでみてくださいね

これ👆徳子より愛を込めて<ポイント>!です。(笑)

( `ー´)ノ(ドヤ顔中。)

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

 

 

脱ステ・超お役立ち情報 ー その1

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私はかつて、大阪の阪南中央病院に入院し、佐藤健二先生脱保湿治療を受け、

何年も患っていたステロイドの重い副作用の脱出方法を学びました。

日本全国から、時には外国の患者さんも、辛い副作用から救われるために入院される病院です。

 

こちらの病院では、

入院患者は佐藤先生の著書を枕元に

に、ではなく、枕元に、ですよ。

枕にしても、よくなりませんよ~♪)

毎日毎日、究極の脱保湿を学びながら、

どうやったらステロイドのリバウンドから

一日も早く脱出できるのかという知識を得、

徹底した脱保湿生活をします。

入院した誰もが皆、本当に一生懸命です。

 

阪南中央病院皮膚科は、外来を午前中に締め切っても、

先生たちは夜遅くまで診察しなければいけないほどの人気病院です。

(人気の病院とか、人気の葬儀屋とか、人気の裁判官とか・・・

あっていいのかどうかの分類に入るかもしれませんが・・・。)(笑)

時には入院患者の就寝時間近くまで外来診療に追われていらっしゃいますが、

それでも佐藤先生は、入院患者全員を必ず毎日診てくださいます

お蔭で心が不安定になって泣きそうな入院患者ですらも、

安心して、翌日には心を入れ替えて、

楽しく、一日のメニューをこなして、治癒に向けてがんばれる環境があるんです。

 

入院患者たちは、お互いに情報を交換し合ったり、

脱保湿の知識を確認し合ったりしますが、

1~2週間に一回、夜にとまり木という集まりがあり、

皮膚科のほとんどの入院患者たちが集まります

その時、佐藤先生はどんなにお疲れでも、(夜なのに!)参加してくださり、

患者一人一人の思いに耳を傾けてくださいます

時に目を閉じていらっしゃる時もありましたが、(笑)

(あれ?先生、疲れすぎて寝ちゃったー?)

と、(先生の激務を毎日見ている患者たちは)一瞬思うのですが、

先生はし~っかり全て聞いてくださっています

これが、スゴイ

妙技、いや、秘技、と呼べるレベルです。

冗談のように言っていますが、本当に、本当に、ありがたいことです。

(佐藤先生は、回診の時も、一人の患者さんと話しながらも、

他の患者さんやスタッフの声を同時に聞いていらっしゃることがあり、

私も何度かその聖徳太子を超えた能力に驚かされたことがあります。)(笑)

患者の症状は全て漏らさず把握されているスーパー・ドクターならではの高い技です。

 

時には、夜遅いのに、とまり木の集まりで、二回目の診察すらしてくださることもありました。

みんな喜々として行列を作って診てもらったりしたのが、本当に楽しい思い出です。

 

そんなとまり木の集まりでは、佐藤先生からとても役に立つお話をして戴けます。

退院してからも、とまり木だけでも参加したい!という冗談が出るくらい、

ためになるんです。

 

今回、入院中の患者さんにお願いして、佐藤先生の許可も戴き、

つい先日のとまり木の内容を公開して頂きました。

入院患者向けのお話しではありますが、拾うところがいっぱいあると思います

是非、参考になさって、治癒に役立ててください。

(メモの為、文章は ”常体” になっていますが、実際の佐藤先生は丁寧に話される方です。)

 

     *****************

 

病院食に含まれる水分量は、食物のカロリー数(~kcal)の7~8割の数字が水分量。

大体1日当たり1400~1600mlになるように調節されている。

1100や1200mlなどと設定して自己管理するように指導している。

ここで勘違いしてほしくないのは、退院後も

「わたしは入院中~ml以内という目安だったから退院後も~mlで。」

と思い込んでしまうこと。

意識すべきことは、入ってくる水分と出る水分をつり合わせるということ。

日常生活に戻ったら食事に含まれる水分量を毎日一定にコントロールすることは難しいと思われる。

体に入るのは口からと点滴などで入る。

身体から出るのは汗、尿、呼吸、下痢など。

食事に含まれる水分量をおおよそ把握した上で、

一日の水分の入りと出のバランスを取るように水分摂取量を自己管理すべきである。

退院後に水分摂取量の管理をする人が少ないことは大きな問題。

 

 

★入院患者さんの質問と先生からの答え★

 

Q.  アトピー患者は腎臓の機能が落ちているか

A .   落ちていない

 

Q.  下痢気味の際、水分制限をするべきか

A. 点滴で水分補充するのが良い

大人なら一日くらい我慢しても大丈夫

 

Q.     添加物、飲み水、シャワー、塩素を気にしているか

A.全然気にしなくてよい。ただし添加物を多くとると痒みが増す(蕁麻疹)

 

Q.    加湿器の適度な調節は?室内→外など、極端な湿度変化は良くないか

A.冬には40-50%くらいに室内を調節

 

Q.    皮や種を除いた食べる部分の%は

A.スイカ93% 果物一般85%

 

Q.    健全な皮膚の人が水分を多くとりすぎるとアトピーになりやすくなるか

A.むくみが出るかもしれないが万人がアトピーになるわけではない。

浸出液は出やすくなる。アトピー以外の皮膚疾患にも言える。

食品成分表を見る。一般的な水分量は2000~2500ml。

 

Q.    おかず一つ一つの水分量はきっちりわからないので教えてほしい

A.のどの渇きで判断

 

Q.    男女で水分の体内の保持量に差はあるか

A.  女性の方がむくみやすい

Q.    糖分摂取量の目安は   

カロリー
(kcal)
タンパク質
(g)
炭水化物
(g)
脂質
(g)
1750 65 260 50
2000 70 310 50
2250 75 360 55
2500 85 390 65

 

Q.  水分を摂りすぎたらどのような症状が起きるか

A.浸出液、かゆみ、かさぶた、むくみがおきる

 

Q.  もし、水分を摂りすぎたような日はどうしたらいいか

A.コーヒー(利尿作用)を飲んだり、利尿剤(お勧めしない)を使う、

運動する、冷やすと尿が出やすくなるので、冷やすなどすると良い

 

                     とまり木(2018.11.16)より

 

     *****************

 

入院中の、最悪の状態の患者さんですら、

このように、誰か他の皆さんのお役に立てるかも・・・・

という思いで発信してくださいました。

とっても素敵なことですね💛

(コムロン、ありがとうぅぅぅぅ!・・・・・・・業務連絡でした。)(笑)

 

みなさんも、必ず出来ることがありますよ。

嘆いているだけの自分にサヨナラしてください

誰かに、さりげ~~に話すこと、シェアすること、

そんな小さな一歩が、未来を変えてくれるはずですよ。

その前向きな姿勢が、あなたの症状にも、必ず影響を与えるはずです。

 

今日も素晴らしい一日を!