アーカイブ | 2017年1月15日

ためになるスゴイ話

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日本一の金持ち‘斎藤一人さん’のお話が圧巻!

斎藤一人さんは、全国累積納税額日本一、つまり

日本一の金持ち

ですが、

マスコミなどに一切登場しないので、意外とご存じない方も多いようです。

土地売却や株式公開などによる高額納税者とは違い、

事業所得のみで記録を更新し続けている本物の実業家です。

 

そんな一人さんは、たくさんの人の幸せの為に、

全国で講演会をされたり、

悩める人の相談に、

いつも即答で見事な答えを出してくれたりします。

どんな長時間の講演も原稿なし、

それなのに起承転結ばっちり

笑いあり、涙あり、そして最後には必ずや感動の締めくくり。

2時間話すと、それがほぼそのまま一冊の本になったりします

これはもう、神業のレベルです。

 

私は生涯で、これほどお話の上手な方を見たことがありません。

それほど圧巻のお話をされます。

 

そんな一人さんの最新のお話の一部が、これまたすごかったので

以下にお届けします。

 

ある相談者が

「子供のころから逆上がりや跳び箱などが出来ずに自信を失い、いつしか ‘自分はダメな人間だ’ と思いながら大人になってしまった。

過去の自分と向き合い、本当の自分に出会いたいと思っているが、自分探しの為の何かしらヒントをいただきたい。」

と質問したことに即答した答えです。

 

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『得意なことを生かすのが幸せの道なんです』

 

ダイコンは辛いんです。地面の中にはいろんな菌がいるから、辛み成分を自分の中に作り出さないと菌にやられてしまう。

だから、あの辛さは、ダイコンを守るのに役に立ってるんです。

 

縄文杉(屋久島に自生する巨大な屋久杉の呼称)なんて、樹齢何千年もの木があるけど、

「何千年もたってるから、あんなすごい木になる」って言うけど、そうじゃないんです。

縄文杉は節くれだっていて使い道がなかったんです。

他の木は伐られて、木材に利用されたけど、縄文杉は節くれだって、柱にもならないんです。

 

人間から見て使い道のないものでも、縄文杉にとっては使い道があったんです。

だから、縄文杉は何千年も生き残っているんです。

 

何を言いたいのかというと、自分を生かすことをもっと考えていかなきゃいけないよ、ってことなんです。

 

あのね、出世する条件というのが3つあって、1つは「向上心」。

それから「せっかち」。せっかちじゃないと行動しないですからね。

あと1つは「臆病」なんです。臆病じゃない人が立てた計画って、ずさんだから(笑)。

 

昔の日本軍なんか、敵陣に突撃させて、みんな死なせてしまったんです。

そういうことをなんとも思わないような人間がたてた作戦は、南方を取っても、兵士に食料を運ぶことを考えていないんです。

「食料はなんとか調達できるだろう」ってぐらいにしか考えていない(笑)。

 

あと、特攻隊と言うのがあったんです。若者が爆弾を積んだ飛行機に乗って敵軍に突っ込んで自爆したんです。

そういうのを作戦だと言われたら困るよね。作戦とは、そんなものではないんです。

 

何を言いたいのかというと、「せっかちはいけない」と思って治そうとしたり、

「臆病はいけない」と思ったりするけど、せっかちも臆病も、神が与えてくれたものなんです。

 

与えられたものをどうやって生かすかを考えてないよね

 

私も逆上がりが出来なかったんです。

だけど、運動選手じゃないんだから、できなくたって何の問題もないんです。

 

数学もできなかったけど、電卓を買って来れば事足りるんです。

 

私は、「自分は商人に向いている」という自信は揺るがないんです。わかるかい?

 

肯定的というのはネガティブなこともちゃんと見て、それを肯定的に解釈するんじゃなくて、

自分は、これとこれが苦手だから、周りで得意な人がいたら、代わりにやってもらってありがとうって言おう」とか、

自分はこれが得意だから、出来ない人の代わりにやってあげよう」とかっていうことなんです。

 

おおよそ自分が苦手なことで社会に奉仕して、食べている人っていないんです。

たいがいみんな自分が得意なことで生計を立てているんです。

 

自分の欠点を治そうとするよりも、「こういう欠点があるんだ」っていう、自分が今いる位置を探す方がいいんです

そこから、集めたものをどうやって利用するか、なんです。

 

麻雀と同じでね、今、自分が持っている牌を生かしながらやっていくしかないんです。

自分に与えられた才能を生かしながらやっていくんです

 

自分に与えられた才能の中には、世間一般では、「マイナスだ」と思われているものもあるんです。

例えば、私は駆け足が遅いんです。そのおかげで、人を追っかけるような商売には向かないの。

相手が駈け出したら追いつかないんです(笑)。

 

自分が得意なことを生かして、苦手なことはやらないようにするのが、人が幸せに生きる道なんです。

 

「自分はこれが苦手でした」って、あなたは“自分の苦手”を自分をいじめることに使ってるんです。

 

ひとりさんは、せっかちから臆病さから、全部利用してるんです。

私にとって、神様から与えられたものは全部、宝物なんです。

 

あなたが苦手だと思っていることも、神が与えてくれた宝物なんです。

その宝物を生かしながらやっていく。

これが神を信じる生き方なんです。

 

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                                         マキノ出版 ゆほびかGOLD Vol.33 斎藤一人さんのお話

 

注)斎藤一人さんは宗教などとは一切かかわりなく、それぞれ全員の中に神様がいる、という趣旨で、‘神様’ という言葉を使っておいでです。

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