アーカイブ | 2017年9月24日

今日の “いいとこ” 見つけましたか?


 

ステロイドの副作用の皮膚炎に苦しんでいる皆様

リバウンド(依存性のある薬をやめたことによる悪化)に苦しんでいる皆様

そして、お子さんのアトピーの悪化やリバウンドに、切ない思いの親御さん

 

耐えに耐えているしかない毎日に、

(いったい、いつになったら

この辛さから逃れられるのだろう・・・。)

そう思い続けるばかりかと思います。

格闘する日々の辛さ、お察しいたします。

本当にがんばっておいでですね。

 

皮膚炎って、世間に軽く見られがちで、理解が得られない傾向にあります。

経験してみないと、どれほど苦痛かわからないものですから、

これほど苦しい病気だということが、意外と世の中には伝わっていないのです。

しかし、人間の体の最大の臓器である皮膚の炎症は、

想像を絶するほどの不快感との闘いです。

 

痒い” って、そもそも肉体的に相当切ないことです。

掻くと、自分の体がどんどん傷ついていくのに、

あの痒みを我慢できる人なんて、いないんです。

私が断言します。

アトピーやステロイド副作用の痒みは、人間の我慢の限界を超えています

骨まで、

内臓に届くところまで、

痒くて、

そこをえぐるほど掻かないと気がすまなくて、

深い掻き傷の痛みの方が痒さに勝った時点で

・・・・やっと痒みは収まる

 

掻いたばかりにひどく痛くなり、

時にはずっと全力でつねられ続けているような痛みになったりもする。

ひりひりして、まるで火傷みたいな痛みの時もある。

 

究極の乾燥から亀裂が入って、

動くたびに皮膚がパツン!と裂けたり、

 

時には、皮膚再生と浸出液の為に、たんぱく質が大量に使われるせいで、

ありえない疲労感なのに、

眠れないほど痒かったり。

 

感染症だって得意技。傷だらけの体は、細菌にすぐ侵されてしまう。

 

皮膚が動くたびに落ちて、粉・粉・粉・・・。

 

浸出液だって、ほんとうに、ベタベタしたり、やり場がなくて切ない・・・。

 

衣類の替えや扱いも、それはもう大変。

動いた拍子に、衣服にくっついていた皮膚が剥がれて、痛みに思わず悲鳴・・・。

 

そういった症状が全身に及んだ重症の時などは、

本当なら転がりまわって、もんどりうちたいような状態なのに、

痒くて、痛くて、不自由で、そして表現不可能な気持ち悪さで、

ろくに動くことも出来ない・・・。

 

わかります。

ほんっとぅぅぅぅ~~~~に、

よぉぉぉぉぉぉぉくわかります。

私には、あなたの苦しみが、

手にとるようにわかりますよ

みなさんが今、体験している苦難は、私も通ってきた道だから。

できるなら、あなたを抱きしめて、一緒に声をあげて泣きたい。

「がんばってるね。辛いね。苦しいね。それでも、えらいね。」

って、抱きしめながら、頭をなでてあげたい。

 

でも、そうなってしまっている以上、

どうにもこうにもならないのです。

今すぐよくなるものではない・・・そこは火を見るよりも明らかですよね。

 

明日よくなるものでないからこそ、

症状のことは、

しゃ~ない!

と、腹をくくってください。

 

そして、なんでもいいから、

今日からは

いいとこ見つけのトレーニング” を始めてください。

 

今、あなたがすべきことは、それだけ。

 

何をやっても大変な状態なのですから、

無理をすることはないんです

未来を憂えたり、

あれをせねば、これをせねばと、ねばねば思考をしなくていいんです。

現状に甘えてください

今は、神さまが与えてくれた、休養の時なのです。

せっかくなのですから、ひたすら いいとこ見つけ をしてみてください。

 

入院中ですか?

だったら、重い時にお医者さんや看護師さんが

常にそばにいてくれるなんて、

ほんとにラッキー♪

上げ膳据え膳も幸せ~。

同じ思いを患者同士で共有したら、もう、怖いものなし。

 

休職中ですか?

だったら連休に感謝。

休めること自体に感謝しましょう

たとえ上司や同僚に皮肉を言われたとしても、

結局休んでいるんですから、超ラッキーなんですよ

休んで迷惑をかけた上に、同僚に明るく笑顔で優しく見送れ、

なんて、要求しすぎですからね~(笑)。

相手も人間ですから、

自分の負担が増えて忙しくなるのに、うれしい人はいません。

せっかく治すために休んでるんですから、仕事のことは今は考えないことですよ。

「この先のことが・・・。」とか言ってないで、この先に考えてください。

今は、治すことに専念する時ですよ~。

その為に、休ませてもらってるんです。

 

指がぐちゃぐちゃで、紙一枚持てない?

でも、10本のうち、1本でもよくなったら感謝!

直径1cmだけでも

よいところがあったら、ガッツポーズ!

「うわ~!ここだけ、よくなってるぅぅぅ!!!

おっしゃ~~~!キレイじゃ~ん!」

と、大げさに喜んでください。

その心が体に影響を与えます。

悪い9本に注目するのではなく、

よい1本に注目する訓練ですよ。

 

痒くて眠れない

「1時間しか眠れなかった。」

ではなく、

今日は、1時間眠れた!」

ですよ。

「先週まで1~2時間しか眠れなかったのに、今日は3時間眠れたんですよ。」

と、ありがたい方を考えてください。

出来なかったことを数えるのではなく、

出来たことを数える訓練です。

 

首から、腋から、鼠径部から

・・・・浸出液がずっと出てる・・・

よくなる為の途中経過です。

よくなっていく印。

(それに、顔は結構イケメンだから、

ま、少しの欠点はしょうがないか。)

とでも考えてみてください。

そう、悪化部分に注目するのではなく、

とにかく、いいところを見つけるのですよ。

 

粉を大量生産中

(そういえば、アトピー界のパイオニアの “ T くこ” とかいう人(笑)、

一回の着替えで、両手にてんこ盛りの粉を製造してたらしいな。

片手に山盛り一杯じゃ、まだまだ初心者かよ?

いや~、オレ、軽くてよかった!)

と、私のことでも思い出してやってください!

地球規模でも最長に、最強のステロイドを使ってきた私も、

その時期を通り過ぎて、強い皮膚が蘇ってきていますから。

大丈夫ですよ、あなたも!あともう少し!

 

顔の炎症が治まらない

・・・・ん~~~~。

これは切ないですね。

元々の実力が高い方々に、

顔の炎症は特に辛いですよね。

でも、不細工になったと思うから悲しいのであって、

面白顔・・・・と思って、

開き直って笑ってみませんか?

どうせ、明日によくなる顔でもない(笑)。

(炎症はすぐひかない、という意味ですよ。)

少なくとも、周りがあなただと判別がつく段階からは

嘆くのをやめることは出来ます

 

まあ、アトピー界のパイオニア(笑)の私の顔の悪化時は、

名前を名乗っても、誰一人と、私を私と判別できませんでした。(笑)

相手は真っ青になるくらい驚いていましたが、

その知人たちが、脳の混乱を元に戻すまでの数10秒の表情を

私は逆に心で笑って楽しんでいました。(笑)

私は、顔がそんな状態でも、歩ける限りは出歩いて、

友達に出会うと、「うぃ~~~~~っす  ♪ 」

くらい、普通に挨拶していました。(普通か?のツッコミ入ります?)

(だ、誰?この人?)

という驚愕の反応、ホントにおもしろかったです。(笑)

 

顔面全て真っ赤で限界まで腫れるのも体験しました。

顔面総白ヒゲのような痂疲も体験しました。

ウロコ女もやりました。

感染とかあれこれ救いようのない症状を体験しても、

今の私はなかなかいいオンナ(笑)になってます。(ウソです。ごめんなさい。)

美人じゃなくても、普通に見られるくらいには戻れました、という意味です。

 

どうしても、ステロイドを使ってきた私たちは、ちょっとした刺激に

とんでもなくまけてしまうことがありがちです。

でも、そういった部分も、ステロイドを止めると、年ごとに、少しずつ強くなっていきます。

 

かく言う私も、先日、調子に乗って

新しい化粧品を塗ってみたら、

目の周りの塗ったところが全部赤く腫れて、

せっかくのアトピックのメンバーの集まりに、

イマイチ赤い腫れ顔で、

目が全開でない状態で参加する、

という失態をしましたが(笑)、

それもご愛敬。

 

私が言いたいのは、笑ってた方が、

必ず早く治るんですよ、っていうことです。

心は、あなたの体の全てに影響を与えます。

うそだと思うなら、やってみてください。

いや、とにかくやっちゃって!(笑)

 

いや~~~~、それにしても、皮膚炎って、

い~~~~い修行が出来ますよね。

わざわざ山奥に滝に打たれに行かなくても、

ここで生きてるだけでいい修行が出来るんですから。(笑)

 

皮膚炎で辛い日々のみなさん。

どんなに辛くても、この、

いいとこ見つけ という努力だけは必要ですよ。

 

そしてあとは、少しでも、

ほんの短時間でもいいから、

自分の好きなことを考える時間を意識的に持ってください

なかなか明るくなれない時でも、それなら出来るはずです。

      

 

楽しいことを考え、明るくしている方が、

病気というものは本当に早くよくなりますよ。

ステロイドという薬の副作用でも同様です。

メンタル面での自分の気持ちの持って行き方は

症状に多大な影響を与えているはずです。

暗く落ち込んでいたら、治りも遅くなるのです。

 

ただ、

脳(考えること)は、本人にしかコントロールできません

なんとか自分で自分を上げていくためにも、

この いいとこ見つけトレーニング

是非ともやってみてください。

 

皮膚炎のお子さんがいる親御さんも同じです。

“いいとこ” を見つけてあげて、

「XXちゃん!ここ、よくなったね~~~!」

と、うれしそうに、ほめてあげてください。

「ここがよくならない。そこもなかなかよくならない。」

ではなく、

「ここはなんともないね ♪」

「ここ、ちょっとよくなってきてる!えらいね!」

というほめ方です。

ほめられたお子さんの、心が体に与える影響は大きいはずですよ。

 

感謝出来ることをひとつでも多く見つけて、

なんとか気持ちを明るい方にシフトしてみてくださいね。

 

でも、どうぞ焦らずにね。

 

いつの日か、

この苦しい経験をしたからこそ、人には優しくなれた・・・

あの経験があったから人の苦しみに寄り添える・・・

そういう風に、将来生かせていけたら最高ですね

いや、生かしていきましょうよ。

 

乗り越えた先には、必ず、素敵な未来が待っていますよ!

 

今日も、素晴らしい一日を!