アーカイブ | 2018年3月11日

掻いてはいけない、の呪縛?


 

アトピー性皮膚炎に悩まされているみなさん。

ステロイドをやめたことによる離脱症状リバウンドで、

激烈な悪化と戦っているみなさん。

家族や友人がそんな病状であるのを見るにつけ、

やり切れない思いの優しいみなさん。

 

今日は、そんなみなさんへの

痒さについての徳子の考察とメッセージです。

 

さて。

患者であるあなたは、一人として洩れることなく

掻いてはいけない。」

と言われ続けてきましたよね。

にも、

友達にも、

知人にも。

皮膚科のお医者さんですら

「できるだけ掻かないようにしてください。」

「掻くからそうなっちゃうんですよ。」

「掻いちゃダメですよ。」

そうあなたに言ってきたケースがほとんどでしょう。

 

掻けば、血が出ます

時には浸出液が出ます

時として、えぐるように掻いてしまった皮膚は

見た目も無残な様相を呈します。

そして、とっても痛くなります

(と言うより、皮膚がぐちゃぐちゃになるほど、痛くなるまで掻いて

痛みが痒さに勝った時に初めて痒みが止まりますよね。)

そして傷口となった炎症は、固まるまでにかなりの時間を要してしまいます

 

掻かなければ、こんな痛い思いをしなくてよかったのに

掻かなければ、こんなぐちゃぐちゃにならなかったのに

掻かなければ、こんなに時間がかからなかったのに

 

色々な思いがあなたの脳裏を駆け巡り、

まるであなたは“悪いことをした犯罪者本人”・・・・・。

 

やってはいけないのに、

我慢が出来なかった弱い人間・・・。

そんな思いもよぎり、

敗北感まで感じながら(笑)、

あなたは全身でずっしりと後悔を背負いがちではありませんか?

なんだか体力的にもどっと力を失った気分になることが多いかもしれません。

 

でも、しょうがないんです

痒い病気なんです

周りは掻くな、掻くな、と言うけれど、

人間に我慢できる痒さではないのですから。

 

あの、内臓までえぐり出したいような、

骨まで掻きむしりたいような、

体の一部を引きちぎってしまいたいような、

そんな激しい痒みは

誰にもコントロールできるものではないのです。

特に、発作のように訪れた激烈な痒さは、

息をすることすら出来ない痒みです。

患者のみなさんは、本当に、よく、耐えていますね。

痛い・苦しい病気よりはまし・・・・かもしれませんが、

激烈な痒さというのも、なかなかの苦痛です

お気持ち、よ~~~~~~~くわかります。

 

一方で、親しい家族や友達が、

悪化するのを心配して、

掻かないで。」

掻いちゃダメだよ。」

って言ってくれます。

あなたは

これは人間には我慢できる痒さじゃないの!)

と心で思いながら、

優しさであるはずの、愛する人たちのアドバイスを、

疎ましく(うとましく)思うこともしばしばでしょう。

だって、無理なんですから。我慢するなんて。

 

ただ、それはそれで、聞き流してください

だって相手は、そこまで痒い経験がないのです。

あの激烈な痒さを知らないのです。

虫刺されくらいの経験しかないだけなのです。

でも、悪化させたくなくて

あなたを助けたくて言ってくれている

・・・・それだけなのです。

無駄なアドバイスだとわかっていても、

ありがとね 💛

ただそう言って、受け流してください。

 

我慢できないんだから、いいんです。

アドバイスされたからと言って従う必要はありません

従えないことを気にする必要もありません

そこは、人生の先輩が経験のない後輩を

大きな心で理解してあげるのと同じです。

経験豊富な、徳のある側がちょっと引いてあげるのと理屈は一緒。

相手がしたことのない経験をあなたはしているのですから、

経験者先輩として、(相手が将来同じ病気をする可能性は極めて低くても)

引いてあげてください。

相手が親でも、年長者でも、

痒さに関しては、あなたの方が経験者であり、先輩です。

 

一番の問題は

あなたの傷ついた体に対する

あなたの気持ちです

 

自己嫌悪に陥る方が本当に多いようです。

でも、何度も言っているようですが、

仕方ないことなんですよ

掻いてしまった自分を許してあげてください。

掻いたっていいんです

痒い病気なのです

痛い病気、苦しい病気があるように

この病気は痒いのが最大の問題であり、

防ぎようがないのです

 

胸に手を当てて、

胸の中のリトルXX(XXにはあなたの名前を入れてくださいね。)に向かって、

掻いてしまった自分を許します。」

と、声をかけてください。

あるいは、同じように胸に手を当てて、小さい頃の自分に話しかけるように、

XXちゃん(自分)、掻いてしまってごめんね

でもわかるよ避けられない痒さだったものね。」

と、自分を許して、励ましてあげてください

自分を責めないでください

自己嫌悪に陥りがちな方は、是非是非実際にやってみて

傷ついた自身の心と体を癒してあげてくださいね

誰かが許してくれなければ切ないのに、

誰も認めてくれない。

ならば、自分で自分を許してあげればいいのです。

きっと、温かい気持ちになれますよ。

 

さて、次に、そういった痒みに苦しめられている患者さんが周りにいると言う、

当事者ではないみなさんへ

 

自分のことではないとは言え、

家族などの様に周囲に痒みや皮膚炎に苦しむ患者さんがいるのも

切ないことですよね。

これを読んで下さっている方は、

本当に優しい方だと思います。

 

  ただ、どうか、優しい方だからこそ、

掻いちゃダメとは言わないであげてください。

あなたの「掻いちゃいけない」というアドバイスは

悪化を心配しての愛あるメッセージだ、

と言うことは通じています。

(時として、通じないくらい切なく苦しい極限の痒みもありますが。)

ただ、どんなにありがたくても、

あの痒さは、実は、コントロール不能なのです。

絶対に人間には我慢できるレベルではないのです

 

あなたが同じ症状になったら、あなたも間違いなく同じように掻くことでしょう。

息もつけないほど、激しく掻くでしょう。

周りに止められても、

「止めて下さるな!!!」

と、(う、う、う・・・。)身もだえしながら(笑)、

痛みが痒さに勝る瞬間まで、掻き続けることでしょう。

 

ですから、「掻くな。」と言ってあげるのは、

患者にとってありがたい励ましでありながら、

実は全く意味のないやりとりになってしまっているのです。

痒い病気なのです

コントロール出来ない痒み、がこの病気の症状なのです。

掻くなと言ってあげることは、

痛い病気の人に、痛みを感じるな、痛がるな

と言っているのと変わりないのです。

苦しい病気に人に、苦しむな、と言っていることになるのです。

言われた方は

(そんな・・・・我慢なんて無理。あなただって、絶対我慢できないよ、この病気になったら。)

と、全員が思っています(笑)

はい、100%、保証します。そうなんです。

仕方のないことだ、と理解し、

目をつぶってあげてください。

本当に不毛なやりとりで、

我慢できないことを我慢しろと言ってあげても、

お互いにストレスなだけなのです

 

ほんのちょっとの痒さはコントロールできる時がありますし、

患者はそれなりに我慢しています

誰だって痛くなるまで、

皮膚がぐちゃぐちゃになるまで

自分の体を痛めつけたくないのです。

だから、必死に我慢することだってあります。

恋愛中のヤングなみなさんなんか、デートの前の日など、

傷つけたくなくて、

死ぬ気で我慢したりもされているでしょう。(笑)

そんな大事な時ですらも(笑)、

我慢出来ない時は、出来ない

ですから、アドバイスはありがたいけれど、無理なのです。

癖のように搔いているように見える患者も、

実際に痒みが訪れているから掻いているのが、事実です。

癖ではなく、痒みを感じているのです

掻くのが癖になってる・・・なんて、思わないでください。

掻かないと切ないすっきりしない(=普通でいられない病気なのです。

我慢できる範囲は患者なりに我慢しているのです。

虫刺され程度でも、かなり痒い症状の時に

絶対に掻くな、と腕を縛られたなら、あなたもちょっと切なさを感じるはずです。

 

赤ちゃんに掻かせないように腕を縛ったり、なんてのは、

聞いただけでも、マジ、拷問です

(そんな可愛そうなこと、絶対しないで!!!!辛過ぎる!!!)

と、気持ちがわかるだけに、身の毛がよだつほどの地獄が思い浮かびますし、

想像しただけでも恐ろし過ぎます。

これこそ、おまえがなってみろ~~~~~!!!」

と、赤ちゃんに代わって泣きながら訴えたいほどです。(笑)

 

医学的には、“掻いたことによる快感は何ものにも代えがたいものがあるので、

それを求めて掻いてしまう”・・・・という説があるのも知っていますが、

はっきり言います。

そこまで全員おバカではないのです。(笑)

快感を求めて、自分の体を傷つけたい人など(アブノーマル系を除いて)(笑)、いません。

掻いたことによってすっきりする状態は

実は、患者ではないみなさんの

普通の状態 に過ぎないのです

普通に戻りたい、という心理、

普通に戻りたい、という体の要求だけです。

痒みによるイライラ、ジリジリした切なさから

救われたいだけなのです。

なぜなら、掻いた後の痛みの切なさも、

誰より患者は、掻く前から 知っていますから

 

だったら、

どう言ったって避けようのないことなら、

周りはほっといちゃえばいいのです。

 

もし、相手がむっちゃくちゃ掻いてしまって

その後の痛みと、ぐちゃぐちゃになった皮膚を見て、

何か後悔の言葉でも言ったのなら

そこで初めてあなたの出番です

笑えるツッコミでも用意しておいて、

そっちを言ってあげてください。

 

例えば、お笑い芸人さんのギャグを真似て、

な~~~~にぃぃぃ~~~???やっつまったな????」

と速攻でツッコミ、餅つきの格好でもしながら

男は黙って脱保湿。」

と、したり顔で声をかけるなど、どうでしょう。

あるいは、

なんて日だ!!!」

と、大げさに嘆いてみてもいいですよ。

悲しい時~~~~~!痛くなるのがわかっているのに

むちゃくちゃ掻いてしまった時~。

悲しい時~~~~!肉がえぐれてから痒くねぇよ

と強がって意地を張ってしまった時~~~。」

と、横でつぶやくのもいかがでしょう。

・・・ギャグが古くたっていいんです。

なんとなく、(ぷぷっ。)と笑える程度で、

どど~~~~~んと下へ向かった患者の心は、ちょっと降下をやめます

避けられない症状には、それくらいしか手助けは出来ないのです。

あなたに出来るのは、暗くなりがちな患者のそばにいて、

あなた自身が、明るくしていることだけです

だって、変わってあげられないのですから。

 

もうすぐがやってきますね。

患者にとって痒くて辛い冬の乾燥の季節は今年も過ぎていきます。

そして、今度はムズムズ痒い、春です。(笑)

それが過ぎれば、ギトギト不快な痒い夏です。汗で掻いたりしがちですね。

そして、また訪れる寒い季節・・・。

 

「いつ終わるんだよ!」

と、小峠ちっくな怒りのツッコミを入れたくなりますが、(笑)

この経験も、きっと意味あってあなたに起こっているのです。

患者の側にも患者に寄り添う側にも

 

どうせなら、何かひとつをつかんで、立ち上がってください。

必ず、何かをつかんでください。

ただでは立ち上がらないくらいの気持ちでいてください。

経験は、生かさなければ意味がありません。

マイナスの経験でも生かせばそれはプラスに転じます

プラスになればそこにこの経験の意味が自ずと現れます

きっと、あなたの生まれてきた意味のひとつが、そこにありますよ。

なんで、私ばっかりがこんな経験するのよ~~~。)

なんて、つぶやいたりしてませんか?

嘆いているだけで、意味を見つけなければ、無駄になるのですよ。

この経験を生かしてやる!)

と思った人から、意味が見え始めます。

 

例えば、辛い闘病経験から、

他の病気の方々の気持が理解できるようになったのなら、

それはすでに生きています

さらに、そういった方々を励まして行けたなら

あなたはそれを生かしています

マイナスをプラスに変えた瞬間に

この経験の意味が見えてきます

 

今は辛くても、

必ずよくなる日はやってきますよ。

なんとか、明るく乗り越えてみてくださいね。

 

今日も素晴らしい一日を!

 

 

 

  👇 英語バージョンはこちら 👇

外国人のお友達にシェアしてあげてくださいね。

The Curse Of ‘Stop Itching!’

   

      👇 こんな記事もいかがでしょう? 👇

翻訳ボランティア・募集中!👇

掻いてしまうお子さんに、ついイライラしてしまう親御さんへ

 

 

 


Is your symptom Atopic Dermatitis or Dermatopathy Induced by Topical Steroids?


 

Topical Steroid Withdrawal Warriors,

How are you doing?  Hope your symptom is getting better!

Fortunately, I receive so many messages every day via SNSs or on my blog site from readers who like this site, ” Tokuko’s Room” to feel uplifted all over the world.  I’m really happy to know how you are making improvement from your horrible symptoms with the messages and would like to acknowledge in writing here on this site.  Thank you very much, everyone!

 

Well, as for such messages, some are appreciation about what I shared and some are inquiries like what would happen to their originalAtopic Dermatitis‘ and ‘Itches‘ after they got over TSWSo let me answer it via this post today so that it might be a big help for more understandings of your current symptoms and you might aware more about dangerousness of Topical Steroids at the same time.

 

Below is the one of responses for a question from me to one of readers of my blog regarding a topicHow to get over Topical Steroids Withdrawal asap!’

(See the second site from the bottom if you haven’t read it.)  

Wishing you would see the silver lining in the dark cloud. 

 

     ************************************************************

 

Hello XXXXXX,

 

Thank you very much for the nice comment!  I really appreciate it!

Well, as you see, it is How to get over TSW asapbut not how to cure Eczema/Atopic Dermatitis There are many treatments for them in the world but human beings still can’t find the perfect way to heal them because we found out only one etiology for Atopic Dermatitis, meaning, ‘filaggrin gene‘.

 

Although the symptom of TSW might be different from your Eczema/Atopic Dermatitis, it is worse than them usually, you’ll see some of your original symptoms were side-effects of Topical Steroids though they were diagnosed as Eczema/Atopic Dermatitis, after you are healed from TSW. 

 

Let me tell you the reasons why from experiences of mine and other patients who accomplished the same treatment, Dr. Kenji Sato‘s method.  It is called No Steroidal and No Moisturizing Treatment if I translated it directly and is a little different from Moisurizer Withdrawal (MW) but more than that

The therapy is not only avoinding moisturizers but anything that moisturize your body if I explain it precisely.  You can call it NMT for short if you prefer. 

 

 (Dr. Kenji Sato’s method is different from MW that is advocated by some other doctors who are not performing at clinical sites or are writing with desk theory only.  He has been seeing tons of TSW patients from all over Japan and foreign countries for a long time, day in, day out…..until late night to help us, actually.  He is the leader against TS in Japan, has been taking care of TSW inpatients and his clinical results for TSW are amazing!  That is why I don’t call it MW.)

           

**Things above moisturize your body!  (Bandages, thick clothes, hot springs, thick comforters, shampoo and conditioners, frequent showers, etc…..)

 

Even if you finished current TSW, you ‘might’ have TSW again in the future or ‘might not’.  As for the part, nobody knows how often or how bad your next TSW would happen or would not happen because there’s no data in the world.  However, After you finished TSW, you can tell your skin is getting stronger little by little.  I can let you know that your original dermatitis is getting much better every time you finished TSW and everything is going to be extremely better than while you were using Topical Steroids!

 

The thing is, some or many parts of your skin problems that were diagnosed as Eczema/Atopic Dermatitis were not them but might have been Side-effects of Topical Steroids.  This means, Topical Steroids induce various kinds of skin problems/dermatopathy while you are using it.  It is highly addictive and they make your dermatitis intractable

(**Every time you stopped TS, you realized that your symptom got worse later after all, and then, once you used it again, it got well, didn’t it?  You repeated this over and over in your life, didn’t you?)

 

As for me, it passed almost 5 yrs after stopping Topical Steroids, and my skin became stronger amazingly though my TSW had been one of the severest symptoms in the world, I guess.  

For example, while I was using TS, my fingers looked like as if I had very thin cellophane on raw skin but currently, they look strong like ordinary people’s ones and have started to shine lately, meaning, I see they are moisturized gradually though I have ultra dry skin originally.  This improvement is the first experience in my life. 

 

I sometimes have opportunities to see people who have suffered from TSW.  All of patients who were discharged from the hospital mention about the same kind of improvement and we can say that this method, No Topical Steroids and No Moisturizing Treatment, (NMT) is the best way to get over TSW so far on the globe.  We got over TSW miracurously with the treatment in a few months and at the same time, realized that many symptoms had been induced by Topical Steroids because our original dermatitis also is getting much better after all.

So our current symptom is very good or much better than while we were using TS.  This means, the itches also are much better than the time using TS.  (Our original Atopic Dermatitis and Eczema are not healed perfectly because there is no perfect treatment in the world but you’ll see it is not such bad as it was after completion of TSW.)

 

TS shouldn’t have been prescribed except life threatning situation but no one didn’t know the side-effects long time ago.  However, we knew the fact now so each of us should initiate to say No!’ for the world wide misstepsYou can be one of the pioneers for that.

I believe, someday, someone will invent a perfect treatment to heal Atopic Dermatitis/Eczema but until the day, the treatment will help you out the fastest and your skin will be much much better and stronger than before.

 

Hope this explanation would be help for you and wish your symptom will be fine soon!
Good luck!

Tokuko

 

                   ************************************************************

 

Additionally, the reader who I sent the response above got miraculous recovery from TSW with No Topical Steroids and No Moisturizing Treatment (NMT) within 2 months after she started it to read a topic in my blog.  (See the site below if you haven’t read it.)  She accomplished it by herself reading it carefully.

I have been hearing a lot of good results from my readers but can’t announce them if they were sent to me as personal messages but since the correspondence above is done on my blog site, I posted it for you.  (Added some explanation for your more understandings.) 

Will post the report about her miraculous recovery on this site soon.

I hope this information is going to be the awareness of medications, especially Topical Steroids for people in the world and help your understandings of TSW.

 

Good luck warriors. 

You’ll be healed soon!

 

 

       👇 Click below if you haven’t read it!   👇

                                                        Tokuko’s Room to feel uplifted    

How to get over Topical Steroid Withdrawal asap!

 

   👇 Below site explains details about my explanation above.   👇

                                                        Tokuko’s Room to feel uplifted

What would happen after you recovered from TSW? How your Atopic Dermatitis/Eczema would heal?

 

 

 

Cherry blossoms at Chidorigafuchi, Chiyoda-ku,Tokyo

 

 

#Tokuko’s Room to Feel Uplifted    #tokuko’sroomtofeeluplifted