アーカイブ | 2018年3月26日

いいね!


 

Facebookが日本でも随分と広まって、

いいね!って言葉も、普通~に一般的になりました。

英語バージョンだといいね!は、

このブログの上下にもボタンがあるようにLike!」

になります。

どっちも素敵な言葉ですね。

 

時々思うのですが、

日本人は外国人とちょっと違って(全部というわけではありませんが)比較的、

いいね!の基準が厳しい気がします。

これには、日本人の気質と文化がかかわっているかもしれません

 

この頃の100円は重みがありましたね~。誰ですか?懐かしんでるのは?(笑)

例えば、

外国の方は、不良品などについても、

(安物だからしょうがないか・・・。)

と、ゆる~く考えがちな傾向が見られますが、

日本人は

「たとえ100均だからと言って、

不良品は許されないわ!」

と思うのが一般的。

出来れば、許したくないですよね、あなたも、私も。(笑)

100円って言ったって、お金を出して買った商品ですから。ブツブツ・・・・。

 

よい本を読んでも、

「この本はよかった。でも、この本の、

○○○ってところは納得いかないのよね~。」

「全体的にすごい面白いけど、

読み始めは結構お堅い感じで入りにくかったね。」

と、相当よかった本にも100点はあげません

相当、その本で救われたのに、まだ批判をしたりしています。(笑)

つまり、いいね!に至らないのです。

100%自分と同じ考えの本がほしければ、

自分で書くしかないのですが・・・。(笑)

よかったなら、よかった ♪」でいいのでは?と思いますが、

何か批評ポイントを探しがちなのが日本人です

 

それにしても、

なぜなんでしょう

 

例えば、日本人は、子供のころから幼稚園やら学校で、

なにごとも練習練習練習・・・を繰り返します。

「がんばる」って言葉も大好きです。

年に一度の運動会や学芸会・・・

これも、ミスがないように、何度も、何度も、

気の遠くなる練習に明け暮れます。

ほんの数分の出番のために、

1か月も2か月も、がんばって、がんばって、練習します。

観客の前で、恥をかいてはいけない文化なのです。

きちんとしたものを見せなければ、失礼になるという思いが強いのです。

決して国代表としてオリンピックに出るわけでもなく、(笑)

チケットを売りさばいてショーを見せるわけでもないのですが、

10.00(満点)を目指してがんばります

失敗を受け入れがたい国民性なのです。

 

そんな私たちですから、

どちらかというと、ほめる、ということより、

どこがよくなかったのを見つけて

そこを改善していく・・・

そんな教育が私たちにしみついている気がします。

 

親も、子供のいいところを見つけてほめまくる、

という親より、

いけないところ、出来ないところを指摘して

よくなるように一生懸命指導する・・・

そんな育て方をするタイプが圧倒的に多い気がします。

 

だから、誰かのつぶやいた一言に、

いいね!」 って気軽にボタンを押すより

批判部分を見つけて、

「あれはよかったけど、わたしは○○○っていう部分は好きじゃないから。」

・・・と、評価、批判・・・・。

Why Japanese People!!!!!

・・・厚切りジェイソンさんみたく叫びたくなりますが、(笑)

でも、私自身も評論家になってしまいがちな自分の習性

ふと気づいた時には苦笑してしまいます。

 

誰かが友人達に悩み事を言っている時に、

聞いていた一人が、今か今かと口をはさむのを待ちかねて舌なめずりし、

絶妙なタイミングで

「違うわよ~~~、それは~~~!」

と言ってしまうタイプの人がいます。(笑)

友人は友人で、そのことで悩んでいたのだから、

違うのよ~、ではなく、そこで、

うんわかるよ~、それ。」

って言ってあげてもいいのではないかな~、と思うのですが。

意見が自分と違ったとしても、

そうだね~、わかるよ~、それ。・・・でもね私はこう考えるの。・・・」

と、ワンクッション入れてから意見を言うだけで、会話が全然違ってくるのに、

真っ向から否定。(笑)

・・・日本人って、やりがちです。

自分と全く同じ意見の人なんていないのですから、

あなたの考え方は理解できたよ。”

という意味で、

だよね~、わかるよ~、それ。」

と、まずいいね!」をあげてから、

相手と違う自分の意見を言えばいい

それだけで会話の質は数段違ってくるはずです。

真っ向から否定された人は、通常、

もうその相手と深い会話はしたくないと思うでしょう。

 

そして、この感覚が、日本人の

いいね!」と外国人の

Like!」の違いの気がします。

つまり、外国人は、自分と全く意見が違っても

Like!」のボタンを

日本人よりは気軽に押す気がします。

あなたはそういう考えなんだね。」

そういう考えもいいね。(私とは違うけど。)」

これが、外国人の「Like!」の感覚の気がします。

 

私自身、このブログで偉そうに色々なことを言っちゃってますが、

それでも、ある方々は

「そっか~~~!それはいい!私もそういうふうにやってみよう!」

と、納得してくれます。

でも、時には、

「それは違うと思う。私はそうは思わない。」

という考えの方もいらっしゃるでしょう。

「いや、いいんじゃないんですか?

あなたはあなたの考えで。それもまた素敵な考え方ですよ

ただ、私は、こう思っているから、こう発言してみてるだけです。」

・・・と、私はそういうスタンスでどなたの考えも受け止めます。

同意するかどうかは、別問題です

 

あなたの言っていることが

理解できた、という意味の

わかるよ~。」

は、会話の緩衝材になります。

今流行りの、間髪入れずに言う

ですよね~~~~!」でもいいかもしれません。(笑)

 

「僕は、こういう治療をやったらこの病気がよくなったんだ。」

と話してくれている方がいるとして、そう言っている最中に、

「俺はそれはいいと思わない。俺は、○○○だから、そういうのは出来ない。」

といちいち報告しなくても、(笑)

「そうなんだ~。それもいいね~。

どっちがいいかは別として、俺は○○○みたくやってるの。」

と、相手にいいね!」をあげてから

自分の考えを言ってみる、という発言の仕方の方がずっと魅力的です

それは、決して相手の考え方に同意した、という意味ではありません

そういう考え方もあるんだ、と、

相手には相手の考え方があることを尊重しただけです

 

相手が、何か重要な国際会議で国を代表して発表する、とかなら、

間違いは正してあげた方が親切です。(笑)

「もしかして、それ、違うかもよ?」と、知らせてあげましょう。

でも、ただの世間話

ただの日常会話なら、

自分の知っていることと違っていることを相手が言ったとしても、

「へぇ~~~、そうなんだ~~~~。」

と、相手にいいね!」をあげる会話の仕方で十分な気がします。

いや、実は、十分なんです。(笑)

普段の会話で、わざわざ「自分の意見は違う」と宣言するのは

その場の空気を乱しているだけかもしれません。

ですから、後で他のところに行った時に、

普通にその人と違う自分の意見を、今まで通りに言っていればいいだけなのです。

 

他人の話の腰を折らないことです。だって、ただの世間話なんです。

ぶっきらぼうに相手を否定しても、

嫌われるだけですから。(笑)

 

ちょっとしたことでも、相手にいいね!」をあげる心の余裕・・・

それだけで、人間関係が格段にスムーズになってくる気がします。

 

今日も素晴らしい一日を!