脱ステ(脱ステロイド)をしている方、これから考えている方など、
毎日、本当に莫大な数のみなさんから、色々なご相談を受けています。
SNSなどで私を見つけて、
個人的に相談を戴いた方のものは公開しませんが、
このブログのコメント欄に
お悩みを寄せて下さった方にお答えしたもので、
同じようなお悩みを持つ方の多い件に関しては、
その私のお返事を記事の中で紹介させて戴きますね。
どこかで、どなたかの、ほんの少しの助けになるかもしれませんから。
今日は、脱ステ中であり、
なおかつ、甘草を使って悪化された方への、私からのお返事です。
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○○○様
読んで下さってありがとうございます!毎日、大変な辛い日々でらっしゃること、お察しします。
それでも脱ステを選ばれた判断は賢明です。
一番いい道を選ばれたのですから、まず、安心してくださいね。
ブログの他の記事にも書いておりますが、甘草を使う、または摂取することで、
脳はステロイドをまた使い始めたと勘違いするようですから、
甘草をやめると、またステロイドのリバウンドと同じ症状が起こるのは普通にあり得ると思います。
私も当時知らずに摂取していましたが、悪化の理由がわからなかったので、
これからも、一人でも多くの脱ステ中の方に伝えたい事実です。
(記事のシェアなどで、他の脱ステ中の方などに教えて戴けたらうれしいです。)
私も長い長いアトピー経験から、色々なことを試しまくり、
最終的に人生で一番よかったのが脱ステ・脱保湿でした。
重症のリバウンドは4回経験しましたが、
ただの脱ステに脱保湿を加えると、
治る速さが格段に違います。
また、安定度も劇的に違います。
最初のうちは悪化したように見えて辛いかもしれませんが、
それを通り過ぎると、みるみるよくなっていきます。
治療法の選択は、どこまでもご本人に委ねられますが、
やってみた方は異口同音に
「人生で一番いい治療方法だった。」とおっしゃっています。
乾燥肌に脱保湿・・・・最初は考えただけでも恐ろしくて、
私自身、取り組めませんでしたが、入院して先生の指導通りにやってみたところ、
本当に早くリバウンドから脱出できたので、
(これは脱ステで苦しんでいる方々に伝えなくては!!!!)
と、ブログで紹介を始めました。
一人でも多くのみなさんを助けたい・・・おこがましいですが、その思いだけです。
脱ステ・脱保湿を勧めている皮膚科は日本でもまだ少ないのですが、
それによって救われた患者は激増しています。
しかし、ステロイド派の皮膚科医が多い中で、
脱ステでよくなった患者はそういった病院に戻りませんし、
どれほど非ステでよくなるのかを
見たことすらないお医者さんであふれていますから、
非ステの皮膚科はなかなか増えません。
しかも、非ステはビジネスとしては利益が激減しますので、
経営するという観点では受け入れがたい治療でもあります。
ただ、患者たちはどちらがよいのか、気付き始めています。
そんなわけで、入院治療がなかなか難しい皆さんに向けて、
どうやって脱保湿を進めて行くのかをこのブログ内で紹介させて戴いています。
(注:これは、脱ステのリバウンドの脱出方法であり、アトピーの治し方ではありません。)
すでに、少しずつこのブログを読み進めて戴いているかもしれませんが、
本当に、ごくごく普通の生活を、ただし、徹底的に指示通りにやってみる
・・・・それだけでよくなったのです。
ですから、自宅療養で進めるには、このブログでの説明を、
どれも漏らすことなく(メモなどにまとめて)全く同じようにやっていただく
・・・それが一番の近道になります。
ただ、感染や他の危険な症状を起こすといけませんので、
常に(脱ステも認めていらっしゃるクリニックなどで)
健康診断の様に診てもらいながら進めていただくことだけは忘れないでください。
海外の方も、私のブログの英語版を読んで、莫大な数の方々が脱保湿に挑戦されました。
そして、その方々が、2か月、3か月たって、続々と私に
(SNSなどで見つけ出して)よくなった、と、感謝の報告をしてくださっています。
自宅療養で成し遂げられた方がたくさんいるということです。
ただ、乾燥に耐えられずに、
オイルを塗る、浸出液を乾かすことが気持ち悪くて、つい入浴を毎日してしまう
・・・など、独自のアレンジを加えた方たちは、
やはり時間がかかっているという報告をくださっています。
どこまでも選択はご自身です。
(自己責任の下、決めてくださいね。)
ただ、本当に素晴らしい治療だということだけは、
私や乗り越えた仲間達が断言できます。
しばし辛い治療ではありますが、
乗り越えた先に人間らしい皮膚が蘇るという感動もあります。
(私は脱ステから5年近くたって、普通の皆さんの様に強い皮膚になった指先にツヤが出てきて感動しました。)
「おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」という感じでした。(笑)
相当な長いスパンで考えて戴くことになりますが、
常に希望があることだけは
忘れないでください。
私たちは体の一部を失ったわけではありません。
治る可能性を常に持っています。
ありがたいことです。
少なくとも、選択次第で、
3か月ほどでリバウンドからの脱出に関しては可能だ、
・・・という可能性を秘めています。
必ず、よくなりますよ。
心より応援しています。
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さて。
読者の皆様からは、いろ~~~~んな分野でお悩み相談が寄せられておりますが、
なかなか全員にお返事を送るのは難しいほどの莫大な数です。
時々このように、ブログの記事上でお返事させていただくことをお許しくださいね。
皆さまからのメッセージは、必ず、ありがたく目を通させていただいています。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。
心より、愛を込めて・・・・
みなさんの健康と幸せをマジ本気で祈っています。