アーカイブ | 2018年7月8日

アト・キャラ?


 

全ての方々を十把一絡げ(じっぱひとからげ)にするつもりはありませんが、

アトピー性皮膚炎の患者の私たちは、

結構、共通のキャラ(性格)を持っている気がします。

 

わりと繊細で、

(コホン・・・。私の繊細さ、世間は気付いてくれてるかな~?え?例外?)、

どちらかというと線が細めで、

(体型のことじゃありませんよー。体型なら、完璧例外の私はどうする~?)(笑)

どちらかというと小さなことが気になって頭から離れないタイプで、

(本人にとっては、決して小さくはないんですけどね。)

決して攻撃的ではないけれど(もちろんこれも例外あり)、

グレーなままになっているのが苦手で、

きちんとしないのがイヤ・・・間違いは正したい・・・

その為に、”こうでなければ”、的な執着が強めで、

ちょっと心の中にしつこさを持っていて、

(つまり、クリアーになっていないことが気になってしまう)

さらには、かなり根が真面目

(真面目だからこそ、よくなった部分より、まだ治っていない部分の方に目が行き、

とても気にしてしまう・・・)

そして、こだわりが強い

あらら・・・。

ここまで言うと、私たちアトピー患者は、一見性格が悪すぎ?みたいに思われそうですが、(笑)

とんでもない!上記は弱点に近い部分ですが、

メインを占めるそのキャラは、

いつも他者に気遣いをしようと試みる人たちであり、

(気遣い=気が利いているとは限りませんが・・・)(笑)

と~~~~~~っても優しい。

いわゆる、本気でいい人。

他者からは「いい人。」「真面目な人。」という高い評価が普通です。

———そんなキャラの方が多い・・・・と思いませんか?

 

ドキ~~~~ッ!!!

その通り!!!

・・・と思った方、

結構いらっしゃると思います。

 

特に、極めつけの共通点。

これが、

他人(ひと)を傷つけたくない

と、わりとみんなが思っていること。

 

・・・・これ、あなたの心の中で、デカくありませんか?

そう、いい人なんですみんな

見事なくらい、他人から見るといい人。

自身が繊細で傷つきやすいだけに、

他人の傷つき苦しむ心の内を想像できてしまい、

相手にはそんないやな思いをさせたくなくて気配りしてしまう

世の中には、自分は傷つけられたくないけど、

他人には平気でキツイことを言ったりする輩が多い中で、

優しいアトピー患者は、

他人を傷つけたくないって、どこかで常に思っていて、

完全に自分より他人を中心にした世界がある

 

本当は自分がやりたくても、気を遣って

「自分はいいから、あなたがやればいいよ。」

身を引いて譲る優しさなんかも満点のアトピー患者。

(でも、それって、ちと、ストレス・・・。)

 

自分がやりたいやり方よりも、

相手のやり方を優先して尊重

ガマンしてしまう。

(これまた、ストレス・・・。)

 

こういった、アトピー患者の共通した性格を、私は略して

アトキャラ

・・・・と呼んでいます。(笑)

これ、マジであるんです。

皮膚科のお医者さんもきっと気付いていますが、

口が裂けても言えませんよね、

あなたの性格にも問題が・・・。」なんて。(笑)

医学的にデータの取れないことですから。

 

ご自分がアトピーではなくて、お子さんがアトピーの親御さんも、

お気付きとは思いますが、敢えて言わせてください。

あなたのお子さんは、あなたが思っている以上に

実は繊細でいい~~~人なんですよ~。

(そんなアトピっ子を持った親御さん、さすがですね!)

子どもって、親には弱みをあまり見せたくない場合が多いですし、

特にアトピっ子は気ぃ遣いですから、見せません。

強そうに見えても、

けっこ~~~~~う、ガマンしてることが多いんです。

「うちの子は、とってもメンタルが強いから。」

なんて思ってる親御さん。

そういうお子さんこそ、も~~~~のすごく

世間でいろんなことをガマンしてる子だってこと、

(口には出さずに)理解してあげていてくださいね。

 

優しすぎるから、心配をかけないために、

辛さを隠し、さらに無理して、明るく、強そうにしてるんです、意外と。

とっても、出来たお子さんなんです、強く見えるアトピっ子は。

ガマンしているだけで、内側にはものすごく繊細な物を持っておいでですよ。

それだけに、周囲が思っている以上にストレスを抱えていたりします

お子さんに聞いたって、「そんなことないよ?」って、平気で答えると思います。(笑)

でも、結構ガマンしてナイスパーソンという役柄を完遂してるものなのですよ。

是非、そのアト・キャラを理解したうえでサポートしてあげてくださいね。

 

どちらかというと、無鉄砲で、何も考えずにテキトーに行動する人って、

アトピー患者の中には本当に少ないと思います。

知人、いや、知アトピー患者 (笑) を見渡すと、その事実にはたと気付きませんか?

とってもよく考える性格の人が多いんです。

 

これは心の中のことなので、ホントにデータを取るのは無理です。

私の主観だと思われるのもかまいませんが、

アトピー同士、深く知り合えば知り合うほど、

お互いの繊細さが通じてきてよくわかります。

繊細同士気ぃ遣い同士ですから、

お互いにナイスでいられて、

本当に居心地がいい関係を築けるんです、アトピー仲間は。

出会って短期間でも、不思議なくらい、皆仲良く、

わかりあえる関係を築く方々が多いようです。

だって、お互いに相手を思いやっていますから

自分だけ得しようとか、あんまりそういうことは考えていないのです。

 

気を遣わない、神経の太い方にガツンといやなことを言われると、

他人重視のアトピーさんは、戦わずに心にしまいこんで

得意のガマンをしてしまいます

でも、上述したように、納得いかないことですから、

心にずっと残ってしまい、それを頭の中で繰り返し思い出しては、

何度も同じイヤな気分を味わったりしています。

それが、気が付かないうちにアトピー患者のストレスになっています

そんな心の内が、お肌によいわけがありません。

 

相手が言ったことに納得いかなかったり、

あるいは相手の言動が間違っていると思った時、

(それは違うよね?)

と思ったことがあると、

きつい言い方は出来ないながらも、かといって相手が修正をしてくれるまで

アトピーさんは気になるのです

相手にやわらかい言い方で質問をしてみたりして、気付かせようとしたり、

あるいは相手をやんわり正して、自分で納得しようとします。

 

「え?そ・・・そうなの?私はそういうふうに思ってなかったけど・・・、

でも、私の方が記憶違い・・・かもね。」

と、自分の方が合っているのを知っていても、

それを強く主張せずに、結局ひっこめてしまいます

しかし、自分で引っ込んだ割には、ずっと気にしています。(笑)

・・・これって、フランス語で言うと、シツコイ、と言います。

(ウソです、日本語です。)(笑)

シツコイって、他人から指摘されると恥ずかしいですよね。

外国語だと思って聞き流しながら読んで下さい。(笑)

 

気になることが出てくるたびに、

心の中では思っているのです。

「じゃあ、それって、どこに書いてたの?」

「この間は、こう言ってましたよね?矛盾してませんか?」

「ここには、こうやって書いてありますよね?

なのに、なぜ、そうおっしゃるんですか?」

「そうおっしゃるなら、じゃあ、それは、どこを見ればわかるんですか?」

頭の中で、反論はぐちゃぐちゃに出てきています。

・・・・浮かんできた思いをそのまま言えたら、どんなにスッキリするでしょう。

でも、言えない。でも、心の中では言いたくてそれを繰り返している

 

それがいかんのです。(笑)

 

これこそが、アト・キャラの

なんとかしなければいけない心の問題なのです。

 

実は、どうでもいいんです、相手の日常の間違いなんか。

相手を論破しないと、自分が仕事上責任問題になる・・・

というわけでもないのに、考えまくる必要はないのです。

どうでもいい、と思えることが大事なのです。体のためにお肌のために

日常会話での相手の間違いなんて、ホントはどうでもいいことで、

相手がそれを本にでも書くとか、講演会で発表するとかいうのなら

親切に直してあげたり教えてあげるのはいいのですが、

実は、日常会話では

へ~~~そうなんだ。」

と、受け流せばいいだけのものがほとんどなのです。

しかし、アトピーさんにはそれが出来ず、

かなり気になってしまいます。

(あの人、間違ったこと言ってたよね。気付かないのかな。

どうやって直してあげよう。)

と、直したがります。直したがり屋さん。

でも、バシッとは言えない。気ぃ遣いだから。(笑)

 

で、繊細でない相手が、気にも留めずに間違ったままにしておいたり

強い口調で矛盾したことを主張したことや、

キツイことを言ってきたことに、

何も言うことが出来ず、

ストレスを感じたり、イラッとしたりしている。

この心の中の動きが、よくないと私は思っています。

でも、こういう思いを抱いて日々を生きているアトピーさんがとても多いのです。

アトピーさんたちから、毎日3桁にも及ぶ悩み相談などを戴いていると、

私のこの推測は間違っていないかもな・・・と、再認識します。

 

ストレスを感じた後に、

気付かないうちに肌が荒れていたこと

痒みが襲ったこと

皮膚炎が悪化したこと・・・

誰しも普通に経験があると思います。

ならば、ストレスを感じないように

生き方を変えた方がいいのです。

 

相手を変えよう、相手を直そうという思いが強くなって来ていても、

いちいちそれに徹底的にこだわって解決に導かなくていいのです

時にはゆる~~~~聞き流してください

(あ、あの人、また矛盾したこと言ってる・・・)

(あれ?また、前と違うこと言ってる。)

(それ、間違ってるよね~。私はそうは思わないわ~。)

そう思っても、

へ~そうなんだ~ほう~。」

と、その場では聞き流して、

また、別のところに行った時に、そちらで、あなたの考えや主張を言っていればいいだけなのです。

正さなくて結構。

否定しなくて大丈夫。

その場で議論する必要もないのです。

それで意外と何の害もないことが多いものです。

気にかけていると、あなたにもストレスですし、

もしその場で反論してみたとしても、相手も話の腰を折られて不快なだけです。

(こだわりの強い、しつこい性格だな・・・。)

と思われるのが関の山。(笑)

 

世間話でそこまで真剣になる必要はないのですよ。

アトキャラをたまには手放してください

へ~~~。」

聞き流す力をつけた方が体の為にもいいのです。

 

こういったキャラが、アトピー患者に共通している、ということは、

病気のひとつの原因かもしれません

いや、その可能性は高いですよね。解明は出来ないけれど。

 

少なくとも、私には、アトピーで悩んでいるあなたが、

とっても心が純粋で繊細な優しい方だとわかっています。

例え写真だけでも、目を見れば、不思議なくらいに伝わってきますから。

アトピー患者の方の目の奥には、共通して、

とっても優しいものが隠されていますものね。

(私もそんな優しさを放つ目になれればいいですけれど、

私ではちょっと修行不足です・・・。まだまだですね。)(/ω\)

 

優しさは素晴らしいこと。

でも、あなたの身体の為にも、

皮膚炎の早い改善のためにも、

ほんの少しだけ、ユルい生き方も取り入れて行きましょう

へ~~~~。」

って聞き流す力をつけてください。

私たちは、もっとわがままに、自由になってもいい気がします。

きっと、少しずつ症状が違ってきますよ。

 

心の問題が大きくかかわる病気だと私は信じているので、

根拠のないお話ですが、敢えて取り上げてみました。

きっと、アトピーの患者さんご自身には響いていると思っています。

(やば・・・・。心の中、見透かされた・・・。)って。(笑)

 

明日を信じて、昨日より少しだけユルい人間に・・・。

自分の構成要素が変わると、運命(人生?)も動いていくと思います。

アト・キャラ撤回を少しずつ試してみてくださいね。

 

今日も素晴らしい一日を!