アトピー性皮膚炎に悩む方は日本中にあふれています。
皮膚科に行けば、長い待ち時間は当然、
人気の皮膚科の先生のところなどは、
午前に申し込んだのに、診てもらったのは夜・・・・
なんてことも普通にあります。
患者さんも大変だけれど、
診ている先生もスタッフも大変。
いまだに原因は
フィラグリン遺伝子の異常という
ひとつしか見つかっていないそうですから、
決定的な治療法が見つかるまでは、
もう少し時間がかかるのかもしれません。
しかし、なぜこの病気が起こるのかはわからないとしても、
多くの患者さんと知り合えば知り合うほど、
共通の感覚にたどり着くことがあります。
私たちの持って生まれた性格というのでしょうか、
習性というのでしょうか、
どうも共通項がある気がしてしょうがないのです。
皮膚科のお医者さん達は、ほぼみなさん気付いておいでだと私は思うのですが、
データがないことに関してはなかなか口に出せないのは当然でしょう。
それは・・・
アトピーの患者さんって、
根が優しい方が多いと思うのです。💛
私も含めちゃってますので (笑)、
ごめんなさ~~~~い♪🎶♫
と、言わなければいけませんが。(笑)(←謝罪の言葉に反省なし?)
ブログを始めたばかりの頃、一度その件について、書いたことはあるのですが、
よければ、そちらもご覧ください。👇
「優しいことのどこがいけないの?」
と思われるかもしれないのですが、
どうも、優しすぎて、
自分は我慢して抑えてでも、人の為に無理をしてしまう・・・
そういう方が多い気がするのです。
よい言い方をすると、謙虚で思慮深い、色々な配慮に長けている・・・(誇らしげ)
悪い言い方をすると、考えすぎ、執着があり、細かいことを気にする・・・(笑)
・・・患者の方は、思わずうなずいていませんか?(笑)
で、今日は何が言いたいのかと言うと、
共通項があるということは、
心の問題は、この病気の原因のひとつやもしれない、
ということが考えられる、ということです。
そして、そんな部分を持っている私たちには、
自身の内面からの解決法があるのではないか?
・・・これらの推察から、私が日頃思う事を話させてください。
先日、とある方が話されていたひとこと。
「あの、バカ上司が転勤したら、アトピーがすっごいましになったんだよ。」
・・・・・・
みなさん、同じようなことに身に覚えがありませんか?
人間関係でストレスを感じた時、
何かを我慢してしまった時、
・・・人はなんらかの体の不調を起こしがちです。
特に、皮膚の弱めの私たちは、その不調が皮膚に出やすいかもしれません。
「どうも、体調がすぐれない。」
「なんだかストレスを抱えて、アトピーが悪化している。」
そんな方々にお聞きします。
あなたは、どこかで、誰かの機嫌を取っていませんか?
世の中には、自分の不機嫌を平気で表面に出す人々がいます。
あるいは、
体調が悪いと、思いっきり、外部にアピールする人々がいます。
また、辛いこと、悲しいことがあると、
モロに「私の悩みが世界一」状態で、態度に表す人々がいます。
さらには、
イライラをコントロールできずに、攻撃的になる人々がいます。
私はこんなみなさんを、個人的に『マイルーム人間』と呼んでいます。
まるで自分の部屋にいるかのように振舞っているからです。(笑)
そんな、やや、人生修行が少なめな、マイルーム状態な人々に(笑)、
優しいアトピー患者のなかには、同情してしまう方々がいて、
「どうしたの?何かあったの?」
「大丈夫?辛そうね?」
・・・・などと、気を遣ってしまう方々がいます。
アトピーではなくても、優しい方はそういう傾向がありますよね。
あるいは、たとえそんな相手にでも、いやな思いはさせられないから、と、
ひたすら我慢して、愚痴を聞いてあげてしまう方々がいます。
でも、それ、しなくていいんです。
そういう不機嫌な人々は、自分の都合で不機嫌にしているんです。
不機嫌をモロに出していると、自分の人生がどうなるのか、
学んでいる最中なのです。
周りの人々に不快感を振りまいていると、
どんどん信頼を失って、
不快を振りまいた分だけ自分に返って来る、
という人生の摂理の修行中なのです。
修業は、
邪魔せずにやらせてあげましょう。(笑)
こちらはこちらで、自分の都合で上機嫌にしていればいいのです。
一過性の嵐に合わせて右往左往する必要はありません。
相手は、何かの理由で不機嫌なのでしょうが、それに合わせる必要は全くないのです。
放っておけばいいのです。
修行中の人を気に留める必要はありません。
機嫌を取るのは、常に、自分自身だけ。
自分で自分の機嫌を取りつづければ、
人生って、思ったほど辛くないのです。
辛くても、結構なんとかなっていくものです。
離陸時に時速200キロで滑走する大型飛行機も
そばに行かなければ、微風すら感じません。
あなた自身の健康の為にも、
“嵐はよけるだけでいい”
ということを肝に銘じましょう。
ちょっと生き方を変えるだけで、あなたの症状が改善されるかもしれませんよ。
今日も素晴らしい一日を!
#アトピー #上機嫌 #不機嫌 #マイルーム人間 #修行 #機嫌を取る #根が優しい
確かに…盛岡の脱ステ病院で昔3度目のリバウンドの時に入院したら日に日に良くなり1週間で皮膚の炎症が治りました!家にいるとわがまま息子の相手や犬の世話、旦那は毎日のように飲み会でホント大変でした。
その荷が下りたせい?入院すると自分のことだけ考えていられるからか精神的にすごく楽になったのを覚えています。
また20年ほど前に湯治した時にも母に息子も連れて行くよう言われて二週間湯治したけれども、当時4〜5歳だった息子の面倒を見ながらの湯治は大変でした。そして温泉のおばちゃんに「湯治に子供を連れてきちゃダメだよ♀️」と言われてナルホドと思いました
家にいながら、何も考えず自分のことに専念できるのなら回復も早いんでしょうね!
junko様
読んで下さってありがとうございます!
同病の患者さん達と知り合えば知り合うほど、本当に、みなさん見事に優しくて、気配りの上手な方ばかりでした。それだけ、細やかに気を遣ってくださっているということは、同時にストレスも抱えやすいのでは・・・と、ずっと思っていました。
そして、ストレスの後は往々にして痒みが襲ったり、悪化したり・・・これはいただけませんよね。ステキな性格なばかりに、病気を背負うなんて、あってはいけないこと。(。-_-。)
どうしたって他人は変えられないし、人それぞれ修行(?)の段階が違うだけに、マイルーム型の人々に会った時には、関わらないように、気にしないように、なんとか自分で自分の機嫌を取って、自分を守るしかないな~、と考えています。
junkoさんも子育てしながらの脱ステ、大変だったでしょうね。ただでさえ、子育てほど思い通りにいかないことってない、と私は思いますから(笑)、よくがんばって乗り越えられましたね。ご立派です!
お互い、ストレスを抱えずに、健康を維持して行きましょうね。
素敵なコメント、ありがとうございました!