アーカイブ | 2018年10月15日

どうしたの???


 

アトピー性皮膚炎でお悩みの皆さま。

アトピー性皮膚炎のお子様をお持ちで、お悩みの皆さま。

あるいは、使ってきたステロイド外用剤をやめて、副作用に苦しんでいる皆さま。

 

大変な日々をお過ごしのこととお察しします。

健常な方なら、ほんのちょっと皮膚が炎症を起こしただけで、相当気になって騒ぐものです。

蚊に刺されたくらいだって、結構みなさん、あーだこーだ言及されます。

それなのに、広範囲で、

虫刺されなどとはけた違いの痒みを経験し、

痛いわ、不快だわ、切ないわ、見た目は悪いわ・・・

踏んだり蹴ったり(笑)とも言える症状をずっとお持ちの皆さん・・・大変さ、よ~くわかります。

 

炎症がひどい時、

あるいは、不細工な顔になっていても、やむなく外出すると、

どうしたの?」

なんて、聞かれることもしょっちゅう。

 

ひどい症状に苦しむお子さんを育てていて、

その苦しみを見ながら、前の晩も眠れなくてヘトヘトなのに、

どうしたの?」

なんて聞かれると、傷つくお母さん(お父さん)もいっぱい。

(一生懸命やってるのよ、こっちも!ぷんぷん。)

・・・さらに、脱ステをやっていて悪化に見える離脱症状を乗り越えている時に、

何も知らない他人が批判したり、

時にはアドバイスまでしたり・・・・

 

アトピーについての本の一冊も読んだことがないくせに(笑)、

食べ物が悪いんじゃないのとか、

生活に原因があるでしょ、普通・・・と、

本やネット情報を読み漁り、

髪を振り乱して子供の面倒を見ている母親(父親)のあなたに説教・・・?

あれがいけない、とか、これがいけない・・・・とか。

 

 

いい加減にして!!

私だって一生懸命やってるのよ!!!

 

・・・・怒るお気持ち、わかります。

本当に、わかります。

悲しい気持ちも、わかります。

くやしい気持ちもわかります。

 

ですが・・・・反感を買うのを承知で、正直に言います。

 

私・・・・実は、

そういう風にどなたかに心無い言葉を言われても、

腹が立っていないんです。

悲しいとも思っていません。

まして、くやしい、なんて、思ったこともないんです。

みじめと思ったこともありません。

もちろん、皆さんの気持ちは手に取るようにわかるんですよ。

ただ、私自身がそういう風に思わない、ということです。

 

不思議ですか?

大抵の方は、余計なお世話の問いかけや説教に

ものすごいイヤな思いをされてます。

その気持ちがわからないわけではないのですよ。

むしろ、十分すぎるくらいわかっているつもりです。

皆さんの辛いお気持ちを聞くたびに、涙が出るくらい切ないですよ。

でも、私は敢えて、そういう感情を持たないんです。

 

どうしたの?」

 

そう聞かれた時、私は、

チャンスだ!」

って、思うんです。

マジ、即座にそう思います。

 

あり得ない・・・鈍感なんじゃないの?

・・・そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

敢えて弁解させてもらえるなら、

私はどちらかというと、他者の心の深いところまで感じ取る性質で、

自分で言うのはなんですが~(笑)、結構、繊細なものを持っている方です。

ただ、『繊細』と、『考え方』は別物なんです。

繊細 イコール 弱さではありません。

 

相手は、時として、意地悪で言っている方もいるかもしれません。

でも、たいていは・・・・知らないから、

その件に対して無知なだけで、言っている場合が多いんです。

普通に、ただ単に、

私たちが、普通と違う状態になっているから、

なんの意味もなく、不思議なだけで、

”思ったことを口に出した”、という程度だけのことが結構多いのです。

あるいは、たとえあなたが大きなお世話と思っても、

あなたへの心配の気持で、(なんの足しにもなっていなくても)言ってくれていることもあります。

 

私も、あなたも、

常に、全てを考えに考えてから口に出しているわけではないのは認めざるを得ないところですが、

相手のどうしたの?」は、

たまたま、その、何も考えずに言っただけの言動であることが、以外にも多いはずなのです。

 

あなたの考え方をなんとか変えてやろうと躍起になって説得して来る方々は別ですよ。

たくさん学んで、自分の確固たる信念で選んだ治療を、

「なんでそれをやるの?こっちの治療の方がいいのに!」

なんていう、他人の考えを変えようとしてくる方々は論外

 

よく、ありがちなことなのですが、

例えば、誰かが癌になると、周囲から、

あの治療がいいよこの治療がいいよ

と親切にもたくさんの情報が患者本人に押し寄せます

そして、勧めた治療を選択してくれない友達である患者に、

「なんで、あの治療をやろうとしてくれないのよ!

あれをやれば治るかもしれないのに、なんでやってくれないの?」

と怒っている声を聞くことがありますが・・・・

でも、通常、本人はアドバイスした友人の何倍、何十倍と努力して

調べに調べて、本人の納得いく治療法を選んだはず。

ですから、周囲がやっていいのは情報提供まで

選択をする自由は、その患者本人に任されているのは当然のことです。

 

つまり、治療法云々であれこれ言ってくる周囲の方々は、

そもそもあなたが当然やっているはずの努力への想像力が少し欠けていて、

自分のいいと思ったものを押し付ける・・・という、

当たり前のあるべき人間関係に気付いていない、学びの途上の方たちなんです。

決して見下して言っているのではないのですよ。

人はそれぞれに、学びの段階があるんです。

小5の子が、小6で習う内容をわからないからと言って、バカにする理由はありません

わかりやすく言うなら、例えば、色んな事を学んだオトナが、小学生と同じレベルになって、

自分が知っていることを知らない小学生相手にカリカリする必要はない、というだけのことです。(笑)

 

こんな風に、

どうしたの?」

と、聞いてきた方々には、意外と罪がないのです。

相手の状態を理解できずに、ただ単に聞いてきたんです。

 

だから、私は、聞いてきた相手に対しても、

聞いてきたことに関しても、腹が立ちません。

むしろ、知らないんだ、ということを露呈してきた相手に、

チャ~~~~ンス

と思って、私は話し始めます。

 

アトピー性皮膚炎がどういうものなのか

ステロイドの副作用がどういうものなのか

 

知らない方に知らせるチャンスを戴けた!!!!

 

これを、ありがたいと思わずに、どう思いましょう?

 

私は、ステロイドの副作用で、

2度ほど、8割方の髪の毛を失いました。

見事なザビエル・カット(笑)でしたし、

誰が見ても、

どうしたの?」

と思ったはずです。

でも、「どうしたの?」と聞いてくる方と、

気を遣って、聞いてこない方に分かれます。

私は、むしろ、

聞いて聞いて!)

と思っていました。

別な病気で闘病中の様にも見えるので、心配をかけるのもなんですから、

ヘアバンドくらいのことは周囲への配慮としてやっていましたが、

普通に、満面笑顔で仕事も行っていました。

悲壮感などゼロです。

私自身、悲しいとかみじめだとか思っていませんでしたし

(だって、私、何も悪いことをしたわけじゃありませんので・・・)(笑)

楽しく仕事をしていました

聞いてきてくれた方には、

待ってました♪」

というくらいの思いで、ステロイドの副作用について話しました。

私の経験で、未来の一人、あるいはそれ以上の誰かが、

同じ思いをしなくて済むかもしれないんです

こんなチャンスはありません。

 

みなさん。

アトピーやら、ステロイドの副作用による恐ろしいリバウンドを経験されて、

この世の中の生きにくさを感じたことはありませんか?

学校を休みたくても

体育の授業が出来なくても

仕事をするのが無理なほど悪化していても

世間は、アトピーやらステロイドのリバウンドがそんなに大変だなんて、

知らないんです。

だから、休み辛いんです。

だから、周囲に気を遣わなければならないんです。

 

知ってもらえば、

世間が、皮膚炎と言うものの大変さを理解してくれれば、

今ほど状況は難しくなくなるはずなんです。

 

だから

チャンスなんです

 

勇気を持って、

(いや、実は勇気ほどのものはいらないんですが)

さりげなく、

自分がこういう大変な病状なのだと言うことを

暗くならずに、

さらっと明るく話してみましょうよ

知らせるだけの為に、話してみませんか?

 

決して相手を説得しなくていいのですよ

事実を淡々と伝えるだけです

相手がなにかで反論してきたら、それはそれで、

「そういう考え方もあるんですね~。それもいいかも。

でも、私はこうなんですよー。」

という風に、相手と考えを一致させる必要も、

説き伏せる必要もありません。

ただ伝える

それだけです。

 

その行動は、ゆくゆくは、私たちの生きやすい世の中となって、

私たちに返って来るのですよ。

世間が知らないから、生き辛いんです。

私たちが知らせないから、生き辛いんです。

 

戦わなくていいのですよ。

ただ伝える

引きこもっていないで、

ただ伝える

 

言われたことに、ただ傷つくより、

”戦わない、静かな革命の戦士”として、

聞かれた時をチャンスと捉えて

伝えていきませんか

だって、あなたの身に起こっていることは、

周りがなんと言おうと、事実なのですから。

 

素敵な未来が訪れるように、

あなたも、一歩前に踏み出してみてください。

一人、また一人と静かな革命の戦士が増えて行くと

世の中は変わります

 

いいですか?

戦わなくてもいいんです。

伝えてください

今、自分が辛いのなら、

伝えてください

未来の誰かを救ってください。

(愚痴ることではないですよ。

アトピーが、ステロイドの副作用がどんなものか、伝えるということです。)(笑)

 

自分のことだけに心が行くと(小我)、辛くて、何もする気になれません。

でも、将来誰かを助けられるかもしれない、と思うと(大我)、伝えると言う行動をとることができます。

これが大我(たいが)小我(しょうが)の違いです。

大我の心で生きると、きっとすがすがしいですよ。

 

どうしたの?」

そんな言葉をかけられたら、キューのサインです。

よくぞ聞いてくださいました!!!」

と、明るく、あなたの症状を伝えてください。

その一歩で、あなたも静かな革命戦士の仲間入りですよ。

 

今日も、素晴らしい一日を!

 

 

 

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